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映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』の概要:1989年に公開された、『ドラえもん』の劇場長編映画。家出を試みたのび太達は、どの土地にも所有者がいることにがっかり。そこでタイムマシンで7万年前の日本へ向かい、自分達だけの楽園を作り上げるが……。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』の作品情報

ドラえもん のび太の日本誕生

製作年:1989年
上映時間:100分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太 etc

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映画『ドラえもん のび太の日本誕生』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
22世紀から来たネコ型ロボット。のび太の家の押し入れに住んでいる。お腹の四次元ポケットから未来の秘密道具を出し、のび太を助けている。鼠が大の苦手で、のび太の父がハムスターを預かることになったため家出を決意する。原始世界では、不思議な力を使う呪い師「ドラゾンビ」と称してヒカリ族に崇められることとなる。
のび太(小原乃梨子)
弱虫で泣き虫の男の子。困ったことがあるとすぐにドラえもんに泣きつき、助けてもらっている。怒られてばかりだという簡単な理由で家出を思いたつ。ドジは多いが優しく、アイディアマン。今作では独創性を生かして、ペット大臣として架空の動物を創り上げる。
ジャイアン(たてかべ和也)
いつものび太を虐めているガキ大将。喧嘩が強いが、母親には頭が上がらず毎日手伝いをさせられている。手伝いに嫌気がさして家出する。力の強さを生かし、建設大臣として自分たちの住居を作る。
スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンといつも一緒にいる金持ち息子。ジャイアンの腰巾着として、一緒にのび太を虐めることが多い。勉強ばかりの毎日が嫌で家出する。農林大臣として食事用のダイコンを育てる。
しずか(野村道子)
のび太が片思いしているクラスメイトの少女。原始世界で花を育てる。まじめで優しい性格で、気を失ったククルの看病をする。習い事が多く、嫌になって家出した。
ククル(松岡洋子)
7万年前の中国に住んでいる原始人の少年。ヒカリ族という部族に属し、ギガゾンビ率いるクラヤミ族に家族を連れ去られた。時空嵐に飲み込まれ現代に飛ばされ、のび太達と出会う。
ギガゾンビ(永井一郎)
クラヤミ族という原始人の部族を率いる呪い師。嵐と雷を操るとして恐れられている。その正体は原始世界を制圧しようとしている未来人だった。7万年前に繋がる時空の入り口を閉じ、捕えた奴隷を使って自分の帝国を作らせようとしている。
ツチダマ(高島雅羅)
土偶の形をしたギガゾンビの手下。形状記憶セラミックでできており、壊れても元に戻ることができる。ヒカリ族を襲ったクラヤミ族の一団を先導していた。
タイムパトロール
未来の世界からやってきて、時空を悪用しようとする者を取り締まっている組織。ギガゾンビの行方を追って7万年前の時代を偵察していた。マンモスに扮して、遭難しそうになったのび太を救う。
架空動物<ペガ、ドラコ、グリ>
のび太が秘密道具「クローニングエッグ」で創り出した動物。ペガはペガサス、ドラコはドラゴン、グリはグリフィンと、お伽話に出てくる架空動物の形をしており、3匹とも空を飛ぶことができる。のび太によく懐き彼の危機を救うが、現代に連れ帰ることは許されず、タイムパトロールに保護されることとなる。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のあらすじ【起】

原始時代。魚を捕まえていた原始人の少年・ククルは、自分の村が焼き払われてしまったことを知る。家族や村の人々は誰もいなかった。突如雷が鳴り響き、ククルは時空間に呑み込まれてしまう。

現代。のび太は、いつものごとくドラえもんに秘密道具を借り、家出を試みる。しかし、空地も裏山も持ち主がいることがわかり、追い出されてしまう。するとのび太のクラスメイト・しずか、ジャイアン、スネ夫も、それぞれの理由で家出をしようとのび太の元にやってきた。ネズミ嫌いのドラえもんも、のび太の両親がハムスターを預かることになり、家を飛び出してきた。のび太達は家出場所に困り、大昔の日本なら持ち主がいないのではと思いつきく。一同はタイムマシンで7万年前の日本に旅立った。

原始生活セットなどドラえもんの道具を使って、のび太達は自分達の住処を作り始める。ジャイアンは家となる洞穴を掘り、しずかは花を育て、スネ夫は「畑のレストラン」で食料を作った。のび太はペット作りを任され、「クローニングエッグ」と「動物の遺伝子アンプル」を渡される。のび太は皆を驚かせようと、複数のアンプルを混ぜる。すると架空の動物ドラゴン、グリフィン、ペガサスに似た動物が誕生した。のび太はこれらをドラコ、グリ、ペガと名付け、まだ皆には内緒にしておくことにする。仕事を終え、おいしいご飯を食べた一同は、一度現代に帰ってみることにする。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のあらすじ【承】

一方ククルは、時空嵐に飲み込まれ、現代の日本に飛ばされていた。のび太の家の屋根に潜んだククルは、家の食料を全部食べてしまう。そうとは知らず、のび太は冷蔵庫の中身を食べ尽くしたと怒られ、ドラえもんと買い物に出かける。入れ違いで、ジャイアンとスネ夫がのび太の家にやってくる。のび太の部屋の押し入れの物音に気付き、2人が押し入れを開けると、ククルが襲いかかってきた。しかし、ククルは気を失ってしまう。帰宅したドラえもんとのび太は、ジャイアン、スネ夫、しずかと共にククルをタイムマシンに乗せ、7万年前に再び旅立つ。

しずかがククルの看病をする間、ドラえもんとのび太はククルの元いた時代と場所を割り出していた。その結果、ククルがいたのは同じ時代の中国だとわかる。一方、ジャイアンとスネ夫は川でワニに襲われ、ドラコ、グリ、ペガに助けられる。翻訳コンニャクで言葉が通じるようになったククルは、自分の部族・ヒカリ族が、ギガゾンビという呪い師の支配するクラヤミ族に襲われ、皆さらわれてしまったことを話した。のび太達はククルの部族を救うため、クラヤミ族の後を追うことにする。

のび太達はペガ達の背中に乗って中国大陸へ渡り、まずククルの村に到着した。のび太達はペガ達を村に残し、「訪ね人ステッキ」を使ってクラヤミ族に追いついた。クラヤミ族は、ギガゾンビの手下で「ツチダマ」という名の土偶の指示に従っていた。ドラえもんはツチダマと戦い、ツチダマはバラバラに砕け散った。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』のあらすじ【転】

ヒカリ族の皆を助け出したドラえもんは、呪い師「ドラゾンビ」と名乗り、ギガゾンビの手の届かない日本へ彼らを連れて行くことにする。のび太はその前にペガ達を迎えに行くが、村にペガ達の姿はなかった。仕方なく、ヒカリ族を日本へ連れて行くことを優先する。ヒカリ族は村を再建し、ドラえもん達と共に宴を開く。しかし、のび太はペガ達を心配し、落ち込んでいた。そんなのび太に、ククルは動物に家へ帰る本能が備わっていることを話し、励ました。のび太達は現代に一度帰ることにする。

ドラえもんはツチダマの破片を1つ持ち帰って調査する。ツチダマは形状記憶セラミックでできていた。ドラえもんは、ギガゾンビは未来から来たのではと危惧し、皆で7万年前へと急ぐ。ドラえもんの予想は当たっていた。元の姿に戻ったツチダマから報告を受けたギガゾンビは、ヒカリ族を再び襲い、ククル達を連れ去ってしまっていた。村には、「トコヤミの宮」まで来るようにとのメッセージだけが残されていた。

トコヤミの宮へ向かう一同だったが、雪山で吹雪に遭い、のび太がはぐれてしまう。ドラえもんは栄養剤の入った「レスキューボトル」にのび太を探させるが、「レスキューボトル」はツチダマに見つけられ破壊されてしまった。寒さに幻覚を見始めたのび太の目の前に、ラーメンの汁が入った器とマンモスの幻影が現れる。マンモスはのび太の前に小箱を残し、去っていった。ラーメンの汁を飲んだのび太は一命を取り留める。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方、ドラえもん達はトコヤミの宮に辿り着き、無理やり働かされているククル達を発見する。「ウルトラタイムウォッチ」で時間を止め、「通り抜けフープ」で逃げられそうか試してみることにする。しかし、壁の向こうには機械だらけの部屋があり、ギガゾンビが待ち構えていた。やはり、ギガゾンビは未来人だったのだ。彼は原始世界にやってきて、この時代への時空路を閉じ、この時代の帝王になろうとしていた。ギガゾンビは「ウルトラタイムウォッチ」の効果を止め、ドラえもん達は捕えられてしまう。

雪の中に倒れていたのび太を、ペガ達が見つけ出した。のび太達は、サーベルタイガーに食べられそうになっているドラえもん達を見つけ出す。ドラえもんは「瞬間接着銃」でツチダマの動きを封じたが、ギガゾンビに脱出路を崩されてしまった。その時、のび太はマンモスが残した小箱を想いだし、中のボタンを押す。マンモスはギガゾンビの行方を追っていたタイムパトロールの偽装した姿だった。小箱からの発信を受けたタイムパトロールは、のび太達を救出し、トコヤミの宮を破壊した。ギガゾンビは逮捕された。のび太達は現代に戻ることになったが、ペガ達を連れて行くことはタイムパトロールが許さなかった。ペガ達3匹は、タイムパトロールに保護されることとなる。のび太は3匹との別れを惜しむのだった。

映画『ドラえもん のび太の日本誕生』の感想・評価・レビュー

最後には別れることになってしまいましたが、7万年前の世界で重要なことを任せてもらえずにふてくされ気味だったのび太が、ヤケとも思えるような状態で作ったペットたちがのび太に懐いていて可愛い。のび太が遭難していた時に飲んだラーメンの汁が庶民的でした。見た目はラーメンの汁でも栄養剤のような物だったのかと想像します。
のび太は3匹に会いに行くと約束していましたが、映画の数だけ「また会おう」があるのでそれぞれの後日談も観てみたいです。(女性 40代)


私も学生時代は、何回も家出したいと思ったことがあります。その度に、ドラえもんがいてくれたらなと思ったことも。みんなが、それぞれの役割を決めて自分たちの国を作ろうとしているのは面白いなと思いました。

のび太の作った、架空の動物たちが可愛らしくて最後には現代には連れて帰れなくて残念ですが、きっと元気に暮らしていると思います。(女性 30代)


記憶にある中で、一番古い映画館で見た映画。今でも寒いときにカップラーメンを食べたりすると雪山で遭難したのび太がラーメンを思い浮かべるこの映画のシーンを思い出す。ある種のトラウマなのかもしれない。子供向け映画とは言え、本当にのび太や仲間たちは死にかけており、ストーリーのシビアさは大人になって見返すとちょっと引くほど。作品の中で子供でも平等に危険な目に遭うし、逆に戦えるというところがこのコンテンツの凄さだと思う。(男性 30代)


小学校の遠足の帰りにバスの中で観て、ものすごく心に残っている作品。VHSをレンタルして何度も観ているうちに、大好きな作品になりました。今作の舞台は7万年前の日本。ママと喧嘩をして家出を決意したのび太は、ドラえもんの力を借りてまだ誰もいない日本に向かいます。そこで1から生活できる環境を作っていくのですが、そのシーンがなんとも夢があり最高なんです。山を掘り家を作り、土地を耕し作物を植え、ペットを育てる。子供たちそれぞれが自分の役割をしっかり理解し、工夫して頑張る姿が本当に感動します。
大根を割るとカツ丼が出てくるあのドラえもんの道具。大人になった今でも、欲しいなあと思ってしまいます。(女性 30代)

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