映画『ドラゴンボール 最強への道』の概要:都から数千公里離れたパオズ山で、尻尾が生えた少年・孫悟空が1人で暮らしていた。そんな悟空の前に、ドラゴンボールを探している少女・ブルマが現れる。悟空はブルマに頼まれ、ドラゴンボール探しに付き合うことになった。
映画『ドラゴンボール 最強への道』の作品情報
上映時間:80分
ジャンル:アクション、アドベンチャー、アニメ
監督:山内重保
キャスト:野沢雅子、鶴ひろみ、愛川欽也、飯塚昭三 etc
映画『ドラゴンボール 最強への道』の登場人物(キャスト)
- 孫悟空(野沢雅子)
- 尻尾が生えている少年。育ての親である孫悟飯をじっちゃんと呼び慕っていた。じっちゃんが亡くなった後は、1人でパオズ山で暮らしていた。高い戦闘能力を有している。
- ブルマ(鶴ひろみ)
- ドラゴンボールを集めている少女。口が上手い。神龍を呼び、素敵な恋人が欲しいと願うつもりでいる。
- ウーロン(龍田直樹)
- 豚。女性が大好き。色んな物に変身できるが、5分しか持たない。
- プーアル(渡辺菜生子)
- 猫のような見た目をしている。ウーロンの南部変身幼稚園時代の同級生。幼い頃、ウーロンに苛められていた。
- ヤムチャ(古谷徹)
- プーアルと一緒に盗賊を行っている。女性が苦手だが、女性と付き合いたい願望はある。
- レッド総帥(内海賢二)
- 悪名高いレッドリボン軍の総帥。表向きは世界征服のためにドラゴンボールを集めていた。だが、本当の目的は身長を伸ばすためである。
映画『ドラゴンボール 最強への道』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラゴンボール 最強への道』のあらすじ【起】
都から数千公里離れたパオズ山。孫悟空はそこで暮らしていた。魚を獲って帰ろうとしているときに、車に轢かれそうになってしまう。悟空は自分の魚が盗られると思い車を放り投げて攻撃した。車に乗っていた少女・ブルマは思わず銃を撃ってしまうが、悟空は撃たれても平然としていた。ブルマはそれに驚愕した。さらに、悟空が自分のことを妖怪だと誤解していることを知り、人間の女であることを伝えた。
悟空は育ての親であるじっちゃん以外人間を見たことがなかった。しかも、悟空には尻尾が生えており、何にも生えていないブルマの体が不思議でならなかった。だが、悟空は亡くなったじっちゃんに女の子には優しくするよう言われていたため、ブルマを家に招くことにした。
悟空はじっちゃんの形見としてドラゴンボールを大切にしていた。それは、ブルマが探し求めているものだった。ドラゴンボールとは7個集めて呪文を唱えれば、神龍が現れてどんな願いでも1つだけ叶えてくれると言われている不思議な玉だった。前回ドラゴンボールを集めた者は、王になっていた。ブルマはドラゴンボールを集め、素敵な恋人が欲しいと望むつもりだった。そのため、ドラゴンボールが必要であることを訴えるが、悟空は形見だからと言って手放そうとはしなかった。ブルマは代わりにドラゴンボール探しを手伝ってくれと頼み、悟空に承諾してもらった。
映画『ドラゴンボール 最強への道』のあらすじ【承】
悟空とブルマがドラゴンボールを探していると、巨大な牛が立ちはだかった。だが、悟空は平然と牛と対話した。すると、牛はロボットに変身した。ロボは悟空に強さを見せろと迫った。悟空は巨大な岩を持ち上げると、指1本で粉々に砕いた。それを見たロボットは蝙蝠に変身して逃げようとするが、豚(ウーロン)の姿になって落ちてきてしまう。実はその豚の姿が真実の姿で、5分間しか変身が持たないのだ。
ブルマ達は突然襲撃を受ける。現れたのはヤムチャという名の青年と、猫のような見た目をしたプーアルだった。ヤムチャは金を置いて行くよう悟空に迫った。悟空が嫌だと断ると、ヤムチャが攻撃してきた。だが、悟空が反撃する前に、ヤムチャは女性であるブルマを見て倒れてしまう。実は、ヤムチャは女性が苦手だった。その後、ブルマはウーロンをドラゴンボール探しの仲間に入れた。
ブルマ達が車を走らせていると、突然襲撃を受けドラゴンボールを渡すよう迫られる。攻撃してきたのは、極悪非道で有名なレッドリボン軍だった。ブルマは悟空に敵を倒して欲しいと頼んだ。悟空は弾を避けながら敵を攻撃し、アジトに侵入した。すると、巨大な男・メタリックがいた。悟空は華麗に攻撃してメタリックを倒した。すると、機械でできていたメタリックは爆発した。
悟空は天井を突き破り、上に進んだ。そこにはホワイトという名の男がいた。ホワイトは人造人間8号を起動させ悟空を始末するよう指示した。しかし、8号は悟空を攻撃することを嫌がった。8号は生き物を殺すのが嫌いな優しい性格をしていた。ホワイトは体に備え付けている爆弾を起動させるぞと脅して指示に従わせようとした。それでも、8号は嫌がった。それを見た悟空は、ホワイトを攻撃して8号を救った。8号に名前がないことを知り、悟空はハッちゃんと名付けた。ハッちゃんはその場に残り、ホワイト達を警察に連れて行くことにした。
映画『ドラゴンボール 最強への道』のあらすじ【転】
ウーロンは山道を走行中にウミガメを轢き殺しそうになる。そのウミガメはキノコ狩りに来て仲間とはぐれ、海を求めて1年間も彷徨っていた。ブルマ達はそのウミガメを車に乗せ、海に送り届けた。ウーロン達がお礼をせがむと、ウミガメはお礼を取りに海の中に入っていった。
ウミガメは亀仙人という名の老人を連れて戻ってきた。亀仙人は悟空の背中に背負っている如意棒(伸びる棒)に見覚えがあった。その如意棒は孫悟飯の持ち物だった。そして、悟空がじっちゃんと呼んでいたのが孫悟飯で、亀仙人の一番弟子だった。悟空がその事実に驚く中、ブルマは待ちきれずお礼の品を渡すようせがんだ。すると、亀仙人は筋斗雲を呼び出した。筋斗雲は空を飛べる雲だったが、清い心を持っていないと乗ることができなかった。皆試してみるが、悟空以外の者は乗ることができなかった。
亀仙人がドラゴンボールの1つを持っていた。ブルマ達は亀仙人にドラゴンボールについて説明した。物陰にはブルマ達の後を尾行していたヤムチャ達がおり、話をこっそり聞いていた。ブルマは亀仙人からドラゴンボールを受け取るが、突然船が襲来して攻撃を受ける。亀仙人はかめはめ波(体内の潜在エネルギーを撃つ技)を撃ち、敵の船を攻撃した。しかし、無事だった敵の船から攻撃を受ける。悟空は見様見真似でかめはめ波を撃ち、敵の船を殲滅した。亀仙人達はそのことに驚愕した。実は、亀仙人はかめはめ波を習得するために50年もの歳月をかけていた。
映画『ドラゴンボール 最強への道』の結末・ラスト(ネタバレ)
今度は小型ヘリコプターに乗って敵が現れる。悟空はミサイルの爆破に巻き込まれ気絶してしまう。その間に、ブルマ達とヤムチャ達が捕まってしまう。後には、ブルマが残したドラゴンボールレーダーが残った。その頃、レッドリボン軍のトップであるレッド総帥の手に、ドラゴンボールが渡っていた。レッド総帥の元には、6個のドラゴンボールが集まった。
悟空は敵の攻撃を掻い潜りながら、筋斗雲に乗ってブルマ達の救出に向かった。その頃、ブルマ達はウーロンが鍵に変身し、脱出を試みていた。悟空が敵を倒している間に、ブルマ達が建物から脱出してきた。彼らは無事に再会を果たす。
レッド総帥はドラゴンボールを持って逃げ出した。しかし、ドラゴンボールを集めている理由が身長を伸ばすためだと部下のブラックにばれてしまい撃たれてしまう。ブラックは巨大なロボットを操縦し、悟空達に攻撃を仕掛けた。ブルマ達が逃げ惑う中、悟空は立ち向かっていった。しかし、攻撃が効かず殺されそうになる。そこにハッちゃんが助けに現れる。
ハッちゃんは悟空を守るためにロボットに立ち向かっていった。だが、体を破壊されてしまう。目を覚ました悟空はハッちゃんが亡くなったのを見て、涙を流して悲しんだ。悟空はハッちゃんを殺したブラックに怒りを抱き、今までよりも強力なかめはめ波を撃ち込んだ。ブラックが乗ったロボットは爆発した。
ブルマは7個集めたドラゴンボールで神龍を呼び出した。悟空はハッちゃんのお腹の中の爆弾を取り除いて元に戻すようお願いした。神龍はその願いを聞き届けた。
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