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映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の概要:スネ夫にラジコンロボットを自慢されたのび太はドラえもんに巨大ロボを出してほしいとねだる。しかし、ドラえもんは怒って北極に出かけてしまう。のび太はドラえもんを追って北極に行きそこで巨大ロボットの右足部分を手に入れる。それは地球侵略を企む鉄人兵団のロボット兵器のものだった。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の作品情報

ドラえもん のび太と鉄人兵団

製作年:1986年
上映時間:100分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也 etc

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映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
22世紀の未来からやって来た猫型ロボット。普段はドジな所があるが優れた頭脳を持っており、鉄人兵団から地球を救おうと様々な作戦を考える。
のび太(小原乃梨子)
寝るのが趣味の小学5年生の男の子。ひょんな事から巨大ロボットを手に入れて大喜びする。ドラえもんと同じくドジだが敵のリルルを気遣う心優しい少年。
しずか(野村道子)
のび太の友達の女の子。鉄人兵団のスパイであるが人間の心を理解し、その間で揺れるリルルと仲良くなり親友となる。
ジャイアン(たてかべ和也)
のび太の友達のガキ大将。普段は乱暴者だがいざという時に頼りになる。武器がなくとも敵に立ち向かう勇敢さを持っている。
スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンと仲の良いのび太の友達。自慢が得意で従兄に作ってもらったラジコンロボットのミクロスを皆に自慢する。
リルル(山本百合子)
鉄人兵団のスパイで人間の女の子型のロボット。最初はスパイ活動をしていたが、のび太やしずか達と接する様になり徐々に人間に対する偏見を無くしていく。指からエネルギー波を出したり、ロボットを操る念波を出したりする。
ミクロス(三ツ矢雄二)
スネ夫の従兄が作ったラジコンロボット。最初はただのラジコンだったが、ドラえもんの改造により自律型で口の利けるロボットになった。頭脳はスネ夫と同じくらい。
ザンタクロス:ジュド(加藤治)
鉄人兵団が地球征服の為に送り込んだ組み立て式の巨大ロボット。頭脳は先に送られたがドラえもんの改造により、ドラえもん側に付くようになる。のび太達は遊び半分で作ったが、誤操作による強力なビーム発射でザンタクロスが恐ろしい兵器である事を知る。
鉄人兵団
人間に絶望した神が作り出した知性を持ったロボットの子孫の兵団。ロボット惑星メカトピアに本拠地を構えており、人間を絶滅させて地球侵略を企みにやって来る。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のあらすじ【起】

スネ夫にラジコンロボット、ミクロスを自慢されたのび太は巨大ロボを手に入れるとみんなに話す。しかしそんな当てはなく、ドラえもんに泣きつく。いつもののび太のねだりにうんざりするドラえもん北極へと行ってしまう。

のび太はドラえもんに謝りに北極へと行く。そこでのび太はボーリングの様な青いボールを見つける。そして急にそのボールが信号のような音を発した。すると空から巨大な機械が降ってきた。取り敢えずそれを家に持ち帰るのび太。家に帰ると今度は違う部品が空から降ってきた。その形からのび太は巨大ロボットの一部だと考える。

ドラえもんは北極で散々な目に会って帰って来ると、のび太にロボットの部品について問う。ロボットはドラえもんが出した訳ではなかったのだ。どうしてもロボットを組み立てたいのび太の願いを叶えようと、ドラえもんはお座敷釣り堀と逆世界入りこみオイルで鏡面世界を作る。鏡面世界では生物がいなく、普通の世界と全てが左右逆に作られているのだ。

夜になり部品が次々と降って来る。翌朝には全ての部品が揃いドラえもんとのび太は鏡面世界でロボットを組み立てる。しかし動力部分が来ていないのだ。ドラえもんは未来デパートからコンピュータを取り寄せる。

のび太は完成したロボットをしずかに見せようと誘いに行く。途中でジャイアンとスネ夫に会ったのび太はロボットを自慢し、ミクロスと夜に対決させる約束をする。しずかを連れてロボットを操縦するのび太は湖にやってくる。そこでドラえもんはロボットを北極から持ってきたことからザンタクロスと名付ける。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のあらすじ【承】

一方、北極では不思議な少女がロボットを探していた。彼女は探知機が反応するのび太の家の方向へと飛んでいく。

のび太達は相変わらずザンタクロスを操縦して楽しんでいた。ところが、しずかが備え付けられているボタンを押すとザンタクロスの胸元からレーザーが照射され鏡面世界のビルを崩壊させてしまう。それを見たドラえもん達はオモチャとして組み立てたザンタクロスが実は強力な兵器である事を知り、ザンタクロスを3人だけの秘密とする。

翌日、のび太はザンタクロスの事が気になり、授業に集中せず居残りをさせられてしまう。そこへ不思議な少女がやって来る。少女はのび太に気にも留めずその場を去ってしまう。のび太は帰り道でミクロスに襲われる。ジャイアンとスネ夫が巨大ロボを呼べというのだ。逃げるのび太の前に先程の少女が現れる。彼女はミクロスの回路を念波で狂わし、ジャイアン達を追い払う。少女はリルルといい、のび太と共に彼の家へと向かう。そこでリルルはのび太にザンタクロスの事を問う。ザンタクロスは元々彼女の物だったのだ。

うっかりザンタクロスの事を話してしまったのび太はリルルを鏡面世界へと案内する。そこで彼女はのび太に青いボールの事を話す。あれがザンタクロスの頭脳だったのだ。のび太はザンタクロスの頭脳を無くしてしまった事に気付き、リルルにコンピュータのコントローラーを渡す。そこでリルルは勝手にジュド(ザンタクロスの元の呼び名)を持ち出したのび太を許す代わりに、鏡面世界を貸してもらい、その事を秘密にしてほしいと頼む。

翌日からのび太の様子がどうもおかしい。しずかの問いかけにもミクロスがドラえもんの改造により喋られるようになっても無関心なのだ。のび太はリルルの行動が気になって仕方がなかったのだ。その夜、のび太は不思議な発光体が空から降って来て鏡面世界に入って行っているのを目にする。気になって鏡面世界に入ったのび太は見た事もないロボットがうようよしている事に気付く。のび太は後からついてきたドラえもんに全てを話す。

ドラえもんとのび太はロボットの後を追い町の方へと向かう。町は取り壊され、ロボットの基地の様になっていた。リルルは多くのロボットに地球侵略を企む鉄人兵団の受け入れ準備を進める様に指示していた。事の全てを知ったドラえもん達はそこから逃げ出す。リルルは2人に気付き、追いかける。現実世界に逃げたドラえもん達だがジュドの腕がおって来る。しかし、出入り口を無理に広げようとした為に大爆発を起こす。鏡面世界との出入り口は閉鎖され恐ろしいロボット達はもう出入りが出来ない事に喜ぶドラえもん達だった。

翌日、昼寝をしているドラえもんの耳に信号音が届く。無くなったはずのザンタクロスの頭脳だ。頭脳は何かを話しているようでドラえもんはホンヤクコンニャクを乗せる。すると、頭脳は言葉汚く話だし、鉄人兵団が地球に向けて発進した事を話す。事の重大さに気付いたドラえもんは逃げ出そうとのび太に話す。のび太達は誰かに助けを求めようとするが誰も信じてくれない。最終的に信じてくれたのはジャイアンとスネ夫だけだったのだ。スネ夫はザンタクロスの頭脳を改造して仲間に付けようと提案する。そしてドラえもんはザンタクロスの頭脳を改造に成功する。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』のあらすじ【転】

再び、鏡面世界へと行く事にドラえもん達はしずかの風呂場を出入り口に選ぶ。そこから鏡面世界に入ったドラえもん達はザンタクロスが探しに裏山を目指して町を歩く。しかしそこには鏡面世界の出入り口を求めて多くの恐ろしいロボットがうようよしていたのだ。それに怯えたミクロスは途中で逃げ出してしまう。何とか裏山に辿り着いたドラえもん達は改造した頭脳をザンタクロスに取り付ける。ザンタクロスは立ち上がり、ドラえもん達の味方に付いた。ドラえもん達はそのままロボット達の基地の破壊へと向かうのだった。

破壊した基地の通信室でドラえもん達は鉄人兵団の指揮官のメッセージを受け取り、リルルが鉄人兵団を誘導するのに重要な役割をしている事を知る。ドラえもん達は町から戻ってきたロボット達を相手に戦いを繰り広げるのであった。

一方、のび太達を追ってしずかも鏡面世界に来ていた。彼らを探すしずかはミクロスと出会い裏山へと向かう。裏山では傷ついたリルルに出会い、しずかは彼女を手当する事にした。リルルを手当しているとしずかはロボット兵に襲われた。そこへのび太が駆け付けてロボットを破壊する。

リルルを手当するか悩むドラえもん達。しかし重要な情報を聞き出せると考え、手当する事に決めた。手当を受けたリルルは目を覚まし、鉄人兵団の故郷であるロボット惑星メカトピアについて話す。メカトピアは人間に失望した神によって作られた世界であった。アムとイムというロボットに世界を作る事を託す神だが、悲しい事に世界は人間と同じ道を辿ってしまう。そして新しい労力の為に人間狩りを始めたというのだ。

翌朝、ドラえもんが鉄人兵団を鏡面世界へ全て誘い込む作戦を提案する。その為、リルルが兵団と出会わない様にしずかに睡眠薬を飲ませてもらう事にした。夜になり、ザンタクロスの信号を使って鉄人兵団を鏡面世界へ誘い込む事に成功するドラえもん。しかし、リルルが逃げ出してしまっていたのだ。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の結末・ラスト(ネタバレ)

大慌てでリルルを探すドラえもん達。彼女は鉄人兵団の司令部に来ていた。鉄人兵団は世界中の都市に攻撃をし、ドラえもんの巧みな仕掛けによる反撃を受けるも人間の姿を見つけられずにいた。リルルは鏡面世界の秘密を話そうか迷っていた。しかし彼女は司令官に人間を奴隷にせずに引き返すべきだと告げる。リルルはのび太やしずかと触れ合い、敵なのに助ける人間の複雑な心を理解するようになっていたのだ。

リルルは反逆の罪で連行されている所をドラえもん達に助けられる。ドラえもん達はリルルが仲間になってくれたと考えるが、リルルは故郷メカトピアを裏切れないと涙し揺れていた。

一方、鉄人兵団は鏡面世界の秘密に気付き、地球に来た時に飛び込んだ湖へと向かい始めた。ドラえもん達はしずかとミクロスを残し、戦いへと向かう。たった4人では防げないと考えたドラえもんは仕掛けとして敵の攻撃を跳ね返すやまびこ山を設置する。そして遂に鉄人兵団がやってくる。ドラえもん達は即席落とし穴に身を隠し、ショックガンや空気砲を使って鉄人兵団に応戦する。

みんなの身を案じるしずか。ミクロスは大昔に行ってメカトピアを作った神に文句を言ってやろうと話す。そしてしずかはその一言である事を思い付く。タイムマシンで文明が栄える前のメカトピアへと行き、鉄人兵団を何とかしてもらおうというのだ。

ザンタクロスの力もあり何とか鉄人兵団を退けたドラえもん達。鉄人兵団は海外に行った主力部隊を呼び寄せて総攻撃の準備をしていた。そして、遂にその時が訪れる。やまびこ山も通じなくなったドラえもん達は劣勢の中、エネルギーの少ないショックガンと空気砲、そしてザンタクロスを駆使して立ち向かう。

一方、しずか達はメカトピアに来ていた。そこで神となる科学者と出会い、鉄人兵団の先祖であるアムとイムの改造をしてもらう事となった。しかし、ここでリルルはある事に気が付く。改造により歴史が変わり、自分を含む鉄人兵団が消えてしまうという事だ。しずかもそれに気付き戸惑いを見せる。そして身体の自由が効かなくなった科学者の代わりにリルルは自らの手で先祖のロボット達に改造をし始めた。

鉄人兵団は主力部隊の力を駆使してザンタクロスを制圧する。そしてドラえもん達も持ち前の武器のエネルギーを切らし、窮地に立たされてしまう。そしていよいよという時に鉄人兵団が消え始めたのだ。リルルが改造に成功したのだ。その為、彼女自身の体も消えかかってしまう。しずかは涙を流しながら、消えゆくリルルと永遠の友情を誓い合った。

地球がリルルの手によって救われてから数日後、のび太は相変わらずボーっとしていた。歴史が変わったメカトピアの事が気になっていたのだ。そしてふと窓の外を見るとリルルが現れた。彼女はメカトピアの天使となったのだ。

映画『ドラえもん のび太と鉄人兵団』の感想・評価・レビュー

ドラえもんの話は人類の歴史を間違った方向、「悪」とするものが多いです。最後には優しさや信じる心でハッピーエンドになりますが、「このまま進んではいけない」という警鐘を組み込んでいるのだと思います。
本作も、しずかちゃんとリルルの優しさや信頼で解決するのですが、攻めてきたロボット兵にロボットで対抗するのは、彼らにとっては同種族を戦わせる人間の身勝手と映らないでしょうか?その点が少し気になりました。(女性 40代)

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