この記事では、映画『ディケイド 腐敗する者たち』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ディケイド 腐敗する者たち』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0053543
製作年 | 2015年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ジョセフ・ワートナーチェイニー |
キャスト | ロブ・ザブレッキー リサ・ハワード エリシャ・ヤッフェ ハナ・バロン |
製作国 | アメリカ |
映画『ディケイド 腐敗する者たち』の登場人物(キャスト)
- ジョナサン(ロブ・ザブレッキー)
- 一軒家で1人暮らしをしている青年。
- ケイトリン(ハナ・バロン)
- ジョナサンの家に忍び込んだ若い女性。
- 母親(リサ・ハワード)
- 今は亡きジョナサンの母親で、ジョナサンを厳しく躾ていた。
- ジョナサンの同僚(エリシャ・ヤッフェ)
- ジョナサンが清掃員として働く遊園地の同僚。
- 中年女性(ジャッキー・ホフマン)
- ジョナサンの隣家に住む女性で、ジョナサンの世話を焼いている。
映画『ディケイド 腐敗する者たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ディケイド 腐敗する者たち』のあらすじ【起】
一軒家で1人暮らしをしている内向的な性格の青年・ジョナサンは、狂信的で躾の厳しい母親に育てられ、母親が死んでからはほとんど人と接することのない生活を送っていた。
ジョナサンの仕事は遊園地の清掃員で、同僚の男が昼休みにナンパした女性の話を延々と続ける中、ジョナサンは黙々と弁当を食べ続けていた。ある日ジョナサンの仕事中に、2人の若い女子がジョナサンの家に空き巣に入る。
ジョナサンの家の地下室には、彼が育てた植物やその写真などがズラリと並べられ、空き巣の女子はその異様な光景に目を見張る。そして女子の1人が台に乗って棚の上にあったものを取ろうとした時に、ジョサナンが帰宅する。
台に乗っていた女子は驚いてバランスを崩し、床に倒れこんで後頭部を打つ。打ちどころが悪かったのか、その女子はそのまま絶命し、もう1人の女子も慌てて地下室から逃げ出したあと、通りで車に轢かれてしまう。
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映画『ディケイド 腐敗する者たち』のあらすじ【承】
ジョナサンは地下室に残された女子の死体を見て茫然とするが、ある考えを思いつく。氷や防腐剤を買い込んだジョナサンは、死んだ女子の死体をバスタブに浸し、その体を保存しようと試みる。
その後、警察が通りで起きた事故について聞き込みにくるが、ジョナサンは何も見ていないとシラを切る。続いて隣人の中年女性が訪ねて来て、ジョナサンに薬の瓶を渡して帰っていく。この中年女性は世話好きで多少おせっかいな性分のようで、1人暮らしのジョナサンの母親代わりのように、日頃から家に訪ねて来ていた。
中年女性が帰ったあと、ジョナサンは何重にも作られた玄関の鍵をしっかりと閉める。それは小さい頃から母親に、「カギをかけてないドアは、不吉のしるし」と言い聞かせられていたせいもあった。
ジョナサンは地下室で花の世話をし、髪型を整えた後、食卓につく。そして死んだ女性を自分の正面に座らせ、あたかも一緒に暮らす恋人同士かのように、食事を始める。
映画『ディケイド 腐敗する者たち』のあらすじ【転】
それ以降、ジョナサンは死んだ女性との食事を続けていたが、女性の体は次第に腐り始め、ハエがたかるようになる。ジョナサンは女性の前に虫よけの防虫灯を吊り下げ、食事後は死体を木箱に詰めて地下室に保管するようになる。
ジョナサンは朝起きて薬を飲み、神に祈りを捧げるという毎日のルーティンを繰り返しながら、仕事場の同僚や隣家の中年女性に、ガールフレンドが出来たと嬉しそうに語る。そしてある日2人の刑事が訪ねて来て、行方不明者を探していると、死んだ女性の写真を見せる。
女性の名はケイトリンといい、事故で死んだ女子と友人だったと刑事は語る。ジョナサンはここでも何も知らないと言い切り、死体との生活を継続する。しかし腐敗した死体に虫がたかり始め、母親の影響で潔癖症になっていたジョナサンは、夜な夜な体をかきむしるようになる。
映画『ディケイド 腐敗する者たち』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジョナサンは耳鳴りのような音にも悩まされ、次第に精神を病んでいく。そしてジョナサンがケイトリンの死体をバスルームで綺麗に洗うと、腐敗した皮膚が削げ落ちて、ケイトリンは生きているような見栄えになるが、それもジョナサンの幻想だった。
ジョナサンは鏡に向かって「しっかりしろ!」と叫び、母親が死んだ時のことを思い出す。夫に捨てられ狂信的になり、世界はばい菌に溢れていると思い込んだ母親は、精神を病んで寝室でガソリンを被り、焼身自殺していたのだった。
やがて隣家の中年女性がケイトリンの死体を見つけ、ジョナサンは中年女性を殺害すると、ケイトリンに「ごめんね」と謝りながら、死体をノコギリで切り刻む。細切れになった死体を捨てたジョナサンの前に、死んだはずの中年女性が現れ、「もとの姿に戻したのよ」とジョナサンを慰める。
そしてジョナサンは仕事場の遊園地に行くが、そこは何年も前に閉鎖された遊園地だった。中年女性も、そして遊園地での仕事もその同僚も、全てはジョナサンの狂気が生んだ妄想の産物だった。
映画『ディケイド 腐敗する者たち』の感想・評価・レビュー
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映画『ディケイド 腐敗する者たち』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ディケイド 腐敗する者たち』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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