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映画『聖女伝説』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『聖女伝説』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『聖女伝説』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0071875

製作年 1985年
上映時間 122分
ジャンル アクション
監督 村川透
キャスト 郷ひろみ
小野みゆき
岩城滉一
山田辰夫
製作国 日本

映画『聖女伝説』の登場人物(キャスト)

早瀬俊夫(郷ひろみ)
かつて殺人を犯し7年服役をしていた27歳の男。暴力性があり、野望を持ち、計算高くアウトローの社会で生き抜いていく。恋愛にも積極的で、タイプの女性には自らアプローチする性格。
多惠子(岩下志麻)
銀座でクラブを経営する妖艶な女。俊夫ともすぐに関係を持ち、女の武器を使いながら世間を渡り歩く計算高さも併せ持つ人物。
王麗花(小野みゆき)
ハーフの女性。一目惚れした俊夫に迫られ、付き合うようになる。他の人と結婚しながらも、俊夫に想いを寄せ続ける。

映画『聖女伝説』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『聖女伝説』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『聖女伝説』のあらすじ【起】

早瀬俊夫は、二人を殺害し服役していたが、出所することになった。刑務所で一緒だった岡野のもとを尋ねると、岡野は自分の仕事を手伝えば一緒に住んでもいいと伝えたが、俊夫は自分で部屋を探すと答えた。

借金の取り立てをしている岡野とともに町工場に向かった俊夫は、経営者の妻から包丁を突きつけられ、経営者の家族は岡野に暴行を始めた。隙を見て逃げた俊夫は頬に怪我を負いながらも経営者を縛りつけて拷問し、工場を取り上げた。

俊夫は岡野とともに立花の事務所に向かうと、入り口で多惠子という女性と一緒になった。多惠子は立花に札束を渡し、帰り際に俊夫を自分の店に誘った。岡野は高利貸しの立花に使われている立場で、権利書を渡すと謝礼として数万円が返ってきた。それを見た俊夫は「こんな端金でやれるか」と怒り出し、立花は俊夫の威勢を見て笑っていた。

その後、俊夫は多惠子の店「エルドラド」へ向かった。店内では支配人・工藤と多惠子が言い争っていた。俊夫は自分を用心棒として雇うことを多惠子に提案し、俊夫は支配人を店から追い出した。

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映画『聖女伝説』のあらすじ【承】

多惠子は俊夫に、借金をしてビルを買ったが相手が倒産し、その借金が立花に移った結果利息が大きくなり返せなくなったため、ビルを4億円で森山という男に売却したという話をしてきた。その日俊夫と多惠子は関係を持った。

多惠子の新しい店がオープンすると、俊夫は支配人になった。会員制のバーに突然無許可で入ってきた若い女性・麗花がピアノを弾き始めると、俊夫は彼女に見惚れた。

その日の夜、多惠子は麗花に嫉妬していた。麗花は翌日も店を訪れ、明日香港に帰ると俊夫に告げた。店が終わり麗花の家に押しかけた俊夫は、そのまま愛し合った。

翌朝、麗花は7月にまた日本に来ると言い旅立っていった。多惠子は俊夫に、立花との関係を絶って支配人の仕事のみにすることを提案した。それに対して俊夫は、支配人を辞めて店を開けたいから2000万円貸してほしいと答えた。多惠子は店をすることは簡単ではないと言いながらも金庫からお金を取り出した。金庫の奥にある拳銃を見つけた俊夫に対して、女心がわかるようになったら拳銃をあげると多惠子は告げた。

映画『聖女伝説』のあらすじ【転】

俊夫は数ヶ月してバーを開店した。工藤を支配人にし、多惠子も店を訪れていた。多惠子が俊夫を誘惑しているとき、麗花が来店し二人が抱き合うと、多惠子はそれを見て嫉妬していた。

その後、俊夫と多惠子は海外旅行に出かけた。同じ頃、立花は多惠子にかつて多惠子がビルを売却した森山から金を奪おうという誘いをしてきた。俊夫がその情報を知ると、多惠子と立花はそれぞれ俊夫に二人で組むことを提案してきたのだった。

それぞれの誘いに乗った俊夫は、岡野と森山のビルに乗り込んだ。森山を社長室に監禁し、俊夫と森山は食糧もないまま5日間をそこで過ごした。ぐったりした森山は最終日に契約書にサインした。譲渡契約書を渡すと言って呼び出した立花を車の中で殺害した。その頃多惠子は神崎議員と手を組み、策を練っていた。

映画『聖女伝説』の結末・ラスト(ネタバレ)

俊夫は多惠子と神崎のもとを訪れた。多惠子に騙されていたことを知っていた俊夫は、契約人に俊夫の名前が書いてある契約書を見せた。そして神崎と多惠子の写真を撮り、その写真で脅すと二人を黙らせた。

その後、多惠子は黒ずくめの男たちに襲われてしまい片足を失った。森山から奪ったビルを事務所にする俊夫を刑事が訪れ、行方不明になっている立花について尋ねたが、俊夫は知らないと答えた。それ以来、俊夫は酒に溺れ生活が荒むようになった。

工藤や岡野、麗花を呼んでパーティーをしても俊夫はすぐ暴れ出し、それを見た麗花は石油成金と結婚してしまった。そして倉庫を買い取り誰も来ないようなバーを開店させた。岡野はそれを見て呆れ、立花の死体が発見されたため注意するようにと告げた。

俊夫は麗花と海外に行くため空港に向かうが、途中で運転をしていた工藤が多惠子の店に俊夫を連れて行った。多惠子は「渡す時が来た」と言い、拳銃を取り出した。

銃声が響いた後の店の前では、俊夫が血を流して倒れていた。空港では、麗花が来るはずのない俊夫を待っていた。

映画『聖女伝説』の感想・評価・レビュー

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映画『聖女伝説』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『聖女伝説』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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