映画『ガール・ファイト・クラブ』の概要:女子高生誘拐事件が相次いで起こっていた。警察はマギー捜査官をケイトという名前の女子高生に変装させ、内部捜査に踏み切った。ケイトはホッケー部の友人達に誘われ秘密のパーティに出席する、はずだった。途中、男達に拉致され連れて行かれた場所は、リングの上。女子高生による、どちらかが死ぬまで闘い合う、まさにデスマッチが今始まる。
映画『ガール・ファイト・クラブ』の作品情報
上映時間:93分
ジャンル:アクション、アドベンチャー
監督:ビル・マカダムス・ジュニア
キャスト:ジェシカ・ソネボーン、マイケル・マクラファーティ、ポーリー・ロハス、オーギー・デューク etc
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映画『ガール・ファイト・クラブ』の登場人物(キャスト)
- マギー / ケイト・ジョンソン(ジェシカ・ソネボーン)
- 女性警察官。最近までトミー捜査官と付き合っていた。相次いで発生している女子高生誘拐事件を解決するため、高校3年生に成りすまし潜入捜査を行う。ホッケー部で知り合った派手な女子グループとレイブパーティーに行く途中で男達に拉致されてしまう。
- リード先生(ライアン・ビットル)
- ベルモント高校で生物を担当している。生徒の知的好奇心を満たすよう、本物の生き物の剥製や骨などを使用している。女子生徒達から人気な先生。
- トミー(マイケル・マクラファーティ)
- 男性警察官。麻薬課で1番人気がある。マギーとの破局が尾を引いているのと、彼女の潜入捜査を心配してちょくちょく連絡を取ろうとする。
- ブリトニー(オーギー・デューク)
- 学園で人気なグループのリーダー的存在。親がお金持ちでお嬢様育ちのため、わがままな性格。親に嘘をついてレイブパーティーに向かう。その際、ケイトに運転させようとする。
- ローレン(ポーリー・ロハス)
- ブリトニーのグループの中で優等生的存在。家が貧乏なため、親がお金持ちで自身も可愛いブリトニーに憧れている。ブリトニーにもらったお古を着てレイブパーティーに向かう。
- ブルック(ケイシー・レインハート)
- ブリトニーのグループに所属している。ブロンドの髪の持ち主でおつむが弱い。
- ティナ(シータ・ヤング)
- ブリトニーのグループに所属している。彼女だけはアルバイト先からレイブパーティーに参加したため、誘拐に遭わずに済んだ。
- タイラー(デヴォン・グレイ)
- ローレンの1歳違いの弟。3年生しか参加できないレイブパーティーに興味津々で、ローレンが置き忘れた偽の招待状を頼りに友人と一緒に向かってしまう。
- ランディ(エリック・マッキンタイア)
- 2年生。ティナによるとアメフト部の期待の司令塔と言っていた。ランディは正規の住所が記載された案内状を持っていたため、ティナは誘拐されずに済んだ。
映画『ガール・ファイト・クラブ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ガール・ファイト・クラブ』のあらすじ【起】
ベルモント高校に通う女子3人が行方不明というニュースが流れる。警察は最近お茶の間を賑わせている女子高生誘拐事件を解決させるため、マギー捜査官をケイト・ジョンソンという名の女子高生に変装させて潜入捜査を開始させた。
生物を教えているリード先生は清掃員の男から段ボール一杯に入った動物の骨や剥製を吟味していた。授業を終えたリード先生は学園の人気女子グループの1人ティナにレポートの成績が良かったと声を掛ける。歩いて行く先生を見送りながらブルックやブリトニーは熱をあげるのだった。
ホッケー部の更衣室でもその話は止まず、誰がリード先生の奥さんになるかを言い争うブリトニー達。彼女達は軽口を叩き合いながら、授業の合間に男子生徒からもらったレイブパーティーの案内状をベンチ更衣室に置いて出て行く。そこへ用務員の男が来て辺りの様子を伺うと、偽の住所が記載された案内状と交換して出て行くのだった。
レイブパーティーに参加するためにブリトニー達はケイトに頼んで車を出してもらう。ケイトがローレンの家をまず訪れると、ローレンの弟タイラーとその友人ボビーがテレビゲームをしていた。ローレンはケイトにブリトニーは親がお金持ちでかつ学園の人気者であると小言を漏らす。するとケイトは、未来は自分で作るもの、自信を持ってと励ますのだった。ケイトとローレンが家を出て行った時、タイラーとボビーは姉が置いて行った偽のレイブパーティーへと内緒で向かう。
映画『ガール・ファイト・クラブ』のあらすじ【承】
ブリトニーとブルックもまた親の目を盗み、皆でレイブパーティーへ向かう。しかし、その案内状もまた昼に清掃員の男がすり替えたものであり、一行は間違った住所が記載された場所へと向かってしまう。途中立ち寄ったコンビニで男の仲間がケイトの運転する車に忍び込むも、ケイト達は気づかずに森の奥深くへと車を走らせる。
森に到着し、一同不審がるもブルックは尿意を催し1人森の中へ入って行く。嫌な予感がしたケイトは、最近別れた同僚のトミーにブルックの携帯から連絡する。しかしワンコールで圏外になってしまう。そして、ブルックを追いかけ行くと、背後から忍び寄った男によって殴打され気を失ってしまう。車内に残ったブリトニーとローレンもまた車の中で隠れていた男によってスタンガンで気絶させられてしまう。
その頃、ティナだけは2年生のランディと共にランディが持っていた正規の住所が記載してあるレイブパーティーへと向かっていた。ティナがパーティにアルコールを持って行くと言い出し、コンビニに寄る。すると、そこにトミーが携帯を手に立っていた。トミーは折り返しケイトに電話してもブルックの留守番メッセージに繋がってしまい混乱していた。ティナ達にアルコールを買ってあげる代わりに、ケイト達はレイブパーティーに向かったという情報を得たトミーは一緒にパーティに向かうことにする。
映画『ガール・ファイト・クラブ』のあらすじ【転】
ケイトが目を覚ました時、彼女は納屋のウサギなど小動物が入れられるゲージの中にいた。他のゲージの中にも、その狭いスペースの中に少女が2人ずつ入れられていた。どの少女も怯えお互いに身をかばい合っていた。その少女達こそ、例の女子高生誘拐事件の被害者であった。
ケイトがブリトニーから借りたヘアピンを使って少女達の脱出を試みていたその時、ケイト達を傷付けた男達2人と、そして高校で用務員として働いている男が入ってくる。激怒した用務員の男はケイトとブリトニーを別の暗い納屋へ連れて行ってしまう。そこにはまた別の過去に誘拐された女子高生が鎖に繋がれており、ケイトとブリトニーを威嚇していた。
その頃、ローレンのみ外への脱出に成功したものの、黒塗りの車がそこを通りかかりローレンはその車に乗り込む。上等な衣服に身を包んだ男達は、実は今から開催される秘密の競技観戦のために向かうところであった。ローレンはまた拉致され、連れ戻されてしまう。そこへローレンの弟、タイラーが道路に飛び込んで来てその車に轢かれ、足を骨折してしまう。タイラーもまた友人を誘拐犯に殺され、命からがら逃げきてたのだった。
男達がケイトを引きずって連れて行った先は、女子高生による死ぬまで闘い合わないといけないデスマッチのリングの上だった。対戦相手の女は先ほど威嚇していた、エリカという女子高生であった。どうにか殺さずに済まそうと頑張るも、エリカはナイフを使ってケイトを平気で殺しにかかる。ケイトはそのナイフを奪い取り、誤って殺してしまう。
映画『ガール・ファイト・クラブ』の結末・ラスト(ネタバレ)
次の対戦相手に選ばれたのはブリトニーであった。ブリトニーを気絶させ、ブリトニーは先ほどの暗い納屋へ運ばれる。そこへ主犯格の男がやって来る。それは、なんと生物を担当しているリード先生でだった。一緒に来てもらうと言われ、ブリトニーは泣きながら車で連れ去られてしまう。
リングに残されたケイトは用務員の男に襲いかかる。そこへトミーと2年生のランディが現れ、トミーが威嚇射撃を発砲させる。彼らはケイト達が向かった先が偽の住所であることがわかり、急いで駆けつけたのだった。混乱する会場でケイトは用務員の男に人質に取られてしまう。しかし、トミーが男を撃ったおかげで助かった。トミーはすぐに応援を呼び、納屋で身を潜めていたローレンとタイラーは駆けつけた警察に無事保護された。また、ブルックや他の女子高生も納屋から脱出したのだった。
ブリトニー達の後を追ったケイトとトミーであったが、リードはブリトニーを人質に、ケイトも一緒に来るように命令する。止めるトミーであったがケイトはそれに従う。不敵な笑みを浮かべながらリード先生は車に乗り込み、走り去ってしまう。
トミーも懸命に車を走らせ、デッドヒートを繰り広げる。ケイトは助手席にあったスタンガンをリードに当てがい、リードが一瞬気絶した隙に車から飛び降りる。そのまま車は湖の中へ突っ込んでいってしまう。トミーがブリトニーを助けに池に飛び込むも、湖が深すぎて諦めざるを得なかった。
数日後、ケイトとトミーはレストランで夕食を取っていた。再度結婚を申し込むトミーに対してケイトは快諾するのだった。家に帰ってバスタブに湯を張り、ケイトは仕事の疲れを休ませる。その浴室の小窓を覗き込むリードの姿があった。リードはじっとケイトを見つめていた。
映画『ガール・ファイト・クラブ』の感想・評価・レビュー
原題は”A LURE”というが、多感期の学生は「内緒」や「秘密」の出来事にただでさえ引っかかり易い。そこにパーティーと来れば尚更だと思う。少しの引っ掛けですぐに犯罪に巻き込まれる可能性がある。今はSNSを無視しては生活できない時代、この問題は日本のみならず世界で警報を鳴らさなければならないと感じた。この作品をB級ホラー映画と評価している人を何人か見かけたが、これはその一言で済ませられるような作品ではないはずだ。(MIHOシネマ編集部)
最後まで目が離せない衝撃の展開で想像以上に面白い作品でした。
現代の闇を描いた今作は、SNSをキッカケに事件に巻き込まれてしまうなど、昨今の日本でも問題になっているテーマが含まれていて他人事とは思えません。自分の身の危険よりも、その時の楽しさを優先してしまう気持ちは分からなくも無いですが、かなり衝撃的なゾクゾクする展開なので「恐怖」を感じました。
スッキリしたと思いきや、最後のシーンで今まで見ていた全てが変わってしまいます。1秒も見逃さずに見て欲しいです。(女性 30代)
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