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映画『ディストピア 灰色の世界』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ディストピア 灰色の世界』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ディストピア 灰色の世界』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0092186

製作年 2020年
上映時間 105分
ジャンル SF
アクション
監督 サンティアゴ・ベントゥーラ
キャスト セシリア・ミラノ
ウィリアム・プロシアック
ラファエル・ソリウォダ
ロベルト・スアレス
製作国 ウルグアイ

映画『ディストピア 灰色の世界』の登場人物(キャスト)

アナ(セシリア・ミラノ)
頭の回転が速く、肝の据わった少女。ドッグタグを首からぶら下げている。
ゼタ(ウィリアム・プロシアック)
アナの父親的な存在。イリスを1度も飲んだことがない。弓矢を武器として持ち歩いている。
ホタ(ラファエル・ソリウォダ)
ゼタの相棒。優しい男性。変な顔をしてアナを笑わせるのが上手い。
エマ(ナタリア・ダレーナ)
アナの母親的な存在となる女性。イリスを服用し過ぎている。
老人(アデマール・ルボ)
1人でトレーラーハウスに住んでいる老人男性。知的で優しい人。ネズミを飼っている。

映画『ディストピア 灰色の世界』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ディストピア 灰色の世界』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ディストピア 灰色の世界』のあらすじ【起】

かつての世界では、人々は色を見ることができた。だが大惨事が起こり、世界は色を失う。そして人類は、全てが灰色に見える世界を生きることになった。そんな中、しばらくの間限定された一色を見ることができる、イリスという合成薬が出回る。イリスを求める人々は増え、この薬を持っている者が世界を制するようになった。その反面イリスを服用し過ぎると、失明のリスクも高まった。

東の方には灯台の立つ島があり、その島の住民には色が見えるという神話があった。

少女アナはある男からトランクを受け取ると、迎えにきたゼタとホタの車に乗り込む。夜になるとゼタとホタとアナは、焚き火を囲んだ。

翌日3人はエマを訪ねる。エマの家で、ホタはゼタから貰った赤いイリスを試した。薬には赤や青、緑など様々な色があった。ゼタは今後、アナを灯台のある島へ連れていくつもりである。アナのスケッチブックに灯台の絵が描いてあるのを見つけたホタは、驚いて島の神話をアナに教えた。過去多くの人がその島を目指したが、辿り着いた者はいない。以前恋愛関係にあったゼタとエマは、キスを交わした。

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映画『ディストピア 灰色の世界』のあらすじ【承】

世界を支配するためイリスの研究をしているドクターが、イリスを手に入れるためゼタを探していた。ある日ドクターの手下のグリーズたちが、エマの家を訪ねる。だがエマ以外の3人は先を見越して、島の方へ車を走らせていた。

ガソリンがなくなったので、ゼタたちは食堂に入る。食堂では、男性客に絡まれる店員ルシアをゼタがさりげなく助けた。するとガラの悪い客がアナに絡み、賭け事をしようと誘う。それは2本の瓶の水のうち、毒入りの水を見破るゲームだった。もしも毒入りの方を飲んでしまうと、アナは死んでしまう。

相手は色をつけた水を運ばせ、赤い薬を飲んでイカサマをした。店中がしんと静まり返り、常連客がこの勝負を見守る。2度目のゲームでは青い水が運ばれてきたが、相手は緑の薬を飲んでしまい毒水が見分けられず死んだ。アナは「青を飲まなかったからよ」と言う。お客はアナに色が見えるので驚き、皆黙り込んだ。ゼタとホタとアナはその晩、互いを守り合うと誓った。

グリーズは自分たちのアジトにエマを連れていき、ゼタの居場所を聞き出した。

映画『ディストピア 灰色の世界』のあらすじ【転】

ゼタはルシアの案内で町のクラブに行き、薬と引き換えにガソリンを譲ってもらう。クラブに突然グリーズが現れたので、ゼタとアナとホタは車で逃げた。

翌日。辺りが暗くなったので廃虚のような建物の前で車を止めると、イリスの副作用で化け物になった人々から囲まれる。アナがドッグタグを出すと化け物たちは来なくなり、3人は市場へ入っていった。美しいバイオリンの音を聞き音のする方へ向かうと、そこにはトレーラーハウスがあり、中に老人が住んでいた。老人はイリスの開発者だったが、薬を盗用され現在のような事態を招いてしまったと後悔している。またアナが、石原式色覚検査表の数字を読むことができるので驚いた。

翌朝グリーズら医師の手下と化け物が、トレーラーハウスを襲った。老人はゼタを庇おうとして撃たれてしまう。死ぬ間際老人は「科学では色を取り戻せない」と言った。その後も3人は多数の敵から攻撃を受け、医師の手下の女からホタが撃たれ命を落とした。泣き叫ぶアナ。ゼタも悲しみを隠しきれなかった。

映画『ディストピア 灰色の世界』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゼタはアナを車に乗せ、再び東に向かって走った。ガソリンが切れると、ゼタは水筒と銃をアナに渡し1人で島まで向かうように言う。アナはゼタに抱きついて離れなかったが、泣きながら島の方角へ歩きはじめた。

グリーズがゼタの車を追って来た。ゼタとグリーズは散々殴り合う。グリーズは、ゼタが昔からアナを大切に匿っていると気づいていた。そんな話をする中、遠方から医者がゼタを狙い撃った。そしてエマを連れてきて「子供はどこだ」と問い詰める。医者は片目が不自由だった。

グリーズはエマがこれ以上薬を飲むと危険だと知っていながら、彼女の口に無理矢理イリスを押し込む。ゼタは力を振り絞ってエマを逃がし、オイルの漏れた車に火をつけた。そして得意の弓矢に火をつけ、去っていく医者たちの車のオイル缶目がけて放つ。車は爆発し、アナは遠くでその音を聞いた。

アナは黙々と歩き続け、遂に灯台が見える小高い丘に辿り着いた。いつか夢で見た孔雀が、すぐそこで羽を広げている。アナはゼタから渡された銃で、灯台に向け信号弾を撃った。

映画『ディストピア 灰色の世界』の感想・評価・レビュー

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映画『ディストピア 灰色の世界』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ディストピア 灰色の世界』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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