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映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』の概要:何をやってもうまくいかない野比のび太は、ネコ型ロボットのドラえもんの力を借り、魔法の世界に変えることを思いつく。だが、魔法の世界は魔界星と呼ばれる天体の接近によって危機に瀕していた。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』の作品情報

ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い

製作年:2007年
上映時間:115分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー、アニメ
監督:寺本幸代
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、木村昴、関智一 etc

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映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(水田わさび)
22世紀から来たネコ型ロボット。ネズミがとにかく苦手で、同じ空間にいることができない。病院が嫌い。
野比のび太(大原めぐみ)
小学生。勉強は赤点ばかり。運動神経も悪く、同級生にいつも馬鹿にされている。だが、正義感は強く、友達思いの優しい心を持っている。
美夜子(相武紗季)
魔法の世界でのび太達が出会う少女。絨毯の操縦のA級ライセンスを持っている。魔法の扱いに長けている。幼い頃、病によって死の淵に立たされたことがある。
満月牧師(河本準一)
美夜子の父。有名な魔法学の研究者で、テレビにも出演している。地球の危機を知り、警鐘を鳴らしている。
デマオン(銀河万丈)
魔界の魔王。地球の侵略を目論む。圧倒的な力を持っている。
メジューサ(久本雅美)
デマオンの部下。相手を石に変えることができる。正体は美夜子の母の魂。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のあらすじ【起】

小学生の野比のび太はテストで0点を取ってしまい、先生に叱られる。友達と野球をしてもうまくいかず、家に帰ってからも部屋を片付けていないことで母親に叱られる。のび太は辛くなり、ネコ型ロボットのドラえもんに泣きついた。その時、テレビのチャンネルが変わり、アニメ『魔法少女マミ』が映った。マミは魔法で部屋の片づけや宿題を行っていた。それを見たのび太は、魔法を使いたいとドラえもんに訴えた。だが、ドラえもんがいた未来は科学が発達しており、魔法は迷信だと言われていた。魔法を扱うことはできなかった。

のび太の部屋の天井から、突然石が降ってきた。よく見ると、石化したドラえもんだった。のび太達は何が起きたのか分からず戸惑った。さらに、同級生のしずかちゃんが訪ねてきて、空き地で同級生のタケシ(通称ジャイアン)とスネ夫にのび太が苛められていると言われる。のび太達が空き地に行くと、のび太の石像があった。のび太は石像を家に持って帰ることにした。

夜中、庭に置いてあったのび太達の石像が、家の中にあった。のび太は石像の形が変わっているように思えたので詳しく調べたかったが、母親に早く寝るよう叱られたため、ドラえもんの四次元ポケットの中に入れておくことにした。ドラえもんが寝ようとしていると、突然お腹が痛くなった。ドラえもんは22世紀の未来に帰って点検することにした。だが、22世紀に戻ると腹痛が治ったため、妹のドラミちゃんの制止を無視してのび太の元へと戻った。

のび太はドラえもんのひみつ道具「もしもボックス」を使って魔法がある世界に変えることを思いつく。ドラえもんはのび太の話に興味を示し、四次元ポケットからもしもボックスを取り出した。のび太はもしもボックスを使うが、どんな呪文を唱えても魔法を使うことはできなかった。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のあらすじ【承】

次の日、のび太達が目を覚ますと、絨毯や箒に乗った人達が空を飛んでいた。のび太は魔法がある世界を見て喜んだ。しかし、のび太自身は魔法の基礎でもある物体浮遊術でさえ使えない有様だった。結局授業で先生に怒られ、友人達と野球をしてもうまくいかなかった。のび太は元の世界と変わっていないことに落胆した。魔法も勉強と同じように学ばなければならないのだ。のび太とドラえもんが魔法を扱えないのは、習ったことがないからだった。

のび太はしずかちゃんの指導の元、魔法の訓練を行った。その時、黒い流れ星が上空で流れていることに気づく。しずかちゃん達は流れ星が消えた場所に向かうことにした。流れ星が落ちた場所の草木は枯れ果て、ボロボロになっていた。さらに、猿のような生き物に攻撃されているジャイアンとスネ夫を見つける。攻撃を受けたジャイアン達は地面に落下しそうになるが、絨毯に乗った少女(美夜子)に救われる。

最近、魔法のある世界では地震や異常気象が増えていた。美夜子は父から魔界星が近づいているからだと教えられていた。のび太達は美夜子達が暮らす教会を訪れ、美夜子の父である満月牧師と出会う。満月は有名な魔法学の研究者だった。

昔悪魔はいたが、絶滅したと言われていた。しかし、満月は古い文書を解読し、恐ろしい事実を知る。それは、人類が悪魔から魔法を授かり、今の魔法文明を築き上げたという話だった。そして、悪魔とは地球の生物ではなく、魔界星という天体からやってきたのだった。話を聞いたのび太達は驚愕する。恐竜の絶滅やノアの大洪水伝説など、地球上の生命を滅亡の危機に追い込むほどの天変地異が起こるのは、全て魔界星の接近によってもたらされていた。そんな魔界星が、再び地球に接近しつつあった。

幼い頃、美夜子は魔法で治すことができない病に罹った。母は満月が止めるのも聞かず、美夜子を救うために自分の命と引き換えに悪魔と契約を交わした。満月はそのことが魔界星を呼び寄せる原因になってしまったのではないかと悔やんでいた。話を聞いたのび太達は、悪魔を追い払う方法がないか満月に尋ねた。満月は5000年もの昔存在したナルニアデスという男が、悪魔族の力を封印したという言い伝えがあることを教えた。その方法を綴った魔界歴程が地球のある場所に隠されていると古文書に書かれていた。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』のあらすじ【転】

のび太達は家に帰ると、もしもボックスを使って元の世界に戻そうとした。だが、母親が廃品回収に渡し、処分していた。そんな中、超大型台風が接近し、激しい地震が起こる。震源地は教会の近くだった。のび太達は美夜子達の様子を見に行った。すると、教会が跡形もなく消失しており、ドラゴンに乗った悪魔に攻撃される。のび太達を救ったのは美夜子だった。美夜子は悪魔と戦うがやられそうになる。ドラえもんはひみつ道具「ひらりマント」を使い、攻撃を跳ね返して悪魔を倒した。

のび太達は美夜子から話を聞き、悪魔族が教会ごと満月を異空間へ連れ去ったことを知る。美夜子は魔界歴程を探し、魔界星に乗り込んで大魔王デマオンを倒そうとしていた。美夜子はのび太達に協力して欲しいと頼んだ。だが、のび太達は自分達に何ができるのか分からず、協力すると即決することができなかった。美夜子は説得を諦め、去っていった。のび太達の近くには、美夜子と似たネックレスを着けたネズミが倒れていた。

のび太の部屋にネズミが入ってきた。ネズミはのび太に何かを訴えようとしていたが、ネズミが嫌いなドラえもんはそれに気づかずひみつ道具を使って追い出してしまう。のび太はネズミを気にすることなく、速達で届いた手紙を読んだ。手紙は美夜子からで、自分に何かあればこれを役立てて欲しいと書かれており、古文書が包まれていた。美夜子が1人で魔界歴程を探しに行ったことを悟り、のび太達は彼女の元へ向かうことを決める。ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんものび太達と一緒に行くことにした。

ドラえもんのひみつ道具を使い、皆で美夜子の元に向かった。美夜子は魔界歴程を取りに行く途中で、悪魔から攻撃を受けていた。ドラえもんと美夜子が悪魔と戦っている間に、のび太達が魔界歴程を取りに行った。ジャイアン達は魔界歴程を回収し、美夜子達と合流する。すると、美夜子がジャイアンを襲い、魔界歴程を奪った。悪魔族のメジューサが美夜子に化けており、魔界歴程を回収するためにのび太達を騙したのだった。のび太達はメジューサから攻撃されるが、ドラえもんのひみつ道具のお蔭で助かった。

ドラえもん達はのび太の部屋に戻った。そして、ジャイアンは1本の魔界歴程を取り出した。実は箱には2本の魔界歴程が入っていたのだ。のび太達が本物の美夜子の安否を心配していると、ネズミが窓を叩いた。月の光を浴びたネズミは、美夜子の姿になった。悪魔に姿を変えられていたのだ。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』の結末・ラスト(ネタバレ)

美夜子は月が雲に隠れるとネズミの姿に戻ってしまうため、皆で魔法をかけてネコの姿に変えた。のび太達はデマオンを倒し満月を救うため、魔界星に向けて出発した。月の光には悪魔の魔法を封じる力があった。ナルニアデスが地球を守るために月の光に力を与えたからだった。ドラえもんは悪魔との戦いに備え、ひみつ道具の「月光灯」(月の光が出る懐中電灯)を取り出した。

のび太達はデマオンがいる城に乗り込んだ。美夜子は魔界歴程からデマオンを倒すための銀のダーツを取り出し、皆に2本ずつ渡した。ドラえもんは月光灯とひみつ道具の「モーテン星」を皆に渡した。モーテン星を付けた人の姿は相手の盲点に入ってしまうため、姿を見られることなく動くことができた。

のび太達は満月を探している途中で、デマオンに見つかってしまう。デマオンにはモーテン星が効かなかった。皆で一斉にデマオンの心臓にダーツを放つが、倒すことはできなかった。ドラえもん達は城の外へと吹っ飛ばされてしまう。

悪魔達が追ってきたため、のび太達はモーテン星を付けて逃げた。しかし、ドラゴンが匂いを嗅ぎ、居場所がバレてしまう。ジャイアン達が捕まる中、のび太は美夜子に助けられる。美夜子は自分が悪魔達を引きつけている隙にのび太を逃がすことにした。のび太は嫌がるが、2人共捕まるわけにはいかないのだと美夜子に諭される。のび太は必ず助けに戻ることを胸に誓い、その場を逃げ出した。

助かったのは、のび太とドラえもんだけだった。ドラえもん達はタイムマシーンで過去に戻り、自分達にもしもボックスを使わせないようにすることにした。しかし、メジューサに追いかけられ、石に変えられてしまう。石になったドラえもんは部屋に落ち、のび太は空き地へと落ちた。その後、野比家の庭へと運ばれた石像の2人は、月の光を浴びて動けるようになった。しかし、部屋に入ったところで月が雲に隠れ、再び石像になってしまう。

石像の2人は、過去のドラえもんの四次元ポケットの中に入れられる。石像のドラえもんは必死に体を動かし、ポケットの中にあった月光灯を使って動けるようになった。ドラえもん達はポケットの中で暴れて存在に気づいてもらうことにした。過去のドラえもんが感じた腹痛は、2人が暴れたからだった。だが、過去のドラえもんが気づく前に月光灯の効き目が切れてしまい、再び石像に戻ってしまう。

石像になっていたのび太達は、ドラミちゃんに助けられる。ドラミちゃんはドラえもんの腹痛の原因を探るため、四次元ポケットと繋がっているスペアポケットを確認したのだった。そして、石になっているのび太を発見する。のび太達はドラミちゃんに感謝し、事情を説明した。のび太はドラミちゃんが取り出したもしもボックスを使おうとするが、魔法の世界を救うため戻ることを決める。

ドラえもん達は美夜子達を救い出し、月の光を消し去ろうとしているメジューサを止めに行った。だが、一足遅く、メジューサは光の魔力が封印されている場所に剣を突き立ててしまう。封印が解け、眩い光が放たれた。すると、メジューサが美夜子の母の姿に戻った。母は美夜子に、魔界星に浮かぶ赤い月がデマオンの心臓であることを伝えた。そして、美夜子と満月が見守る中、消滅した。

ドラえもん達はデマオンや悪魔の攻撃を掻い潜り、赤い月に銀のダーツを投げた。デマオンや悪魔達は消滅した。すると、美夜子の母の形見のネックレスが光り、月に再び魔力が戻った。それを見たのび太達は、喜び合った。

映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 7人の魔法使い』の感想・評価・レビュー

ひみつ道具「もしもボックス」を使って魔法の世界に変えるが、訓練しないと魔法を扱えないという設定がおもしろいなと思った。でも、のび太が魔法の世界でも落第生で、先生に怒られているのは少し可哀想だった。箒や絨毯で空を飛んだり物を浮かせたり、自分もあんな魔法が欲しいなというものが物語の随所でたくさん出てきた。その一方で、魔法に負けず劣らずドラえもんのひみつ道具が役に立っていたため、改めて道具の凄さを感じることができた。美夜子と母の深い親子愛が素晴らしく、楽しさと感動の両方を味わうことができる作品だった。(MIHOシネマ編集部)


物語の冒頭で登場した石像の正体が判明したとき、なるほどとすっきりした気持ちになった。のび太達を救うためにドラミちゃんが出て来てくれたのは良かった。滅多に登場しないキャラクターなので、嬉しい気持ちになった。
ふしぎ道具だけでなく魔法が使える世界が物語の舞台になっているので、凄く夢がある物語だなと思った。ただ、子供の頃から練習しないと魔法が使えないという設定が、のび太には可哀そうだったが現実味があって良かった。(女性 30代)

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