12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』
スポンサーリンク

映画『チーム・バチスタの栄光』のネタバレあらすじ結末と感想

スポンサーリンク

この記事では、映画『チーム・バチスタの栄光』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『チーム・バチスタの栄光』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『チーム・バチスタの栄光』の結末までのストーリー
  • 『チーム・バチスタの栄光』を見た感想・レビュー
  • 『チーム・バチスタの栄光』を見た人におすすめの映画5選

映画『チーム・バチスタの栄光』の作品情報

チーム・バチスタの栄光

製作年:2008年
上映時間:120分
ジャンル:ヒューマンドラマ、ミステリー
監督:中村義洋
キャスト:竹内結子、阿部寛、吉川晃司、池内博之 etc

映画『チーム・バチスタの栄光』の登場人物(キャスト)

田口公子(竹内結子)
東城大学付属病院の不定愁訴外来(通称、愚痴外来)に勤める心療内科医。ちょっと天然なところがある。心優しい女性。
白鳥圭輔(阿部寛)
厚生労働省の職員。東城大学付属病院の院長の知り合い。不遜で毒舌。人を怒らすことも傷つけることも何とも思っていない。
桐生恭一(吉川晃司)
東城大学付属病院の第一外科助教授。「チーム・バチスタ」の執刀医。動物に例えると、鷲。フロリダの心臓疾患専門病院で働いていた。
鳴海涼(池内博之)
桐生の義理の弟。動物に例えると、コヨーテ。桐生と共にフロリダの心臓疾患専門病院で働いていた。腕の怪我が原因で、外科医から病理医に転身する。
酒井利樹(玉山鉄二)
「チーム・バチスタ」の第二助手。自信過剰でプライドが高い。動物に例えると、スピッツ。垣谷のことを軽視している。
大友直美(井川遥)
「チーム・バチスタ」の一員。看護師。感情的で大げさな性格。動物に例えると、巻貝。
羽場貴之(田口浩正)
「チーム・バチスタ」の一員。人工心肺の操作を行う臨床工学技士。普段は温和だが、妻に対しては怒鳴り声を上げる。裏表がある人物。動物に例えると、カメレオン。
氷室貢一郎(田中直樹)
「チーム・バチスタ」の一員。麻酔医。常に多忙で、疲労困憊している。真面目な性格。動物に例えると、白ヤギ。
垣谷雄次(佐野史郎)
「チーム・バチスタ」の第一助手。桐生の右腕。辛抱強い努力家。動物に例えると、モグラ。指先の訓練のために、米粒に般若心経を書いている。

映画『チーム・バチスタの栄光』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『チーム・バチスタの栄光』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『チーム・バチスタの栄光』のあらすじ【起】

東城大学付属病院の不定愁訴外来(通称、愚痴外来)に勤める心療内科医の田口公子は、銀婚式のお祝いで世界一周に旅立つ上司に代わり院長の元を訪れた。そこに、第一外科助教授の桐生恭一が現れる。桐生は難易度の高い心臓移植手術「バチスタ手術」を26回も成功させた凄腕医師だった。しかし、その「バチスタ手術」が最近失敗し続けていた。田口は原因を解明するよう院長に頼まれる。

田口は断り切ることができず、調査を行うことになった。まずは第一外科から届いた資料を読んだ。東城大学付属病院の「チーム・バチスタ」は、桐生を筆頭に組織されたチームである。メンバーは第一助手・冠動脈バイパス手術の専門家の垣谷雄次、第二助手・熱血漢の酒井利樹、麻酔医・氷室貢一郎、人工心肺の操作を行う臨床工学技士の羽場貴之、看護師・星野響子、切除範囲を決める病理医・鳴海涼である。鳴海は桐生と共にアメリカで修業を積んでいた。子供の患者は治っていたが、大人の患者は死亡する傾向にあった。

田口はまず始めに垣谷に話を聞きに行った。垣谷は結婚してチームを外れた星野の後任である大友直美に対して、不満を抱いている様子だった。大友がチームに加入したのは、手術の失敗が始まったときだった。

田口は酒井に話を聞きに行った。酒井は垣谷が桐生のペースについて行けていないことを指摘し、足を引っ張っていると話した。そして、垣谷が手術の失敗を一番喜んでいると思っていることを話した。助教授になることを夢見ていた垣谷にとって、桐生の存在は邪魔だからだった。

大友は自分のせいだと落ち込んでいた。看護師の仕事である機械出しのタイミングが合わず、桐生をイラつかせている自覚があった。田口は詳しく話を聞く前に泣き始めた大友を見て唖然とした。次に羽場に話を聞きに行った。羽場は普段は温和だが、妻と電話で話すときは怒鳴り声を上げるなど裏表がある性格だった。

映画『チーム・バチスタの栄光』のあらすじ【承】

東城大学付属病院に、西アフリカの少年兵アガピ・アルノイドが運ばれてきた。重い拡張型心筋症を患っていた。反米ゲリラであることからアメリカが治療を拒否したため、「チーム・バチスタ」が手術を行うことになった。

田口は氷室に話を聞いた。氷室はゆっくり食事を食べられないほど忙しく働いていた。氷室は子供の手術の方が、桐生は得意だと感じていた。次に、鳴海に話を聞きに行った。鳴海は手術の失敗に心当たりがない様子だったが、殺人ではないかと疑っていた。田口は鳴海の手首の傷が気になった。鳴海はそれに気づき、外科医として手術を執刀しているときに不注意で切ったことを話した。それから病理医に転身したのだ。

田口と外科教授の黒崎が見守る中、アガビの手術が行われた。手術は成功し、大友は泣いて喜んだ。田口は調査の結果を事故と結論づけた。そんな彼女の前に、院長に調査を依頼された厚生労働省の白鳥圭輔が現れる。院長は白鳥と話すときは自分の気持ちを守るよう忠告し、後のことを田口に任せた。白鳥は「チーム・バチスタ」の中に犯人がいると睨んでおり、田口の調査を嘲笑った。

映画『チーム・バチスタの栄光』のあらすじ【転】

白鳥は田口と共に黒崎に話を聞きに行った。実は、黒崎はアメリカから桐生を呼び寄せることに反対していた。黒崎は垣谷を助教授にしようと思っており、口出ししてきた院長に不満を持っていた。白鳥はわざと黒崎を怒らせるような発言をした。そして、怒っている黒崎を見てただの目立ちたがりだと判断し、犯人から除外した。

白鳥は怒らせるような発言をし、垣谷の様子を確認した。そして、犯人ではないと断定する。白鳥が相手を怒らせるたびに田口が恨まれるため、田口は不満を持つ。次に、白鳥は大友と酒井を同時に呼んで話を聞いた。白鳥は大友を追い詰めるように話した。大友は手で顔を覆って泣きじゃくった。だが、白鳥が手を掴んで顔を確認すると、涙は出ていなかった。白鳥は酒井に対しても追い詰めるように話した。酒井は逆上し、白鳥を殴った。

バチスタ手術を受ける患者の小倉が不安を抱き、不定愁訴外来に訪ねてきた。田口は話を聞き、励ました。小倉は手術を受ける決心をつけ、氷室がエピドラ(硬膜外麻酔)を行った。その後、小倉の容態が急変し、緊急手術を行うことになる。田口はフロリダに調査に行って空港に帰ってきた白鳥に連絡を取った。白鳥は手術を止めるよう指示した。だが、田口が手術室に駆けつけたときには、既に小倉の手術が始まっていた。

小倉が死亡してしまう。白鳥は手術室に駆けつけ、オートプシー・イメージングを行うことを宣言した。遺体をMRIにかけ、死亡原因を探るのだ。田口は小倉の死にショックを受け、仕事にも支障をきたしてしまう。

白鳥はフロリダでの調査結果を田口に話した。フロリダには桐生と鳴海が勤務していた心臓疾患専門病院があった。鳴海の傷は桐生がつけたものだった。交通事故による複数同時手術が行われ、そのときにメスが誤って鳴海に当たってしまったのだ。

映画『チーム・バチスタの栄光』の結末・ラスト(ネタバレ)

白鳥と田口は犯人について考察した。白鳥は鳴海のことを疑っていたが、田口はそれを否定した。それは、桐生が鳴海のことを信頼しているからだった。手術中、切除範囲は鳴海が決めており、桐生は目を瞑って確認していないことからも明らかだった。田口と白鳥は手術ビデオを見てあることに気づく。

バチスタ手術が行われる直前、田口と白鳥は院長、桐生、鳴海を呼び出し、手術ビデオを流しながら話した。すると、下のモニターに手術映像が流れているにも関わらず、桐生は流れていないと言い出した。白鳥はズバリ、見えていないことを指摘した。桐生は観念し、塞隅角緑内障で視界の下半分が見えないことを明かした。手術場所は、鳴海が桐生に教えていた。桐生は手術を待ち望んでいる患者を見捨てることができず、医師であることを続けていた。調査の依頼をしたのは、自分の今後を占うためだった。そこには、一連の事件は目のせいではない、まだ医師としてやれるという願いが込められていた。白鳥はきっぱり桐生にメスを置くべきだと伝えた。

桐生は「チーム・バチスタ」を垣谷に任せることにした。桐生はサポートとして手術を見守った。鳴海も病理医として手術を見守った。垣谷の判断の元、手術は順調に進み成功した。患者が運ばれた後、手術室に白鳥や院長が現れる。白鳥はMRIを撮ったことにより、小倉の死因が分かったことを話した。脳のMRIを確認すると、脳がずれていた。エピドラのとき、吸入麻酔薬を使って脳幹部付近に圧力をかけて殺害したのだ。犯人は氷室だった。今日の手術でも氷室はその手段を行おうとしたが、田口が前もって薬を取り替えておいたので事なきを得たのだ。

氷室は娯楽で犯行を行ったと述べた。子供が死ななかったのは、エピドラを使用しないからだった。田口は初めて会ったとき、犯行に気づいて止められなかったことを悔やんだ。その後、田口が落ち込んでいると、患者達が現れ励まされる。田口は泣きながら皆の優しさに笑顔を浮かべた。桐生はメスを置く覚悟を決め、田口に感謝の気持ちを伝えた。

映画『チーム・バチスタの栄光』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

桐生と鳴海の行いにも驚かされたが、最後にもうひと展開あったことにさらに驚かされた。まさか氷室の性格が破綻しており、娯楽のために犯行を行っていたとは思わなかった。いけ好かない白鳥と人間味溢れる田口のコンビは、対照的でおもしろかった。氷室の残忍さが怖くて嫌な気持ちになったが、最後に患者達が田口に優しくしているのを見て温かな気持ちで見終わることができた。医療用語は難しかったが、きちんと説明があって見ている人に優しい作品だと思う。(MIHOシネマ編集部)


医療分野を描いた作品の中ではかなり秀逸な映画です。さすが医師が書いている小説が原作なだけあります。テンポ良く進み、どんでん返しもあるストーリーは見応えがあります。専門用語も多いですが、分かりづらいことはありません。
ただ、小説では男性が主人公なので、映画でなぜ女性に変えたのか理解に苦しみます。田口医師のダメっぷりは男性の方が、特にドラマで演じていた伊藤淳史の方が良く表現できていると思います。原作のファンならドラマの方が原作に忠実です。白鳥圭輔は原作から容姿がかけ離れていますが、嫌味でロジカルな性格は映画の中でも健在です。個性あふれるキャラクターが揃った作品です。(女性 30代)


原作とは違い、主人公が女性となっているのでドラマ版も今作も見ていませんでしたが、友人に勧められて鑑賞しました。
原作ファンは、文字を読んで想像をふくらませて楽しんでいるので映像化されるとガッカリしてしまうことが多いのですが、今作の場合は主人公を女性に変えているということで、それが良い方向に働いていてあまり比べることなく見られたかなと思います。
田口と白鳥の絶妙な掛け合いもなんだか微笑ましくて、とても良い作品だったなと感じました。キャストもとても豪華なので見ていて飽きません。(女性 30代)


連続術中死の真相を追うミステリーとして非常に面白かった。田口医師の頼りなさそうな雰囲気と、厚労省の白鳥の強烈なキャラクターの対比が絶妙。最初は医療ミスかと思わせておいて、最終的に麻酔科医・氷室の故意による犯行が明らかになる展開には驚いた。医療の現場に潜む閉鎖性や権威主義も描かれ、単なる犯人探しに終わらない深みがある作品だった。(30代 男性)


バチスタ手術という高度医療の緊迫感がリアルで引き込まれた。チーム内の結束が強いからこそ、不審死を認めたくない空気が伝わる。氷室が医療事故を“正義”のように語るラストは衝撃的で、理想と現実の歪みを感じた。田口と白鳥の掛け合いが重いテーマを程よく和らげ、最後まで飽きずに観られた。(40代 女性)


医療サスペンスとしてテンポが良い。白鳥の強引な聞き込みが物語を動かし、徐々にチームの闇が暴かれていく過程がスリリングだった。犯人が内部の人間だと判明した瞬間の緊張感は見事。医療の理想を掲げながらも、結果を出せない葛藤が動機に繋がる点が興味深い。エンタメ性と社会性のバランスが取れている。(20代 男性)


医療の専門用語が多いが、説明が丁寧で理解しやすかった。田口の視点で物語が進むため、観客も一緒に謎を追体験できる。氷室の動機は歪んでいるが、医療体制への不満や焦りが背景にあり単純な悪ではないと感じた。チームの名声と現実の乖離がテーマとして重く、考えさせられるラストだった。(50代 女性)


白鳥の存在感が圧倒的。最初は嫌味な役人に見えるが、真相解明への執念が頼もしい。チーム・バチスタの栄光というタイトルが、実は皮肉に響く構造が秀逸だ。氷室の犯行が明かされた後、チームが崩れていく余韻が印象的。成功の裏に潜む犠牲を描いた医療ミステリーとして完成度が高い。(30代 女性)


単なる医療事故ではなく、内部告発のような構図が面白い。氷室の行為は許されないが、医療現場の過酷さやプレッシャーが伝わる。田口の成長物語としても楽しめ、最初は押し流されていた彼が最後は自分の意志で動く姿が良かった。謎解きの爽快感もあり、娯楽作として満足度が高い。(40代 男性)


緊迫した手術シーンと心理戦の対比が印象的。白鳥の挑発的な尋問によって、それぞれの医師の本音が露わになる展開が見応えある。犯人判明後も単純な勧善懲悪ではなく、医療の理想と現実のギャップを残す終わり方が大人向け。考察しがいのあるサスペンスだった。(20代 女性)

映画『チーム・バチスタの栄光』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『チーム・バチスタの栄光』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ジェネラル・ルージュの凱旋

この映画を一言で表すと?

救命医療の最前線に潜む陰謀を暴く、緊迫の医療サスペンス。

どんな話?

救命救急センターのカリスマ医師に持ち上がった不正疑惑。内部告発をきっかけに、病院内の権力争いと隠蔽体質が浮き彫りになる。調査に乗り出した田口と白鳥が、医療現場の理想と現実の狭間で真実を追う物語。

ここがおすすめ!

『チーム・バチスタの栄光』と同じコンビが活躍し、よりスケールアップした医療ミステリーが展開。救命現場の臨場感と政治的駆け引きが絡み合い、緊張感が持続する。シリーズとして続けて観ることで世界観がより深まる。

閉鎖病棟―それぞれの朝―

この映画を一言で表すと?

心に傷を抱えた人々の再生を描く、静かな医療ドラマ。

どんな話?

精神科病棟で暮らす患者たちの日常と、それぞれが抱える過去を丁寧に描く物語。ある事件をきっかけに、閉ざされた空間の中で人間関係が揺れ動き、希望と絶望が交錯していく。

ここがおすすめ!

医療現場の内側を描く点で共通し、制度や偏見の問題にも切り込む。派手な展開はないが、人間ドラマの厚みが魅力。医療の光と影をじっくり味わいたい人におすすめ。

アンナチュラル

この映画を一言で表すと?

死の裏側に隠された真実を解き明かす法医学ミステリー。

どんな話?

不自然死究明研究所に勤める法医解剖医たちが、不可解な死因の謎を追う。解剖を通じて社会の闇や人間関係のほころびが明らかになり、一つ一つの事件が思わぬ真実へとつながっていく。

ここがおすすめ!

医療知識と推理を融合させた構成が秀逸で、『チーム・バチスタの栄光』の謎解き要素に惹かれた人にぴったり。テンポの良い会話劇と社会性を帯びたテーマが見応え十分。

感染列島

この映画を一言で表すと?

未知のウイルスに立ち向かう医師たちの極限ドラマ。

どんな話?

新型ウイルスが日本で拡大し、医療現場は混乱に陥る。治療法も確立されない中、医師たちは命を守るため奔走する。家族との葛藤や組織の対応も絡み、緊迫した状況が続く。

ここがおすすめ!

医療現場の緊張感と組織の意思決定の難しさを描く点が共通。スケールの大きな危機を背景に、人間ドラマが際立つ。医療サスペンスをよりダイナミックに味わいたい人におすすめ。

藁の楯

この映画を一言で表すと?

巨額の懸賞金が人間の本性を暴き出す衝撃サスペンス。

どんな話?

凶悪犯の命に懸賞金がかけられ、全国民が敵となる状況で警察が護送任務にあたる。内部の裏切りや圧力が交錯し、正義とは何かを問い続ける緊迫の物語。

ここがおすすめ!

組織の中で揺れる正義や倫理観というテーマが『チーム・バチスタの栄光』と重なる。犯人探しだけでなく、人間の信念を問う構造が魅力。スリリングな展開と重厚なテーマを楽しめる一本。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。

影山みほをフォローする
ヒューマンドラマ映画ミステリー映画

みんなの感想・レビュー