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映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のネタバレあらすじ結末と感想

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この記事では、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ジェネラル・ルージュの凱旋』の結末までのストーリー
  • 『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た感想・レビュー
  • 『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た人におすすめの映画5選

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の作品情報

ジェネラル・ルージュの凱旋

製作年:2009年
上映時間:123分
ジャンル:サスペンス
監督:中村義洋
キャスト:竹内結子、阿部寛、堺雅人、羽田美智子 etc

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の登場人物(キャスト)

田口公子(竹内結子)
東城大学医学部付属病院・不定愁訴外来の医師。倫理委員会の委員長を務める。大人しい性格で、委員長を辞めたいと思っている。
白鳥圭輔(阿部寛)
厚生労働省大臣・官房秘書課付技官。プライドが高い。高圧的で、口が悪い。田口とコンビを組み、癒着事件を追う。
速水晃一(堺雅人)
東城大学医学部付属病院・救命救急センター長。「ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)」という異名を持つ。暴君で、病院内に敵が多い。
花房美和(羽田美智子)
東城大学医学部付属病院・救命救急センター看護師長。冷静沈着で優秀な人物。速水に思いを寄せている。
佐藤拓馬(山本太郎)
東城大学医学部付属病院・救命救急センターの医師。速水のやり方について行けず、不満を抱いている。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のあらすじ【起】

東城大学医学部付属病院で倫理委員会が開催され、オートプシー・イメージング(死体の画像診断)についての討論が行われた。議論は平行線を辿り、決着はつかなかった。その会議の委員長に任命された不定愁訴外来の医師・田口公子は、意見を求められて困り果てた。

田口の元に1通の手紙が届いた。そこには「救命救急センターの速水晃一センター長は、医療メーカーのメディカルアーツと癒着している。心臓カテーテルの使用頻度を調べてみろ。花房看護師長は共犯だ」と書かれていた。田口は院長の高階に報告した。すると、調査を指示される。

田口は救命救急センターの様子を見に行った。その時、トラックとミニバンの追突事故が起こり、患者を搬送したいという連絡が入った。集中治療室が一杯だったため佐藤拓馬医師が断るよう指示を出していると、スピーカーから速水の声が聞こえてきた。速水は患者を1人外科病棟に移し、患者を受け入れるよう指示を出した。花房は速水の指示通りに動いた。それを見て佐藤は苛立った。

佐藤が患者の蘇生を行っていたが、CPA(心肺停止)と判断した。すると、速水が患者の蘇生を始めた。看護師の如月翔子は速水の介助をしようとして、花房からオペ室の準備をしてくるよう指示される。如月は花房の行動に腹を立てながらその場を離れた。佐藤は治療を続ける速水に苛立つ。その後、患者は息を吹き返した。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のあらすじ【承】

田口はメディカルアーツの支店長・磯辺から、速水が袋に入った何かを受け取っている現場を目撃する。田口が休んでいると、磯辺から声を掛けられ袋を渡された。中に入っていたのは、写真のデータが入ったディスクだった。磯辺はそうやって皆に写真のデータを配っていることを田口に話した。

磯辺が病院のヘリポートから飛び降り、亡くなってしまう。田口は速水に会いに行き、癒着のことを尋ねた。しかし、癒着などしていないと言われる。そんな時、交通事故で厚生労働省の役人・白鳥圭輔が運ばれてくる。白鳥は殺されかけたのだと訴えた。白鳥も速水の癒着に関する告発文を受け取っていた。

田口は白鳥と調査をすることになった。白鳥の元に届いた手紙はパソコンで作られており、田口の元に届いた手紙は手書きで花房に関する告発が付け加えられていた。つまり、どちらかがオリジナルで、もう一方は手紙を見た誰かが作った可能性があった。

白鳥は佐藤に話を聞いた。佐藤は速水のことを恨んでいることを認めた。重篤患者、軽症患者に関係なく受け入れる速水に腹を立て、医者が足りないことに不満を持っていた。白鳥は如月にも話を聞いた。如月は速水に好意を持ち、花房に憎しみを抱いている様子だった。如月に字を書いてもらい、田口宛てに届いた手紙の筆跡と見比べた。だが、一致しなかった。

速水も花房も病院内に敵が多かった。速水は片っ端から患者を受け入れるため、集中治療室はいつも一杯だった。足りなくなったとき他の病棟に回すため、回された側の医師は激怒するのだった。第一外科は治った患者を退院させず病床を一杯にして、救命センターからの受け入れを拒否しているという噂もあった。

白鳥達は倫理委員会の副委員長で、速水の活躍を妬んでいる精神科助教授の沼田泰三に話を聞きに行った。沼田は告発文を送ったことを否定した。だが、癒着の件は解決しなければならない問題だとし、臨時委員会の開催を決定する。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』のあらすじ【転】

10年前、デパートで大火災が起きた。東城大学付属病院にも100人を超える重軽傷者が搬送された。夜の7時を超えた頃で、医師や看護師が最も手薄になる時間だった。その医師の中に、若かりし頃の速水がいた。院長は海外出張中で、速水が代わりに一斉放送を流して非常事態を宣言した。速水は片っ端から患者を受け入れていったが、廊下が埋まるほど患者が搬送されてきたため、途中で受け入れを拒否せざる負えなくなった。その日から、速水は患者の受け入れに拘るようになり、ドクターヘリの導入を希望するようになった。

田口は自殺を繰り返していた患者の女性に寄り添った。その患者は退院する前、速水に挨拶に来て田口への感謝の言葉を口にしていた。速水はそれを受け、田口に患者のメンタルケアを頼んだ。田口は困惑するが、速水の強い思いを受け承諾した。

田口に告発文を送ったのは、花房だった。花房は救命救急センターのゴミ箱に捨てられていた告発文のミスプリントを見つけ、田口に手紙を送ったのだった。つまり、白鳥に告発文を送ったのは、救命救急センターに所属する者ということだった。

臨時委員会が開催され、速水は告発文に書かれているのは事実だと受け入れた。そして、病院の体制についての不満をぶちまけた。5年前、速水は経済的な要因は一切考慮しなくていい、受け入れを断らない救命救急を目指せ、ドクターヘリの導入も視野にあると言われセンター長を引き受けた。そして、救命救急センターと他の課が協力して救急診療を行う予定だった。だが、蓋を開けてみればそんな協力体制などどこにもなかった。速水は癒着で得た金を治療費に充てていた。花房は速水が自分のために私的流用をしていない証拠として、メディカルアーツから受け取った領収書を提出した。花房は速水に思いを寄せており、共に堕ちるつもりだった。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の結末・ラスト(ネタバレ)

速水は退職届を提出するが、沼田は速水と花房に懲戒解雇を求めた。それを白鳥が止めた。白鳥は自分に告発文を送ったのが沼田だと指摘した。沼田は自分宛てに届いた告発文を、問題を大きくして救命救急センターを潰すため白鳥に転送したのだ。白鳥は速水が告発文の送り主だと指摘し、速水もそれを認めた。速水が告発文を送ったのは、救命救急センターを再建するためだった。

白鳥は田口が磯辺から受け取った写真のデータを流した。そこには、磯辺、事務長の三船、沼田、沼田の部下の小峰の会話の録音データが入っていた。沼田達は効率良く収益を上げるメンタルケアセンターを作るため、救命救急センター、小児科、産科を縮小させようとしていた。そして、速水を追い詰めるためのネタを探していた。

会議の最中、大型スーパーの大規模火災が発生した。高階は速水に現場指揮権を委任した。速水達は受け入れの準備を行った。一方、沼田と小峰はヘリポートで煙草を吸っていた。小峰は盗聴器付きの電卓を磯辺から取り上げたことを沼田に話した。磯辺を殺したのは小峰だった。沼田は恐怖を抱き、その場を離れようとした。そこに、白鳥とリハビリ担当医が現れる。白鳥は小峰の自白を録音していた。小峰はリハビリ担当医に捕らえられる。

速水は佐藤を信頼し、トリアージ(傷病者の治療優先順位を決定すること)を任せた。佐藤は患者を次々と診ていき、手が空いている医師や看護師を集めて搬送の手伝いをさせた。花房は速水の顔が真っ青になっていることに気づき、口紅を渡した。10年前、指揮官が青い顔をしていたらダメだと、花房は今日と同じように速水に口紅を渡していた。それから速水は「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるようになったのだった。

ストレッチャーが足りなくなる。だが、速水はこんな日のために、メディカルアーツから機材を手に入れていた。その機材により、患者が搬送された。三船はニュースを見て、妻と娘が火災事故に巻き込まれたことを知る。田口は取材ヘリが飛んでいるのにドクターヘリが飛ばない現状を嘆いた。白鳥はそんな田口に、他県からドクターヘリを回してもらったことを教えた。

磯辺は瀬戸内海の小島の出身で、中学のときに母がくも膜下出血で倒れていた。救急医療設備のない島だったため、そのまま亡くなってしまった。磯辺はドクターヘリがあれば母は助かったかもしれないとよく呟いており、速水に協力したのだった。高階は速水の辞表を受理しなかった。田口と高階は速水がチュッパチャプスを購入するのにメディカルアーツからのお金を私的流用していたとして、病院への背任の席を果たすために別の病院に行くよう指示を出した。

速水と共に花房も東城大学付属病院を辞めた。速水は花房に一緒に来て欲しいという思いを伝え、手を握った。花房は速水の願いを受け入れた。上空ではドクターヘリが飛んでいた。ドクターヘリの一番初めの患者は、登山で骨折した白鳥だった。

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

患者を守るために自分が悪者になっても信念を貫き通す速水がとてもカッコよかった。速水を演じていた堺雅人は雰囲気にピッタリ合っており、辛辣に見えても実は心優しい部分がきちんと表現されていたと思う。花房との淡い恋も素敵だった。逆に前作とは違い、田口と白鳥の影が少し薄かったように感じたのが残念だった。田口と白鳥のコンビがもう少し登場しても良かったと思う。登場シーンとしては少なかったかもしれないが、高嶋政伸の演技がとにかく濃くて一番印象に残っている。(MIHOシネマ編集部)


こういった推理やサスペンス要素のある作品を見る時に誰もがするであろう、犯人の予想。私も毎回挑戦しますが、推理力が乏しいようで的中したことはありません。
今作も速水が悪者だと思って鑑賞し続けていたので、かなり優しくて男気のあるキャラクターだと分かった時には感動してしまいました。速水を演じた堺雅人の演技は本当にリアルで嘘も嘘だと思わせないような説得力にすっかり騙されてしまいました。何度も見たくなる面白い作品でした。(女性 30代)


救命救急センターを舞台に、速水医師の豪胆さと冷静さが際立つ医療サスペンス。内部告発によって不正疑惑をかけられるが、実は医局の運営と患者を守るための資金操作だったと明かされる展開に胸が熱くなった。田口医師と白鳥の対照的な立場も物語を引き締める。最後に速水が現場へ戻る姿はまさに“凱旋”で、痛快さと清々しさが残った。(30代 男性)


医療現場の理想と現実が交錯する重厚な物語。不正を疑われる速水の強気な態度に最初は反発を覚えたが、真相が明らかになるにつれ印象が一変した。患者第一の姿勢を貫く姿が印象的。内部の権力争いも絡み、単なる医療ドラマに終わらない。ラストの復帰シーンは爽快で、正義が報われる安心感があった。(40代 女性)


スピード感ある救命シーンと、院内の政治劇のバランスが絶妙。速水の大胆な采配は危うさもあるが、命を救うための合理性が感じられる。不正疑惑が晴れたときのカタルシスは大きい。白鳥の追及が結果的に真実を浮かび上がらせる構図も面白い。医療の理想を描きつつ、組織の歪みにも切り込んだ秀作。(50代 男性)


女性医師の視点から見ると、男社会の医局内で奮闘する姿も興味深い。速水の強引さに戸惑いつつも、彼の情熱には引き込まれる。不正の裏にあった真意が明かされる場面は感動的だった。命を救う現場の緊張感と、組織の圧力の対比が印象に残る。ラストの復活劇は胸がすく思い。(30代 女性)


シリーズの中でもエンタメ性が高い一本。救急センターの緊迫した空気がリアルに伝わる。速水の型破りな行動が誤解を生むが、結果的に現場を守っていた事実が明らかになる展開が痛快。医療と経営の問題を絡めた脚本が巧みで、最後まで目が離せなかった。(20代 男性)


医療現場の裏側を描きつつ、人間ドラマとしても見応えがある。速水が孤立しながらも信念を曲げない姿に胸を打たれた。不正疑惑が解消される過程で、白鳥の存在が大きな役割を果たすのも興味深い。最後の“凱旋”というタイトル回収が見事で、爽やかな余韻が残った。(60代 女性)


緊急手術のシーンは臨場感があり、医療従事者の葛藤が伝わる。不正資金の疑いが実は現場維持のためだったと分かる展開は意外性があった。組織の論理と患者優先の姿勢の対立がテーマとして深い。速水の復帰は勧善懲悪的だが、だからこそ気持ちよく観終われる。(40代 男性)


テンポよく進むストーリーで、医療ドラマとしてもサスペンスとしても楽しめる。速水の豪快さと白鳥の冷静さの対比が面白い。不正疑惑の裏にあった事情が明かされる場面は胸が熱くなる。命を救うことの重みと、組織運営の難しさを同時に描いた良作。(50代 女性)

映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

チーム・バチスタの栄光

この映画を一言で表すと?

医療ミスか殺人か、手術室に潜む真実を暴く医療ミステリー。

どんな話?

高難度手術チームで続発する術中死の謎を調査するため、心療内科医と厚労省の役人が派遣される。個性的な医師たちの思惑が交錯する中、医療事故か故意かを巡る真相が明らかになっていく。緊迫感ある医療現場と推理劇が融合した物語。

ここがおすすめ!

同じ世界観を共有しつつ、ミステリー色が強い一本。医療現場の緊張感と組織の論理が絡み合う構造は『ジェネラル・ルージュの凱旋』が好きな人に刺さる。テンポよく真相へ迫る展開が見応え十分。

孤狼の血

この映画を一言で表すと?

型破りな男が正義を貫く、熱量あふれる対決劇。

どんな話?

暴力団対策法施行前夜の広島を舞台に、破天荒な刑事と若手刑事が裏社会の抗争に立ち向かう。違法すれすれの捜査と信念の狭間で揺れ動きながらも、組織の闇に迫っていく。濃密な人間関係が絡み合う骨太な物語。

ここがおすすめ!

豪胆な主人公像と組織内部の駆け引きは、速水のキャラクター性と重なる部分がある。正義とは何かを問いかける熱いドラマが魅力。骨太なエンターテインメントを求める人におすすめ。

フライト

この映画を一言で表すと?

英雄か罪人か、極限の判断を問う社会派ドラマ。

どんな話?

航空機事故で奇跡的に多くの命を救ったパイロットが、英雄として称えられる。しかし事故原因を巡る調査が進む中で、彼自身の問題が明らかになっていく。責任と真実を巡る葛藤が描かれる重厚な物語。

ここがおすすめ!

一見ヒーローのように見える人物が疑惑に晒される構図は、『ジェネラル・ルージュの凱旋』と共通。職業倫理と個人の弱さを描き、観る者に深い問いを投げかける。緊張感あるドラマを味わいたい人に。

感染列島

この映画を一言で表すと?

医療現場の最前線で命を守る者たちの闘い。

どんな話?

未知のウイルスが拡大する中、地方病院の医師たちが懸命に対応する。感染拡大の恐怖と医療体制の限界に直面しながらも、患者を救おうと奔走する姿を描く。緊迫感あふれる医療サスペンス。

ここがおすすめ!

救命の現場での判断と葛藤がリアルに描かれ、医療従事者の覚悟が胸を打つ。組織の壁や情報統制などのテーマもあり、『ジェネラル・ルージュの凱旋』の緊張感が好きな人におすすめ。

新聞記者

この映画を一言で表すと?

権力の裏側に迫る、静かな闘いの物語。

どんな話?

若手新聞記者が、政府の不正疑惑を追う中で巨大な権力構造に立ち向かう。真実を求める姿勢と圧力との葛藤が描かれ、次第に事態は大きな波紋を呼ぶ。現代社会を映す社会派ドラマ。

ここがおすすめ!

組織と個人の対立を描く緊張感が魅力。不正疑惑を巡る攻防という点で『ジェネラル・ルージュの凱旋』と通じる。静かながら力強いメッセージ性が心に残る作品。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

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