映画『CUTIE HONEY -TEARS-』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「CUTIE HONEY -TEARS-」のネタバレあらすじ結末と感想

CUTIE HONEY -TEARS-の概要:日本では汚染区域が拡大し、居住エリアが激減していた。そこで、街を上へ上へと積み重ねた、完全自室型の重層構造都市が誕生した。しかし、地上で暮らす人々は、上層階から出る汚染物質により、過酷な生活を強いられていた。

CUTIE HONEY -TEARS-の作品情報

CUTIE HONEY -TEARS-

製作年:2016年
上映時間:92分
ジャンル:SF、アクション
監督:A.T.、ヒグチリョウ
キャスト:西内まりや、石田ニコル、三浦貴大、高岡奏輔 etc

CUTIE HONEY -TEARS-の登場人物(キャスト)

如月瞳 / キューティーハニー(西内まりや)
如月博士が造った、感情を持つアンドロイド。上層部で暮らしていたが、ジルから逃がすため、如月博士が下層へと突き落とす。
ジル(石田ニコル)
人々が暮らす高層タワーを管理しているアンドロイド。感情を持たず、合理的に物事を判断する。
早見青児(三浦貴大)
ジャーナリスト。レジスタンスの活動に加担している。幼い頃に、上層階から落ちてきた瞳に会っている。正義感が強く、優しい性格。
浦木一仁(高岡奏輔)
レジスタンスのリーダー。地上で暮らす人々を守るために奮闘している。
如月博士(岩城滉一)
瞳の父。都市機能をAIに管理させる研究を行っていた。

CUTIE HONEY -TEARS-のネタバレあらすじ

映画『CUTIE HONEY -TEARS-』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

CUTIE HONEY -TEARS-のあらすじ【起】

日本では汚染区域が拡大し、居住エリアが激減していた。そこで、街を上へ上へと積み重ねた、完全自室型の重層構造都市が誕生した。日本の都市はAIによって管理されていたが、老朽化に伴い綻びが出始めていた。都市の管理をしているジルは、ある女性を探していた。記者の早見青児がその女性と会ったと聞き、首を絞めて居所を吐くよう脅した。だが、会ったというのは嘘だった。ジルは早見に興味を失くし、会ったら報告するよう命令して去っていった。

警察官の役割を果たすソドムと呼ばれるロボットが、反乱罪の男を捕まえた。ジルは男の処分を指示した。ソドムは男に纏わりついている娘を突き飛ばし、手を下そうとした。早見は知り合いである2人を助けようとするが、突然現れたソドムに突き飛ばされ邪魔をされる。そのソドムはピンク色の光を身に纏うと、女性の姿に変身した。早見は逃げることを忘れ、その姿を呆然と見た。その変身した女性アンドロイドこそ、ジルが探している如月瞳だった。

早見は友人の浦木一仁と共に、瞳の後をつけた。だが、途中でバレてしまい、自分に構うなと怒りを向けられる。浦木はこっそり瞳にGPSをつけており、早見に後のことを任せた。早見がGPSを辿って古びたアパートに辿り着くと、瞳は老夫婦と一緒に食卓を囲んで笑っていた。その時、早見は幼い頃に亡くした家族のことを思い出す。一瞬思い出に気を取られた隙に、瞳が背後に立っていた。

CUTIE HONEY -TEARS-のあらすじ【承】

早見と瞳は場所を変えて話すことになった。現在地上で暮らす人々は、上層部が出す汚物質が含む雨が降る中で暮らしていた。カッパやマスクをつけて対処していたが、そんなものは気休めにしかすぎなかった。早見が瞳に付き纏うのは、自分を助けてくれた瞳に会いたかったからだった。瞳が上層部から落ちてきた現場に、子供だった早見は居合わせていた。その時に、瞳に助けられたことがあったのだ。

上層部の頂上には、都市機能を制御しているAIがいた。早見はそのAIを破壊しようとしていた。街の廃棄システムは、AIによって管理されていた。上層部の人間は、雲に含まれている汚染量が日に日に増加されていることを知らずに暮らしていた。上層部の快適さを優先させるために、雲は配置されていた。しかし、その雲が降らせる雨のせいで、下層部の人々は疫病に苦しんでいた。早見は瞳に協力を持ち掛けるが、無理だと素気無く断られる。

瞳は再びソドムに襲われてしまう。このままでは一緒に暮らしている老夫婦の身に危険が迫るため、早見に助けて欲しいと頼んだ。早見は急いで老夫婦の元に行き、倉庫の中に隠れた。瞳はソドムを引きつけながら街中を走るが、ビリヤード場に紛れ込んでしまう。瞳は店で遊んでいた人を逃がすため、キューティーハニーに変身しソドムと戦うが、攻撃されて倒れてしまう。すると、そこにレジスタンスが現れ、瞳は助け出される。

CUTIE HONEY -TEARS-のあらすじ【転】

瞳が目を覚ますと、レジスタンスのアジトに運び込まれていた。リーダーの浦木に早見の居場所を尋ねた。早見はカーテンの向こう側で、治療を受けていた。老夫婦を守るために怪我を負ったのだ。だが、早見は守りきることができず、老夫婦は亡くなっていた。瞳はそのことを聞き、泣き崩れた。早見達は何も言葉を掛けることができなかった。

2日後、上層部では建国イベントが開催される予定だった。レジスタンスの調べでは、その時排出される汚染物質は、過去最大になると予測されていた。レジスタンスはそれまでにAIを破壊しようとしていた。浦木はAIを止める方法について何か知らないか、瞳に情報を求めた。瞳は重い口を開き、父である如月博士が都市機能をAIに管理させる研究を行っていたことを話した。そのために造られたのが瞳だった。瞳は空中元素固定装置という装置を体内に宿しており、物質を作り変える能力を持っていた。しかし、感情を持つ瞳には人間の管理ができなかったため、感情を持たない新型のアンドロイド「ジル」が造られた。如月博士はジルが誕生したため、瞳を下層へと逃がしたのだ。

浦木は何も策がないため、AIがある高層タワーごと破壊しようとしていた。だが、無関係の人も巻き添えになるため、早見は反対をしていた。早見は瞳がいれば別の方法でAIを破壊できるから協力してくれと訴えた。だが、瞳は何も答えなかった。瞳は自分と関われば大切な人が死ぬと思っており、そのことを恐れていた。早見は管理局のデーターベースにアクセスして情報を集め、高層タワーの最上階に如月博士が捕らわれていることを知る。早見は瞳にそのことを伝え、一緒に最上階を目指そうと声を掛けた。

CUTIE HONEY -TEARS-のあらすじ【結】

建国イベント当日。瞳がパーティーに参加してジルを引きつけている間に、レジスタンスが高層タワーの電力を落とし、早見がサーバールームに侵入して、汚染物質を排出している排気口を閉じることになった。

浦木はわざとソドムにマークされると、予定よりも早く電力室を爆破した。瞳のことを信用していないのだ。電力室が破壊されたことにより、ジルはタワー全体の警戒モードを強化させた。早見は発動してしまった赤外線センサーを抜け、サーバールームへと急いだ。排気口を閉じようとしていると、敵に見つかってしまう。殺されそうになるが、瞳に助けられる。早見はこのまま排気口の制御を行い、瞳にはジルの元に向かってもらうことにした。

決めていた予定時間が過ぎたため、浦木は高層タワーの爆破を決断する。しかしその時、高層タワーの下に、下層の子供達がいるのが確認できた。瞳は通信で浦木に呼び掛け、自分が止めるので爆破を待って欲しいと頼んだ。浦木が迷っていると、ソドムが現れ撃たれてしまう。浦木は後のことを瞳に任せることにした。

キューティーハニーに変身した瞳は、ジルと戦った。ジルは如月博士の脳を使い、街を管理させていた。だが、如月博士は寿命が尽きようとしていた。ジルが瞳を狙ったのは、体内にある空中元素固定装置を奪うためだった。瞳はジルに攻撃され、体内にある空中元素固定装置の玉を奪われてしまう。すると、そこに早見が現れ助けられる。サーバールームでは排気口の制御ができなかったので、ジルの部屋にやって来たのだ。だが、ジルの部屋にあるパソコンからも、命令コマンドがロックされているせいで排気口を動かすことができなかった。その頃、浦木は仲間に守られながら、必死にソドムから逃げていた。

ジルが目を覚まし、瞳達は攻撃を仕掛けられる。瞳は早見を守りたいという気持ちを力に変え、ジルを倒した。その瞬間、ソドムや高層タワーの電力は停止した。早見は生きており、瞳は抱き締めて喜んだ。

早見と瞳の前に、ホログラムの如月博士が現れる。瞳は如月博士に雲を止めて欲しいと訴えるが、無理だと断られる。AIを止めれば雲が無くなるというのは、瞳を誘い込むためのジルが流した嘘だった。既に廃棄できない量の汚染物質が溜め込まれており、地上を覆いつくそうとしていた。瞳は空中元素固定装置を使い、汚染物質が混ざった雲を正常化した。青木は止めようとするが、瞳は微笑んで動かなかった。地上にいた浦木は高層タワーに雲が吸い寄せられているのを見て、瞳が動いていることに気づく。空中元素固定装置の玉は壊れ、瞳は落下した。青木は腕を掴むが、引っ張り上げることはできなかった。瞳は今まで出会った人の顔を思い浮かべ、涙を流しながら微笑んで消滅した。

地上に落ちた空中元素固定装置の玉が光を帯びて輝き出した。

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