この記事では、映画『永遠の831』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『永遠の831』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0071466
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 104分 |
ジャンル | アニメ ファンタジー |
監督 | 神山健治 |
キャスト | 斉藤壮馬 M・A・O 興津和幸 日笠陽子 |
製作国 | 日本 |
映画『永遠の831』の登場人物(キャスト)
- 浅野スズシロウ(斉藤壮馬)
- 新聞奨学生として、東京の大学に通う一年生。高校3年生の夏のある事件をきっかけに、時を止める能力を持つ。
- 橋本なずな(M・A・O)
- スズシロウと同じく、時間を止めることができる女子高生。両親を亡くし、現在は都内で異母兄の芹と二人暮らしをしている。
- 亜川芹(興津和幸)
- なずなの異母兄。反政府組織831戦線の中心人物で、なずなの能力を使い反逆行為を繰り返している。
- 各務恭子(五十嵐麗)
- 日本初の女性内閣総理大臣。過去に財務大臣を務めた経験がある。
映画『永遠の831』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『永遠の831』のあらすじ【起】
未曾有の大災厄により、誰もが厳しい生活を強いられている時代。スズシロウは、自分の行動が原因で同級生を自殺に追い込んでしまった過去から逃げ出すために、東京にやってきた。今は新聞奨学生として、大学に通っている。
ある日スズシロウは、新聞代を滞納している男性宅に集金に向かった。そのとき、理不尽な言葉を浴びせられ怒りを覚えた彼は、時間を止めてしまう。そう彼は、同級生を自殺に追い込んだ事件をきっかけに、理不尽な言動に対して怒りを覚えると、時間を止めることができる能力を持ったのだ。
時間を止めている間に集金することに関して、泥棒をしているという罪悪感よりも、長年店に溜まっている負債を回収できたという正義感を感じることのほうが多かった。回を重ねるごとに、時間の止め方と戻し方のコツを身につけていったスズシロウは、時間を止めた帰り道、女の子が歩いているのを目撃し、同じ能力を持つ人間が他にもいることを知る。
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映画『永遠の831』のあらすじ【承】
「831戦線 宣戦布告」という見出しが、新聞のトップを飾った。831戦線とは、夏休みの最終日を終わらせようとしている反政府組織のことで、要人の誘拐を示唆する脅迫状を、首相官邸に送りつけたという。「時間が止まったままのクニ」という文面に、同様の経験をしているスズシロウは、興味を持つ。
そのとき、スズシロウの意思とは関係なく、時間が止まってしまったことに気づいた。もしかしたら、例の女の子が止めたのかもしれない。同じくして、831戦線の犯行予告通り、人材派遣会社会長が誘拐された。その手口から、スズシロウは、犯人は時間を止めた隙に誘拐したに違いないと確信する。
そんな中、例の女の子と街で遭遇したスズシロウは、彼女の跡を追う。たどり着いたのは、あるマンションの一室の前だった。そのとき時間が止まり、男たちが出て行く。部屋の中では、例の女の子が泣いていた。彼女は、死の危機に瀕すると時間を止めることができるという。また彼女の兄は、時間が止まっている間でも動くことができ、831戦線に関わっているという。
しかしそのとき、戻ってきた一味に暴行されたスズシロウは、その場で意識を失ってしまう。
映画『永遠の831』のあらすじ【転】
時間を止める能力があることを知られたスズシロウは、彼女の兄、亜川芹から、犯行に協力するよう強要される。しかし、怒りがないと時間を止めることができないスズシロウは、芹の妹、なずなのもとに行き、話を聞くように言われる。
なずなの父は財務省に勤務していたが、体調を崩しがちだった。父が心配で早く帰宅したなずなは、父の部屋にいた男に襲われそうになり、時間を止めてしまった。たまたまその場に居合わせた異母兄の芹が、その男を撃退してくれたが、父は亡くなってしまう。
その事件は、消費税の増税の張本人として、世間からバッシングを受けていたなずなの父が、自責の念にかられて自殺した、ということで片付けられた。しかし納得できない芹は、それをきっかけに、弱者を顧みない政府に苛立ちを募らせる。
高校3年生の夏、スズシロウの父もまた、スズシロウが同級生を死に追いやったことでバッシングを受け、自殺していた。なずなの話を聞き、当時の怒りを思い出したスズシロウは、時間を止めてしまう。
831戦線は首相公邸に侵入し、内閣総理大臣、各務恭子を誘拐した。彼らは、10兆円の身代金を政府に要求し、困窮した国民にばらまくための補助金に充てるという声明文を出す。各務は芹たちの父が亡くなったときの財務大臣で、つまり復讐を実行したのであった。
映画『永遠の831』の結末・ラスト(ネタバレ)
3ヶ月後。総理に対する身代金は国民への補助金に充てられ、景気も回復した。スズシロウは、なずなと芹のことを調べたが、わからないままのこともあった。総理も未だに職務を続けており、例の事件の意義とは何か、確信が持てないままでいる。
スズシロウは、永遠に終わらない8月31日をさまよい続けていた。止まったままの時間を動かすべく、総理大臣を誘拐した時の動画を世間に公表しようとしたとき、芹から荷物が届く。中には、例の事件の報酬として金と銃が入っており、添えられていたメモには「8月31日は自分で終わらせろ」と書いてあった。
一旦は銃をこめかみに当てたものの、何もかもわからなくなったスズシロウは、やり場のない怒りにかられ、時間を止めてしまう。
その後、止まったままの月日が流れたある日、スズシロウはなずなに会いに行った。スズシロウは銃を海に捨て、なずなとともにもう一度時間を動かしてみたいと言う。なずながそれに同意すると、時間は再び動き始めた。
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映画『永遠の831』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『永遠の831』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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