この記事では、映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0058606
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 51分 |
ジャンル | ドラマ スリラー |
監督 | ギャスパー・ノエ |
キャスト | シャルロット・ゲンズブール ベアトリス・ダル アビー・リー クララ3000 |
製作国 | フランス |
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の登場人物(キャスト)
- ベアトリス(ベアトリス・ダル)
- ベテラン女優。魔女狩りを描いた初監督作の準備に取り掛かっている。現場で厄介ごとを起こすと札付きで、プロデューサーやスタッフら周囲からは疎まれている存在。撮影前にかつての武勇伝や持論をシャルロットに話す。
- シャルロット(シャルロット・ゲンズブール)
- ベアトリスの映画に出演することになった女優。先輩女優としてベアトリスに敬意を払いつつも、歯に衣着せぬ発言やエキセントリックな言動に、正直なところ距離を置いている様子。次第に統制が利かなくなった現場の狂騒に飲み込まれていく。
- アビー(アビー・リー・カーショウ)
- アメリカの若手女優。フランス語が話せず、英語も通じない混沌とした現場に不安と戸惑いを隠せない。知人のカールが舞台裏をウロウロしているので、余計に集中できず苛立ちを募らせる。
- ヤニック(ヤニック・ボノ)
- プロデューサー。厄介なベアトリスが監督すると知った撮影監督から降板の申し出を受け困惑。何とか理由をつけてベアトリスをクビにしようとする。部下に彼女を監視させて解雇の口実を作ろうと画策する。
- マックス(マキシム・ルイス)
- 撮影監督。ベアトリスと一緒に仕事をできないとヤニックに降板を申し出るが、何とかして辞めさせると言われ譲歩する。解雇されたベアトリスに代わって監督も兼務することになる。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のあらすじ【起】
某映画スタジオ。撮影セットに座るベテラン女優のベアトリスと、同じく女優のシャルロット。撮影前の和やかな対話風景に見える。今回の映画は、火刑に処される魔女を描く作品で、ベアトリスが初監督を務める。
「火あぶりの経験はある?」とシャルロットに尋ねるベアトリス。ベアトリスは以前本作と同じような役を経験したことを話し始める。「2000人のエキストラを前にして裸で山を登った。人生最悪の出来事だった」と述懐している。しかし、「結果がすべて。いい作品にすることが我々の仕事。あまり監督には質問しないで言われた通りに演じる」と自らのスタンスを述べた。
シャルロットは、「磔ではないが焼かれるシーンは経験がある」と答える。その後も「監督はいいが、プロデューサーは毎回最悪だ」とか、「プロデューサーは女優を性的な目でしか見ていない」とか散々文句を言うベアトリス。また、二人が経験した駄作の話やこぼれ話をして笑い合った。
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映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のあらすじ【承】
ベアトリスは、「今回の映画も、スタッフは優秀だが足を引っ張るプロデューサーがいる」とシャルロットに愚痴る。固定観念の塊で役立たずだと批判するが、口を出さず自由にさせてもらえるという契約をしているので問題ないとも話す。
二人が話していると、アメリカから来たという若い二人の男が声をかけて来る。1人はカールという若手の俳優で、今度初監督作品を取るから出演してほしいとシャルロットに頼みに来たという。
ようやく撮影に呼ばれるベアトリスとシャルロット。その後もカールがしつこくついて来るが、アシスタントのフェリックスがカールを引き剥がす。楽屋で女優全員にリハをするから早く準備をしろと促すベアトリス。
一方、プロデューサーのヤニックが、何やら撮影監督のマックスを説得している。マックスはベアトリスが監督することを聞いていなかったようで、素人の彼女がメガホンを取るなら仕事を降りると言って揉めているようだ。困ったヤニックは何かしら理由をつけてベアトリスを辞めさせるとマックスを説得する。そして、部下のトムにベアトリスの行動を監視しカメラに収めておくように指示する。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のあらすじ【転】
ベアトリスはベアトリスでフェリックスに、酷い女優をキャスティングするなと文句を言っている。若手女優に撮影が始まると声をかけるフェリックス。ベアトリスは、「何か質問や不安点はある?」と彼らに尋ねる。シャルロットもスタッフや女優と顔合わせし挨拶するが、そこへまたしつこくカールが話しかけてくる。
ヤニックはベアトリスとマックスの仲を取り持とうとするが、すでに喧嘩腰のベアトリス。マックスも好戦的な構えで最悪のムードになる。ベアトリスは、なり振り構わず喚き散らし現場を掻き乱す。スタッフや女優たちが萎縮してしまい、ヤニックも我慢の限界が来てベアトリスに解雇を通告する。ベアトリスはそれを無視し、女優が着替えるから出て行けと怒鳴りつけた。
カメラリハーサルが始まる。クビになったベアトリスに変わってマックスが現場の指揮をとっている。しかし、ベアトリスがお構いなしに口を挟み、フェリックスは勝手に指示を出している。
映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』の結末・ラスト(ネタバレ)
現場が混乱を極める中、魔女が磔にされるシーンのリハーサルが始まる。ようやくシャルロットの出番が来るが、直前に娘のことが心配で家に電話をかける。すると、娘から学校でいじめられていると訴えられ、正直撮影どころではなくなってしまう。若いアメリカ女優のアビーが、シャルロットに「英語が通じないし、フランス語がわからない」と助けを求めて来るが心ここにあらず。
撮影中も相変わらずベアトリスとマックスが衝突。いよいよシャルロットがセットに上がる。出番を終えて楽屋に戻った若い女優やスタイリストは、「最低の現場だ」、「ベアトリスは最悪だ」と口々に不平、不満を口にしている。
柱に括り付けられたシャルロットが、火刑に処せられるショットを撮影しようとしたその時、機械の誤作動が起こりストロボの明滅が止まらなくなる。撮影を止めろと叫び声を上げるベアトリスだが、一向に復旧しない。シャルロットも異常を察知しパニックになるが、マックスは静止を聞かずそのまま撮影を続行するのだった。
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映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ルクス・エテルナ 永遠の光』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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