この記事では、映画『悪魔の沼』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『悪魔の沼』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0067684
| 製作年 | 1976年 |
|---|---|
| 上映時間 | 90分 |
| ジャンル | ホラー |
| 監督 | トビー・フーパー |
| キャスト | ネヴィル・ブランド メル・ファーラー スチュアート・ホイットマン マリリン・バーンズ |
| 製作国 | アメリカ |
映画『悪魔の沼』の登場人物（キャスト）
- ジャッド（ネヴィル・ブランド）
- テキサスの田舎町にあるモーテル「スターライト・ホテル」の店主。片足が不自由で義足を引き摺りながら歩く。敷地にある沼に凶暴なワニを飼っている。
- ハーヴェイ・ウッド（メル・ファーラー）
- 家出した次女のクララを探して長女のリビーとモーテルにやって来た。
- リビー（クリスティン・シンクレア）
- ハーヴェイの長女。父親と共に妹のクララを探してモーテルを訪れる。
- マーティン保安官（スチュアート・ホイットマン）
- ハーヴェイに頼まれてクララを探すことになった町の保安官。
- フェイ（マリリン・バーンズ）
- 夫のロイ、娘のアンジーと共に偶然立ち寄ったスターライト・ホテルで悲劇に見舞われる。
- ロイ（ウィリアム・フィンレイ）
- 妻のフェイ、アンジーを連れて旅行中、スターライト・ホテルを訪れる。
- アンジー（カイル・リチャーズ）
- ロイとフェイの幼い娘。飼い犬を可愛がっている。
- バック（ロバート・イングランド）
- 地元の若者で札付きの不良。横暴な振る舞いからジャッドに疎まれている。
- ハッティ（キャロリン・ジョーンズ）
- 地元の売春宿の女主人。面倒を起こしたクララを宿から追い出す。
- クララ（ロバータ・コリンズ）
- 家出娘。仕事をしていた売春宿を追い出され、スターライト・ホテルを紹介してもらう。
映画『悪魔の沼』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『悪魔の沼』のあらすじ【起】
テキサスの田舎にある小さな町。家出娘で娼婦のクララは客のバックという男とトラブルになり、雇い主のハッティに売春宿を追い出されてしまう。宿の従業員のルビーは、行くところがないクララを気の毒に思い、金を渡して近くのモーテルに泊まるように勧める。
ルビーから教えてもらったモーテル「スターライト・ホテル」に着いたクララ。彼女は店主のジャッドから沼に大きなワニを飼っていると聞かされる。部屋に案内されるクララだったが、彼女が売春婦だと分かるや否やジャッドはクララに関係を迫って来た。無理矢理服を引き裂くとクララは激しく抵抗したので、ジャッドは大きな鎌で彼女を切り付けて沼に放り込みワニの餌食にする。
しばらくすると、ロイとフェイの夫妻、まだ幼い娘のアンジーが車でスターライト・ホテルにやって来る。ロイはトイレを借りにモーテルに入り、フェイとアンジーも車から降りる。すると、家族が目を離した隙に彼らの飼い犬が、沼に入りワニに食われてしまう。
ショックを受けたアンジーを落ち着かせるため、夫婦はモーテルに泊まることにする。
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映画『悪魔の沼』のあらすじ【承】
その後、クララを探しに父親のハーヴェイと姉のリビーがモーテルを訪ねて来る。ハーヴェイはジャッドにクララの写真を見せるが、ジャッドは知らないと答えた。仕方なく、親子は町の保安官のところへ向かった。
一方ロイは犬の件をフェイに責められ、示しがつかないのでワニを殺すと言い出した。ジャッドの制止を無視したロイがワニに発砲、怒ったジャッドは巨大鎌でロイを襲った。クララと同じようにロイを沼に放り込みワニの餌にしたジャッドは、続いて浴室に侵入しフェイを襲い縛り上げた。母親が襲われていることに気づいたアンジーは、建物の床下に潜り込み隠れる。逃げ出したアンジーを追って来たジャッドは、モーテルの外に出られないように入口を施錠した。
フェイは何とか浴室から脱出するが、戻って来たジャッドに結局捕まってしまい部屋に監禁される。その間にジャッドは再びアンジーのところに行き、床下から引きずり出そうとする。すると、そこへハーヴェイが戻って来たためジャッドはひとまず諦める。ハーヴェイがアンジーの声に気付いたものの、すぐにジャッドに襲われワニの餌にされてしまう。
映画『悪魔の沼』のあらすじ【転】
売春宿で遊び呆けたバックは、その後バーで恋人のリネットや仲間とビリヤードを楽しんでいた。すると仲間の一人が客と喧嘩し始める。リビーと話しをするためバーに居合わせた保安官は、店員からバックが面倒を起こしていると聞いて彼を店から追い出した。
仕方なく店を後にしたバックは、リネットを連れてモーテルにやって来る。面倒な状況で彼らを追い返したいジャッドだったが、バックは言うことを聞かず部屋に入っていく。
クララが見つからずリビーは意気消沈する。保安官はリビーを慰め、全国に捜査を広げるよう要請すると約束して、彼女をひとまずモーテルに帰した。
フェイはベッドに縛り付けられ、猿轡をされた状態だったが、必死に暴れて助けを求める。ジャッドはフェイを監禁していることを知られないようにするため、ラジオの音量を上げて彼女の声をかき消そうとした。大音量のラジオの音に怒って部屋を出て来たバックは、アンジーが助けを求めている声を聞いて床下の方に向かう。しかしやはりジャッドに捕まり、彼もまたワニの沼に突き落とされて犠牲となる。
映画『悪魔の沼』の結末・ラスト（ネタバレ）
バックが戻らないので部屋から出て来たリネットは、ジャッドと鉢合わせて襲われる。彼女はモーテルを飛び出して森の中へ逃げるが、鎌を持って執拗に追い掛けて来るジャッド。リネットは通り掛かった車に助けを求め、何とか難を逃れた。それでも尚、ジャッドは鎌を振り上げ「どこだ！どこだ！」と荒れ狂う。
一方、モーテルへ戻って来たリビーは、フェイの呻き声を聞き監禁部屋で縛られていた彼女を解放する。すると、リネットを取り逃して止むなくモーテルに帰って来たジャッドが、二人に襲い掛かって来る。フェイは鎌で切り付けられながらも必死で逃げる。
床下から這い出して来たアンジーは、フェンスに掴まって逃げようとしてワニの沼に落ちそうになっていた。それを見つけたリビーは助けようとするが、ジャッドがフェンスを揺らしてアンジーを振り落とそうとする。ジャッドがバランスを崩したタイミングで、フェイが彼を思い切り突き飛ばした。沼のほとりに転落したジャッドは、ワニに咥えられて沼に引き摺り込まれる。
逃げ出したリネットから話を聞いたマーティン保安官が、モーテルに駆け付ける。沼からはジャッドの義足が浮かび上がって来た。
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映画『悪魔の沼』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『悪魔の沼』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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