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映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0088602

製作年 2019年
上映時間 97分
ジャンル ドキュメンタリー
監督 マー・インリー
キャスト ロウ・イエ
ジン・ボーラン
ソン・ジア
チン・ハオ
製作国 中国

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』の登場人物(キャスト)

ロウ・イエ
「シャドウプレイ」の監督。1999年のデビュー以来、独特の映像美学で現代中国を描いた作品を発表し続けて来た。中国映画第6世代の監督と呼ばれ、世界的にも評価されている。「シャドウ・プレイ」では過酷な撮影、幾多のトラブルに見舞われながらも作品を完成させる。作品を発表するごとに中国当局の厳しい検閲と戦い、アーティストとしての矜持を貫く。
ジェイク・ポロック
「シャドウプレイ」の撮影監督を務めるアメリカ人。中国映画に興味を持ちアメリカから台北に移住。新進気鋭の監督たちと組んで注目され、数々の映画祭で撮影賞を受賞。ロウ・イエ監督とは本作で初タッグを組む。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のあらすじ【起】

2015年、都市再開発の死角となっている広州市の洗村。映画「シャドウプレイ」の打ち合わせがロウ・イエ監督、スタッフによって行われていた。12月5日にはロケハンで現地を視察し、村人への取材を重ねる。監督は、「フィクションだが、現実と緊密につながっているのが作品のコンセプトだ」と語る。

12月18日、出演者の衣装合わせが行われる。衣装はもちろん、メイク、美術に関しても事細かく指示を出す監督。スタッフたちは口を揃えて、「これまでの現場と違ってかなりこだわりが強い監督」と語った。「監督はいつも美術から始める」と話す美術監督。「そこから創作上の変更を重ねていき、脚本も変化していく。独特のやり方だ」という。撮影監督のジェイク・ポロックも、自由度が高い現場だと話し、監督に全幅の信頼を寄せていた。

1月24日、カメラのライティングテストなどを経て、脚本が固まっていく。

監督は「この映画は他の映画では意識しない点にこだわる。人の行為を撮る映画」と語り、出演者と脚本についてディスカッションする。本作は200枚のスチール写真が脚本のベースになっているという。それがこの映画の特別なところだと話す監督。

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映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のあらすじ【承】

ヤン刑事役のジン・ボーランの撮影が始まる。長回しやアクションがきつくて最初は慣れなかったというボーランだが、監督と話し合いを重ね真剣に演技に取り組んでいく。

リン・ホイ役のソン・ジアは、精神病院のシーンで迫真の演技を見せ、ジェイクらスタッフから喝采を浴びる。彼女は「この映画は商業的なアクション映画に見えるかもしれないが、人の感情の物語。みんなに喜ばれなくても、1人の心をつかめればいい」と語る。

撮影は順調かに見えたが、突如公安当局から洗村での撮影を許可しないと言われて撮影がストップしてしまう。困惑するスタッフと監督。それを受けてロケーションの手配についてスタッフたちの緊急会議が開かれる。

香港の人気俳優、歌手でもあるエディソン・チャンのキャスティングについて監督とプロデューサーの話し合いが行われる。監督は、チャンのキャスティングには賛成だが、彼を出演させれば世間の関心を集められるという考えはだめだと言う。

ヌオ役のマー・スーチュンの撮影も始まり、演技指導をする監督。ジェイクは「一つ一つの要求がとにかく細かい。ここまでこだわる監督は珍しい」と語る。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のあらすじ【転】

ジャン役のチン・ハオは、「今まで出た映画で一番アクションが多く大変だった」と語る。アクションのために短いシーンを7日かけて撮影。監督によると、同じアクションでもどういう性質のものかはその時々で変わるのだという。

撮影中、小道具に不備があることが判明。さらにスタッフの食事が用意されておらず撮影が中断してしまう。苛立った監督は、制作部の責任者を叱責。ラインプロデューサーの重要性をあらためて説明する。そんな監督の現場は神経を使うが、信頼もしているというチン・ハオ。

激しいアクションシーンの撮影が続く。暴動のシーンでは、ドキュンタリー性を重視するという意向から10分にも渡る長回し撮影が行われる。

撮影95日目。ロケーションマネージャーが努力を重ねた結果、ようやく洗村内部での撮影許可が降り、胸を撫で下ろす監督たち。

ソン・ジアの撮影がオールアップ。「この役は心から楽しくやれた」と彼女は語る。他のキャストも続々と撮影を終える。

撮影103日目。撮影最終日となりスタッフは監督にサプライズを仕掛けようと、全員監督と同じ出立ちをして監督の現場入りを迎える。和やかなムードと程よい緊張感の中で最後の撮影が始まる。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』の結末・ラスト(ネタバレ)

2016年6月21日、撮了後のポスプロが始まる。編集や整音、カラーリング作業などが監督とスタッフで綿密に行われる。

全ての作業が終わり、2017年5月19日に作品を当局に提出、検閲に入る。

二ヶ月後の7月18日、検閲が終わったと連絡があり確認する監督。しかし、以前厳しい検閲を受けた「二重生活」以上の厳しい要求がなされていた。ほとんどの重要な場面を削除、変更するよう指示されていたのだ。しかし、「検閲に脅かされず自由に表現することが芸術家の使命だ。見るに堪えない妥協版になるなら上映しない方がまし」と徹底抗戦の姿勢を見せる監督。それに対してプロデューサーは「みんなの生活はどうなるの?」と、それぞれの立場で意見が衝突する。その後も何度も当局から修正を迫られ、プレミア公開の4日前、全国公開の7日前まで攻防は続いた。

2019年4月3日、プレミアショー。ロウ・イエ監督と主要キャスト4人の記者会見が開かれる。監督は記者から「削除したのはどこですか?」と尋ねられ、「ここでは答えたくない。とにかく無事に公開したい」と思いを語った。

映画は4月4日に無事全国公開となった。

映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』の感想・評価・レビュー

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映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『夢の裏側 ドキュメンタリー・オン・シャドウプレイ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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