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映画『トモダチゲーム 劇場版』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『トモダチゲーム 劇場版』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トモダチゲーム 劇場版』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『トモダチゲーム 劇場版』の結末までのストーリー
  • 『トモダチゲーム 劇場版』を見た感想・レビュー
  • 『トモダチゲーム 劇場版』を見た人におすすめの映画5選

映画『トモダチゲーム 劇場版』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0030558

製作年 2017年
上映時間 98分
ジャンル ホラー
サスペンス
スリラー
監督 永江二朗
キャスト 吉沢亮
内田理央
山田裕貴
大倉士門
製作国 日本

映画『トモダチゲーム 劇場版』の登場人物(キャスト)

片切友一(吉沢亮)
友達思いで優しい性格。幼い頃から「金より友達」という教育を受けている。友人たちは知らない裏の顔を持っている。
美笠天智(山田裕貴)
片切の友達。学年でトップの成績で常に冷静沈着だが、女性不信を患っている。その一方で沢良宜にだけは、心を開いている。
沢良宜志法(内田理央)
片切の友達。父親が警察官をしている。クラスの副委員長を務め、正義感が強く誰にでも優しく接する性格。武道の経験がある。
四部誠(大倉士門)
片切の友達。クラスの委員長を務め、沢良宜に恋をしている。父親は政治家で、実家は超が付くほどの金持ち。軽薄な印象だが、仲間思いな一面を見せる。マザコンである。
心木ゆとり(根本凪)
片切の友達。漫画やアニメが好きで、おとなしい性格。その性格からか、過去にいじめを受けていた経験を持つ。

映画『トモダチゲーム 劇場版』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『トモダチゲーム 劇場版』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『トモダチゲーム 劇場版』のあらすじ【起】

片切、沢良宜、美笠、四部、心木の5人は学校の屋上で目が覚める。彼らは同じ高校の同級生であり親友でもあった。

彼らの前にゲームの進行役であるマナブくんというアニメのマスコットキャラクターが現れ、トモダチゲームというゲームに5人が参加させられる。マナブくんから彼らの中に2000万の借金をし、クラスでは集めた修学旅行費200万円を盗んだ犯人が5人の中の一人だと伝えられる。そして責任を取るため5人はトモダチゲームというゲームに参加することになる。

誰が借金をしているのかは不明だったが、第1ゲーム『こっくりさんゲーム』に片切友一の力もありクリアすることができる。

続けて彼らは屋上での第2ゲーム『陰口すごろく』を始める。マナブくんから、攻略のカギは「友達を信じること」と言われる。表面上は仲のいい5人だったが、ゲームを進めるうちに互いに疑心暗鬼となってしまう。『陰口すごろく』は、嘘を言った者には罰が下るが、友達の秘密を暴き、友達を貶した人が勝つことができるゲームであった。

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映画『トモダチゲーム 劇場版』のあらすじ【承】

『陰口すごろく』では、プレイヤーが一人ずつボックスの中で陰口ペーパーに誰かの秘密の暴露を書いて提出する。それを神様(トモダチゲームの視聴者)が陰口の内容を審査して、それぞれの陰口の順位を決め、すごろくのマスを進めるというものあった。好感度が低い人がどんどんマスを進んでいき、一番早くゴールした人が全員の借金を背負うことがマナブくんから明かされる。

ゲームが始まる。1回目は全員白紙で提出する。その結果全員一マス進むが、そのマスには「学校の帰りに財布を落とす。マイナス10万」と書かれていた。そのためマイナス10万円が全員に加算されてしまう。マナブくんは、それぞれのマスにはイベントがあり、残りは20マスあると言う。

3回目にとうとう陰口が提出される。昔、沢良宜と美笠が付き合っていたという内容であった。採点の結果、沢良宜がトップでマスを進む。

この回以降、互いの暴露合戦が始まり、5人は互いに対立していってしまう。

映画『トモダチゲーム 劇場版』のあらすじ【転】

ゲームが終盤に近づいたとき、モニターで様子を見ていた運営者が何かおかしいことに気づく。このゲームは片切によって仕切られていることを見抜く。

全て片切友一の仕組んだ通りにゲームは動いていた。片切友一は陰口ペーパーを使って、沢良宜と心木に指示を出していた。そして指示通り動いた二人のことを信じて、裏切り者をあぶり出そうとする。

大きな暴露がなかった美笠をもともと疑っていた片切は、他の仲間と協力して、裏切り者が美笠だったことを明らかにする。

美笠は友人関係など全てを壊したいと思っていた。実は美笠が以前沢良宜にプレゼントしたお守りには盗聴器が仕組まれており、普段の生活での会話を全て美笠が盗聴していたことが分かる。盗聴器から得た秘密を使って、美笠はゲームを有利に進めていたのだった。美笠は皆に責められるが、このままいけば一位でのゴールは沢良宜になってしまう状況であった。

映画『トモダチゲーム 劇場版』の結末・ラスト(ネタバレ)

このままだと沢良宜が一位でゴールしてしまう。美笠が裏切り者と暴いた片切は、マナブくんに耳打ちをする。自分は、嘘の陰口をしたとマナブくんに言う片切。嘘を言った片切に罰がくだり、片切が沢良宜の一つ前に進み、単独でゴールする。

片切は友達を助けて、単独で三回戦へ進もうとするのだが、美笠も自分が嘘を言ったと宣言する。マナブくんは、最初は渋るのだが、美笠も三回戦へ進むことを認める。

片切が目覚めると美笠と森の中にいることが分かる。美笠は、自分がトモダチゲームに参加した理由を唐突に語り始める。美笠は、沢良宜のせいで二回目のトモダチゲームに参加したと言う。会話の途中で、別のチームと合流する。

別のチームと歩いた先には、ロッジがあり、『トモダチゲーム』の三回戦が始まる。

映画『トモダチゲーム 劇場版』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

人間の本性を暴き出す心理戦が見事に描かれていて、最後までハラハラドキドキでした。特に、仲の良い友達同士の絆が試される展開がリアルで、観ているこちらまで心をえぐられるような感覚に。主人公のユウイチの冷静さと裏の顔がどんどん明かされていく展開もゾクゾクしました。友情とは何かを改めて考えさせられる映画でした。(20代 男性)


友人に誘われて観たのですが、予想以上に面白くて驚きました。心理戦や騙し合いがリアルで、展開の読めなさがクセになります。特にラストのどんでん返しは衝撃で、しばらく呆然としました。登場人物それぞれの背景や本音が徐々に明らかになっていくのが見どころ。次作も絶対に観たくなる作品です。(30代 女性)


原作マンガのファンとして鑑賞しましたが、実写化としてはかなり満足度が高い出来でした。キャストも原作のキャラにぴったりで、特にユウイチ役の演技力には感心。舞台設定やゲームのルールもわかりやすく再現されていて、原作未読の人でも楽しめる構成でした。緊迫感のあるシーンが多くて、スクリーンから目が離せませんでした。(10代 男性)


家族と観たのですが、子どもたちが夢中になっていたのが印象的でした。私自身も、友情や信頼というテーマに惹き込まれました。特に、ゲームを通じて登場人物たちの内面がどんどん明かされていく過程がリアルで、大人でも考えさせられる内容。人間関係の脆さと怖さが、ここまでうまく描かれている作品は珍しいですね。(40代 女性)


最初は普通の学園モノかと思っていましたが、全然違いました。裏切り、駆け引き、信頼の崩壊といったテーマがぐっと刺さって、気づけば息を呑んで見入ってました。中でも印象的だったのはユウイチの豹変ぶり。あんなに冷静に人を操れる高校生、怖すぎる…。現代の若者の人間関係のリアルな一面を描いた良作です。(20代 女性)


人間ドラマに重きを置いたストーリー展開が素晴らしく、単なるエンタメに終わらない深さを感じました。友人関係の脆さや利害が絡んだ時の人の怖さが、非常にリアルに描かれています。特に「正義とは何か」を問いかけてくるようなユウイチの行動には背筋がぞっとしました。社会派の視点でも楽しめる作品です。(50代 男性)


高校生たちの感情の動きがとてもリアルで、自分の学生時代を思い出してしまいました。友情って一体なんだろう?と真剣に考えさせられる場面が多く、ただのスリラーでは終わらない作品です。ちょっと重たい内容だけど、それが逆に印象に残るし、観終わった後に誰かと語りたくなる映画でした。(30代 女性)


シンプルにエンタメとして最高でした!テンポも良く、飽きる暇がない展開に加えて、キャラクターそれぞれが魅力的。ユウイチの策士っぷりには何度も「うわ〜やられた!」と声が出てしまうほど。人を信じることの難しさをリアルに描きつつも、エンタメとしても完成度が高いので、万人におすすめです。(10代 女性)


心の奥底にある疑念や嫉妬、プライドといった感情をうまく描き出していて、心理描写がとても深かったです。誰が味方で誰が敵か、最後まで読めない展開が続くので、ついつい前のめりで観てしまいました。原作のファンとしても納得の実写化で、キャストの熱演にも拍手を送りたいです。(40代 男性)


普段はあまり邦画を観ない私でも、グイグイ引き込まれるストーリーでした。まさに“友達”という一番身近な存在がテーマになっているからこそ、観ていて自分ごとのように感じられたのだと思います。特に裏切りのシーンは衝撃的で、観終わったあともしばらく放心してしまいました。リアルで胸が痛いけど、名作です。(50代 女性)

映画『トモダチゲーム 劇場版』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『トモダチゲーム 劇場版』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ライアーゲーム

この映画を一言で表すと?

“嘘”と“心理戦”が交錯する究極の騙し合いバトル!

どんな話?

純粋すぎる女子大生が、突如送りつけられた1億円の謎のゲーム「ライアーゲーム」に巻き込まれ、天才詐欺師とタッグを組んで、数々の頭脳バトルに挑んでいく物語。勝つためには他人を欺くしかない…究極の心理戦が展開されます。

ここがおすすめ!

登場人物それぞれの策略と裏切りがスリリングで、頭脳戦が好きな人にはたまらない展開が続きます。特に天才詐欺師・秋山のクールな頭脳プレイは見応え抜群!『トモダチゲーム』が好きな人にはドンピシャの世界観です。

カイジ 人生逆転ゲーム

この映画を一言で表すと?

極限状況の中で、人間の欲望と知恵が火花を散らすサバイバル!

どんな話?

借金まみれのフリーター・カイジが、借金を帳消しにするチャンスとして招待された謎のギャンブル船「エスポワール」で、命がけの心理戦と知略戦に挑む物語。勝たなければ即“転落”という極限のゲームが待ち受けます。

ここがおすすめ!

ただの運任せのゲームではなく、心理の読み合いと機転が勝敗を分ける展開がスリリング。人間の欲望、友情、裏切りが複雑に絡み合い、まさに『トモダチゲーム』のようなヒリヒリした人間ドラマを楽しめます。

告白

この映画を一言で表すと?

静かに迫る復讐劇が心に深く突き刺さる衝撃作。

どんな話?

中学校の女性教師が、生徒によって命を奪われた娘への復讐として、最後の授業で衝撃の真実を語り始める…というストーリー。教師、生徒、親、それぞれの視点から語られる多層的なサスペンスが魅力です。

ここがおすすめ!

淡々とした演出の中に隠された狂気と怒りの感情が圧巻。観終わったあとも長く心に残る深いテーマが描かれ、『トモダチゲーム』のような「人の本性に迫る」物語が好きな方には必見の1本です。

バトル・ロワイアル

この映画を一言で表すと?

仲間との絆か、生き残るための裏切りか──衝撃のサバイバル!

どんな話?

政府の施策で中学生の1クラスが無人島に送り込まれ、最後の1人になるまで殺し合いを強いられる過激なサバイバルゲーム。友情、愛情、恐怖、裏切り…極限状態の中で生きる少年少女の心が揺れ動きます。

ここがおすすめ!

「信じる者が最初に死ぬ」と言わんばかりの心理描写と、友達との関係性が崩れていく恐怖が強烈。『トモダチゲーム』と同じく、「極限状態での友情」がテーマなので、興味を引くこと間違いなしです。

今際の国のアリス

この映画を一言で表すと?

生き残りをかけたデスゲームが、美しくも恐ろしく描かれるSFサバイバル!

どんな話?

突然、無人の異世界に迷い込んだ若者たちが、“命懸け”のゲームに参加しながら脱出を目指す物語。ゲームの内容は多種多様で、知力・体力・運が試される過酷なルールが参加者を追い詰めていきます。

ここがおすすめ!

スタイリッシュな映像とテンポの良い展開が魅力。ゲームの残酷さだけでなく、人間ドラマもしっかり描かれており、『トモダチゲーム』のようなサスペンス・心理戦が好きな人にはぴったりの一作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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