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映画『ボーイズ・ライフ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ボーイズ・ライフ』の概要:1950年代のアメリカを舞台に不良少年が母親の再婚相手といがみ合いながら田舎町で成長していく姿を描いた青春映画。レオナルド・ディカプリオの映画初主演作で、ロバート・デ・ニーロと共演している。

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映画『ボーイズ・ライフ』の作品情報

ボーイズ・ライフ

製作年:1993年
上映時間:115分
ジャンル:ヒューマンドラマ、青春
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
キャスト:ロバート・デ・ニーロ、エレン・バーキン、レオナルド・ディカプリオ、ジョハン・ブレックマン etc

映画『ボーイズ・ライフ』の登場人物(キャスト)

トビー(レオナルド・ディカプリオ)
学校で問題を起こしている非行少年。母のためにドワイトとの辛い生活を耐える。小説家ジャック・ロンドンに憧れており、ジャックと呼ばれることを好む。
キャロライン(エレン・バーキン)
トビーの母親。離婚してトビーのことを一人で育てて来た。悪い男に引っかかってばかりで、何か問題が起こるとそこから逃げることを繰り返している。
ドワイト(ロバート・デ・ニーロ)
田舎町で修理工をしており、3人の子がいる。いつも大口を叩いており、自分より秀でている人を妬んでいる。

映画『ボーイズ・ライフ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ボーイズ・ライフ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ボーイズ・ライフ』のあらすじ【起】

1957年、トビーとキャロラインは一旗揚げようとフロリダ州からユタ州のソルトレークシティにやって来る。そこにキャロラインの元彼が訪ねて来て、元彼はトビーに銃をプレゼントする。しかし。キャロラインは追いかけ回されるのが嫌で再び引っ越すことを決める。衝動的に行き先を決めて、トビーを連れてシアトル行きのバスに飛び乗る。

6か月後、トビーはシアトルでリーゼントのヘアスタイルを決めて仲間と下品なことを言いながら暇潰しをする日々を送っていた。一方のキャロラインはドワイトとデートするようになっていた。トビーがドワイトの名前をからかっている時に本人が姿を現す。ドワイトはキャロラインの友人達の前で紳士的に振る舞ってみせる。

トビーとキャロラインはドワイトの招待で彼が住むコンクリートという田舎町に行く。そしてドワイトの3人の子供と対面する。ドワイトはキャロラインとトビーを射撃大会に連れて行くが、トビーは子供の参加が認められずに落胆する。ドワイトがほとんど的に当てられない中、キャロラインは見事な腕で優勝する。ドワイトはそのことで気難しい素振りを見せるが、最後は笑顔を見せる。

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映画『ボーイズ・ライフ』のあらすじ【承】

トビーは学校で卑猥な落書きをし、キャロラインは校長に呼び出される。キャロラインはトビーを叱りつけ、トビーをドワイトの元に預けることにする。トビーを迎えに来たドワイトは、乱暴な運転をしながら威圧的な態度で接する。そして更正させるためと称してトビーをボーイスカウトに入団させ、新聞配達の仕事をさせることにする。

ドワイトはトビーの髪を切らせて角刈りにし、トビーは言われた通りの仕事を毎日こなす。ドワイトはボーイスカウトの機関誌をトビーに購読させる。更にドワイトは自分だけボーイスカウトのユニホームを新調し、トビーには中古のユニホームをあてがう。トビーは反発しながらも渋々ボーイスカウトに参加する。

ドワイトとキャロラインは結婚式を挙げる。しかし、キャロラインはドワイトとの性生活に不満を覚える。トビーはナヨナヨと振る舞う同級生をオカマ呼ばわりして、殴り合いの喧嘩になる。相手に打ちのめされたトビーは悪口を取り消す。しかし、トビーはドワイトに喧嘩で勝ったと嘘をつく。ドワイトは自分が喧嘩した時の自慢話を披露し、トビーに不意打ちで攻撃する方法を教え込む。

映画『ボーイズ・ライフ』のあらすじ【転】

トビーは新聞配達で稼いだお金をドワイトに取られている不満をキャロラインに訴える。しかし、キャロラインはドワイトとの間に立たされることを拒む。トビーはボーイスカウトの帰りにナヨナヨした同級生に声を掛けられる。同級生と一緒に犬の散歩をしながらいつか町を出て行く夢を語り合う。

ドワイトはチョコレートを無断で食べたと言ってトビーを責め立てる。2人の口論に巻き込まれるのが嫌になったキャロラインは2人を怒鳴りつける。トビーが帰宅すると、ドワイトはトビーの銃を売り払ってブルドッグを買っていた。トビーが文句を言ってもドワイトは取り合おうとしない。トビーはドワイトの車を無断で運転する。ぬかるんだ路肩にはまってしまい、トラック運転手に助けてもらう。しかし、そのことがドワイトにばれて殴られる。

2年の月日が流れる。トビーは髪型をリーゼントに戻し、不良仲間とつるむようになる。キャロラインはドワイトの反対を押し切って、大統領選候補のケネディの選挙事務所で働くことにする。トビーも日々ドワイトへの苛立ちを募らせていくが、ナヨナヨした同級生からはトビーの言動がドワイトに似てきたと指摘されてしまう。

映画『ボーイズ・ライフ』の結末・ラスト(ネタバレ)

トビーは町を出るために大学進学適性試験を受ける。それに反対するドワイトは勝手に願書を捨ててしまうが、トビーはそれをゴミ箱から見つけ出す。願書には成績証明書が必要だった。トビーは捏造した成績証明書を同封した願書を複数の大学に送るが、どこからも不合格の通知が届く。

トビーはスーパーでアルバイトを始めるようになる。そうした中、願書を送ったヒル・スクールから選考のために面談者を派遣するとの連絡がある。上品にめかし込んだトビーは食堂で面談を受ける。そこに不良仲間が下品な話をしながら入って来るが、トビーは見つからないように目を逸らす。面談者を見送っている時にはドワイトが絡んでくるが、トビーは他人の振りをしてやり過ごす。

トビーの合格が決まり、奨学金も認められる。それを妬んだドワイトと口論となり、遂に殴り合いの喧嘩を始める。ドワイトはトビーの首を絞めるが、キャロラインが背後からバッドでドワイトを殴る。トビーは家を出て行くと宣言し、キャロラインも一緒に家を飛び出す。キャロラインは仕事を見つけ、トビーはキャロラインの乗ったバスを見送る。

映画『ボーイズ・ライフ』の感想・評価・レビュー

レオナルド・ディカプリオの瑞々しい演技を楽しめる作品。ロバート・デ・ニーロが今作でディカプリオの演技力に注目したというのも納得だ。ただ青春映画としては平凡で、主人公の内面の成長がしっかりと描き切れていなかった。物語の起伏に乏しく、ドワイトとトビーのやり取りも繰り返し同じシーンを見せられているようで飽き飽きしてしまう。実は今作にはトビー・マグワイアも端役で出ているのでぜひ探してみてほしい。(MIHOシネマ編集部)

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