この記事では、映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』の作品情報

上映時間:91分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太 etc
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(大山のぶ代)
- 野比家に居候する未来からやってきた猫型ロボット。彗星衝突によって滅亡の危機を迎える恐竜を救う。
- 野比のび太(小原乃梨子)
- 地味で冴えない小学生。0点のテスト答案を隠すために、ドラえもんの道具で地下の大空洞を発見する。
- 剛田武 / ジャイアン(たてかべ和也)
- のび太が通う小学校のガキ大将。地下洞窟でスネ夫が行方不明だと知り、のび太と一緒にスネ夫を探しに行く。
- 骨川スネ夫(肝付兼太)
- ジャイアンといつもつるんでいる少年。のび太に恐竜は滅亡していることを説明したが、自身で恐竜の姿らしきものを目撃し、ノイローゼ気味になる。
- 源静香(野村道子)
- いじめられっ子ののび太にいつも優しい女の子。のび太に誘われて地下の大空洞を秘密基地にする。
- バンホー(堀秀行)
- 恐竜人の青年。地下で迷子になっていたスネ夫を保護し、地底人に捕まったドラえもんたちを助けてくれる。原始動物保護区の監察官。
- ロー(神代智恵)
- バンホーの妹。のび太たちが地底にいる間、地底国を案内する。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のあらすじ【起】
のび太は空き地で、スネ夫とジャイアンに恐竜は生き残っていると力説するが、スネ夫からネッシーを始め、恐竜は全て絶滅してしまったのだと説明される。夢を諦めきれないのび太はドラえもんに縋るも、ドラえもんの道具にさえ地球上に恐竜は存在しないと見放されてしまう。
スネ夫はジャイアンと多奈川の川辺でラジコン飛行機を操縦して遊んでいたが、ジャイアンの操作ミスでラジコン飛行機を川に落としてしまう。落胆するスネ夫の前に、ネッシーに似た何かが突然現れ、スネ夫が驚いている間に姿を消してしまう。
ママからお使いを頼まれたのび太は、ついでに0点のテスト答案用紙を隠しに出かける。ドラえもんの道具「どこでもホール」を使って、地下の大空洞に答案用紙を隠す。そして、この大空洞を自分の秘密基地とすることにした。
その夜、のび太の説を否定しながらも恐竜を見たかもしれないと気が動転していたスネ夫は、出木杉君に相談したことで気持ちが晴れていた。しかし、自宅の庭で再び昼間見たネッシーを目撃し、ノイローゼとなっていく。
翌日、大空洞にしずかちゃんを誘ったところをジャイアンとスネ夫に見つかったのび太は、3人を大空洞に案内する。それぞれドラえもんの道具で自室を作り趣味に興じる中、スネ夫は1人で洞窟の奥へ進む。そこで恐竜の群れと遭遇し、慌ててドラえもんたちを呼ぶが、ドラえもんたちが来たときにはもう恐竜はどこにもいなかった。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のあらすじ【承】
次の日、再び地下の大空洞へ集合したのび太たちは、自室で趣味に明け暮れる。スネ夫は1人ビデオカメラを持って恐竜の姿を撮影しようと洞窟の奥へ進む。ビデオカメラを回していると、スネ夫が多奈川で失くしたはずのラジコン飛行機が飛んでやってくる。スネ夫は驚き一目散に逃げ、いつの間にか地底湖までやってくる。誰かの足音が聞こえ、岩陰に隠れようとしたスネ夫は、足を滑らせて地底湖に落ちてしまう。
のび太とジャイアンはバギーに乗って競争をしていたが、スネ夫の落としたビデオカメラを発見すると、1人で先に帰ったのだろうとのび太たちも帰宅する。ところが、ママに勉強会と嘘を言って外出していたことがバレて、しばらくの間外出禁止令を言い渡される。
直後、どこでもホールは事故によって壊れてしまう。秘密基地に置いてきた荷物が戻らないことをドラえもんがジャイアンとしずかちゃんに謝罪し、最後に骨川家も訪問する。そこでドラえもんは、スネ夫がまだ帰っていないことを知る。
のび太と一緒にスネ夫のビデオカメラを確認し、多奈川と地底が繋がっていることを突き止めると、ジャイアンとしずかちゃんを連れて多奈川へ向かう。川の底に巨大な穴を発見し、その先は確かにどこかの地下へと繋がっていた。更に先に進んだのび太たちの目の前に、広大なジャングルが現れる。
スネ夫を探してジャングルを捜索していたのび太たちは、絶滅したはずの恐竜と遭遇し、逃げたところを地底人ナンジャ族に捕らえられる。そこへ恐竜の背に乗った騎士が現れ、ナンジャ族を追い払う。のび太たちの縄を解くと、騎士のバンホーはスネ夫を保護していると言い、のび太たちを首都まで案内する。
次元転換装置を装備した船に乗り、のび太たちは地殻の中を移動してアメリカ大陸へ渡る。途中リニアモーターカーに乗り換え、丸1日かけて首都エンリルへと到着した。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のあらすじ【転】
不法入国者であるのび太たちは、エンリルへ到着するや否や厳しい検査と取り調べを受ける。ようやく全てが終わると、4人は無事にスネ夫との再会を果たした。
地上へ送り届けてくれるというバンホーは、帰宅までの間5人を自宅へ居候させる。バンホーの妹ローが首都のガイドを買って出る。歴史博物館へ赴き、ローから6500万年前の大災害の日に「聖地」と呼ばれる場所で生き残った恐竜たちが、今もその当時の姿のまま地下で暮らしていると説明を受ける。そして、その恐竜の中のステノニコサウルスが進化を遂げ、今の恐竜人になったと言う。
博物館の見学後のピクニック時に、今度は地上がどんなところかしずかちゃんがローに話して聞かせる。その傍らで大砲を撃つ音が聞こえ、見学に行くとバンホーの所属する騎士団が実践演習をしていた。
バンホーの自宅までは、レンタルの恐竜に馬のように乗って帰ることにする。しかし、手綱の操作が下手なのび太は、バンホーが行ってはいけないと言っていた建物の中に紛れ込んでしまう。そこで巨大な軍艦を目撃し、地上を襲撃する計画を耳にする。
ドラえもんたちと合流したのび太は、その目で見たことを包み隠さず話して聞かせる。その夜こっそりとバンホーの家から抜け出したのび太たちは、ドラえもんが持って来た地底の地図を頼りに地上を目指す。途中ナンジャ族に捕まったのび太たちを、軍艦に乗って追いかけてきたバンホーに助けられる。
脱走を叱責されたのび太たちは、バンホーに食って掛かるが、バンホーは聞く耳を持たなかった。しかしバンホーは軍団長に、のび太たちの身柄についての安全を保障させていた。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』の結末・ラスト(ネタバレ)
のび太たちを乗せた軍艦は、次元転換装置を使って地上へ出現する。のび太たちが久しぶりの太陽に喜んだのも束の間、次の瞬間には空間が歪み、軍艦は6500万年前の地上にタイムスリップする。軍艦は海岸に着陸し、そこに拠点を張った。
恐竜人たちは、恐竜を滅ぼし地下へ追いやった原因を、宇宙人の襲来もしくは何者かの侵略によるものと考えていた。そして、その原因を突き止め排除することで、地底で暮らす今の歴史を変えようとしていた。ドラえもんたちは道具を使って軍艦から脱出する。そのときしずかちゃんは、夜空に浮かぶ彗星が地球に向かってきていることに気付く。
翌日、ドラえもんの道具で城を築いたのび太たちと、バンホー率いる恐竜人との全面戦争が始まる。そこに、宇宙から飛んで来た彗星が地球に衝突する。ものすごい衝撃がのび太たちや恐竜人たちを襲う。
火山は噴火し、1000mを超える津波が地上を覆う。恐竜人は軍艦の次元転換装置で地殻に避難し、ドラえもんたちは地下室を作りそこへ避難する。スネ夫は、誤って広く作られた地下室が地底の歴史博物館で見た聖域と同じ大きさだと気付く。
地上へ戻ったバンホーたちに、ドラえもんがたった今起きた彗星の災害の状況を説明する。津波の被害によって巻き上げられた塵が地球を覆い、太陽を隠すと、この先塵が晴れるまでの6ヶ月の間に気温は氷点下まで下がり、プランクトンが死滅、それを餌にしていた生物が次々に死んでいく。
この現実は、恐竜人にはあまりにも惨いものだった。涙に暮れ、運命を受け入れようとする恐竜人に、ドラえもんは今残っている生物をできるだけ助けたいと申し出る。
のび太たちは協力してドラえもんの道具を使い恐竜たちを手懐け、海岸へ向かわせるとドラえもんの作った地下室へ誘導する。太陽光と空気を整え、森と川を整備し、恐竜たちが住みやすい環境を作り上げる。
無事にエンリルに戻ったのび太たちは、法皇様や国民から祝福を受ける。バンホーとローがドラえもんたちを地上に送り届ける。
別れ際、地上と地底が自由に行き来している未来を語りながら、のび太とバンホーは固く握手を交わす。
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
ドラえもんが作った空間だけならまだしも、太陽も空もない地底に昼と夜があるのが不思議です。最後に郵便でみんなの忘れ物を送ったのもどこから発送したのか疑問。とは言え、ストーリーは楽しく観ました。もしも地底人がいたら、恐竜が生き残っていたら。恐竜からの進化も、地上に迷い出る恐竜が目撃され、ネッシーなどと呼ばれる。人類が宇宙に旅行に行けるのも近いけど、地球でもまだまだ未知の領域があることを教えてくれています。(女性 40代)
地下に恐竜人が住んでいるという設定がまずワクワクさせてくれる作品だった。最初はただの冒険かと思いきや、人間が地上を支配していることに対する恐竜人たちの怒りが描かれ、物語に深みが出ている。最終的に戦争寸前までいく展開は子ども向けとは思えない緊張感だった。のび太たちが対話で解決に導く流れが優しく、ドラえもんらしいメッセージ性を感じた。(20代 男性)
子どもの頃に観た時よりも、大人になってから観た方がテーマの重さに気づかされた。恐竜人たちが人間を危険視する理由がしっかり描かれていて、一方的に悪者として扱われていないのが印象的。戦争になりかける状況を、のび太たちが止めようとする姿が心に残る。冒険とメッセージのバランスが良い作品だと思った。(30代 女性)
シリーズの中でも設定が独特で、地下世界という舞台が魅力的だった。恐竜人という存在が単なるファンタジーではなく、知性や文化を持った種族として描かれているのが良い。人間との対立がリアルで、単純な善悪では語れない構図になっている。最後に共存の可能性が示されるのが救いで、後味も良かった。(40代 男性)
ドラえもん映画らしい冒険と友情がしっかり描かれていて楽しかった。特に地下世界の描写が幻想的で、子どもの頃に観た時は純粋にワクワクしたのを思い出した。恐竜人との対立は少し怖さもあったが、最終的には争いを避ける方向に進むのが良い。優しさが感じられる結末で安心して観られる作品だった。(20代 女性)
この作品は単なる冒険映画ではなく、環境問題や人間の在り方を考えさせる内容になっている。恐竜人が人間を脅威とみなすのも理解できる部分があり、視点を変えることで見え方が変わるのが面白い。のび太の行動が結果的に大きな争いを防ぐ流れは、シリーズの中でも印象的な展開だった。(50代 男性)
全体的にテンポが良く、最後まで飽きずに観られた。地下世界の探検や恐竜人との出会いなど、冒険要素がしっかり詰まっている。ストーリーはシンプルだが、テーマは意外と深く、子どもだけでなく大人も楽しめる内容だった。最後に争いを回避する展開が、ドラえもんらしい優しさを感じさせる。(30代 男性)
恐竜という題材が好きなので、地下に別の文明が存在するという設定にとても惹かれた。恐竜人たちの社会や考え方が描かれていて、ただの敵ではないのが良い。人間との対立がエスカレートしていく中で、のび太たちが間に入る展開が印象的だった。優しい結末で、観終わった後に温かい気持ちになれた。(40代 女性)
子ども向けの作品ながら、戦争や対立といった重いテーマを扱っているのが印象的だった。恐竜人たちの行動にも理由があり、一概に否定できないところがリアル。のび太たちがその間に立って問題を解決しようとする姿に成長を感じた。冒険とメッセージがうまく融合した良作だと思う。(20代 男性)
シリーズの中でも少しシリアス寄りの作品で、緊張感のある展開が続くのが良かった。地下世界という閉ざされた空間が、独特の雰囲気を作り出している。恐竜人と人間の関係性がテーマとしてしっかり描かれていて、考えさせられる部分も多い。最後に争いが回避されることで、安心して観終えられた。(60代 男性)
映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』を見た人におすすめの映画5選
ドラえもん のび太と恐竜
この映画を一言で表すと?
恐竜との出会いが友情と別れを描く、心温まる冒険物語。
どんな話?
のび太が恐竜の卵を見つけ、育てたピー助との交流を通じて友情を深めていく物語。しかし成長したピー助は現代では生きられず、のび太たちは白亜紀へ送り届ける決断をする。旅の途中で危険に巻き込まれながらも、仲間たちと協力して困難を乗り越えていく。
ここがおすすめ!
恐竜というテーマや冒険要素が『ドラえもん のび太と竜の騎士』と共通しており、シリーズの原点ともいえる感動作。友情と別れが丁寧に描かれていて、子どもから大人まで心に響く内容になっている。シンプルながらも深いテーマがあり、何度観ても新たな感動を得られる作品だ。
ドラえもん のび太と雲の王国
この映画を一言で表すと?
空の上の理想郷と人間の未来を問う、壮大な冒険ファンタジー。
どんな話?
のび太たちは雲の上に理想の国を作るが、そこには人類を見守る存在がいた。自然や環境問題を背景に、人間がこのままで良いのかという問いが突きつけられる。空の世界での冒険とともに、価値観の違いによる対立が描かれる物語。
ここがおすすめ!
異なる種族や価値観の対立を描く点で、『ドラえもん のび太と竜の騎士』と通じるテーマを持つ作品。単なる冒険にとどまらず、社会的なメッセージも含まれているのが魅力。壮大なスケールと感動的な展開で、深く考えさせられる一本だ。
映画クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険
この映画を一言で表すと?
不思議な世界で繰り広げられる、笑いと勇気のファンタジー。
どんな話?
しんのすけたちが遊園地のような異世界に迷い込み、そこで悪の組織と戦うことになる。奇妙な住人たちとの出会いや数々の試練を乗り越えながら、元の世界に戻るために奮闘する。コミカルな展開の中に、家族や友情の大切さが描かれている。
ここがおすすめ!
子どもたちが異世界で冒険する構図が『ドラえもん のび太と竜の騎士』と共通しており、ワクワク感が楽しめる。笑いと感動のバランスが絶妙で、幅広い世代におすすめできる。ユニークなキャラクターとテンポの良い展開も魅力的だ。
天空の城ラピュタ
この映画を一言で表すと?
失われた文明を巡る、壮大な冒険とロマンの物語。
どんな話?
空に浮かぶ伝説の城ラピュタを巡り、少年パズーと少女シータが追われながら旅をする。軍や海賊との争いの中で、ラピュタに隠された秘密が明らかになっていく。空と大地を舞台にした冒険と、古代文明のロマンが描かれる作品。
ここがおすすめ!
未知の世界への冒険や文明の謎という点で、『ドラえもん のび太と竜の騎士』と似た魅力を持つ。アクションと感動が融合したストーリーで、何度観ても楽しめる。キャラクターの魅力や名シーンの数々も印象的で、幅広い層に支持される名作だ。
ジュラシック・パーク
この映画を一言で表すと?
恐竜が現代に蘇る、迫力満点のサバイバルアドベンチャー。
どんな話?
遺伝子技術によって蘇った恐竜たちが暮らすテーマパークで、予期せぬトラブルが発生し、来場者たちは命の危険にさらされる。自然の力を制御しようとした人間の過ちが描かれ、恐竜との緊迫した攻防が展開される。
ここがおすすめ!
恐竜という題材や人間との関係性が『ドラえもん のび太と竜の騎士』と共通しており、スリルとロマンを同時に味わえる。圧倒的な映像と緊張感のある展開で、エンタメとしての完成度が非常に高い。恐竜好きには特におすすめの一本だ。



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