この記事では、映画『ゴーストマスター』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ゴーストマスター』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0048653
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 90分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | ヤングポール |
キャスト | 三浦貴大 成海璃子 板垣瑞生 永尾まりや |
製作国 | 日本 |
映画『ゴーストマスター』の登場人物(キャスト)
- 黒沢明(三浦貴大)
- 大ヒット漫画を映画化した作品の撮影で、助監督を務めている青年。
- 渡良瀬真菜(成海璃子)
- 黒沢が撮影に参加した映画に出演する若手女優。
- 桜庭勇也(板垣瑞生)
- 黒沢が撮影に参加した映画の主演を務める若手男優。
- 柴田彰久(手塚とおる)
- 黒沢が撮影に参加した映画のプロデューサー。
- 土田太志(川瀬陽太)
- 黒沢が撮影に参加した映画の監督。
- 轟哲彦(麿赤兒)
- 黒沢が撮影に参加した映画に出演するベテラン俳優。
映画『ゴーストマスター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ゴーストマスター』のあらすじ【起】
大ヒット漫画を映画化した作品の撮影が、山奥にある廃校で行われていた。助監督の黒沢は監督の土田を始めとするスタッフや、生徒役の若い俳優にも甘く見られ、こき使われる日々が続いて憔悴していた。しかし、プロデューサーの柴田と交わした「次は自分の監督作を撮れる」という約束を信じ、必死に撮影に取り組んでいた。
黒沢は撮影の合間に、宣伝に使う出演者のコメントをデジカメで録画する作業も行っていた。控室で出演者の1人である若手女優の渡良瀬を撮り始めた時に、バッグの中に入れていた自作の脚本「ゴーストマスター」を見られてしまう。渡良瀬を気に入っていた黒沢は、ゴーストマスターのヒロイン役に渡良瀬を想定していた。
脚本を見られたことをきっかけに、黒沢は渡良瀬に出演のオファーをしてみる。しかし渡良瀬は、「監督することが決まってもいないのにオファーするのは、みじめじゃないですか」と冷たく言い放つ。
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映画『ゴーストマスター』のあらすじ【承】
渡良瀬の言葉にショックを受ける黒沢は、柴田と土田がやって来たことに気付き、部屋の隅に身を隠す。すると柴田と土田は、黒沢に監督の才能はないと笑いだす。2人が去ったあと、柴田に騙されていたと知った黒沢は、脚本を手にして廊下を走り出す。
勢いよく走り出した黒沢は転んでケガをしてしまうが、そこで流れた血が脚本に降りかかると、脚本の表紙に書いた悪魔のような絵がムクムクと動き出す。そして血を吸った脚本は、気味の悪い幼虫のような姿に変貌し、廃校の裏手で練習をしていた若手男優・桜庭の口の中に飛び込んでいく。
黒沢は驚いてその場を逃げ去るが、校舎の中に戻ると、平然とした様子の桜庭を中心とした撮影が再開されていた。しかし桜庭は、相手役の女優を教室の黒板前に追い込むと、黒板に「壁ドン」をする勢いで、女優の顔を片手で圧し潰してしまう。更に桜庭は、驚愕する土田にラブシーンのように抱きつくと、容赦なく背骨をへし折る。
映画『ゴーストマスター』のあらすじ【転】
怪物のような形相になった桜庭から、撮影クルーや俳優たちは必死に逃げ出すが、廃校の出口を出ようとすると、ループするかのように敷地内に戻ってしまう。そこでベテラン俳優の轟が、撮影の時に常備している「妖刀ムラマサ」で桜庭に立ち向かう。
轟は桜庭の片手を切り落とすものの、桜庭に殺されてしまう。黒沢たちは教室内のイスや机でバリケードを作り、桜庭の襲撃に備える。すると切り落とした桜庭の片手から、黒沢の書いた脚本が姿を現す。
黒沢が脚本のページをめくってみると、ラストシーンが白紙になっていた。黒沢はこのラストシーンを完成させることで、怪物化した桜庭を止め、その原因となった自身の脚本の呪いも解けるのではないかと考える。
黒沢に説得され、渡良瀬がヒロイン役として桜庭と対決することになる。黒沢の手助けで桜庭を捕らえた渡良瀬は、桜庭の口に脚本をねじ込む。桜庭は、全ての撮影を終えたかのような満足した表情のまま、光に包まれて消えていく。
映画『ゴーストマスター』の結末・ラスト(ネタバレ)
桜庭が消えた後に落ちていた脚本を、黒沢は焚火の中に投げ込んで燃やそうとする。しかし脚本は火の中から飛び出し、今度は渡良瀬の体に取りつく。黒沢はその場から逃げ出そうとするが、途中で思い直し、自分の書いた脚本と決着を付けるため、渡良瀬の前に歩み寄る。
黒沢はそのまま渡良瀬に近付き、キスを交わす。すると渡良瀬に取りついていた脚本が、黒沢に乗り移る。黒沢は必死に正気を保ち、渡良瀬に「全部終わらせてくれ」と、撮影用カメラを渡良瀬に手渡す。渡良瀬がカメラを黒沢の頭部に叩きつけると、カメラは黒沢の頭部と一体化し、撮影中の日々の様子が教室の黒板に映し出される。
最後に渡良瀬のアップが映されたところで、それがラストシーンかのように、黒沢はその場に崩れ去る。これで脚本の呪いによる惨劇は終わったかに思われたが、渡良瀬は自分を撮っている「この映画を撮影しているカメラ=観客が見ている映像を撮っているカメラ」に向かって殴りかかると、カメラのレンズを粉々に打ち砕くのだった。
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映画『ゴーストマスター』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ゴーストマスター』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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