映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ドラえもん のび太と竜の騎士」のネタバレあらすじ結末と感想

ドラえもん のび太と竜の騎士の概要:1986年から1987年まで連載された、藤子・F・不二雄の大長編シリーズの映画化。藤子不二雄名義の最後の映画化となった今作は、6500万年前に絶滅したとされる恐竜を題材に、のび太たちと恐竜人との交流を描いた物語。

ドラえもん のび太と竜の騎士の作品情報

ドラえもん のび太と竜の騎士

製作年:1987年
上映時間:91分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太 etc

ドラえもん のび太と竜の騎士の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
野比家に居候する未来からやってきた猫型ロボット。彗星衝突によって滅亡の危機を迎える恐竜を救う。
野比のび太(小原乃梨子)
地味で冴えない小学生。0点のテスト答案を隠すために、ドラえもんの道具で地下の大空洞を発見する。
剛田武 / ジャイアン(たてかべ和也)
のび太が通う小学校のガキ大将。地下洞窟でスネ夫が行方不明だと知り、のび太と一緒にスネ夫を探しに行く。
骨川スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンといつもつるんでいる少年。のび太に恐竜は滅亡していることを説明したが、自身で恐竜の姿らしきものを目撃し、ノイローゼ気味になる。
源静香(野村道子)
いじめられっ子ののび太にいつも優しい女の子。のび太に誘われて地下の大空洞を秘密基地にする。
バンホー(堀秀行)
恐竜人の青年。地下で迷子になっていたスネ夫を保護し、地底人に捕まったドラえもんたちを助けてくれる。原始動物保護区の監察官。
ロー(神代智恵)
バンホーの妹。のび太たちが地底にいる間、地底国を案内する。

ドラえもん のび太と竜の騎士のネタバレあらすじ

映画『ドラえもん のび太と竜の騎士』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ドラえもん のび太と竜の騎士のあらすじ【起】

のび太は空き地で、スネ夫とジャイアンに恐竜は生き残っていると力説するが、スネ夫からネッシーを始め、恐竜は全て絶滅してしまったのだと説明される。夢を諦めきれないのび太はドラえもんに縋るも、ドラえもんの道具にさえ地球上に恐竜は存在しないと見放されてしまう。

スネ夫はジャイアンと多奈川の川辺でラジコン飛行機を操縦して遊んでいたが、ジャイアンの操作ミスでラジコン飛行機を川に落としてしまう。落胆するスネ夫の前に、ネッシーに似た何かが突然現れ、スネ夫が驚いている間に姿を消してしまう。

ママからお使いを頼まれたのび太は、ついでに0点のテスト答案用紙を隠しに出かける。ドラえもんの道具「どこでもホール」を使って、地下の大空洞に答案用紙を隠す。そして、この大空洞を自分の秘密基地とすることにした。

その夜、のび太の説を否定しながらも恐竜を見たかもしれないと気が動転していたスネ夫は、出木杉君に相談したことで気持ちが晴れていた。しかし、自宅の庭で再び昼間見たネッシーを目撃し、ノイローゼとなっていく。

翌日、大空洞にしずかちゃんを誘ったところをジャイアンとスネ夫に見つかったのび太は、3人を大空洞に案内する。それぞれドラえもんの道具で自室を作り趣味に興じる中、スネ夫は1人で洞窟の奥へ進む。そこで恐竜の群れと遭遇し、慌ててドラえもんたちを呼ぶが、ドラえもんたちが来たときにはもう恐竜はどこにもいなかった。

ドラえもん のび太と竜の騎士のあらすじ【承】

次の日、再び地下の大空洞へ集合したのび太たちは、自室で趣味に明け暮れる。スネ夫は1人ビデオカメラを持って恐竜の姿を撮影しようと洞窟の奥へ進む。ビデオカメラを回していると、スネ夫が多奈川で失くしたはずのラジコン飛行機が飛んでやってくる。スネ夫は驚き一目散に逃げ、いつの間にか地底湖までやってくる。誰かの足音が聞こえ、岩陰に隠れようとしたスネ夫は、足を滑らせて地底湖に落ちてしまう。

のび太とジャイアンはバギーに乗って競争をしていたが、スネ夫の落としたビデオカメラを発見すると、1人で先に帰ったのだろうとのび太たちも帰宅する。ところが、ママに勉強会と嘘を言って外出していたことがバレて、しばらくの間外出禁止令を言い渡される。

直後、どこでもホールは事故によって壊れてしまう。秘密基地に置いてきた荷物が戻らないことをドラえもんがジャイアンとしずかちゃんに謝罪し、最後に骨川家も訪問する。そこでドラえもんは、スネ夫がまだ帰っていないことを知る。

のび太と一緒にスネ夫のビデオカメラを確認し、多奈川と地底が繋がっていることを突き止めると、ジャイアンとしずかちゃんを連れて多奈川へ向かう。川の底に巨大な穴を発見し、その先は確かにどこかの地下へと繋がっていた。更に先に進んだのび太たちの目の前に、広大なジャングルが現れる。

スネ夫を探してジャングルを捜索していたのび太たちは、絶滅したはずの恐竜と遭遇し、逃げたところを地底人ナンジャ族に捕らえられる。そこへ恐竜の背に乗った騎士が現れ、ナンジャ族を追い払う。のび太たちの縄を解くと、騎士のバンホーはスネ夫を保護していると言い、のび太たちを首都まで案内する。

次元転換装置を装備した船に乗り、のび太たちは地殻の中を移動してアメリカ大陸へ渡る。途中リニアモーターカーに乗り換え、丸1日かけて首都エンリルへと到着した。

ドラえもん のび太と竜の騎士のあらすじ【転】

不法入国者であるのび太たちは、エンリルへ到着するや否や厳しい検査と取り調べを受ける。ようやく全てが終わると、4人は無事にスネ夫との再会を果たした。

地上へ送り届けてくれるというバンホーは、帰宅までの間5人を自宅へ居候させる。バンホーの妹ローが首都のガイドを買って出る。歴史博物館へ赴き、ローから6500万年前の大災害の日に「聖地」と呼ばれる場所で生き残った恐竜たちが、今もその当時の姿のまま地下で暮らしていると説明を受ける。そして、その恐竜の中のステノニコサウルスが進化を遂げ、今の恐竜人になったと言う。

博物館の見学後のピクニック時に、今度は地上がどんなところかしずかちゃんがローに話して聞かせる。その傍らで大砲を撃つ音が聞こえ、見学に行くとバンホーの所属する騎士団が実践演習をしていた。

バンホーの自宅までは、レンタルの恐竜に馬のように乗って帰ることにする。しかし、手綱の操作が下手なのび太は、バンホーが行ってはいけないと言っていた建物の中に紛れ込んでしまう。そこで巨大な軍艦を目撃し、地上を襲撃する計画を耳にする。

ドラえもんたちと合流したのび太は、その目で見たことを包み隠さず話して聞かせる。その夜こっそりとバンホーの家から抜け出したのび太たちは、ドラえもんが持って来た地底の地図を頼りに地上を目指す。途中ナンジャ族に捕まったのび太たちを、軍艦に乗って追いかけてきたバンホーに助けられる。

脱走を叱責されたのび太たちは、バンホーに食って掛かるが、バンホーは聞く耳を持たなかった。しかしバンホーは軍団長に、のび太たちの身柄についての安全を保障させていた。

ドラえもん のび太と竜の騎士のあらすじ【結】

のび太たちを乗せた軍艦は、次元転換装置を使って地上へ出現する。のび太たちが久しぶりの太陽に喜んだのも束の間、次の瞬間には空間が歪み、軍艦は6500万年前の地上にタイムスリップする。軍艦は海岸に着陸し、そこに拠点を張った。

恐竜人たちは、恐竜を滅ぼし地下へ追いやった原因を、宇宙人の襲来もしくは何者かの侵略によるものと考えていた。そして、その原因を突き止め排除することで、地底で暮らす今の歴史を変えようとしていた。ドラえもんたちは道具を使って軍艦から脱出する。そのときしずかちゃんは、夜空に浮かぶ彗星が地球に向かってきていることに気付く。

翌日、ドラえもんの道具で城を築いたのび太たちと、バンホー率いる恐竜人との全面戦争が始まる。そこに、宇宙から飛んで来た彗星が地球に衝突する。ものすごい衝撃がのび太たちや恐竜人たちを襲う。

火山は噴火し、1000mを超える津波が地上を覆う。恐竜人は軍艦の次元転換装置で地殻に避難し、ドラえもんたちは地下室を作りそこへ避難する。スネ夫は、誤って広く作られた地下室が地底の歴史博物館で見た聖域と同じ大きさだと気付く。

地上へ戻ったバンホーたちに、ドラえもんがたった今起きた彗星の災害の状況を説明する。津波の被害によって巻き上げられた塵が地球を覆い、太陽を隠すと、この先塵が晴れるまでの6ヶ月の間に気温は氷点下まで下がり、プランクトンが死滅、それを餌にしていた生物が次々に死んでいく。

この現実は、恐竜人にはあまりにも惨いものだった。涙に暮れ、運命を受け入れようとする恐竜人に、ドラえもんは今残っている生物をできるだけ助けたいと申し出る。

のび太たちは協力してドラえもんの道具を使い恐竜たちを手懐け、海岸へ向かわせるとドラえもんの作った地下室へ誘導する。太陽光と空気を整え、森と川を整備し、恐竜たちが住みやすい環境を作り上げる。

無事にエンリルに戻ったのび太たちは、法皇様や国民から祝福を受ける。バンホーとローがドラえもんたちを地上に送り届ける。

別れ際、地上と地底が自由に行き来している未来を語りながら、のび太とバンホーは固く握手を交わす。

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