映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の概要:大人気漫画「ドラえもん」の映画シリーズ第30作目。ドラえもんの道具のせいで人魚姫がのび太家に迷い込んだ。人魚姫を宮殿に送っていこうとするが、人魚族の敵である怪魚族との戦いに巻き込まれていく。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の作品情報
上映時間:99分
ジャンル:SF、アニメ、アドベンチャー
監督:楠葉宏三
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴 etc
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映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(水田わさび)
- 22世紀からやっていたネコ型の子守ロボット。秘密道具を使い街中を海中に変えたり、海で呼吸することが出来る様にしてくれる。
- のび太(大原めぐみ)
- 小学4年生の男の子。いつも仲間外れにされるが、いざという時は友達と助け合い事態を好転させていく。
- ソフィア(田中理恵)
- 人魚族の姫。好奇旺盛で、優しい少女。人魚族の伝説のカギを握っている。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』のあらすじ【起】
ある星で、大きな空飛ぶ船が破壊活動をしていた。船の中ではブイキンと呼ばれる人物が報告を受けていた。この星でも”奴ら”は見つからなかった、と。そして次の標的は地球という星だと話していた。その地球では、スネ夫がまた自慢話をしていた。パラオの海でダイビングをした写真を見せている。仲間外れにされたのび太は悔しがり、ドラえもんに泣きついた。
話を聞いたドラえもんは「架空水面シミュレーターポンプ」を使い架空水を出し、専用ゴーグルをつけた人だけが架空水を見ることができ、いつもの街を海中に変えた。そして、「おざしき釣り堀」と「架空水まきぞえガス」を使って、太平洋の海にいる魚たちを街中に誘った。こうして、架空水の中で泳ぐ魚達を観察しながらダイビングを楽しんだが、専用ゴーグルをつけていない人々にとっては街中を魚が泳ぐ怪奇現象が起こっていた。騒ぎになったので、ドラえもんとのび太は魚達を海に戻した。
翌日になり、のび太は庭に倒れている少女を見つける。介抱され元気を取り戻した少女はソフィアと名乗った。ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんにもソフィアを紹介し、皆で街中を案内し友達になる。しかし、ソフィアは水が欲しいと言って倒れてしまい、お風呂に入れてあげると元気になった。ソフィアの着ていた服を洗濯しようとしたしずかちゃんは、ベルトのボタンを押すと、足が尾ひれに変わり人魚に変身した。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』のあらすじ【承】
ソフィアは人魚だった。「架空水まきぞえガス」のせいで架空水の中に迷い込んでいた様だ。ソフィアたち人魚族の祖先は、今から5000年前にアクア星という星から地球にやってきて、海の底で町を造り暮らし始めたと説明した。さらに、ソフィアは自分が宮殿に住む人魚姫だと告げた。海底の宮殿をひと目見たいと考えたドラえもん・のび太・ジャイアン・スネ夫・しずかちゃんは、ソフィアを宮殿に送り返すことにする。
一方で、ブイキンのいる船では地球に人魚族が住んでいることを確認していた。その昔、ブイキンの祖先が人魚族から奪い取った伝説の鎧を眺め、あとは伝説の剣を見つけるだけだと話す。伝説の鎧と剣が揃えば、全宇宙を手中に治めることが出来るのだという。
海の宮殿を目指すドラえもん達一行は、「増えるミラー」を使ってソフィアの洋服をコピーして、全員が人魚になれる様にしていた。さらに「テキオウ灯」を使い、水中でも呼吸ができる様にした。準備が整った6人はさっそく海に入り宮殿を目指した。海中を満喫し、海の中に家を設置し一泊した。家の中でソフィアは人魚の剣の伝説について話した。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』のあらすじ【転】
翌朝、しずかちゃんがソフィアの付けているティアラが綺麗だと言うと、ソフィアは少しの間貸してあげることにした。
再度、宮殿に向けて出発する一行。しかし、そこに巨大なウツボが現れ襲いかかってきた。皆が逃げ惑っていると、一隻の船がウツボを攻撃して難を逃れた。船から出てきたのは、人魚族の近衛兵隊を引き連れたハリ坊という隊長だった。そして、ソフィアの誘拐罪でドラえもん・のび太・ジャイアン・スネ夫を連行した。しずかちゃんは混乱に乗じて、ブイキン達に連れ去られていった。ドラえもん達の誘拐罪は、ソフィアの説明で誤解がとけた。しかし、しずかちゃんがいない事に気付き、ジャイアンとスネ夫がハリ坊を連れて急いでしずかちゃんを探しに行ったが居なかった。しずかちゃんがいたはずの場所には、怪魚族の武器が残されており、怪魚族が連れ去ったことが判明した。
怪魚族とは、かつてアクア星で人魚族と平和に暮らしていた種族だった。しかし、アクア星の資源を食い物にしてアクア星を滅ぼしたのだ。その怪魚族は、ティアラを借りて付けていたしずかちゃんをソフィアと勘違いして連れ去った。人魚族の姫から、伝説の剣の場所を聞き出そうとしていたのだ。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の結末・ラスト(ネタバレ)
宮殿にブイキンから連絡が入った。しずかちゃんを返してほしければ、伝説の剣を持ってこいと言うのだ。受け渡し場所にきた一同は、ドラえもんとのび太が代表して偽物の剣を渡すことにした。偽物にだまされた怪魚族はしずかちゃんを解放した。
無事に皆で王宮に戻ったが、偽物の剣に気付いた怪魚族は、人魚族の町々を攻撃し始めた。ソフィアやドラえもん達も戦いに参加した。兵士達が次々に傷ついていく中、ソフィアは人魚の神に祈った。すると祈りが届き、人魚の剣がソフィアの目の前に現れた。しかし、その剣はブイキンに奪われてしまった。剣の力によって大渦を起こすブイキンに手も足も出せないドラえもん達。ブイキンを地上におびき寄せれば、人魚の剣も使えずに倒せるはずだと考えたドラえもん達は、「架空水まきぞえガス」をブイキンにかける。実は「架空水面シミュレーターポンプ」はスイッチをずっと押したままだったのだ。
皆は専用ゴーグルを付けて陸上にブイキンをおびき寄せる。ブイキンは陸上だと気付かずに追いかけてきた所に、「架空水面シミュレーターポンプ」の緊急解除スイッチを押した。すると、ポンプが架空水を勢いよく吸い込み、ブイキンも架空水と一緒に吸い込まれていき、ドラえもん達は「タケコプター」で非難した。残された人魚の剣にソフィアが触れると、海面が輝き美しさを取り戻した。その後、ブイキンの手下達は全員、人魚族に捕獲された。ドラえもん達は「タイムマシン」を使って自分達が出発した時間に戻り、無断外泊したことを怒られずに済んだ。
映画『ドラえもん のび太の人魚大海戦』の感想・評価・レビュー
人魚というと半分人間、半分魚のイメージが強いですが本作では普通の人間の姿をしていて、服のボタンで足ひれがつくという設定で、人魚の姿になっても泳ぎが苦手なのび太「らしさ」に笑いました。
しずかちゃんの家でお風呂に入ったソフィア。海中に住んでいた彼女はお風呂は初めてじゃないかと思うのですが、海底でも火山に近い所は暖かく、お風呂感覚だったのかな?と想像していました。
簡単に騙される敵役も微笑ましかったです。(女性 40代)
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