この記事では、映画『ロスト・エモーション』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ロスト・エモーション』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0094574
| 製作年 | 2015年 |
|---|---|
| 上映時間 | 102分 |
| ジャンル | SF 恋愛 サスペンス |
| 監督 | ドレイク・ドレマス |
| キャスト | ニコラス・ホルト クリステン・スチュワート ジャッキー・ウィーヴァー ガイ・ピアース |
| 製作国 | アメリカ |
映画『ロスト・エモーション』の登場人物（キャスト）
- サイラス（ニコラス・ホルト）
- 出版の仕事に携わっている若い男性。イラストや挿絵を担当している。
- ニア（クリステン・スチュワート）
- サイラスの職場の同僚。若い女性。職種はライター。
- ジョナス（ガイ・ピアース）
- ステージ2の患者。保健安全局の職員なのでストライプのベストを着ている。
- ベス（ジャッキー・ウィーヴァー）
- 初老の女性。DENの医者。
映画『ロスト・エモーション』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ロスト・エモーション』のあらすじ【起】
過去、地球には28日間爆弾が投下された。99.6％の大地が壊され、人類はこれまで通りの生活を送ることが不可能となる。残っている陸地は、共同体によって管理されたイコールズと未開の地である半島のみだった。半島には、欲や感情に支配される欠陥者が住んでいるという噂である。
イコールズには、それぞれに清潔な住居が用意されている。居住者全員の腕にタグが埋め込まれ、同じ白いスーツを着て仕事に通った。出版の仕事に携わる若者サイラスも、無表情で勤務地へ向かう。イコールズでは感情的になると感情制御不能症、略してSOSだと診断された。泣いたり怒ったりするとSOS感染者だと判断され、欠陥障害者施設DENへ送られる。またイコールズでは恋愛も禁止されていた。女性は受胎命令が出ると、人工授精に協力しなければならない。
ある日投身自殺者が出たが、皆は無感情にそれを見つめていた。だがサイラスは同僚のニアが、拳を握りしめ感情を抑えているのを目撃する。それ以降サイラスは、ニアに興味を持つようになった。イコールズは宇宙探査に力を注いでおり、人々の関心はそこに集まっている。
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映画『ロスト・エモーション』のあらすじ【承】
ある晩サイラスは悪夢を見て、医師の診断を受ける。すると検査でSOSの陽性反応が出てしまった。病気の重さはステージ1だが、ステージ4まで進むとDENで隔離、その後安楽死させられる。症状が重くなるまで、4～6か月の時間があった。医師は、科学者たちが現在治療薬を開発しているから、その薬が間に合うかもしれないと言った。
その日からサイラスは、処方された抑制剤を飲み始める。暗く憂鬱な気分だった。「ステージ4ではカオス状態となり、生産的な人間ではなくなります」とAIが説明する。
サイラスはSOSに罹ったことを職場の同僚に黙っていた。だがある日皆に感染者だとばれ、同僚は僅かだが差別的になった。サイラスはニアが感染者なのではないかと疑い、彼女に接近した。ニアは1年以上前に発病していたが検査を受けず、治療薬が出るのを待っているのだと話す。それ以降サイラスとニアは互いに恋愛感情を持つようになり、遂には肉体関係を持った。だが2人の情事を上司に知られ、サイラスはニアへの思いを絶つため植物栽培の仕事へ転職した。
映画『ロスト・エモーション』のあらすじ【転】
先日検査場にいた保健安全局員の男ジョナスが、サイラスに声をかけた。サイラスがジョナスにニアのことを話すと、ジョナスも女性と関係を持ったことがあると打ち明ける。またジョナスは、ニアのような闇感染者の仲間がいると言った。
サイラスが彼の仲間の部屋へ行くと、ベスやピーター、トーマスたちがいた。ベスはDENの医者でありながら、闇感染者だった。彼らは感情を持ったSOSの状態こそが正常なのであり、別に病気ではないと主張する。
ニアが寂しさに耐えきれず、サイラスの部屋へ来た。激しく抱き合う2人。その後も2人は密会し、これまで感じたことのない気持ちを味わった。
だが遂に、SOSの画期的な薬が開発されたと報じられる。ニアは、サイラスを愛する感情が奪われてしまうと落ち込んだ。サイラスはニアをジョナスたちの所へ連れていき、紹介する。そして新薬を強制投与される前に、2人で半島へ逃げたいと申し出た。半島への逃亡はリスクも大きいが、結局ジョナスやベスは2人を逃がす手配をする。サイラスとニアは3日後、列車で逃げることになった。
だがその直後、ニアに受胎命令が出てしまう。
映画『ロスト・エモーション』の結末・ラスト（ネタバレ）
医師の診察によると、ニアはサイラスとの子を妊娠していた。異性と交わった罪で、DENに連行されるニア。サイラスはこの様子遠くから見かけ、急いでジョナスに相談する。
ニアは独房に入れられた。だがそこにベスやジョナスが来て、ニアの腕に自殺した女性エバのタグを埋め込む。そしてニアをエバとして逃がした。ニアはエバに成りすまし、住居区のサイラスの部屋へ急ぐ。ジョナスたちは保健安全局に不正がばれ、辞職に追い込まれた。
一方サイラスはDENまでの長いトンネルを歩き、ニアを訪ねた。だが門番の保健安全局員から、彼女が死亡したと聞かされる。帰り道、サイラスはショックのあまり泣き崩れた。
サイラスが自室へ戻ると、ニアが抱きつく。だがサイラスはニアが死んだと思い、その辛さから首に新薬を打ってしまった。薬が効くまでの時間は5時間しかない。サイラスの感情が消えていく中、2人は愛を誓い合った。
翌朝になると、サイラスの「ニアを愛している」という気持ちが消えていた。だがそれでも2人は半島行きの列車に乗り込む。半島が近づくと、サイラスはニアの手を握った。
映画『ロスト・エモーション』の感想・評価・レビュー
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映画『ロスト・エモーション』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ロスト・エモーション』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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