2008年のアメリカ映画、ジョージ・A・ロメロ監督の名作「死霊のえじき」のリメイク作品。監督はスティーヴ・マイナー、出演は「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スヴァーリ。
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』 作品情報
- 製作年:2008年
- 上映時間:85分
- ジャンル:アクション、ホラー
- 監督:スティーブ・マイナー
- キャスト:ミーナ・スバーリ、ニック・キャノン、ビング・レイムス etc…
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映画『デイ・オブ・ザ・デッド』 評価
- 点数:35点/100点
- オススメ度:★★★☆☆
- ストーリー:★★☆☆☆
- キャスト起用:★★☆☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』 あらすじ(ストーリー解説)
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』のあらすじを紹介します。
コロラド州のレッドビルは突然軍により道路が封鎖された。何の前触れもなく封鎖されたため住民は混乱、隣町の大きな病院に行くから通してくれと兵士に食い下がる住民に一人の女兵士が近づいた。この街の出身のサラは軍の医療チームが街の病院に来ているからそちらに行くようにと説得してなんとかその場を収める。軍はこれを24時間の検疫演習だと説明していたが詳しい事は兵士達も把握していないようだった。
サラは家族が心配で新兵のバドを連れて自宅へ戻ってみた、すると母親が風邪を引いて寝込んでいる。弟の友達カイルも体調が良くない状態だったとトレヴァーから聞いたため弟に母親を頼むと様子を見に行く事に。家に着くと誰も出てこない、心配になり中に入ると部屋はめちゃくちゃに荒らされ血しぶきが壁についていた。奥に行くと2人の惨殺死体を発見したため急いでそこを離れ自宅へと戻った。
病院に着くと患者でごったがえしていた、皆一様に風邪のような症状で咳がひどく鼻血を垂らしている。サラは病院に到着していた上官に会い検疫センターの所員が死体の事で聞きたいことがあると言っていると別室に行く事になった。そのためサラは母親のそばを離れその間バドが付き添って色々話していたのだが母親の動きが急に止まった。それは母親だけでなく周りの患者全員が同じように動きを止めていて付き添っていた人々は困惑する。突然それは始まった、患者の目は混濁し皮膚が爛れ人々を襲い始めたのだった。
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
ゾンビ化までの経緯
後半にどうしてこんなことになってしまったのかが明らかになります。その街のはずれにはナイキの基地がありました、そこではミサイルの研究が行われていたのですが破棄され何もなかったはずでした。ですがその奥深くではある細菌の研究が行われていました、敵兵の神経を7時間麻痺させるというものです。無駄な犠牲を出さない有意義な研究だということですが要するに細菌兵器ということ。その細菌が突然変異を起こし所員全員が感染してしまいます。空気感染で広がっていくのですが主人公達には感染しません。それは一部の人間にはその細菌に対する免疫を持っているからなのだそうです。
ビデオメッセージで突然変異が起こったのが3日前だということが分かります。感染から発症までは大体風邪と同じ症状です、頭痛と咳そして末期になると鼻血が出てきます。最後には体温がなくなり反応の停止を経てゾンビへと変わるのです。さらにゾンビになってもある程度の記憶は残っているようなので思い入れのあることに反応します、バドへの反応を見る限りゾンビ同士の連帯感もあるようです。それらをよく考えると本当に怖い、自分がいきなり自分でなくなってしまうのにそれを止められないんですから。
なんだか調子が悪いな、風邪でも引いたかななんて軽く考えていたらウイルス感染をしていて次第にゾンビ化していってしまい、主人公はなんとかワクチンを作り人々を救おうとするストーリーなのですが、ツッコミどころがありすぎて途中で見るのを辞めたくなってしまいました。
『死霊のえじき』のリメイク作品ということですが、キャラクターの描き方が本家とは異なっていて免疫がある人たちの設定もかなりご都合主義だったなと思います。
ゾンビに噛まれなくても、ウイルスにより空気感染してしまう世界は怖すぎました。(女性 30代)
映画『デイ・オブ・ザ・デッド』 まとめ
昔ゾンビ映画を見て軽くトラウマになった経験があって敬遠していたのですが主人公の女性が可愛いので気になっていた作品です。ミーナ・スヴァーリが小柄で華奢でおまけに目がこれでもかという位大きいので2度見してしまいました。この人が軍人といわれてもあまり説得力がないです、本当に可愛いんですから。ゾンビが暴れるのがメインなのでどうして主人公が弾の入っていない銃を持ち歩いているのかなどのちょっとしたエピソードがすべて“長い話なの”で済まされているのには笑ってしまいました、何度もこれをされると様式美に感じられるから不思議です。
人が襲われるシーンはほとんど目をそむけているので何とか最後まで観終わる事ができました。ということはこの映画のメイン部分を見ていないということですね、でもこんな楽しみ方もあるということで。
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