この記事では、映画『いますぐ抱きしめたい』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『いますぐ抱きしめたい』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0025623
製作年 | 1988年 |
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上映時間 | 99分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | ウォン・カーウァイ |
キャスト | アンディ・ラウ マギー・チャン ジャッキー・チュン アレックス・マン |
製作国 | 香港 |
映画『いますぐ抱きしめたい』の登場人物(キャスト)
- アンディ(アンディ・ラウ)
- 香港の裏社会で借金の取り立て屋を生業にしているチンピラ。弟分のジャッキーを従えて喧嘩に明け暮れる日々を送る。恋人のメイベルがいるが、先行きの見えなさ故に愛想を尽かされる。伯母から頼まれて従妹のマギーをしばらく家に置いてやることになり、次第に心を通わせるようになる。
- マギー(マギー・チャン)
- アンディの従兄妹。肺を患っており香港の医者にかかるため、アンディのところにしばらく住まわせてもらうことになる。母が経営しているランタウ島のホテルを手伝っている。危ない橋を渡る生活を続けるアンディのことを心配しているうちに、彼に惹かれていく。
- ジャッキー(ジャッキ・チュン)
- アンディの弟分。ことあるごとに面倒を起こし、アンディを困らせる問題児中の問題児。そんな自分の尻拭いをしてくれる兄貴分のアンディに忠義を誓い、慕っている。自分にもサイという弟分がおり目をかけているが、良き兄貴分というには程遠い。
- トニー(アレックス・マン)
- アンディと同じ組織に所属する取り立て屋。アンディやジャッキーとはウマが合わず、度々対立して問題を起こし親分に諌められている。威勢がいいが詰めが甘く、いつもアンディにうまくかわされる。
映画『いますぐ抱きしめたい』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『いますぐ抱きしめたい』のあらすじ【起】
香港の九龍。黒社会に生きるチンピラのアンディは、面倒ばかり起こす弟分のジャッキーを従えて、組織の配下で借金の取り立てや喧嘩に明け暮れる毎日を送っていた。ある日、ランタウ島の伯母から電話があり、従妹のマギーが病院にかかるため香港に行くのでしばらく置いてやってくれと言われる。面識がないので困惑するアンディ。ほどなくしてマギーがやって来るが、アンディは借金の取り立てに苦戦するジャッキーに呼ばれて彼女を置いて出て行ってしまう。
ジャッキーを助けたあと、アンディは恋人のメイベルに会うためクラブへ向かう。しかし、メイベルから「あなたの子どもを堕した。もうついていけない」と別れを告げられる。自宅に帰り荒れ狂うアンディ。そんな彼をマギーは心配そうに見つめていた。
次の日、食事を作ったというマギーと食卓を共にしながら、一緒に出かけようと誘うアンディ。しかし、そこへまたジャッキーから電話がある。今度は弟分のサイとチンピラに喧嘩を吹っかけて面倒を起こしたようだ。
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映画『いますぐ抱きしめたい』のあらすじ【承】
アンディはジャッキーたちを痛めつけたチンピラの元へ復讐しにいく。帰宅したアンディが血を流しているのを見て心配するマギー。次の日、マギーは病気が治ったと置き手紙を残してランタウ島に帰ってしまった。
数日後、ジャッキーが段取りしてサイの結婚式が執り行われる。しかし、あろうことか式場はボロビルの屋上。アンディは「弟分に恥をかかせるな」とジャッキーを叱る。招かれたサイの義父もあからさまに嫌悪感を示し、ジャッキーは怒ってやり合いになりアンディは呆れ果てる。
時を同じくして、同じ組織に所属している取り立て屋のトニーから「ジャッキーに金を貸したが返さない」とクレームが入り、アンディは呼び出される。しかし、トニーの理不尽な要求に怒ったアンディは、トニーを銃撃して逃げる。
結局組織の親分が仲裁に入りアンディとトニーは和解する。二人はその席で、警察と結託して自分たちを潰そうとしている敵対組織のボスを消さねばならないと親分から聞かされる。トニーは「ジャッキーにやらせればいい」と提案するが、アンディは「俺たちがやるべきだ、お前がやらないなら俺がやる」といってジャッキーを守ろうとする。
映画『いますぐ抱きしめたい』のあらすじ【転】
アンディは街中で偶然メイベルに再会し、結婚したと聞かされる。それを聞いてマギーのことが恋しくなったアンディは、彼女に会いにランタウ島へ行く。マギーと再会したアンディだったが、彼女は現地の医者と付き合っておりショックを受けて引き返す。しかし、実はアンディのことをずっと待っていたマギーはアンディを追いかける。マギーの伝言を聞いたアンディも戻って来て、電話ボックスで口づけを交わし二人は結ばれる。
一方、アンディから大人しくしていろと言われたジャッキーがまた面倒を起こす。トニーと再び揉めてまた九龍に戻ることになったアンディ。謝罪を要求するトニーだったが、アンディはトニーを銃撃、ジャッキーを奪還して逃げる。
アンディはジャッキーに金を渡し、「しばらく田舎に身を隠していろ」と指示する。しかしジャッキーは、「兄貴の顔を潰したから縁を切ってくれ」と懇願する。「できたらとっくにそうしている」と答えるアンディ。その後、すぐに仕返しにやって来たトニーたちに襲撃され、アンディとジャッキーは叩きのめされる。
映画『いますぐ抱きしめたい』の結末・ラスト(ネタバレ)
ランタウ島の駅でアンディを待つマギー。マギーが諦めて帰ろうとすると、大怪我を負ったアンディが階段から降りて来た。マギーはすぐにアンディを医者に連れて行き、手当てしてもらう。
このまま負け犬になりたくないジャッキーは、組織の鉄砲玉になることを決める。そして、堅気になって真面目に働いていたサイに会いに行き、結婚式で嫌な思いをさせたことを詫びて金を渡す。様子がおかしいジャッキーを見てサイから連絡を受けたアンディは、また九龍に戻るとマギーに告げる。
ジャッキーは母親に会いに田舎に帰るが、戻って来たアンディに見つかってしまう。「一時は英雄になってもすぐ忘れられる。自分も14の時に大物を殺して英雄と呼ばれた。でも今は偉くもなんともない」と現実を突きつけるアンディ。しかしジャッキーは、「見下される人生は嫌だ」と言ってアンディを振り切って逃げてしまった。
警察署から出て来るターゲットを狙うジャッキー。しかし、仕留めることはできず、警官に撃たれてジャッキーは命を落とした。その直後、アンディが獲物の止めを刺すが、彼もまた銃撃を受けジャッキーの後を追うのであった。
映画『いますぐ抱きしめたい』の感想・評価・レビュー
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映画『いますぐ抱きしめたい』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『いますぐ抱きしめたい』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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