映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』の概要:ヴィジランテと呼ばれる悪名高き自称ヒーローが、7ヶ月もの間行方不明になっていた。街の人々を始め、ヴィジランテの仲間は彼の行方を捜していた。その頃、ヴィジランテはカルテルのアジトに捕らわれていた。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』の作品情報
上映時間:108分
ジャンル:アクション
監督:クリスチャン・セスマ
キャスト:ジェイソン・ミューズ、ポール・スローン、ケヴィン・L・ウォーカー、ジャクリーン・ロード etc
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映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』の登場人物(キャスト)
- ヴィジランテ(ポール・スローン)
- 元特殊部隊員。現在は悪名高き自称ヒーロー。アルメニア人のシンジケートを一掃したり、街の犯罪率の低下に貢献している。
- ザ・キッド(ケヴィン・L・ウォーカー)
- ヴィジランテの助手(相棒)。周りから助手と言われることを嫌う。
- マイク・ハノーヴァー(ジェイソン・ミューズ)
- ネットで動画を配信している若者。ヴィジランテの名を世に広める。明るく陽気で危機感がない。運が良い。父親が金持ち。
- バリー(マイク・ハットン)
- マイクの知人。ゲイ。偽装結婚している。情報収取能力に長けている。
- アンドレアス(アルマン・ニュシャニアン)
- アルメニア人。シンジケートのボス。弟を殺された恨みから、ヴィジランテを執拗につけ狙う。裏で、ヴィジランテの知り合いであるバリントンと繋がっている。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』のあらすじ【起】
悪名高き自称ヒーロー、「私設軍隊(ヴィジランテ)」が7ヶ月も前から行方不明になっていた。彼はアルメニア人のシンジケートを一掃したり、街の犯罪率の低下に貢献していた。人々はヴィジランテの安否を心配し、行方を捜していた。その頃、ヴィジランテはメキシコ・プエブラにあるカルテルのアジトに捕らわれ、暴行を加えられていた。アルメニア人のボス(アンドレアス)が弟を殺されたことで怒りを募らせ、ヴィジランテを捕らえさせたのだ。
アンドレアスの怒りは凄まじく、ヴィジランテを英雄視した動画を投稿したという理由で、マイク・ハノーヴァーのことも探していた。アンドレアスに捕らえられた女性は知っていることを全て話したが、マイクの居場所は知らなかった。ボスは怒りに身を任せ、女性を刺殺した。
マイクはヴィジランテの行方を探している途中で、殺し屋に命を狙われてしまう。必死に反撃して、襲ってきた男を殺した。マイクは少し前まで普通に家で暮らしていたのだが、現在はアイスクリームトラックで逃げ回る日々を送っていた。全ての始まりは、7カ月前に撮ったドキュメンタリー動画だった。ヴィジランテは助手のザ・キッド共に、子供を運び屋に使うヘロイン工場に足を運び、悪党を成敗した。ある程度片づけると、ヴィジランテはキッドとマイクを隠れ家に帰した。家にはヴィジランテの恋人のジェイドと、ジェイドのサポート役のレッド、その他大勢の女性がいた。マイクはそのレッドに惹かれており、幸せな時間を過ごした。だが、その後悲劇が起こる。マイク達がヴィジランテを迎えにヘロイン工場に戻ると、ヴィジランテは外に誘き出されて敵に捕まっていた。マイク達が家に帰ると、家にいた女性達も殺されていた。
ジェイクはカルテルがアメリカ人を捕獲したという情報を手に入れており、それがヴィジランテだと確信していた。マイクは話を聞き、バリーという男を紹介することにした。バリーはちょっと変わった男だが、情報収集能力に長けていた。ジェイクはバリーの元にキッドを派遣した。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』のあらすじ【承】
バリーはヴィジランテの居場所を探った後、元民間軍事会社の傭兵達(ウルフマン、テックス=メックス、ハリウッド、ザ・ギーク)をキッドに紹介した。ウルフマン達は金さえ貰えるならと、快く仕事を引き受けた。ウルフマン達がヴィジランテの救出に向かっているとき、ヴィジランテは拷問を受け、胸にVの傷をつけられていた。その後、ウルフマン達は無事ヴィジランテの救出を果たす。マイクが喜んでいると、レッドが現れた。マイクはレッドが生きていたことに驚いた。レッドは麻酔銃を撃ち、マイクを気絶させた。
ヴィジランテ達はマイクがアルメニア人のギャングに身柄を拘束されたことを知る。ウルフマン達はアルメニア人と関わることを嫌がった。ヴィジランテは1人で助けに向かうと宣言し、ウルフマン達から車だけ借りた。キッドもヴィジランテについて行くことを決める。マイクに送信機を仕込んでおり、追跡が可能だった。
ヴィジランテ達は送信機を辿って車を尾行した。だが、それは罠だった。敵が待ち構えており、銃を乱射される。ヴィジランテ達も反撃するが、キッドが撃たれてしまう。ヴィジランテは怒りに任せ、敵に銃を乱射した。敵が倒れた後急いでキッドの元に向かうが、手当てをする間もなく亡くなってしまう。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』のあらすじ【転】
ウルフマン達はヴィジランテと合流すると、一緒にマイクの救出に向かった。マイクが閉じ込められているクラブには、アンドレアスとレッドの姿もあったが逃げられてしまう。とりあえずマイクの救出に向かうことにした。すると、マイクは拘束を逃れ、アンドレアスの仲間の女性を誤って刺殺していた。マイクは全然へこたれておらず、明るくヴィジランテとの再会を喜び抱擁を交わした。
ヴィジランテの元に、かつての師であるモローから電話が掛かってくる。モローはヴィジランテとの子を妊娠しているジェイドを誘拐していた。1か月後、ヴィジランテはジェイドの行方を捜していたが、見つけられずにいた。そんな時、バリーからアルメニアにいると教えてもらう。ヴィジランテはアンドレアスがまた関わっていることを知り、ウンザリした表情を見せた。
ヴィジランテはジェイド達の居場所を知るため、アンドレアスの用心棒を見張った。辿り着いたのは劇場だった。ヴィジランテは子供に金を渡して協力させ、見張りを油断させようとした。だが、アルメニア人ではないため不審がられてしまう。ヴィジランテはまどろっこしい真似をするのを止め、見張りを殴って気絶させた。そして、アンドレアスとレッドの元に行き、ジェイドの元に連れて行くよう脅した。その頃、ジェイドは拘束を解くと、見張りを倒して赤ちゃんを抱き締めていた。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』の結末・ラスト(ネタバレ)
アンドレアスは拘束から逃れると、レッドを見捨てて逃走した。レッドはアンドレアスの用心棒が撃った弾に当たり、死亡してしまう。ヴィジランテはアンドレアスの仲間に追われながら、必死に逃走した。その間にアンドレアスが車に乗って逃走したため、ヴィジランテも追手を倒し、民間人から車を奪うと後を追いかけた。ヴィジランテは車をぶつけ、アンドレアスの乗った車を停車させた。ヴィジランテは銃を突きつけるが、アンドレアスはジェイドの居場所を吐かなかった。だがその時、赤ちゃんを抱えたジェイドが現れる。ヴィジランテは再会を喜び、ジェイドを抱き締めた。ヴィジランテ達の傍では、車からガソリンが漏れており、火が引火してアンドレアスの体を巻き込んでいた。
バリーはヴィジランテの知り合いであるバリントンが黒幕だと突き止め、ヴィジランテに報告した。バリントンはヴィジランテとアルメニア人を戦わせている間に、世界的な破壊活動を行っていた。バリーは今夜バリントンがカジノに行くことも突き止めており、乗り込むためにヴィジランテの相棒(ニュー・キッド)を用意した。ヴィジランテはニュー・キッドに会い、カジノの詳細を教えてもらう。
ニュー・キッドはカジノに入ると、バリントンを誘惑して別室に連れて行った。そこで銃を突きつけ、何をしようとしているのか聞き出した。バリントンは特に追い詰められている様子もなく、10億ドルの報酬を貰って簡易核爆弾を作動させたことを平然と話した。ニュー・キッドは爆弾を解除させようとするが、バリントンの仲間に襲われてしまう。その隙に、バリントンは逃げ出した。ニュー・キッドはバリントンの仲間を倒すと、バリントンの運転手を脅して爆弾の情報を聞き出した。爆弾はニューヨーク、シドニー、香港などあらゆる街に仕掛けられており、解除するにはバリントンの携帯が必要だった。ニュー・キッドはそのことをヴィジランテとバリーに報告した。バリーはウルフマンに、ロサンゼルスの爆弾の解除を頼んだ。ウルフマンは解除方法がよく分からなかったため、線を引っこ抜き無理矢理解除した。
ヴィジランテはバリントンと戦うが歯が立たなかった。その時、バリントンはかつて始末したパキスタン人の仲間に誘拐される振りをして逃げ出した。携帯を取り出そうとするが、胸のポケットから無くなっていた。ヴィジランテは倒された振りをしていただけで、実は攻撃しながらバリントンの携帯を盗んでいた。世界中で爆弾が爆発する前に、解除することに成功する。
ヴィジランテはニュー・キッドに送ってもらい、帰宅の途についた。すると、ジェイドから電話がかかってきて、おむつやミルクの買い出しを頼まれる。そのことに唖然としていると、ニュー・キッドからサンディエゴで麻薬と銃の密輸入を妨害に行こうと誘われる。
映画『ザ・ヴィジランテ 世界最強の私設軍隊』の感想・評価・レビュー
街の犯罪率低下に貢献しているヴィジランテもカッコよかったが、その恋人のジェイドが一番カッコよかった。ジェイドはヴィジランテの子供を妊娠している状態で誘拐され監禁されることになるのだが、必死に反撃の隙を伺い行動に移す勇猛さが男前な女性だと思う。銃を撃つ姿も様になっていて素敵だった。しかも、強いヴィジランテを、尻に敷いているところもカッコいいと思う。
偽装結婚しているゲイのバリーは、登場場面は少なかったが、キャラが濃くて作品の中で特におもしろいキャラクターだった。(女性 20代)
アクションは派手だしストーリーとしてもおもしろそうなのに、そこはかとなくB級映画の雰囲気が漂う作品。無登場人物が多すぎて、ごちゃごちゃしてしまったところが残念な点だった。世界に簡易核爆弾を設置するというスケールが大きい話なのに、無理矢理線を引っこ抜いて爆弾を解除してしまうという雑さは、驚きつつも笑ってしまった。ツッコミどころは満載だったが、そこまで嫌いな作品じゃなかった。B級映画が好きな人にはおすすめ。(女性 30代)
悪のヒーロー「ヴィジランテ」。ヒーローでありながら、過激で強引なやり方は普通だと物足りない人にぴったりでしょう。危険な相手にも躊躇せずに立ち向かっていきますが、恋人がいたり、その恋人が妊娠していたりと人間くさい部分があるのも面白いです。
敵を倒したヴィジランテが赤ちゃんのおむつを買ってくるように頼まれるラストはかなりほっこりしました。
期待値が低かったのもありますが、想像以上に楽しめた作品です。(女性 30代)
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