この記事では、映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067477
製作年 | 2021年 |
---|---|
上映時間 | 137分 |
ジャンル | ミュージカル |
監督 | スティーヴン・チョボスキー |
キャスト | ベン・プラット ケイトリン・デヴァー ジュリアン・ムーア エイミー・アダムス |
製作国 | アメリカ |
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の登場人物(キャスト)
- エヴァン・ハンセン(ベン・プラット)
- 社交不安障害とうつ病を抱える、内気な17歳。母と2人暮らしで、学校に友達もおらず孤独を感じている。同じ学校に通うゾーイに片思い中。
- コナー・マーフィー(コルトン・ライアン)
- 変わり者で有名な、ハンセンの同級生。母と義父、妹と4人暮らしだが、自分を受け入れているのは母だけ。すぐに感情的になる問題児として見られることが多く、友人はいない。
- ゾーイ・マーフィー(ケイトリン・デヴァー)
- コナーの妹。自分勝手で乱暴な兄に怯えて育った。コナーが自殺したとき、悲しみの涙を流すことはなく、「怪物がいなくなって、私の世界が静かになった」と感じた。
- ハイディ・ハンセン(ジュリアン・ムーア)
- ハンセンの母親。看護師の仕事がいつも忙しく、ハンセンとゆっくり向き合う時間が十分に取れていない。一人でハンセンを支え、正しく育てなければという義務感が強い。
- シンシア・マーフィー(エイミー・アダムス)
- コナーとゾーイの母。ゾーイが1歳の時に夫を亡くし、ラリーと再婚した。コナーを愛する気持ちが強く、コナーが自殺した後も、彼を理解するための努力を続ける。精神的に弱いところがある。
- ラリー(ダニエル・ピノ)
- シンシアの再婚相手。金持ちの実業家。コナーに歩み寄り、与えられる限りの全てのものを与えようとしたが、拒絶され破壊されたため、全てが無駄だったと感じている。
- アラナ(アマンドラ・ステンバーグ)
- エヴァンの同級生で、優等生の女子。高校1年生のときにコナーと一緒に研究発表をした頃から、コナーに恋心を抱いていた。
- ジャレッド(ニック・ドダニ)
- 学校で唯一、エヴァンに話しかけてくる、エヴァンの同級生。エヴァンとは母親同士が友人なだけで、特別に親しいわけではないときっぱりと言い放つ。パソコンが得意。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のあらすじ【起】
エヴァン・ハンセン17歳。高校3年生の彼は学校の図書館のパソコンで、自分宛ての手紙を書いていた。彼は社交不安障害とうつ病を抱えており、精神科の薬を飲み、定期的にセラピーに通っている。自分宛ての手紙を書くことは、不安や苦しい気持ちを吐き出すことにもなるし、自分自身と向き合うことにもなるからと、セラピーで勧められたのだった。
書き上げた手紙を印刷したとき、変わり者の同級生コナーが話しかけて来た。エヴァンは先日、木から落ちて左腕を骨折し、ギプスをしていた。コナーは「ギプス真っ白じゃん」と言い、ギブスにマジックで大きくコナーとサインをした後、「これで親友のふりができるな」と言う。
その直後にプリンターから出て来た手紙を見たコナーは、妹のゾーイの名前が書かれていたことで「俺のことをからかっているのか」と怒り、手紙を持ち去ってしまう。
エヴァンはゾーイに片思いをしていただけなのに。
エヴァンが、取られた手紙がSNSで晒されるのではないかと怯えて過ごしていたところ、
学校に来ていたコナーの両親に呼び出され、コナーの自殺を伝えられる。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のあらすじ【承】
コナーの母シンシアと、義父ラリーは、コナーの唯一の所持品が、ポケットに入っていたエヴァンの手紙であったことから、それが『エヴァン宛てのコナーの遺書』だと思い込んでいた。
エヴァンは否定して事実を伝えようとするが、エヴァンの左腕のギブスに書かれたコナーのサインを見たシンシアは、コナーとエヴァンは親友だったと確信する。
シンシアとラリーから夕食に招待されたエヴァンは、誤解を解いて事実を伝える決意をしてコナー家を訪れるが、シンシアの期待と想像に流されるように「コナーとは親友だった」とし、2人でリンゴ園に行ったエピソードまで創り上げてしまう。
シンシアが2人のメールのやり取りを見たいと言うので、エヴァンは友人のジャレッドに頼んで、親友同士で交換したメールを偽造する。
エヴァンがマーフィー一家との絆を深めて行く中、学校では優等生のアラナが『コナーの追悼会』を企画し、エヴァンに親友としてスピーチをして欲しいと言う。
コナーに恋をしていたアラナも、エヴァンと同じく精神的な問題を抱えていた。
エヴァンはスピーチを引き受けた。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のあらすじ【転】
スピーチのたどたどしい始まりに、参加者はざわつくが、エヴァンは、シンシアの温かい視線に落ち着きを取り戻すと、観客の心に訴える感動的なスピーチを行った。撮影されたスピーチはSNSで拡散され、全世界で絶賛された。
その後、アラナは『コナー・プロジェクト』として、廃園となっているリンゴ園を再開させるための寄付を募る活動を開始。エヴァンも運営メンバーとして、毎週会議に参加する。
活動の駆け出しは順調、エヴァンはゾーイに告白されて交際を始め、舞い上がったエヴァンは会議を数回欠席するなどして、プロジェクトへの不信感を買ってしまう。
参加者は次第に減り、アラナは目標額まで達するか不安と焦燥にかられる。
一方、エヴァンは母ハイディと口論をした。原因は、エヴァンが経済的理由で大学進学を迷っていることを知ったシンシアとラリーが、ハイディに「コナーの学費に充てるはずだったお金を、エヴァンの進学に役立てたい」と持ち掛けたことがきっかけだ。
看護師として激務をこなし、一人でエヴァンを支えて来たプライドがあるハイディは、「干渉しないで」と怒った。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の結末・ラスト(ネタバレ)
アラナに不信感をぶつけられたエヴァンは、コナーの遺書とされている、自分宛ての手紙の画像を、公表しない約束でアラナに見せる。しかし、寄付が思うように集まらず焦ったアラナは、手紙の画像をSNSに上げてしまう。
その結果ネット上では、自殺の原因が家庭環境にあったのではないかという意見が飛び交い、シンシアとラリーが誹謗中傷を受けるようになる。エヴァンはマーフィー家に行って、3人に真実を打ち明け、自分の嘘を告白する動画をSNSに投稿。エヴァンは周囲から白い目で見られ、再び孤独になる。
ハイディの支えを得たエヴァンは、コナーの辿ってきた道を見つめる決心をする。薬物依存の回復施設でコナーの仲間だったデレクから、コナーがギターの弾き語りをする動画をコピーさせてもらい、マーフィー家とアラナ、ジャレットに送る。
コナー・マーフィー記念果樹園が開園し、そこでハンセンとゾーイが再会する。
改めて謝るハンセンに、ゾーイは「私たち家族はあなたに救われた」と言う。
ハンセンは果樹園で、これまでの出来事を思い出しながら自分宛てに手紙を書く。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ディア・エヴァン・ハンセン』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『ディア・エヴァン・ハンセン』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー