12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『エターナル・サンシャイン』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『エターナル・サンシャイン』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『エターナル・サンシャイン』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『エターナル・サンシャイン』の結末までのストーリー
  • 『エターナル・サンシャイン』を見た感想・レビュー
  • 『エターナル・サンシャイン』を見た人におすすめの映画5選

映画『エターナル・サンシャイン』の作品情報


出典:U-NEXT

製作年 2004年
上映時間 107分
ジャンル ロマンス
コメディ
監督 ミシェル・ゴンドリー
キャスト ジム・キャリー
ケイト・ウィンスレット
キルステン・ダンスト
マーク・ラファロ
製作国 アメリカ

映画『エターナル・サンシャイン』の登場人物(キャスト)

ジョエル(ジム・キャリー)
職場と自宅の往復ばかりで、つまらない男。恋人に振られたショックで狂いそうになる。記憶を消す事によって自分の心を救おうとする。
クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)
気まぐれで不安定な心を持つ。髪の色を気分で何度も変える。服装も派手で、さみしさに耐えられず、ついつい男と寝てしまう。
パトリック(イライジャ・ウッド)
クレメンタインの記憶を消したときに一目惚れをした。彼女の記憶を操作し、自分と付き合うようにしむける。ストーカー的存在。

映画『エターナル・サンシャイン』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『エターナル・サンシャイン』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『エターナル・サンシャイン』のあらすじ【起】

ジョエル(ジム・キャリー)は会社を仮病で休んだ。さぼって海を散歩する。寒いのでカフェで一休みしながら、日記を書く。髪の青い女性クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)がコーヒーの中に酒を入れていた。さっき海にいた女性だ。電車に乗っていると話しかけて来た。積極的で変わり者、そしてよくしゃべる。気まぐれな彼女のことはちょっと苦手だった。彼女はよく行く書店でアルバイトをしているらしい。

押しの強い彼女に負けて、家に上がりお酒を飲んだ。奥手な自分が女の子に電話している。退屈な日常が変わりはじめた。

クレメンタインが部屋に寝かせてほしいと言った。それをすんなりOKする。車の中で心の準備をしていると、男がドアをノックした。なにか困った事はないか?彼の質問の意図がわからない。謎の男はそれだけ言って消えた。

ジョエルは車で死ぬほど涙を流した。新しいパジャマを買って薬を飲む。床に倒れ込むジョエル。そこに男が2人部屋に侵入して来た。

友人の元にジョエルが錯乱して現われた。書店にプレゼントを渡しに行くと、知らない男とキスしていたクレメンタイン。友人はジョエルに手紙を渡した。彼との過去を話さぬようにクレメンタインの記憶を消去したと、書いてあった。差出人はラクーナ社。

映画『エターナル・サンシャイン』のあらすじ【承】

ラクーナ社でクレメンタインについて質問する。なぜ彼女は記憶を消してしまったのだろうか。彼女を失ったショックで狂いそうなジョエルはラクーナ社に相談した。まず自分の部屋からクレメンタインのものを集めて持ってくる事。ジョエルもクレメンタインの記憶を消去することを決めた。

装置をつけて記憶を消去する。なにかが変だ。記憶をさかのぼる。
クレメンタインは深夜に酔っぱらって帰って来た。飲酒運転をして、彼の車をぶつけた。髪はオレンジにカラーリングされている。男と寝たんだろ?その言葉に怒って鍵を突き返し、部屋を飛び出してしまう。

2人で町中をデートしていると可愛い赤ちゃんがいた。クレメンタインは赤ちゃんが欲しいといいはじめた。またいつもの気まぐれだ。ジョエルが気のない返事をするとクレメンタインが怒り始めた。人目もはばからず驚くような汚い言葉で罵倒する。記憶から早く消えてくれ。

寝ている横でクレメンタインがしゃべる。眠りたいのに眠らせてくれない。会話もなく食事を食べる。彼女は酔っぱらうと絡んでくる。記憶から早く消えてくれ。

どんどん記憶をさかのぼって行く。出会った時に着ていたオレンジ色のパーカー。同じ色に髪を染めていた。

映画『エターナル・サンシャイン』のあらすじ【転】

車のドアをノックした謎の男パトリック(イライジャ・ウッド)。今のクレメンタインの彼氏で、ラクーナ社の記憶消去スタッフだ。ジョエルが渡すはずのプレゼントを渡した。

凍った湖の上で愛を語った思い出。最高に幸せで、もう死んでもいいと思った。この記憶だけは消さないでほしい。ジョエルの気持ちは変わり、走り出した。

夢の中でクレメンタインが起きればいいのにと言った。一瞬目覚めると頭に大きい機械をつけてラクーナ社の人間が見えた。私の記憶を消さない為に私がいない記憶に連れてって。幼少期振ってくる雨を飲んだ。部屋の中雨が降る。

ラクーナ社のスタッフが裸で抱き合っていた。警告音が鳴り、消去が止まった。このままではまずい。彼が記憶図から消え、戻って来れない。

幼少期の記憶の中、ジョエルはパトリックの秘密を暴露した。パトリックは記憶の消去中、クレメンタインに一目惚れをし、記憶を操作して自分の彼女にしてしまった。下着を盗んだりしていたのも彼だ。

映画『エターナル・サンシャイン』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョエルの部屋にドクターが現われた。緊急事態に注射を打つ。ドクターがパソコンを操作しはじめた。記憶の中で車が、本棚が、いろんなものが消えて行く。私を記憶のもっと奥に隠して。ベッドごと海岸にいた。

クッションを押当てられて気絶したふりをするジョエル。一面雪の海岸で追いかけっこ。雪の中オレンジの髪が綺麗だ。雪だらけになりながらじゃれあう。

陰りなき祈りは運命を動かす。ラクーナ社のスタッフがつぶやいた。感動するドクター。若い女性スタッフとドクターはキスをした。その姿を追いかけて来た妻が見てしまう。妻は女性スタッフを笑う。その女性スタッフは過去ドクターと不倫していて、記憶を消されていた。

本屋でジョエルはクレメンタインを再び口説く。またやり直せたら。ジョエルはクレメンタインがいれば他はなにもいらない。

知らない人の家に侵入するジョエルとクレメンタイン。空き家みたいだ。ここに住みましょう。お酒を勝手に飲もうとする。家に海水が浸入して来た。家が崩れて行く。たくさん抱き合った、たくさん笑った。いろんなところにも行ったし心から愛していた。空想と現実のイメージが入り組んで不思議な世界が広がる。

ある日、ラクーナ社からテープが届いた。あなたの記憶を消しました。これはその一部です。ジョエルの記憶を消してほしいという声が吹き込まれた音声テープ。怒鳴って車から追い出した。ジョエルにもテープが届いていた。髪の色を罵倒する音声テープ。彼女は絶えられず家を飛び出す。

2人はお互いを求め、追いかけた。付き合っていればいろんなことがある。それは愛し合っているからだ。

映画『エターナル・サンシャイン』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

記憶を消すことで別れの痛みから逃れようとする設定が斬新で、とにかく心を揺さぶられました。特にジョエルが記憶の中でクレメンタインとの幸せな瞬間にしがみつこうとするシーンは涙なしでは観られませんでした。失って初めて気づく大切さ、それでももう一度出会ってしまう二人のラストに、愛の本質を見た気がします。映像も美しく、何度も観返したくなる作品です。(20代 男性)


最初は難解そうだと思ったけど、観るうちに感情の渦に巻き込まれていきました。クレメンタインの自由奔放な性格と、それに振り回されるジョエルとの対比がすごくリアルで、誰もが経験する恋愛の“ズレ”を丁寧に描いています。記憶を消してもなお惹かれ合う運命のような2人に、切なさと希望が同時に押し寄せてきました。恋愛映画としてもSFとしても完成度が高いと思います。(30代 女性)


記憶を消すという非現実的な設定を通して、むしろリアルな人間関係や感情のすれ違いを描いているところが秀逸でした。自分の過去の恋愛を思い出しながら観てしまい、何度も胸が締めつけられました。ラストで再会した2人が、全てを知った上で「それでもまた始めよう」とする姿に涙。ジム・キャリーの繊細な演技にも驚かされました。(40代 男性)


クレメンタインというキャラクターがとにかく魅力的。気まぐれで衝動的だけど、どこか孤独を抱えていて、共感してしまいました。記憶を消してもなお心が彼女を求めるジョエルの葛藤も切なくて、ラストの「また始めよう」の一言にすべてが詰まっている気がします。色彩や音楽も映画全体の空気感を高めていて、とても詩的な作品でした。(20代 女性)


一度観ただけでは全てを理解するのが難しいけれど、噛めば噛むほど味が出る映画。恋愛の美しさだけでなく、面倒くささや痛みまで含めて描かれているのが素晴らしい。映像演出が非常にユニークで、記憶が崩れていくシーンなどは圧巻でした。もう一度恋愛したくなるけど、もう一度傷つくことにもなる…そんな真理を突かれた気がします。(50代 男性)


正直、最初は何が起きてるのか混乱しましたが、構成を理解すると一気に引き込まれました。記憶というテーマを通して「忘れること」と「思い出すこと」の意味を深く考えさせられます。ラストの潔さが印象的で、過去を知っても前に進もうとする二人の姿に勇気をもらいました。何度観ても発見がある、大切にしたい作品です。(30代 女性)


ジム・キャリーとケイト・ウィンスレットという意外な組み合わせが見事にハマっていて、彼らの自然体な演技が物語をリアルにしていました。記憶を消した先に何が残るのか、それでも心は覚えているのか…というテーマがとても哲学的で考えさせられました。感情の動きが丁寧に描かれていて、静かに心に染みてくる映画でした。(40代 女性)


「記憶を消せたら楽になるのに」と思ったことがある人にこそ観てほしい映画。恋愛の後悔、愛しさ、憎しみ、すべてを内包した作品で、時間をかけて心に残る感じです。失恋を経験したばかりだったので、ジョエルの孤独と再生の物語がものすごく沁みました。現実を受け入れながらも前を向くラストには、救いがありました。(20代 男性)


何年経っても色あせない名作だと思います。映像の美しさと脚本の巧みさ、そして登場人物の不完全さが絶妙に絡み合って、観るたびに違う感情が湧いてくる。特にジョエルの視点での記憶世界の旅が美しくて切ない。過去と未来が交錯する物語の構成も見事で、まさに大人のためのファンタジー。何度も観返したくなる1本です。(50代 女性)


失恋直後にこの映画を観て、大号泣しました。誰かを心の底から好きだった記憶って、消せたら楽なのかもしれないけど、やっぱりそれも含めて自分なんだなと気づかされました。ラスト、再び出会った二人のやりとりに希望を見出せたのが嬉しかった。愛のかたちって一つじゃないし、完璧じゃなくていいと思わせてくれる映画です。(30代 男性)

映画『エターナル・サンシャイン』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『エターナル・サンシャイン』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

her/世界でひとつの彼女

この映画を一言で表すと?

「AIとの恋が、驚くほどリアルで切ない未来のラブストーリー」

どんな話?

舞台は近未来。心の傷を抱えた男性セオドアが、人工知能OS「サマンサ」と心を通わせ、やがて本気で愛し合うようになる。しかし彼女は“人間ではない”。存在の境界を越えていく2人の関係が描かれる、深く静かな愛の物語。

ここがおすすめ!

映像美と音楽が心地よく、セオドアの孤独と癒しが繊細に描かれています。現実ではありえない設定なのに、なぜか自分の恋愛と重なって感じられるのが不思議。『エターナル・サンシャイン』が好きな方には必ず刺さります。

ブルーバレンタイン

この映画を一言で表すと?

「恋の始まりと終わりを同時に見せる、リアルで残酷な愛のドキュメント」

どんな話?

恋に落ちた若い2人が、数年後にはすれ違い、愛し方を見失ってしまう。そんな2つの時間軸を交互に描きながら、恋愛の光と影、そして“時間”が関係をどう変えていくかを浮き彫りにしていく。

ここがおすすめ!

ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズの自然な演技が抜群で、まるでドキュメンタリーを見ているよう。理想的な出会いと、壊れていく日常のギャップに胸が苦しくなります。切なさの余韻を味わいたい方に。

マルホランド・ドライブ

この映画を一言で表すと?

「夢と現実の境界が溶ける、謎と感情の迷宮体験」

どんな話?

交通事故で記憶を失った女性と、女優志望の若い女性がロサンゼルスで出会い、奇妙な関係を築いていく。しかし物語が進むにつれて現実が歪み、観る者の常識や時間感覚までも狂わせていく衝撃作。

ここがおすすめ!

デヴィッド・リンチらしい難解かつ美しい映像が魅力で、1回観ただけでは全貌がつかめません。人の記憶、夢、アイデンティティといったテーマが『エターナル・サンシャイン』と重なり、深読みする楽しさもあります。

500日のサマー

この映画を一言で表すと?

「恋愛は時に美しく、時に一方通行―それでも人は恋をする」

どんな話?

主人公トムは、運命の相手だと信じたサマーとの500日を振り返る。交際の高揚感から失恋の痛みまで、恋愛のリアルな過程を、非線形に時系列を行き来しながら描いた新感覚のロマンス映画。

ここがおすすめ!

現代的な価値観と軽やかな演出で、恋愛の甘さとほろ苦さが絶妙に表現されています。ナレーションや音楽の使い方も秀逸。『エターナル・サンシャイン』が描いた“終わりから見える愛”を、ポップな感触で体験できます。

アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜

この映画を一言で表すと?

「時間を超える力よりも、いまこの瞬間を愛することの大切さ」

どんな話?

家系の男性には“時間を遡る”能力があると知った青年ティム。人生や恋をより良くしようと試行錯誤する中で、過去を変えるより“今”を大切にすることの意味を知っていく、温かくユーモアのあるファンタジー。

ここがおすすめ!

タイムトラベルという要素を通して、愛と人生の尊さを描いた心に残る作品。記憶や時間をテーマにした『エターナル・サンシャイン』に通じるものがありながら、より前向きで優しい気持ちになれる映画です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

影山みほをフォローする
映画のネタバレあらすじ

みんなの感想・レビュー

  1. ゆうすけ より:

    この映画の存在自体は公開当時から知ってはいたのですが、鑑賞するまでに至らず。この度外人の友達の勧めで鑑賞。

    語りつくされているかもしれませんが、とにもかくにも脚本が上手い。

    ここまで見事な構成で、なおかつ、恋愛ものとしても十分見れるという、なかなかない異色の組み合わせで、新鮮でした。

    なおかつ、時系列のせいもあり、伏線を回収したくなり、何回か観てしまう、そしてそのうちに、1回目では何気なく見過ごしていた、ジョエルやクレメンタインのセリフに、心打たれてしまう。
    製作者によって意図的にそのように作られている。

    ラストもこれから、本当に上手くいくかどうかも分からないままなんですが、それでも爽やかに終われている、着地の仕方もグッド。

    良い作品でした。

  2. きーもも より:

    冒頭のシーンに戻っていく展開。時間軸の交錯するストーリーは一度で理解するのは難しく、しかしもっと知りたいと何度も見てしまう大好きな作品です。
    ジム・キャリーにケイト・ウィンスレット、イライジャ・ウッドにマーク・ラファロ。豪華なキャストに彩られたこの純粋で美しい「ラブストーリー」は誰しもが経験したことのある、恋愛の喜怒哀楽を全て感じられる作品でした。
    ケイト・ウィンスレット演じるクレメンタインのキャラクターが本当に可愛くて、自由で愛おしくなります。「幸せ」の価値を知ってしまうと「悲しみ」もそれと同じくらい重いものになってしまうのだと気づきました。

  3. ayumaru より:

    時間軸を巧みに使った構成が革新的で、何度も見返したくなる作品である。
    恋愛映画だがSF的な要素もあり、記憶が消されていくシーンは、まるで夢を見ている時の映像のようでとてもリアルだ。
    また、ヒロインの髪色の変化にも注目してほしい。時系列を追う手掛かりであり、二人の関係性や心情の変化が表現されている。

    ラストは、記憶を消されてもまた結ばれるという展開がロマンチックである。
    恋人とケンカをした時は、この映画を観るといい。きっとお互いの存在を考え直すきっかけになるだろう。

  4. 匿名 より:

    ①お洒落なPVのような異色作品

    脚本自体がエキセントリックな作品である。
    全体的にカラフルな絵が印象的な映画で、要所要所に1枚の絵画が差し込まれているようなアートな雰囲気をかもし出している。
    特にヒロインのケイト・ウィンスレットの髪の毛の色にも注目で、奇抜なカラーリングがより映画にマッチしていて面白い。
    元々PVを専門にしている監督だったようで、記憶を消すという変わり種の脚本に合わせた異色な演出が魅力的である。

    ②テーマが深い娯楽作品

    嫌なことを消す記憶抹消のビジネス。
    世にも奇妙な物語でもありそうな面白い内容の映画であるが、意外にも奥が深い。
    というのも、ただ記憶を消すだけではなく心にある潜在的な記憶といえば良いのか、何度出会ってもやはり恋に落ちてしまうというテーマがポイントなのだ。
    記憶を消していく途中にも手術中の頭の中で、消される施術から記憶が逃げていくシーンがある。
    どんなに喧嘩した嫌な思いでも愛している人との喧嘩なら愛しく大事な思い出なのだ。
    それを消さないで欲しいと願うのは、本当に記憶を消される恐怖がせまっている時だけ。
    ここで始めて全てが大事なのだと気づくのである。
    そして、何もないまっ皿な状態であったにも関わらず再び気になり、恋に落ちていく。
    この人が好きなのだと心が感じるというロマンティックな物語なのである。

    ③ジム・キャリーの真剣な表情を堪能できる映画

    人気コメディアンとして有名なジム。
    出演した映画もコミカルな役どころが多かった、しかし本作品では真面目な恋愛作品の主人公ということで普段中々目にすることができないジムの姿が印象的だ。
    こんなに演技がまかったのかと感心してしまうほどである。
    意外な一面に思わずキュンとしてしまう女性ファンも多いかも。

  5. 匿名 より:

    お洒落な映画に認定されている映画は世の中にたくさんあるが、内容もきちんと評価されているものは中々ない。
    雰囲気お洒落なものが実は多いからだ。
    しかし本作品は脚本に、演出ともにしっかりしていて内容も非常に楽しめるものになっている。
    またジム・キャリーが主役ということもあり、コミカルなものを想像してみると意外にもシリアスで真面目な彼の演技を見ることが出来る。
    最初から最後までハイセンスな作品であり、これこそがアーティスティックな娯楽作品という仕上がりになっているおすすめの1本である。
    いつもの映画に飽きて何か変わった面白いものを観たいとおもうのなら、ぜひこの映画などはいかかだろう。