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映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の概要:18号の付き添いでバイオ戦士達と戦う事になったトランクスと悟天。しかし2人はバイオ戦士を作る研究所で遺伝子工学によって蘇ったブロリーを見つける。復活したブロリーによって徐々に追い詰められる2人。そこでトランクスは形勢逆転の秘策を思いつく。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の作品情報

ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ

製作年:1994年
上映時間:45分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー、アクション
監督:上田芳裕
キャスト:野沢雅子、古川登志夫、堀川亮、草尾毅 etc

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の登場人物(キャスト)

トランクス(草尾毅)
サイヤ人の王子ベジータと地球人科学者であるブルマの息子。小さいが戦闘力が高く、科学者の息子だけあって頭もいい。やんちゃな一面もあり大人顔負けの大胆な行動をとる事もしばしばある。
孫悟天(野沢雅子)
サイヤ人の悟空と地球人のチチの子供。トランクスと親友で天下一武道会では優勝を争った。スーパーサイヤ人にもなれ、戦闘力が高い。
クリリン(田中真弓)
悟空が幼い頃に修行を積んだ仲間。人造人間18号とは夫婦で娘もいる。いたずら好きなトランクスや悟天に振り回される事がよくある。
人造人間18号(伊藤美紀)
人間がベースの人造人間。レッドリボン軍が悟空を殺す為に作ったが、クリリンに助けられた事により彼と結婚する。ミスター・サタンを天下一武道会で優勝させる代わりに1億ゼニーを貰う約束をした。
ミスター・サタン(郷里大輔)
人造人間セルや魔人ブウから世界を救ったとされるヒーロー。人気が高いが格闘センスはそこそこ。18号に色々と頼み事をする度に賞金の追加を求められてしまう。
ジャガー・バッタ男爵(龍田直樹)
サタンの幼馴染でライバル。彼も格闘家を目指していたが、サタンに敗れた為に格闘家の夢を諦めて親の後を継いで男爵となった。サタンに復讐する為に科学者達を雇ってバイオ戦士を作る。
バイオブロリー(島田敏)
以前に悟空達が倒した伝説のスーパーサイヤ人。太陽に落ちて死んだはずだが、ココヤシ村の祈祷師がブロリーの血液を持ち込んだ事により復活する。ケースから出る時に培養液を浴びた為に、体中に固まった培養液を纏っている。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のあらすじ【起】

サタンの屋敷に来ていた18号。彼女はサタンに天下一武道会で優勝させた代わりの賞金を貰いに来たのだ。その様子を外から眺めるクリリン。そこには少年の部決勝で激戦を演じたトランクスと悟天も来ていた。そこへ1台のスカイカーが空から降りてきた。中からは長身のキザな男が下りてきてサタンの屋敷へと入っていく。男はメンメンといい、従兄弟から預かってきた挑戦状をサタンに渡す。サタンはそれを拒否するがメンメンはサタンが少年時代にした恥ずかしい事をネタに脅す。サタンはその内容から挑戦状の送り主が少年時代のジャガー・バッタである事を知る。メンメンはジャガーが作ったバイオ戦士と戦う事をサタンに告げる。その話を盗み聞きしたトランクスと悟天はスカイカーのトランクに潜り込み付いて行くことにしたのだ。18号もこのままサタンを逃さないと一緒に付いて行く。

スカイカーは間もなくしてジャガーの住む城が建つ島へ到着する。城では何人ものバイオ戦士がトレーニングをしていた。そこへジャガーが現れる。ジャガーはバイオ戦士達とサタン、18号を連れて闘技場へと向かう。

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映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のあらすじ【承】

ジャガー達の後を追って闘技場に潜り込んだトランクスと悟天。2人は座っているジャガーの隣に以前、ナタデ村で出会った祈祷師の姿を見つける。一方のサタンはバイオ戦士達の力にすっかりビビッてしまい18号に戦わないかと薦める。そこへトランクスと悟天も参戦する事にした。3人は襲い掛かるバイオ戦士達を一蹴していく。かなりの実力を持ったバイオ戦士でもサイヤ人の子供であるトランクスや悟天、フリーザ以上のパワーを誇る18号の前では敵ではないのだ。追い詰められたジャガーはとっておきと称し、闘技場の壁を撤去し、研究工場に移動する。そこには開発途中のバイオ戦士達のカプセルが並べられていた。そこで悟天が尻尾の生えた戦士を見つける。トランクスと悟天は気になり、その戦士の顔を見てみると、それは何とブロリーであった。ブロリーは以前に悟空親子3人のかめはめ波を受けて、太陽に落ちて完璧に死んだはずだった。トランクス達は怪しいと睨み問いただす。祈祷師は金に困り、宇宙ポッドから流れ出たブロリーの血液を採り、ジャガーに売ったのだ。その血液を優秀なバイオ科学者が遺伝子工学によってブロリーを復活させてしまった。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』のあらすじ【転】

トランクスと悟天はかめはめ波でブロリーをカプセルから出る前に破壊しようとするが、間に合わずブロリーは出てしまう。全身に培養液をまとい、その姿は怪物そのものであった。そして別の問題として何でも溶かしてしまう培養液が流れ出してしまった。ジャガーはブロリーにサタンを痛めつけるように命令する。サタンは18号に助けを求める。彼女はブロリーに重い攻撃を与える。しかし全くびくともしない。逆に強い一撃を受けてしまう。トランクスと悟天はブロリーの攻撃からサタンを助けると、スーパーサイヤ人となってブロリーに挑む。

2人のコンビプレーでブロリーに攻撃を加えるトランクスと悟天。しかしブロリーもダメージを受けつつも徐々に2人を追い詰める。そこへ18号が2人の助けにやって来るが、ブロリーの攻撃に倒れてしまう。ブロリーが18号に止めを刺そうとした瞬間、クリリンがやって来て彼女を助ける。わずかなスキでトランクスと悟天は形成を逆転する。ブロリーに拳でダメージを与えた後にエネルギー弾の連破で一気に追い詰める。しかしほんのわずかなスキを見せた瞬間をブロリーは見逃さず、トランクスと悟天は手痛いダメージを受けてしまう。クリリンや18号も2人を援護するが、ブロリーの前では意味がなかった。

追い詰められたトランクス達。そこでトランクスは培養液に巻き込まれて溶けたビオ戦士達を思い出した。トランクスはブロリーを挑発しておびき寄せる。トランクスはエネルギー弾を放ち、培養液のタンクの心臓部と思われる機械に当てる。そこから培養液が一気に流れ出し、ブロリーに襲い掛かる。苦しむブロリーの体は培養液によって徐々に溶け出し、遂には完璧に溶けてしまった。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の結末・ラスト(ネタバレ)

町では大変な事になっていた。ブロリーとの戦いで流れ出た培養液が島全体を覆うように流れ出ていたのだ。城は壊滅的状態になっており、多くの科学者達やブロリーの血液を持ち込んだ祈祷師も溶かされてしまっていた。残った人達でも少しでも救おうとトランクス達は救助に向かう。その中には事の重大さを後悔するジャガーやメンメンもいた。

何とか培養液を食い止めようとかめはめ波を放つ悟天。しかし全く効果がない。培養液は様々な生物の細胞を取り入れて増幅する。更にブロリーという驚異的な細胞を取り入れてしまった為にその勢いは止めようがないのだ。

悟天達が頭を悩ませている時に、サタンは培養液から必死に逃げていた。そして海に落ち、必死に泳ぐ。その時、培養液の勢いが一瞬弱まったのだ。それを見逃さなかった悟天は培養液が海の水に弱い事に気が付く。

悟天、トランクス、クリリンの3人はみんなを安全な所に避難させて空へと上がっていく。そして気を溜めて、海に向かってかめはめ波を放つ。かめはめ波は海水を巻き上げ、島全体を覆った。海水は固まった培養液を綺麗に洗い流したのだ。安堵した様子の悟天達。そこへ海の中から培養液で身を覆った巨大なブロリーが現れた。万事休すと思われたが、ブロリーの体は海水で完璧に固まってしまう。それに止めを刺すトランクスと悟天。こうしてブロリーは完璧に消滅したのだった。

映画『ドラゴンボールZ 超戦士撃破!!勝つのはオレだ』の感想・評価・レビュー

最強のサイヤ人ブロリーが三度登場する劇場版である。前回登場した劇場版では、その圧倒的なパワーで悟飯、悟天が一方的にやられてしまった中、最終的に悟空が一時的に現れ、親子三人でのかめはめ波でギリギリ打ち勝ったのである。今回のブロリーは遺伝子工学によりバイオ戦士を作り上げているジャガーバッタ男爵の元、バイオブロリーとして登場する。まだ不完全な状態でブロリーが目覚めてしまう為、ブロリーの体も溶けかけている異様な姿となっている。悟天は前回の闘いでブロリーの強さを知っている為、怯えながらもトランクスと一緒に対決するという流れ。今までであれば、何とか刹那的なパワーで打ち勝つという展開だったが、今回は培養液を水につけてブロリー自体を固めてしまうという倒し方なので、あまりスカっとする内容ではないところは残念である。(男性 30代)

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