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映画『ゲットハード/Get Hard』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ゲットハード/Get Hard』の概要:証券詐欺の罪で収監が決まった金融ディーラーの男が自動車整備工の知人に頼んで刑務所生活を耐えるための訓練を始めるコメディ映画。コメディ俳優のウィル・フェレルとケビン・ハートが顔を揃える。

映画『ゲットハード/Get Hard』の作品情報

ゲットハード/Get Hard

製作年:2015年
上映時間:101分
ジャンル:コメディ
監督:イータン・コーエン
キャスト:ウィル・フェレル、ケヴィン・ハート、ティップ・“T.I.”・ハリス、アリソン・ブリー etc

映画『ゲットハード/Get Hard』の登場人物(キャスト)

ジェームズ(ウィル・フェレル)
敏腕の金融ディーラー。仕事でもプライベートでも成功を収めていた矢先に詐欺容疑で逮捕される。刑務所生活が怖くてダーネルに訓練を頼む。
ダーネル(ケビン・ハート)
洗車場のオーナーで、ジェームズの車も洗車している。娘を良い環境で育てるために家を買いたいと思っており、ジェームズとの取引に応じる。
アリッサ(アリソン・ブリー)
ジェームズの婚約者。父親がジェームズの勤める金融会社の創業者。その父親の企てによりジェームズは逮捕されてしまう。

映画『ゲットハード/Get Hard』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゲットハード/Get Hard』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゲットハード/Get Hard』のあらすじ【起】

朝からブラジル格闘技の練習をしたジェームズは、メリッサからもっと大きい屋敷の建設をねだられる。出社したジェームズは金融取引で大儲けをし、メリッサの父でもある創業者から共同経営者に任命される。一方、娘を荒れた学校に送り出したダーネルは新しい家を買うために一生涯の洗車サービスを3万ドルでジェームズにオファーするが、断られてしまう。

ジェームズとメリッサの婚約パーティが開かれるが、そこにFBIが踏み込んできて証券詐欺と横領の疑いでジェームズを逮捕してしまう。そして凶悪犯用の刑務所に10年の判決を受ける。収監までに30日の猶予が与えられ、足首にGPS装置を装着される。恐ろしくなったジェームズはメキシコに逃げようとメリッサを誘うが、別れを告げられてしまう。

ダーネルが車を洗おうとしたらジェームズがトランクに隠れていた。ジェームズはダーネルが前科者だと勝手に思い込んで刑務所について話す。怒ったダーネルはジェームズが刑務所でカマを掘られるだとうと言い返す。ジェームズは刑務所で生き残る術を教えてほしいと頼み、ダーネルは3万ドルで引き受ける。

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映画『ゲットハード/Get Hard』のあらすじ【承】

ダーネルはまずジェームズの家を改装して刑務所のように仕立て上げる。そして狂犬のような怖い表情を作る方法を教え込もうとするが、ジェームズは婚約者に振られたことを思い出して泣き顔になる。ジェームズはブラジル格闘技をダーネルに披露するが、蹴りすら決められず転倒してしまう。ダーネルはジェームズを公園に連れて行き、屈強な男達にケンカを売らせる。

筋トレもケンカの練習も効果がないと悟ったダーネルはジェームズにペニスをしゃぶる練習をさせようと、ゲイバーに連れて行く。ジェームズはバーにいた男に声をかけてトイレに行くが、ペニスを咥えるのが嫌で逃げ出してくる。そして本気になって訓練に取り組むようになる。

ダーネルは刑務所の暴動のシミュレーションをするが、焦ったジェームズは自らの頭に刃物を突き刺してしまう。ダーネルはジェームズを家に連れて行き、妻に治療してもらう。皆で夕食を取ることにし、ジェームズはダーネルがなぜ刑務所に入ったのかと尋ねる。ダーネルは仕方なく殺された友人の復讐をしたという映画のネタをぱくって嘘の説明をする。

映画『ゲットハード/Get Hard』のあらすじ【転】

ダーネルは収監経験のあるいとこに協力を頼むことにする。しかし、いとこからは白人とつるんだ方が良いと助言される。そのため、ダーネルとジェームズはネオナチ集団の元に向かう。ダーネルが車で隠れている間にジェームズが一人でリーダーに会うが、ジェームズが差別的な発言を口にしなかったために警察だと疑われる。それに気付いたダーネルは火炎放射器を使って、ジェームズはネオナチ集団から救い出す。

ジョームズの様子を見てきたダーネルは無罪を信じるようになる。ジェームズは誰かが取引記録を改ざんしたと主張し、ダーネルに会社の仕組みを説明する。全ての情報は創業者に報告されることになっていたと聞いたダーネルは創業者こそが真犯人だと疑う。そして2人で全ての取引記録が保管されたパソコンを盗むために会社に侵入する。

パソコンを持ち出したところで創業者の手下が銃を持って現れる。ジェームズが体当たりをして、ダーネルは銃を拾うがビビってしまう。手下はすかさず銃を奪い返すと、ダーネルに収監経験がないことをジェームズにばらす。そしてパソコンを持って立ち去る。

映画『ゲットハード/Get Hard』の結末・ラスト(ネタバレ)

騙されていたと知ったジェームズはダーネルと仲違いし、ダーネルのいとこの仲間に加わろうとする。しかしダーネルがいとこの家に現れて、無罪を証明しようとジェームズを説得する。創業者が所有する船が怪しいと考えた2人はちょうど出航するところだった船に侵入する。船内でパソコンを見つけるが、創業者の手下達に取り囲まれてしまう。そこでジェームズが眠っていたブラジル格闘技の能力を覚醒させ、次々と手下を倒す。

創業者とアリッサが船内に姿を現す。2人はジェームズに一緒に逃げるように誘ってくるが、ジェームズはそれをきっぱりと拒む。ジェームズとダーネルがパソコンを持って去ろうとすると、今度は銃で脅してくる。そこでジェームズを尻に隠していた銃を取り出し。にらみ合いになる。そこにジェームズのGPS装置を元に追跡してきた警察が現れる。

創業者は逮捕され、ジェームズの無実が照明される。しかし銃の不法所持の罪で6か月の刑に服す。ジェームズは訓練のお陰で刑務所生活を無事に乗り切り、自分の資産をダーネルの洗車場に投資する。出所してきたジェームズをダーネルが出迎え、2人は熱いハグを交わす。

映画『ゲットハード/Get Hard』の感想・評価・レビュー

ウィル・フェレルとケビン・ハートはどちらも主演作の当たり外れが激しいが、今作は見事に当たりの部類に入る出来映えだ。主人公が収監されることになった肝心の詐欺事件については冒頭と終盤だけに絞り、刑務所に備えた訓練に時間を割いたことで、中弛みすることなく楽しむことができた。米国人だけにしか通じないアメリカンジョークではなく、万人受けする分かりやすい笑いが盛り込まれている点も好感が持てる。(MIHOシネマ編集部)


ケヴィン・ハートが出ていたら絶対に面白いと思っている私。今回もそれは覆されることがありませんでした。彼の細かい表情や言い回しが好きなので、どんな作品でもそこに注目してしまうのですが、今作のダーネルというキャラクターは彼の持つ面白さにピッタリの役だったと思います。
刑務所に備えての訓練なんて意味がわかりませんが、大真面目にやっている二人がとにかく面白くて、セリフにもユーモアが感じられました。
日本人にも分かりやすいジョークが沢山あるので、大笑いというよりもクスッと笑いながら楽しく見られる作品です。(女性 30代)

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