海外ドラマ『glee/グリー シーズン1』の概要:学校でいわゆる「ダサい」生徒達が合唱部に入って、恋や夢に悩みながら成長していく。元気になれるミュージカルドラマ。ゴールデングローブ賞にもノミネートされた話題の作品。
海外ドラマ『glee/グリー シーズン1』の作品情報
話数:全22話
ジャンル:コメディ、ラブストーリー、ミュージカル
海外ドラマ『glee/グリー シーズン1』の登場人物(キャスト)
- ウィル(マシュー・モリソン)
- グリー部顧問。高校時代グリー部で活躍していた。自分の夢を生徒に託し、廃部寸前のグリー部を復活させる。
- フィン(コリー・モンティス)
- アメフト部のエース。歌う事が好き。ダサいグリー部と自分のポジションに葛藤する。彼女はチアリーダー部のスター選手。
- レイチェル(リア・ミシェル)
- 自信過剰で学校で少し浮いている女の子。ゲイカップルに育てられ、歌とダンスに囲まれて成長した。
- エマ(ジェイマ・メイズ)
- カウンセラー。病的な潔癖性。ウィルに好意を寄せている。
- メルセデス(アンバー・ライリー)
- 体の大きなパワフルな歌が特徴の女の子。恋をしたいと悩む。
- カート(クリス・コルファー)
- いじめられっ子の男の子。自分がゲイだという事を隠している。
海外ドラマ『glee/グリー シーズン1』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 新生グリー誕生
「グリーの顧問にしてください!」
ウィル(マシュー・モリソン)はどうしてもグリー部を復活させたい。次々とオーディションに生徒が集まってくる。個性的なメンバーが集まったがバラバラだ。校長はグリー部を廃部にしたいが、ウィルはある作戦を実行する。
チアリーダー部、アメフト部の先生に頼んでグリー部の兼任を勧めるがうまくいかない。アメフト部のシャワー室で歌っているフィン(コリー・モンティス)を見つけた。その歌声に感動し、ウィルは悟った。自分の使命は「埋もれている生徒の才能を開花させること」だ。ウィルをグリー部で歌わせると、はじめてうまくまとまった。少しずつ形ができていく。
全員で州大会チャンピオンの講演を偵察しに行く。その素晴らしさに全員固まってしまった。「勝ち目ないじゃん。」ウィルが家に帰ると妻から赤ちゃんができたと告げられた。これからお金もかかる、時間も必要だ。ウィルはグリー部を集め、これ以上顧問を続けられない事を告げた。教師を辞め転職するつもりだ。
フィンは迷っていた。イケでないグリー部にいると同級生にばかにされる。しかし自分の気持ちに嘘がつけないフィンはアメフト部の仲間に自分の気持ちを叩き付けた。一方、ウィルはカウンセラーのエマ(ジェイマ・メイズ)先生に、自分が学生時代のムービーを見せられていた。彼は高校時代、グリー部で活躍していたOBだったのだ。自分の夢をもう一度実現したいが、ウィルは迷っていた。
生徒の練習風景を見て感動するウィル。個性的だけど光るものを感じた。新生グリー部の誕生だ。
第2話 ディスコミュージックはお好き?
金曜日の集会で全校生徒の前で歌うことになるグリー部。もっと部員を集めないと、廃部になる上に州大会に出られない。部員は課題曲のディスコミュージックがどうしてもダサくて嫌だった。でもウィルは譲らない。
フィンとレイチェル(リア・ミシェル)はどうしても集会で歌いたくなかった。なんとしてでも阻止したい。チラシを貼って部員を集めようとするが、チアリーダー部の顧問に妨害される。
赤ちゃんができて、新しい家がほしい妻。彼女に責められて、お金が欲しいウィル。校長に申請して学校の清掃係のバイトをはじめた。その姿をエマに見つかってしまう。エマは病的な潔癖性で掃除のプロ、そしてウィルに密かに恋をしていた。しかし彼には妻がいる。
金曜日の集会、グリー部のはじめての晴れ舞台だ。その選曲を聞いて絶句するウィル。鬱屈した青少年の心に直接訴えて、部員を集めようとした。つまり禁欲をやぶって「ヤリまくろう」という曲。生徒達は盛り上がったが、保護者はカンカンに怒り、チアリーダー部の顧問は教師生活で一番不愉快だと言い放った。グリー部は校長に決められた曲しか歌えなくなってしまう。頭を抱えるウィル。
レイチェルはプライドの高さや自己中心的な行動により、学校で嫌われていた。それを歌にする。レイチェルはフィンが好きだった。しかし彼にはチアリーダー部の花形の彼女がいた。この前はずみでフィンにキスをしてしまった。彼女の恋はこの先どうなるのか。
第3話 彼らの名はアカフェラス
グリー部の練習でレイチェルがウィルに思い切って言った。「振り付けがダサいです!」ウィルは自分に自信が持てない。父親になることに実感がわかない。しかし、妻には秘密があった。彼女は想像妊娠していただけで、すべては嘘だったのだ。
レイチェルはクッキーを焼いて謝ったが、ウィルに相手にされない。完全に心を閉ざしてしまっている。学校の男子教師に相談するウィル。男性としての自信を取り戻すにはどうすればいいか。歌いだす教師達。その歌声に感動したウィルは自分たちでCDを作った。アカフェラス誕生だ。
グリー部のパワフル女子、メルセデス(アンバー・ライリー)は歌う。グリー部の男の子カート(クリス・コルファー)にデートに誘われて有頂天になっていた彼女。カートはゲイだった。友人の忠告も聞かず、カートに告白した。メルセデスは太っている。自分の歌には自信があるが、自分は学校の最下層にいることを自覚していた。カートに降られたメルセデスは大きな石で自慢の車のフロントガラスを割った。彼女の心と同じように。
フィンと彼と敵対していた同級生を新メンバーに加えてアカフェラスは復活した。ステージで歌う。奥さんは彼の姿をみて、素敵だったと伝えた。ウィルは歌手としてプロになりたかったが、自分は教師で、改めて自分がグリー部を成長させるのが使命だということを、再認識した。ウィルは、みんなのおかげで自信を取り戻す事ができた。
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