映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』の概要:1986年に公開された映画「クロコダイル・ダンディー」の第三弾目。実生活の妻でもあるリンダ・コズラウスキーがポールの妻を務める。ダンディー一家が今度はロサンゼルスを舞台に悪党と戦う。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』の作品情報
上映時間:92分
ジャンル:アクション、コメディ、ヒューマンドラマ
監督:サイモン・ウィンサー
キャスト:ポール・ホーガン、リンダ・コズラウスキー、ジェレ・バーンズ、ジョナサン・バンクス etc
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映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』の登場人物(キャスト)
- ミック・クロコダイル・ダンディー(ポール・ホーガン)
- 原住民に育てられたというバックグラウンドを持つ男。今は、オーストラリアで動物園のガイドをしている。息子のマイキーに原住民が教えてくれた知恵を伝授する。
- スー・チャールトン(リンダ・コズラウスキー)
- 大手新聞会社に勤める女性記者。新聞会社を経営する父の意向で、ロサンゼルスの支社を一時的に任されることになる。それに伴って、一家三人でロサンゼルスに移り住む。
- マイキー・ダンディー(サージ・コックバーン)
- ミックとスーの子供。自然が大好きで、父が見せる術が大のお気に入り。ジャッコと仲が良い。
- ジャッコ・デニング(アレック・ウィルソン)
- 前作では悪党リコに雇われていた、ミックの凄さを目の当たりにして、ミックに弟子入りする。それからは、ワニのハンターとしてミックと共に仕事をしていた。時々マイキーの子守もしている。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』のあらすじ【起】
オーストラリアで暮らすスーとミックの間には、男の子が誕生していた。ミックは息子のマイキーを学校に送り迎えし、その道々で先住民伝来の知恵を教えるのを日課としていた。ミックの仕事はといえば、ワニ狩りが禁止になってしまったことから、動物園のガイドへと転向していた。それでもワニに魅せられるミックは、ジャッコを伴って、時々ワニ狩りへと出かけるのであった。
そんな平和な日々を送っていたある日のこと、スーの元にスーの父で、大手新聞会社の社長から連絡が入る。ロサンゼルス支部の社長を一時的にやってもらえないかという話であった。妻の出世話を喜ぶミックは、一家全員でロサンゼルスに行くことを提案する。破天荒なことをするミックと世の中をよく知らないマイキーにロサンゼルスでの生活は難しいとスーは感じていたものの、その提案に乗ることにした。
ロサンゼルスに着いたミックとマイキーは、ハイウェーに入り込んだ動物を助けるために大渋滞を引き起こしてしまい、早速人々を混乱させてしまうのであった。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』のあらすじ【承】
ロサンゼルス支部の代表に着任したスーは、前任者のやり残したことを調べ始める。ところが、同僚達の話によると、スーの前任者は会社を辞めたのではなく、殺されたというのだ。なんでも、首を突っ込んではいけないことに手出しをしたからだと言う。より興味をそそられたスーは、詳しく前任者の行っていた仕事を調べることにした。
調べて分かったことは、アクションフィルムを作っている会社で何か裏取引が行われているということであった。しかし、確固たる証拠もないためスーは、これ以上はと手を引くことにした。それを見ていたミックは、調査員に名乗りを上げる。早速、マイキーを伴ってその映画会社の見学ツアーへと出掛ける。
ツアーでは、特別怪しいことは見つからなかったため、この映画会社で働きながら探りを入れようとスーに提案する。そして、エキストラとして働くことになる。
ミックは忙しくなってマイキーの送り迎えが出来なくなる前に、自分の代わりの子守としてジャッコをオーストラリアから呼び寄せる。初めてのアメリカに浮かれるジャッコを連れて、夜のロサンゼルスを楽しむミック。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』のあらすじ【転】
エキストラとして働くミックだったが、エキストラ向きではないらしく、すぐにやり直しを出されてしまう。そんな時、映画に使う動物をあっという間になだめたミックを見初めた映画監督が、ミックを動物係へと昇格させた。手慣れた仕事に移してもらえたミックは、これでやっとスーの事件を調査する時間が出来たことに喜ぶ。
セットには、豪華な装飾が立ち並んでいたのだが、その中でも原画のような絵画に違和感を覚えるミック。テレビで放映されていた、ヨーロッパの失われた絵画にあったのと全く同じものがそのセットにあったのだ。偽物だろうと近付いてみたミックは、それが本物なのではないかと疑う。
スーに調査の報告をしたミックは、一枚でも良いから証拠を押さえたいと言う。そのためにはスー、ジャッコ、マイキーの力が必要だと。もう少しで事件が解明出来そうならばと、皆ミックに協力することにした。上手く絵画を盗むためにと、用意周到な作戦を立てるミック達。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジャッコの協力の元、すんなりスタジオに潜入したミック。しかし、ミックの怪しげな行動に日々目を光らせていた映画会社のメンバーは、ミック達が来るのを待ち構えていたのだった。そうとは知らないミックは、予定通り絵画を一枚盗る。
その頃、スーとマイキーは捕えられ、ジャッコも捕えられてしまっていた。映画会社の社長はスピーカーを通じてミックに語りかけた。妻子の命が惜しければ絵を返すようにと。誰よりも大切な命を無下には出来ないミックは、スーやマイキーが捕えられている部屋へと潜入する。そして、そこに飢えたライオン3頭が居るのを確認すると、それを上手く使ってスーたちを助けることを思い付く。
ミックは、彼らの前に姿を現した。両手を高く上げて。手を下すように言われたミックは、手を下せば檻から出たライオンが食べに来ると警告する。この脅しには乗らなかった悪党達だったが、目の前に出てきたオスのライオンの勢いには縮み上がった。ミックは、このライオンも大人しくさせたが、術を解いて悪党に嗾けてもみた。すっかり形成が逆転したところで、ミックは悪党を檻に入れて閉じ込めてしまう。
絵は回収され、悪党達は逮捕された。これで一件片付いたスーは、ロサンゼルス支部を退任した。そして、オーストラリアに戻って、晴れてミックと式を挙げるのであった。
映画『クロコダイル・ダンディーin L.A.』の感想・評価・レビュー
シリーズの中で1番コメディ色が強く、1番面白いです。
シリーズもので子供が出てくると面白くなくなるものもあります。しかし、今作で登場するミックとスーの息子は規格外に育っているので、巨大ネズミを気絶させて退治したりと活躍しており、将来が楽しみです。
ミックによるサルの調教シーンやライオンにお座りさせるシーンもあり、単なるコメディよりも見応えがある映画です。1、2を見ていなくても問題なく楽しめます。(女性 30代)
この『クロコダイル・ダンディー』シリーズでの共演をきっかけに、実際に結婚したミックを演じるポール・ホーガンとスーを演じたリンダ・コズラウスキー。シリーズ3作目となる今作は、立派な家族の大黒柱となるミックが息子に先住民から教わった知恵を伝授し、その息子が大活躍するストーリー。
個人的には3作の中で1番好きな作品です。お腹を抱えて笑ってしまうほどコメディ要素が強く、むしろ1・2を見ていない人でも楽しめると思います。沢山の人にオススメしたい作品です。(女性 30代)
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