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映画『聖なる犯罪者』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『聖なる犯罪者』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『聖なる犯罪者』の作品情報


出典:https://eiga.com/movie/93746/special/

製作年 2019年
上映時間 115分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 ヤン・コマサ
キャスト バルトシュ・ビィエレニア
アレクサンドラ・コニェチュナ
エリーザ・リチェムブル
製作国 ポーランド・フランス合作

映画『聖なる犯罪者』の登場人物(キャスト)

ダニエル(バルトシュ・ビィエレニア)
少年院を仮出所することになった青年。かつて人を殺した犯罪者でありながら、神父になることを夢見て、正義のために奔走する。
マルタ(エリーザ・リチェムブル)
村の教会の会堂司であるリディアの娘。兄を交通事故で亡くし、その真相を住民に公表するためにダニエルに協力を求める。
トマシュ神父(ウカシュ・シムラト)
少年院の神父。ダニエルを信仰に目覚めさせ、熱心に信仰するダニエルを信頼する。仮出所した後のダニエルにも正しい道を説く。

映画『聖なる犯罪者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『聖なる犯罪者』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『聖なる犯罪者』のあらすじ【起】

ダニエルは、第二級殺人罪で少年院に入れられている二十歳の少年だった、少年院では、日々少年同士の暴力やいじめが起こっていた。その中でもみんなが恐れているのは、大男であるボーヌスという人物だった。

少年院では、定期的にミサが行われていた。ダニエルは熱心なカトリック教徒であり、厳格なトマシュ神父からも信頼されていた。ミサでは聖歌などを一任されており、神父に憧れるダニエルだったが、犯罪歴のある人物は神学校に入学することはできないため、夢を諦めるしかなかった。

ダニエルの仮退所の日がやってくると、ダニエルはトマシュ神父と酒や薬物は二度とやらないと約束した。少年院を後にしたダニエルは、真っ直ぐクラブに向かうと、早速酒を飲み始め、薬物を摂取した。少年院から盗んだ司祭服を着て、友人に自慢するのだった。

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映画『聖なる犯罪者』のあらすじ【承】

翌日、新生活のため小さな村に到着したダニエルは、紹介された製材所に向かう途中で小さな教会に立ち寄った。マルタという少女に正体を聞かれたダニエルは、司祭であると嘘をついた。これを撤回できないまま村の司祭・ヴォイチェフ神父に紹介され、ダニエルは自分の名前をトマシュと名乗った。

ダニエルは、アルコール依存症のリハビリをヴォイチェフ神父がする数日の間、司祭の代理をしてほしいと頼まれた。ダニエルを司祭だと信じる地元の住民が次々に訪れ、ダニエルは司祭のフリをして聖書の言葉を述べたり説教をしてみたりと、自己流のミサを行なった。

大胆で率直な発言をするダニエルは住民からも人気を博し、カリスマ的な存在となっていた。それは、神父になりたかったダニエルにとっては、大きな喜びだった。

映画『聖なる犯罪者』のあらすじ【転】

村の中には献花台があった。それは、一年前に起きた車の事故により7人が死亡したもので、そこにはマルタの兄も乗っていた。運転していたスワヴェクの飲酒運転が事故の原因と信じていた遺族は、彼の写真を除いた6人の写真を飾っていた。

しかし、マルタだけが知る真相は、飲酒していたのは兄たち6人の方だというものだった。ダニエルとマルタが事故をきっかけに住民から嫌われていた未亡人エヴァを訪れると、夫のスワヴェクへの怒りの手紙がたくさんあった。エヴァは、夫が4年間断酒をしており、検死でも陰性だったことを明かした。

ある日、同じ少年院に入っており村の製材所で働くピンチェルがダニエルを脅しにやってきた。口封じに大金を要求してきたのだった。

翌日、ダニエルはミサで自分は人殺しであると告白した。住民は動揺しながらも、ダニエルの告白に感動していた。しかし、ミサで集めたお金をまだ埋葬されていないスワヴェクの葬儀に使うというと、遺族はダニエルを強く非難した。その時、マルタはエヴァから預かった罵詈雑言が並べられた手紙を遺族に配った。

映画『聖なる犯罪者』の結末・ラスト(ネタバレ)

話し合いの末、スワヴェクの葬儀が行われることになった。ダニエルが葬列を率いるのを、本物のトマシュ神父が見ていた。トマシュはダニエルに怒り、すぐに荷物をまとめるよう伝えるが、抜け出したダニエルは葬儀ミサの準備のために教会に向かった。トマシュはそれをなんとかなだめ、代わりに自分がミサを行うと言った。

しかし、ミサが始まろうとした瞬間、ダニエルは参列者の前で上半身裸になり、タトゥーの入った身体を見せ教会から走り去った。住民は皆彼に心を動かされており、ダニエルを責める者はいなかった。

ダニエルが少年院に返されると、そこにはボーヌスの姿があった。かつて弟をダニエルに殺されたボーヌスはダニエルを殴り続けたが、一瞬の隙をついてダニエルがボーヌスに馬乗りになると、思いっきり頭突きをした。

誰かが火を放ち、ダニエルは火に包まれた少年院を抜け出した。ダニエルが去った村では、治療から戻ってきたヴォイチェフ神父がミサをしていた。そこには、住人に受け入れられたエヴァも一緒にいた。

映画『聖なる犯罪者』の感想・評価・レビュー

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映画『聖なる犯罪者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『聖なる犯罪者』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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