海外ドラマ『クロッシング・ライン シーズン2』の概要:様々な国の出身や優れた技能を持つメンバーで構成されるICCチーム。彼らが扱うのは国境を越えて各国では裁けなくなった事件。巧妙な犯人たちを捕まえるため、協力して解決していくクライムドラマだ。
海外ドラマ『クロッシング・ライン シーズン2』の作品情報
話数:全12話
ジャンル:フィルムノワール、サスペンス
海外ドラマ『クロッシング・ライン シーズン2』の登場人物(キャスト)
- カール・ヒックマン (ウィリアム・フィクナー )
- ニューヨークで優秀な刑事だった。しかし、ある事件で犯人をとり逃がし、反撃を受けて右手が使えなくなってしまう。その犯人を追いつめるため、チームや過去の仲間と共に事件を捜査していく。
- ルイ・ダニエル (マルク・ラヴォワンヌ)
- フランス人でICCチームの指揮をとる。ある人物に子供を殺されてしまい、犯人を追っている。妻であるレベッカとは事件をきっかけに良好な関係に戻りつつある。
- ミヘル・ドルン(ドナルド・サザーランド)
- ポーランド人で、国際刑事裁判所の監察官。チームとは別行動をしながら協力している。
海外ドラマ『クロッシング・ライン シーズン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 ディミトロフとの決戦
アンヌ=マリーと思われる遺体を発見し、DNA鑑定をすることになる。一方で警察の一人がジェノベーゼを逃がしたことが信じられないアラベラ刑事。そして、ルイとレベッカは連れ去られ、監禁されていた。
ルイ達を助けるべくICCチーム捜査をする。以前の事件の被害者と協力し、ルイの居場所の候補リストを入手した。しかし、協力者は監禁を手引きしたディミトロフにバレており、撃たれて殺されてしまう。彼の行動を読まれていたことから、リストの情報は使えないと判断し、再び候補地を探す事になる。
ルイとレベッカは隙をついて逃げ出そうとしたが、手下に気づかれ気絶させられる。そして、ルイだけ部屋から連れ去られてしまう。
チームは不動産リストを手がかりに、ルイの居場所を突き止める。トミーはそこにいる敵の数を把握するため、カメラを的確に銃で撃ち込む。犯人たちによりルイは吊るされていたが、敵の隙をついて脱出しレベッカを助ける。それと同時にチームも突入しアジトを制圧した。
一方、ドルンは情報を頼りにディミトロフと交渉しに行く。ドルンの乗った車を爆破したと思ったディミトロフだが、その罠を回避してドルンは直接交渉に来た。ドルンを脅し追い返したと思ったが、ドルンが去っていく後ろで、ディミトロフの小屋は爆発した。ドルンがディミトロフを殺したのだった。
ジェノベーゼを逃がしたアラベラの上司は自殺したと公表する事になった。アラベラは真実を望んだが、受け入れられなかった。警察に正義は無いと失望したアラベラは、自身の警察手帳をゴミ箱に捨てていった。
事件は幕を閉じ、本部に戻ったチームに連絡が入る。DNAの鑑定結果、遺体がアンヌ=マリーとわかり、チームはそれぞれ彼女の事を思い出すのだった。
第2話 古巣ニューヨークへ
ニューヨークの刑事のアマンダは部隊と共に倉庫に来ていた。そこには一つのトラックがあり、入ろうとしたがアマンダは罠に気付く。どうやらトラックの下に爆弾が取り付けられているようだ。処理班を待っていられなかったアマンダは罠を避けつつトラックへ。中には子供たちが数人おり、その中の一人が助けを求めた。隊員には「命を救ってくれてありがとう」と感謝された。そして見上げるとジェノベーゼと思われる影を見たアマンダだった。
彼女は子供の人身売買の事件としてICCに捜査を頼んだ。カールは一人でニューヨークへ行くと主張したが、チームで行くことになる。入院中の子供は顔が腫れていて身元が分からず、捜査は難航しかけた。しかし、フェイスブックをやっている可能性があり、調べた結果、身元が分かる。その子の両親の元にはルイとアラベラが向かった。警察を辞めた彼女をルイが勧誘したのだ。
トミーたちのチームが病院にてジェノベーゼの部下に襲われたが、ぎりぎりで気づき捕まえる事ができた。彼らから聞き出すとカールとアマンダが危ないと知る。カール達はジェノベーゼに関わってた男を尋問していたが、危険は承知の上だった。その時、ジェノベーゼ達が彼らを襲ったが、トミーたちが合流し逆に追い詰める。屋上でアマンダが人質になり銃を突きつけられる。しかし、カールとの協力で命は助かった。
事件は幕を閉じ、アラベラが新しくチームに加わることになった。
第3話 キル・ゾーン
パトロールをしていた新米警官と上司。そこに銃声が響き渡り、上司と周囲にいた何人かが倒れた。新米警官が見上げると、ビルの上階に怪しげな影を見つける。そこへ急行したが、犯人に背後をとられ、ビルから突き落とされてしまった。
この事件の捜査を頼まれたICCのチームは現場へ向かった。ビル内での捜査で不審な点をいくつか発見し、目撃者に話を聞くことにする。新たな事実がわかり、犯人は再び事件を起こすと推測するチーム。
そして次の事件が起き、またもや複数人が撃たれて殺されてしまう。現場でセバスチャンの調査機器を使用し、犯人が銃撃した場所を特定する。そして犯人から電話がかかってきた。金を用意しなければまた人が死ぬと脅してきたのだ。逆探知をしようとしたがそれは叶わず、ICCチームの存在が気に入らないということを語る犯人。ルイたちは話の内容から推測し、犯人は生中継を見ていると判断。そこで記者会見を開き、犯人の思考などの特徴を述べて情報提供を求めた。
バーの店主から情報があり、犯人の潜伏する小屋へ向かうチーム。包囲したが銃で威嚇する犯人。ルイが銃を置き、交渉に出たが犯人が銃を構えた。しかし、トニーが撃つ方が早く、犯人は死亡した。事件は幕を閉じたのだ。
ルイの妻であるレベッカは復職し、検事として新しくスタートしていた。
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