この記事では、映画『ダーリン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ダーリン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055004
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ポリアンナ・マッキントッシュ |
キャスト | ローリン・キャニー ポリアンナ・マッキントッシュ ノラ=ジェーン・ヌーン ブライアン・バット |
製作国 | アメリカ |
映画『ダーリン』の登場人物(キャスト)
- ダーリン(ローリン・キャニー)
- 病院の前に突如現れた薄汚い少女。文明の利器を知らず、まるで野生児のようである。言葉を発することは無く、唸り声をあげる。病院の前で救急車に轢かれてしまい、病院で手当てをされたのち、教会にて保護される。
- 女(ポリアンナ・マッキントッシュ)
- ダーリンと一緒に居た女。ダーリンと共に山で生活していたようだ。実に凶暴であり、人を殺すことも厭わない。また人肉を食らうこともある。ダーリンが病院から居なくなったことに戸惑い、ダーリンを探して街を彷徨う。
- トニー(クーパー・アンドリュース)
- ダーリンが運ばれた病院に勤務する看護師。ダーリンの素行に困惑しながらも、心を開けるよう寄り添う。また同性愛者であり、同性愛を批判する教会を敬遠している。ダーリンが教会に引き取られてからもダーリンを気に掛ける。
映画『ダーリン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ダーリン』のあらすじ【起】
病院の前に佇む薄汚れた女2人。大きな方の女の指示で、少女が病院へ入ろうとしたところに救急車が到着し、轢かれてしまう。
気絶した少女は運ばれるが、途中で目を覚まし、動物のように四つん這いで逃げ出す。看護師のトニーはその姿に困惑しながらも追いかけ、医師のグラントは背後からそっと近づき鎮静剤を打って少女を眠らせた。
少女の腕にはダーリンと書かれたブレスレットがついていた。このまま身寄りが見つからなければ、教会に引き取られるそうだ。
次の日、教会から司教が訪れる。野生児の可能性があるとグラントから聞かされた司教は、少女が人間性を取り戻し、彼女の口から教会の功績を語ってもらえば、教会に利益があると期待していた。そんな司教の考えを少女の世話役を担う、シスターのジェニファーはあまりよく思っていなかった。
司教は世間にアピールするための映像を得るために、ジェニファーに指示をしてわざとダーリンを怒らせカメラで撮影した。撮影が終わると、司教は都合良くダーリンに優しく接する。司教の胸の中で落ち着くダーリンを見てジェニファーは人知れず涙を流した。
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映画『ダーリン』のあらすじ【承】
ダーリンは教会の少女たちと一緒に授業に参加する。無理矢理授業に参加させようとする老シスターにダーリンは耐え切れず、教室の窓から飛び出し、林の中へと走り去ってしまう。
その頃、女はダーリンを探し病院の中へ忍び込んでいた。声をかけたグラントの腹をナイフで切り裂く。トニーは女がダーリンを探していると勘付き、車に乗せて教会へと向かう。トニーの車がパトカーに追われてしまい、女はパニックになりハンドルに手を出したことにより車は横転してしまう。警官によりトニーは助け出されたが、女の姿は無かった。
ダーリンのクラスメートのビリーが林に隠れて音楽を聞いているとダーリンが現れる。片方のイヤホンをダーリンに渡すと、ダーリンも音楽を気に入ったようだった。ビリーはダーリンの手を引き教会へと連れ戻す。
戻ってきたダーリンをジェニファーは温かく迎え入れ、ダーリンは徐々にジェニファーや少女たちに心を開き始める。
一方、女は身を隠していたところをホームレスであるモナに発見される。モナは女を仲間に加えホームレスのたまり場へと迎え入れる。
映画『ダーリン』のあらすじ【転】
徐々に言葉を話せるようになったダーリンが、私の中の悪魔はどうやって取り除けばいいと聞くと、司教はキリスト教の教理を熱心に学ぶよう指導した。
ダーリンのもとにトニーが面会に来る。ダーリンにはペグという姉が居たが、中から出てきたものに殺されたと言う。女は私の中の悪魔を欲しがっていると言うダーリンに、トニーは君の中に悪魔は居ないと優しく語りかける。
ある日、悪魔を遠ざけるテストを行うと言って、司教はダーリンを裸にさせる。司教はダーリンの腹部を見て驚いた。彼女は妊娠していたのだ。それはなんだと司教に言われ、悪魔だと答えるダーリン。ダーリンはペグが死んだ原因となった胎児を悪魔だと考えていた。
ダーリンの妊娠に気付いたジェニファーは、あの子に何をしたと司教に詰め寄る。彼女は妊娠8ヵ月であり、自分ではないと司教は答える。幼い頃、ドラッグに手を染めていたジェニファーは司教に犯された経験があったのだ。その後も同様の行為を続けたことが教会閉鎖の危機に繋がったのではと指摘するジェニファーに、司教は声を荒げた。
映画『ダーリン』の結末・ラスト(ネタバレ)
ダーリンは山で暮らしていた頃、負傷した男を助け、男の白い血を受け入れたが、男は死んでしまい、やがて空腹になり男の死体を食べたことを教会の告解室で告白していた。衝撃の告白に司教は、どうして教会に来たと問う。ダーリンは病院で出産しようとしたのに、教会に連れて来られたと答える。
ダーリンは初聖体拝領に参加する。司教は、訪れた参列者達に、ダーリンの暴れる様子の映像を見せ、教会の力でここまで彼女は変わったとダーリンを呼ぶ。その瞬間、ジェニファーは、司教は子供達に性的虐待を行っていると告白し、会場は騒然とする。
そこに、ダーリンが掲載されている新聞記事を目撃した女がモナ達を引き連れて教会へ突撃し、騒ぎはより大きくなる。女は近くにあった旗竿を司教目がけて突き刺した。女の凶行にホームレス達も逃げ出す。すると、ダーリンは苦しみだし、皆に見守られながら出産する。
女が赤子を抱くと、ダーリンは女に、どこか遠くへ連れて行ってと頼む。トニー達に見守られたダーリンを残して赤子を抱いた女はそのまま去っていくのであった。
映画『ダーリン』の感想・評価・レビュー
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映画『ダーリン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ダーリン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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