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映画『わたしは目撃者』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『わたしは目撃者』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『わたしは目撃者』の作品情報


出典https://video.unext.jp/title/SID0017962

製作年 1970年
上映時間 111分
ジャンル サスペンス
監督 ダリオ・アルジェント
キャスト ジェームズ・フランシスカス
カール・マルデン
カトリーヌ・スパーク
ホルスト・フランク
製作国 イタリア
西ドイツ
フランス

映画『わたしは目撃者』の登場人物(キャスト)

カルロ・ジョルダーニ(ジェームズ・フランシスカス)
新聞記者。偶然知り合ったフランコ・アルノと協力して事件の犯人を追う。
フランコ・アルノ(カール・マルデン)
事故で全盲になってしまった元新聞記者。姪っ子のローリーを実の父親以上に可愛いがる。
アンナ・テルジ(カトリーヌ・スパーク)
遺伝子研究所の所長・テルジの娘。その美貌とは裏腹に、大胆な一面もありジョルダーニを翻弄する。
ローリー(チンジア・デ・カロリス)
フランコ・アルノの姪に当たる少女。身寄りがなく叔父のことを”クッキー”と呼んで慕っている。
テルジ所長(ティノ・カラーロ)
権威ある科学者を集めた遺伝子研究所の所長。娘のアンナと暮らしている。
ブラウン博士(ホルスト・フランク)
研究所の科学者。同性愛者で、若い青年を囲っている。
カラブレシ博士(カルロ・アリゲイロ)
研究所の科学者。事件にまつわる秘密を知ってしまったため殺される。
ビアンカ(ラーダ・ラシモフ)
カラブレジの婚約者。カラブレシと共に事件の手がかりを握っている。
カソーニ博士(アルド・レジアーニ)
研究所の若き科学者。染色体の研究を行なっている。

映画『わたしは目撃者』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『わたしは目撃者』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『わたしは目撃者』のあらすじ【起】

元新聞記者のフランコ・アルノは事故で失明してしまい、身寄りのない姪のローリーと二人で暮らしていた。ローリーはアルノを「クッキー」と呼んで実の父親のように慕い、彼の目となって支えていた。

ある晩、街を歩いていたアルノとローリーは、車で二人の男が言い争っている場面に遭遇する。気になったアルノは、ローリーに男の顔を確認させる。

翌朝、新聞記者のジョルダーニは、遺伝子研究所に何者かが侵入し、警備員が殺されたことを聞きつけ取材に向かう。しかし、貴重な資料は何も盗まれておらず不審に思う。

次の日、研究所の有能な科学者であるカラブレシ博士が、駅でホームに転落し轢死する事故が起きる。新聞記事のカラブレシの顔を見たローリーは、昨晩見た男だとアルノに教えた。アルノは、事故の記事を書いたジョルダーニと会って話しを聞くため、ローリーと新聞社を訪れる。

ジョルダーニは現場を撮影したカメラマンのリゲットから、カラブレシを突き落としたと見られる人の手が写っていたことを知らされる。ジョルダーニとアルノはリゲットの元に向かうが、彼は何者かに絞殺されており、写真は盗まれてしまっていた。

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映画『わたしは目撃者』のあらすじ【承】

カラブレシの死が殺人だと判明し、ジョルダーニは警察に知らせる。彼自身もアルノと共に事件の真相究明に乗り出す。ジョルダーニは研究所長であるテルジ博士に接触。アルノとローリーはカラブレシの婚約者だったビアンカに聞き込みをすることになった。

テルジ博士の屋敷にやって来たジョルダーニは取材を試みるが、二階から降りて来た娘のアンナに気に入られドライブに出掛ける。アンナは参考人として刑事から尾行されていたが、男顔負けのドライビングテクニックで刑事達を撒いてジョルダーニを驚かせる。

ビアンカの元を訪れたアルノとローリーだったが、有力な情報は聞き出せず一旦引き上げる。その後、駅に停めたまま放置されていたカラブレシの車の中で、ビアンカは手掛かりとなるメモを発見した。彼女はそれを自分のペンダントの中に隠し、アルノに電話で知らせる。しかしその直後、ビアンカは何者かに絞殺されてしまう。アルノ自身もガス漏れに見せかけて殺されかけ、ジョルダーニとアンナも毒殺されそうになった。

映画『わたしは目撃者』のあらすじ【転】

一方で捜査を進めていた警察は、ビアンカが産業スパイで新薬の研究結果を狙っていたことを突き止める。また、研究所の幹部研究員のブラウン博士もグルだと分かり、ジョルダーニは彼を殺人事件の容疑者と睨む。ブラウンは行方を眩ましたが、彼を心良く思わない男からのリークがあり居所を掴む。教えられた潜伏先に向かったジョルダーニだったが、ブラウンはすでに殺されていた。

ブラウンが犯人ではないことが分かり、事態は混迷を極める。そんな中、アルノはふとローリーとの会話を思い出す。ビアンカを訪ねた後、彼女がペンダントを付けていたと教えてくれたのだ。ペンダントにメモが隠されていると直感したアルノは、ジョルダーニと共にビアンカの遺体が安置されている墓地に向かった。

墓地の霊案所でジョルダーニはビアンカの棺からペンダントを取り出し、中を開けると確かにメモが入っていた。しかしその時、アルノが犯人に襲撃される。仕込み杖で反撃し追い返すことはできたが、メモを奪われてしまう。さらにローリーが人質に取られてしまった。

映画『わたしは目撃者』の結末・ラスト(ネタバレ)

アルノの仕込み杖で怪我をしていることを手掛かりに、二人は警察にも協力を仰ぎ犯人逮捕を急ぐ。再びテルジ邸を訪れたジョルダーニは、手を怪我していたアンナを疑うが誤解だと分かる。続いて研究所に向かったものの、新たな手掛かりは得られない。すると、ジョルダーニの頭上から血が滴り落ちて来たことに気づき、天窓を見上げると男の人影が見えた。屋上へ上がり男を追い詰めると、正体は研究者のカソーニ博士だった。

研究所では特殊な染色体の研究が極秘で行われており、カソーニは自分が犯罪性向のある染色体異常を持っていることを知った。発覚を恐れた彼は、研究所に侵入して自分の報告書を別のものに差し替えたのだ。しかし、カラブレシに事実を知られてしまい、強請られたため殺したのだった。

カソーニは尚も逃走を図るが、アルノに挟み撃ちされて捕まる。誘拐したローリーを殺したとカソーニが嘯くと、アルノは怒って彼を突き飛ばした。カソーニは天窓を突き破って落下、エレベーター上に体を叩きつけられ絶命する。ローリーはジョルダーニが保護しており無事だった。現場には、ローリーの「クッキー!」という声が響き渡る。

映画『わたしは目撃者』の感想・評価・レビュー

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映画『わたしは目撃者』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『わたしは目撃者』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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