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映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0038513

製作年 2014年
上映時間 99分
ジャンル ヒューマンドラマ
クライム
監督 ゼレセネイ・メハリ
キャスト メロン・ゲトネット
ティジータ・ハゲレ
製作国 エチオピア

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』の登場人物(キャスト)

メアザ(メロン・ジェトネ)
エチオピアの首都で女性法律家協会に所属し弁護士として活躍する。弱い立場の女性や子供達のために日々奮闘する。ヒルトの弁護人となったメアザは彼女を救うために村の権威者や現行法と真っ向から衝突し、彼女の無罪を勝ち取るために戦う。
ヒルト(ティツィタ・ハガーレ)
エチオピアの首都から郊外へ3時間ほど走った村に住む女子中学生。成績も優秀であり、将来は大学へ進学することを夢見る。下校途中に、数人の男に拉致監禁されてしまい、逃げ出す途中で、1人の男を射殺してしまう。様々な思いと葛藤しながらもメアザと一緒に立ちあがる。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のあらすじ【起】

14歳の少女ヒルトは下校中に数人の男に誘拐される。軟禁されたヒルトの元に1人の男が現れ、俺が嫁にもらうから安心しろと声を掛けた。

ヒルトは小屋にあったライフルを手に、小屋の裏口からそっと抜け出す。気付いた男達はすぐに少女を追いかけた。追い詰められた少女は、近寄ってきた男をライフルで撃ち殺してしまう。怒った仲間が少女を取り押さえるが、そこに村の自警団の男が現れ、ヒルトは警察へ連れて行かれた。

その頃、連絡を受けた弁護士のメアザは、ヒルトの弁護をするため警察署へ駆けつけた。地元の警察は、殺したのは事実であり死んで償ってもらうから弁護はいらないとメアザに言い放った。

しかしメアザは、法が裁くことだと怯むことなく警察に言い返し、ヒルトとの面会に成功する。警戒するヒルトに、メアザが優しく声を掛けると、ただ家に帰りたかっただけだとヒルトは口にした。

次にメアザは弁護の許可を得るため、ヒルトの両親のもとを訪れる。難色を示す両親であったが、ヒルトは強姦されており、妊娠の可能性もあると説得し、両親の承諾を得た。

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映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のあらすじ【承】

警察署に戻ったメアザは両親の承諾を得たこと、また教会の洗礼の記録を提出し、ヒルトは間違いなく14歳であることを警察に証明した。それでも疑う警察にメアザは呆れたが、ひとまずその場をあとにした。

翌日、ヒルトの家族を連れて警察署を訪れたメアザに、主任医療調査官であるタムラトはヒルトのことを調査し、間違いなく10代後半であると告げた。すると警察署へ1本の連絡が入り、ヒルトの保釈が認められる。メアザはすぐにヒルトを病院へと受診させた。

その頃、村ではヒルトと殺されたタデルについて話し合いが行われていた。タデルの父は、伝統に従い女を誘拐しただけなのに息子を不当に殺害されたと訴えた。ヒルトの父は、1度結婚の申し込みを断ったのにも関わらず、無理矢理さらった方が悪いと主張した。ヒルトの姉も略奪婚の被害者であり、ヒルトは姉のようにはなりたくないと、街の大学へ進学することを望んでいたのだ。話し合いの末、ヒルトの父は賠償金を支払い、ヒルトは村から離れた場所で暮らすよう命じられた。

病院受診を終えたヒルトをメアザは自宅へと招き、温かい食事と寝床を用意した。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のあらすじ【転】

法廷に立ったヒルト。村民は結託し、証言台に立つことはなかった。村全体がヒルトの死刑を望んでいるのだ。見かねたメアザは検事に正当防衛を主張するが取り合ってもらえなかった。

また、メアザは自ら村民のもとへ出向き、なんとか証言を得ようとするが、まともに話を聞いてもらうこともできなかった。

メアザは安全面から村へ帰ることができないヒルトのために、養護施設へヒルトを連れて行く。施設長はヒルトのことを勇敢だと快く受け入れてくれた。

このまま村民の証言を得ることができなければ、裁判に負けてしまうと考えたメアザは司法省とも話をしたが、慣習法は聖域であると突き返されたそうだ。しかしメアザは逆にその点を最高裁で争うつもりだと、古くからの友人に話すが、大臣を訴えるなんて引き受ける判事はおらず無謀であろうと反対される。

それでもメアザは、ヒルトを慣習法で裁き、彼女を村から追放した件について、法改正を要求し、司法省を告訴した。結果司法省は、メアザが所属する女性法律家協会の活動の無期限停止を決定したのだ。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』の結末・ラスト(ネタバレ)

やり方が卑怯だと、メアザは悔しさのあまり涙が止まらなかった。1ヵ月後にはヒルトの裁判も控えていたのだ。そんなメアザの元に村の検事が現れ、協会の停止によりメアザはヒルトの弁護人から外れるため、ヒルトの身柄は村の警察署で預かると言い渡される。

裁判の日。自由は国民の権利であり、この国も法の下で男女も子供も平等に扱われる時代が来たと信じたにも関わらず、司法省はこの協会を潰そうとしている。我々は法には背いていないはずだと反論し、正しい判断を願うとメアザは強く主張した。

不本意ながらもヒルトの身柄を警察署へ渡したメアザは、バーでやけ酒を飲んでいた。そんなメアザに、大臣が辞職し、協会の活動も再開することができるようになったと朗報が入る。

6ヵ月後。ヒルトの裁判が執り行われた。ゲブルという証人が現れ、ゲブルは、ヒルトが誘拐された日に暴行を加えられたと供述していたことを証言する。3人の判事により協議が行われ、ヒルト正当防衛が認められ、無罪を勝ち取った。

法廷は歓声に包まれ、メアザや家族はヒルトを強く抱きしめた。

映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』の感想・評価・レビュー

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映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『チャイルド・マリッジ 掠奪された花嫁』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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