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映画『ファイヤーウォール』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ファイヤーウォール』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ファイヤーウォール』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ファイヤーウォール』の結末までのストーリー
  • 『ファイヤーウォール』を見た感想・レビュー
  • 『ファイヤーウォール』を見た人におすすめの映画5選

映画『ファイヤーウォール』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0052591

製作年 2006年
上映時間 104分
ジャンル サスペンス
クライム
アクション
監督 リチャード・ロンクレイン
キャスト ハリソン・フォード
ポール・ベタニー
ヴァージニア・マドセン
ロバート・パトリック
製作国 アメリカ

映画『ファイヤーウォール』の登場人物(キャスト)

ジャック(ハリソン・フォード)
銀行のセキュリティー担当の責任者。家族を大切にしている。
ビル(ポール・ベタニー)
ジャックを狙う犯罪者集団のリーダー。綿密な計画を立てる冷静かつ非道な男。

映画『ファイヤーウォール』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ファイヤーウォール』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ファイヤーウォール』のあらすじ【起】

シアトル。とある銀行のセキュリティー部門において最高幹部でもあるジャックは妻のベス、娘であるサラ、息子であるアンディと共に幸せに暮らしていた。秘かにジャック一家の生活を監視する影があった。ジャック一家は監視には全く気付いていなかった。

ある日、ジャックは別の銀行との合併を協議する会議に出席することになる。その直後にジャックの元にファイナンシャル会社に勤めるアランという人物が現れる。彼からネットでのギャンブルで作った借金を返済するように言われるジャック。ジャックには全く身に覚えが無かった。アランを追い返すが、ジャックが後に調べてみるとジャックの名義での借金の存在があることが判明する。ジャックは何者かが自分のIDやパスワードを盗んだのではないかと推理する。ジャックは同僚であるハリーに調査を依頼する。ハリーはジャックにある男を紹介する。それは実業家を名乗るビルという男だった。

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映画『ファイヤーウォール』のあらすじ【承】

ビルは銀行業務の支援サービスを経営しているらしい。彼はジャックが持っている豊富なセキュリティーに関する知識を生かして会社から独立することを提案してくる。一方でジャックの家に何者かが侵入してくる。ベスやサラ、アンディはその犯人に監禁されてしまう。

帰宅しようと車に乗りこむジャック。その車の後部座席にはいつの間にかビルが座っていた。ビルはジャックに向けて、家族を人質に取っていることを告げ、拳銃を突きつける。ビルに脅迫された状態でジャックは自宅へと向かうことになる。ビルはジャックの個人情報や家族のことを徹底的に調べ上げていた。ジャックの自宅はビルの一味によって監視カメラをつけられていた。ジャックの生活は全て筒抜けとなっていた。

翌日。ジャックはいつものように出勤させられる。彼には厳重な監視がついていた。ジャックは秘書であるジャネットを通して危機を知らせようとする。ビルの要求はジャックが築き上げたセキュリティシステムであるファイヤーウォールを突破し、侵入したサーバー内に保管されている顧客の1億ドルを強奪することだった。

映画『ファイヤーウォール』のあらすじ【転】

帰宅したジャックは隙を見て家族を助け出そうとする。しかし、その作戦はビルに阻まれてしまう。ビルはアレルギーを持っているアンディにアレルギー発作を起こさせる。息子の危機に瀕しているジャックを改めて脅す。ビルはサーバーに侵入するようにジャックに命じる。

ジャックはビルの要求に従う。サラのiPodなどを使用し、社内のサーバーに潜入する。ジャックはサーバー内の1万人の顧客から1万ドルずつを抜き取る。ビルはさらなる要求をしてくる。ジャネットが邪魔をしないように解雇しろと言う。ジャックはやむなくその要求に従う。ジャックは同僚のボビーのオフィスで送金を完了させる。ジャックは秘かにボビーの携帯電話でビルの口座が映っている画面を撮影しておく。

異変に気付いたライバル銀行の幹部はジャックに注目するが、ジャックは痕跡を消していた。ジャックは自宅に戻ることになる。彼はビルの手下の殴り倒すことに成功する。しかし、家族はいなくなっていた。ジャックはハリーに助けを求めに向かう。ビルはハリーを射殺してしまう。そして、その罪をジャックに着せようとしていた。

映画『ファイヤーウォール』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャックはジャネットに助けを求める。さらに、ボビーにも協力してもらいビルの送金口座についての情報を手に入れる。送金するはずだった金を少しずつ抜き取ることに成功する。ジャックはこのことを使い、ビルを脅迫する。家族の無事が確認出来て、家族を解放しなければ、残っている金も全て無くなるとビルに突きつける。

ジャックは愛犬の首輪にGPSを取り付けていたことを思い出す。家族と一緒にいることを確認し、GPSを利用して家族の居場所を突き止める。ジャックはジャネットと共にビルのアジトへと向かう。ビルのアジトに突入を試みる。見張っていた手下を倒しながらアジトの中を進むジャック。彼の家族を連れ去って逃げようとしていたビルと遭遇する。ジャックはビルと戦闘を繰り広げる。近くにあったツルハシでビルを倒すことに成功する。ジャネットの通報により、ジャックとその家族は警察に無事保護される。

映画『ファイヤーウォール』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ハリソン・フォードの父親役がハマりすぎていて、家族を守るために命懸けで戦う姿に胸が熱くなりました。ITセキュリティのプロが、自分の設計したファイヤーウォールを逆手に取られて家族を人質にされるという展開は現代的で面白かったです。クライマックスでの監禁場所の特定方法や、ペット用GPSを使った逆転劇もよく考えられていてスカッとしました。(40代 男性)


サイバースリラーとしてはやや現実味が薄い部分もありましたが、家族愛を軸にした緊張感のある展開が良かったです。特にハリソン・フォード演じるジャックが、犯罪者に脅されながらも諦めずに知恵と勇気で乗り越えていく姿はまさに父親の鑑。クライマックスで犯人に立ち向かうシーンでは思わず応援してしまいました。家族を守る強さがテーマの良作。(30代 女性)


テンポが良くて中だるみせず最後まで観られるサスペンスでした。ハリソン・フォードが普通のITセキュリティ担当として登場するのに、家族が巻き込まれた瞬間から一気にアクションヒーローに変貌するのがさすが。悪役のポール・ベタニーも冷酷で見応えありました。デジタル技術とアナログの力をうまく融合させた設定が面白く、予想外に楽しめた作品です。(20代 男性)


子どもたちを人質に取られた父親が、冷静さと勇気で逆境に立ち向かうというストーリーは王道ながらも引き込まれました。ハリソン・フォードの渋さと存在感が全体を支えており、リアル感を保ちつつエンタメとしても成立していたと思います。銀行システムへの侵入方法や犯人側の計画もよく練られていて、サスペンスとしても高水準。地味だけど骨太な一本です。(50代 女性)


ITサスペンスものとしては古さを感じる部分もありますが、逆に今だからこそ新鮮に観られました。USBやFAXなど、当時の技術を駆使して闘うジャックの姿は妙にリアルで、泥臭さも魅力の一つ。妻子を救うための行動力と、最後の対決での怒り爆発の演技が良かったです。派手さはありませんが、じわじわと追い詰められる感覚が心地よいサスペンスでした。(30代 男性)


『ファイヤーウォール』は一見地味な題材ながら、ハリソン・フォードの存在感と展開のうまさでぐいぐい引き込まれました。特に、銀行のセキュリティを守る立場にいた主人公が、その知識を逆手に取られて窮地に立たされるという設定が面白い。人間ドラマとテクノロジーの融合が絶妙で、家族が巻き込まれた分リアリティもアップしていました。(40代 女性)


最初は静かな映画かと思いきや、家族が脅迫されてからの展開がスピーディで驚きました。サイバーセキュリティの専門家が犯人に利用され、しかも逆転の糸口を見つけて自分で打開していく様子は爽快。ペットの首輪のトラッカーを活用する場面はアイデア勝ちでした。全体的には派手すぎず、でもしっかり緊張感があって、落ち着いた大人向けのサスペンスです。(50代 男性)


昔ながらのハリソン・フォードのヒーロー像が光っていて安心感のある作品でした。近年のハイテクを使った派手なアクションとは違って、家族を守るためにできることを地道に積み重ねていく姿が良かったです。悪役がシンプルな動機で動いている分、ストーリーも分かりやすく、ハラハラしつつもすっきりした気持ちで観終えることができました。(30代 女性)


サスペンス映画としては王道のつくりながら、家族を守る父親の姿に感情移入してしまいました。何よりハリソン・フォードの年齢を感じさせない体力と演技力に驚かされます。クライマックスでは、ただのIT男じゃない!という強さを発揮してくれてスカッとしました。今のハイテク犯罪映画とは違う、骨太で手作業が多い攻防戦が逆に新鮮でした。(20代 男性)


家族が誘拐されるサスペンスはよくあるけど、『ファイヤーウォール』は主人公がITの専門家という点がユニークで面白かったです。頭脳戦と体力勝負のバランスが良く、飽きることなく観られました。特に、社内でこっそり情報を送ったり、盗聴器を仕掛けられている中での緊迫感あるやりとりが良かったです。ラストの救出劇はベタだけど気持ちよかった!(20代 女性)

映画『ファイヤーウォール』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ファイヤーウォール』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

パニック・ルーム(2002)

この映画を一言で表すと?

密室に閉じ込められた母娘vs侵入者、極限の心理戦スリラー。

どんな話?

離婚直後の母と娘が引っ越した家に強盗が侵入。2人は“パニック・ルーム”と呼ばれる密室に逃げ込みますが、犯人の目的はまさにその部屋の中に…。限られた空間での知恵比べが息を呑む展開を生み出します。

ここがおすすめ!

『ファイヤーウォール』同様、家族を守るために立ち上がる主人公の姿が胸を打ちます。空間を限定することで生まれる緊張感、そして女性の知性と勇気を描いた作品。サスペンスとしての完成度も非常に高い一本です。

ザ・インターネット(1995)

この映画を一言で表すと?

ネットの落とし穴に陥った女性の、孤独な戦いを描く先見的サイバースリラー。

どんな話?

日常のほとんどをPCで完結させていた女性プログラマーが、ある日ネット犯罪に巻き込まれ、身元を乗っ取られてしまう。自分の存在すら危うくなった彼女が真相を追い、ネットの闇と戦っていく物語。

ここがおすすめ!

『ファイヤーウォール』と同じく、デジタル社会の脅威と、個人が狙われる恐怖を描いています。90年代作品ながら、今なお通じるテーマ性が魅力。サンドラ・ブロックの熱演も必見です。

セルラー(2004)

この映画を一言で表すと?

“たった1本の電話”が人質の運命を変える、スリル満点のリアルタイムサスペンス。

どんな話?

誘拐された女性が、壊れた電話で偶然つながった見知らぬ青年に助けを求めることから始まるノンストップサスペンス。制限された情報と時間の中、青年は彼女を救おうと奮闘する。

ここがおすすめ!

テンポの良さと“普通の人がヒーローになる”展開が魅力。『ファイヤーウォール』のような人質・家族・IT絡みの要素を持ちながら、よりエンタメ寄りで楽しめます。緊迫感ある一本を求める人におすすめです。

96時間(2008)

この映画を一言で表すと?

「娘を救うためなら、俺は誰でも倒す」元CIA父の超絶復讐劇。

どんな話?

元CIAの男が、誘拐された娘を救うため、パリの裏社会に単身乗り込み、情報・技術・戦闘力を駆使してタイムリミット内に娘の行方を追うアクションサスペンス。

ここがおすすめ!

『ファイヤーウォール』の“家族を守る父親”の姿を、よりアクション寄りに描いた一本。リアルタイムの緊迫感と、リーアム・ニーソンの鬼気迫る演技が魅力で、観た後にスカッとする作品です。

スネーク・アイズ(1998)

この映画を一言で表すと?

暗殺事件の裏に潜む真実、監視カメラが暴く欺瞞と陰謀の迷宮。

どんな話?

大統領暗殺未遂事件を目撃した刑事が、防犯カメラの映像をもとに事件の真相を暴いていくサスペンス。派手な演出と複雑な視点で、観客にも推理を促す仕掛けが詰め込まれている。

ここがおすすめ!

『ファイヤーウォール』と同じく、監視・記録・情報といったテクノロジーをめぐるサスペンスが展開。ニコラス・ケイジのクセのある演技と、ブライアン・デ・パルマ監督の映像美が光る知的スリラーです。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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