映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の作品情報
映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の登場人物（キャスト）
映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の感想・評価・レビュー
映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の作品情報

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製作年	2004年
上映時間	96分
ジャンル	ホラー・SF
監督	マット・ヘイスティングス
キャスト	コリー・セヴィエールキム・ポイリアーステファニー・フォン・フェッテンキム・ポイリアー
製作国	カナダ

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の登場人物（キャスト）

ルーク（コリー・セヴィエール）: カナダの大学の新入生。寮でリリーとコンスタンスという2人の美女に出会う。リリーに心を奪われるが、偶然彼女の秘密を知ってしまう。
ロジャー（エリアス・タフェキス）: ルークの親友でルームメイト。童貞で女性に慣れておらず、コンスタンスに出会って夢中になる。心臓に持病がある。
リリー（ステファニー・フォン・フェッテン）: ルークたちの前に現れた美女の1人。皆を虜にする美貌の持ち主。
コンスタンス（キム・ポイリアー）: ルークたちの前に現れた美女の1人で、リリーのいとこ。リリーの美貌に対抗心を持っている。
アレックス（ミーガン・オリー）: ルークと同じ新入生の女性。ルークに思いを寄せているが、ルークは気づいていない。
カーク（リチャード・バージ）: ルークたちの大学で起きた事件の捜査を担当する刑事。ルークに疑いの目を向ける。
アマンダ（ニコール・エガード）: カークの部下で、ルークとは旧知の仲。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のあらすじ【起】

季節は冬。カナダのとある大学で、新入生のルークは、リリーとコンスタンスという2人の美女と出会う。ルークは出来心から2人の部屋に侵入するが、裸になった2人の胸元に奇妙なアザがあり、そこから無数の黒い触手が伸びているのを目撃してしまった。

ルークは、友人のロジャーとアレックスにリリーたちの秘密を告白する。ルークに思いを寄せているアレックスは信じてくれたが、ロジャーは取り合わない。それどころかロジャーは、リリーとコンスタンスにパーティーに誘われたと浮かれていた。ルークはロジャーを放置できず、アレックスと共にパーティーに行くことにした。

ルークは、パーティーで待ち受けていたリリーとコンスタンスに怯えながらも、リリーの美しさにときめいてしまう。
しかし、リリーはアイスホッケー部の部長であるボビーと親しげにしており、ルークは我慢できずにボビーと乱闘騒ぎを起こしてしまった。

ロジャーが1人でトイレにいると、コンスタンスが来てロジャーを誘惑し始める。ロジャーが初めての行為は大事にしたいと断ると、コンスタンスはロジャーを罵って出て行った。

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映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のあらすじ【承】

パーティーを抜け出したリリーとボビーは木陰で服を脱ぐが、リリーの胸元から伸びた触手がボビーの口から体内に入り込む。ボビーはたちまち苦しみながら絶命するのだった。

翌朝、ルークの自室に顔なじみの刑事、アマンダが訪ねてきた。ボビーが死体で発見され、パーティーで彼と争ったルークが疑われていたのだ。
ボビーの死体は内側から凍りづけにされていた。ルークは一時釈放されるが、アマンダの上司であるカーク刑事は完全にルークを疑っていた。

ボビーの死にリリーが関わっていると感じたルークは、アレックスと協力し、色々な場所に隠しカメラを仕掛ける。その上でリリーたちの参加するパーティーにも出席し、様子をうかがっていた。
リリーはパーティーの美人コンテストで優勝するが、自分が選ばれると思っていたコンスタンスは不満げだ。リリーはいとこに嫌われる寂しさをルークに打ち明け、2人でパーティを抜け出した。

ルークとリリーがキスを交わし、まさにリリーが触手を出そうとした瞬間、彼女がカメラに気付いてしまい、触手が暴れてキャンドルが倒れた。火に怯えたリリーは、美しい女性から一転して醜いエイリアンの姿に変わり、逃げ出していった。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』のあらすじ【転】

一方、ロジャーとコンスタンスは改めてロマンチックな雰囲気になっていた。コンスタンスはロジャーの真面目さにほだされ、真実を話し始める。

彼女たちは繁殖のために地球にやってきたエイリアンで、2年前から少しずつ仲間を大学に集めていた。男を色気で惑わしては繁殖を試みていたが、一度も成功せず、ターゲットになった男は死ぬのみだった。
コンスタンスは、このままセックスするとロジャーも死ぬかも知れないと告げるが、彼女に惚れ込んでいるロジャーは、自分の体が繁殖に役立つことを望む。コンスタンスと親密になり適応したロジャーならば、正常に繁殖できるかも知れなかったのだ。

ルークがこれまで観察してきた内容から、リリーたちエイリアンは、熱を嫌がり冷気を好む性質があることがわかっていた。
ルークは女子寮に忍び込み、リリーを拘束して真実を聞き出そうとする。火や熱気で脅すとリリーは怯えるが、女子寮の寮長が止めに入り目的を果たせない。寮長からコンスタンスがロジャーと一緒にいると聞き、ルークはロジャーを助けに向かった。

コンスタンスとセックスを終え、一時は問題ないかと思われたロジャーだったが、心臓の弱い彼の体は繁殖に耐えられず、エイリアンの子を口から吐き出し苦しみ始める。
駆けつけたルークがコンスタンスにお湯をかけると、彼女はエイリアンの正体を現し逃亡した。
ロジャーは救急車で運ばれるが、そのまま絶命してしまうのだった。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の結末・ラスト（ネタバレ）

女子寮では、エイリアンたちがまたも一般男性たちを誘い込んでクリスマスの晩餐を開こうとしていた。
ルークは火炎放射器を手に、アマンダと共に晩餐の場に押し入った。リリーが涙ながらに懇願するのも聞かずに炎を浴びせると、エイリアンの姿を現した彼女は粉々になって消え去った。

続いてルークはコンスタンスをボイラールームに追い詰める。火炎放射器の燃料が切れピンチにおちいるが、アマンダが銃で助けに入った。
ルークは壁にあった非常用の斧で配管を破壊し、蒸気をコンスタンスに浴びせる。その熱でコンスタンスも砕け散り、エイリアン退治は無事に終わったのだった。

巻き込まれた一般男性たちからの証言で、カーク刑事からの疑いは晴れた。全てが終わり、ルークの元にアレックスが駆け寄る。本当に魅力的な女性はずっとそばに居たと気づいたルークは、アレックスとベッドを共にしようとする。しかしアレックスの胸元にも、エイリアンの証である黒いアザがあったのだった。

映画『スピーシーズＸ美しき寄生獣』の感想・評価・レビュー

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