映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の概要:大人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズ第11作目。ある朝、野原一家が指名手配犯となり追われてしまう。その日の夕食は焼肉の予定だった。楽しみにしている焼肉を食べるため、事態を解決しようと奮闘する一家の物語。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ、アニメ
監督:水島努
キャスト:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ etc
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映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の登場人物(キャスト)
- 野原しんのすけ(矢島晶子)
- 5歳の男の子。能天気な性格だが、いざという時に勇気を出し立ち向かう。夕食の焼肉を楽しみにしている。
- 野原ヒロシ(藤原啓治)
- しんのすけの父親で、サラリーマンをしている。家族思いで、家族とともに焼肉を食べるために奮闘する。
- 野原ミサエ(ならはしみき)
- しんのすけの母親で、専業主婦。普段はケチな一面があるが、焼肉を奮発し家族を喜ばせる。せっかく用意した焼肉を食べようと奮闘する。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』のあらすじ【起】
ある日の穏やかな朝、野原家では朝食の時間だ。しかし、なんとも質素な朝食だった。それに文句を言う家族に、母親のミサエが見せたのは高級焼肉のセットだった。この肉を食べるための節約だと知った家族は、喜んで質素な朝食を受け入れた。そこに、1台の車が家を壊して飛び込んできた。車から降りてきた博士風の男は、助けてくれと頼んでくる。追いかけてきたカーボーイ風の男が博士風の男を連れて行こうとした時、「例のアレはこの家族に渡した」と言い出した。カーボーイ風の男はターゲットを野原一家に変え、捕まえようとしてくる。
逃げ出した野原一家は、しんのすけの通う幼稚園に避難した。幼稚園の先生達に状況を説明していると、テレビでニュースが流れた。そこではなんと、野原一家が指名手配犯になっていた。野原一家が追う組織が電波をのっとり、ニュースを流しているのだ。そして、指名手配犯の情報提供者には一億円が与えられると言う。怖がる幼稚園の先生達を尻目に走り去る一家。近所の人達が捕まえようとするので、地下通路に逃げ込むが、スウィートボーイズと名乗る会社の男達に囲まれてしまう。そこで一人の男に、熱海の本社までついて来る様に言われる。例のアレは物ではないと言うのだ。隙をついて逃げ出す一家。落ち着いた場所は公園の遊具の中だった。そこで、父親のヒロシは熱海に向かおうと言い出す。誤解を解いて帰って焼肉を食べようと、家族で決意した。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』のあらすじ【承】
変装をして熱海を目指す一家は、ヒッチハイクをすることにした。女装したヒロシに一目惚れした男が車に乗せてくれ、事情を話すと味方をしてくれた。スウィートボーイズは検問をしており、突破することは出来たが後を追ってくる。車に乗せてくれた男が犠牲になり、一家を逃がそうとしてくれた。しかし、スウィートボーイズの手下が多すぎて追い込まれてしまう。そこで、一家はバラバラになり熱海を目指すことにした。
赤ん坊のヒマワリと犬のシロを追ってヒロシが、ミサエは敵のセグウェイに乗り、しんのすけは走って逃げた。しんのすけは逃げた結果、春日部に戻っていた。友達のまさお君の家を訪ねると、同じく友達の風間くん・ネネちゃん・ボーちゃんも集まっていた。最初は裏切りに合い通報されるが、友達はしんのすけを信じようと決意し、捕まったしんのすけを助けてくれた。そして、5人で熱海を目指し出発したが、途中でスウィートボーイズに見つかってしまう。遊園地に逃げ込んだが追い込まれ、しんのすけ以外の4人が犠牲になり、しんのすけを逃がしてくれた。しんのすけは、風間くんの自転車を使って一人で熱海を目指した。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』のあらすじ【転】
ヒロシはヒマワリを抱き、犬のシロと共に熱海を目指していた。途中の街で、ビールの試飲を見つけ飲もうとする。しかし、家に帰った後に食べる焼肉とビールのことを考え、我慢した。一方、ミサエはセグウェイの充電が切れてしまい、足でこぎながら熱海に向かっていた。疲労で挫けそうになるが、家に帰った後に食べる焼肉を想像し、奮い立った。
そして、しんのすけもヘトヘトになりながら自転車を漕いでいた。やはり家での焼肉のことを考え頑張るのだが、そこにまたスウィートボーイズが追いついてくる。さらに、乗っている自転車の補助輪が1つ取れてしまい、スウィートボーイズの幹部がもう1つの補助輪も切ってしまう。もう駄目かと考えたが、しんのすけは補助輪無しで自転車を漕いでいる自分に気付いた。喜び勇んで自転車を漕ぎ続け、追手からすり抜けるしんのすけは、ついに熱海に到着した。既に到着していたヒロシ・ミサエ・ヒマワリ・シロはスウィートボーイズに取り囲まれていた。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の結末・ラスト(ネタバレ)
取り囲まれている家族のもとに、自転車を走らせたまま飛び込むしんのすけ。それを追いかけているスウィートボーイズ達は、勢い余って次々と海に落ちて行った。そして、全員揃った一家は、取り囲んでいたスウィートボーイズ達とも戦い始めた。その様子を見た幹部は、野原一家の勇ましさに負け、ボスのもとへ行くことを認めた。
スウィートボーイズのボスと対面した一家は、ボスの求めているものは何か聞かされた。スウィートボーイズのボスとその兄である博士風の男は、催眠増幅装置というものを開発していた。それは熱海を活性化させるものであるが、兄がある企業に売るために、起動に必要なボイスレコーダーを持ち逃げしたのだという。そして、野原一家と出会った際の会話をそのレコーダーに録音し、パスワードとしてしまった様だ。催眠増幅装置を起動するためには、野原一家とボスの兄が行った朝の会話を再現する必要がある。野原一家は承諾し、既に捕えられていた兄と協力しパスワードを解除する。
それを喜んでいた一家を、スウィートボーイズは取り囲んだ。今後も起動のために一家の肉声が必要で、帰すつもりはないと言う。更に、催眠増幅装置を使い周囲の人間を様々な物や動物に変えていった。ボスの本当の目的は熱海への復讐だったのだ。それを知った一家は、隙をついて催眠増幅装置を奪う。そして、逃げ出すボスを捕まえ、催眠増幅装置を使ってスウィートボーイズの全員に暗示をかけた。催眠増幅装置という物は最初から存在せず、スウィートボーイズは観光ホテルになり、ボスは真面目に働く、と。一件落着し帰路についた野原一家。あまりの空腹で途中で何か食べて帰ろうかと思うのだが、家で待っている焼肉セットのことを考え、何も食べずに急いで帰るのだった。
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード』の感想・評価・レビュー
今回は、ひょんな事から事件に巻き込まれ、急に指名手配犯となった野原一家が奮闘する内容となっている。ちなみにタイトルのヤキニク自体は、ストーリー的にはそこまで重要ではない。
監督が全作品から変更になっているせいか、クレしん映画の代名詞の一つの感動系というよりは、全体的にコメディに寄っている作品となっている。
ゲストキャラクターには、華原朋美がともちゃんとして本人役で登場するが、特にストーリーに絡んでくる事は無い。クレしん映画の中では、中の中位にあたるイメージの作品。(男性 30代)
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