この記事では、映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0071338
| 製作年 | 2022年 |
|---|---|
| 上映時間 | 95分 |
| ジャンル | アニメ アドベンチャー |
| 監督 | いしづかあつこ |
| キャスト | 花江夏樹 梶裕貴 村瀬歩 花澤香菜 |
| 製作国 | 日本 |
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』の登場人物（キャスト）
- 鴨川朗真（花江夏樹）
- 通所「ロウマ」。人と打ち解けるのが苦手な高校生。
- 御手洗北斗（梶裕貴）
- 通称「トト」。ロウマの親友。現在は東京の高校に通っている。
- 佐久間雫（村瀬歩）
- 通称「ドロップ」。ロウマたちの町を突然訪れた少年。ロウマとトトと意気投合する。
- 浦安千穂里（花澤香菜）
- 通称「チボリ」。ロウマの中学時代の想い人。家庭の事情でアイルランドに引っ越してしまう。
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のあらすじ【起】
鴨川朗真は「ロウマ」と呼ばれる、田舎の高校生だ。
彼は、「トト」と呼ばれる御手洗北斗と空港に向かっていた。
ロウマが高校1年の頃、父・太朗と母・真子の畑仕事を手伝っていたとき。
東京の学校に行ったトトが、帰省した。
ロウマは人と仲良くなるのが苦手であり、トトだけが友達だったのだ。
彼らは幼い頃から自分たちを「ドン・グリーズ」と呼び、こっそりと建てた秘密基地で遊んでいた。
しかしこの年の2人は、さらにもう1人を加えて秘密基地で過ごすことになる。
それは彼らの町をいきなり訪れた、「ドロップ」と呼ばれる佐久間雫だった。
やがて、花火大会の日が訪れる。
ロウマ、トト、ドロップは3人だけで花火を打ち上げることにした。
ロウマは持ち金の全てを使って、ドローンを買う。
花火大会が始まる同時刻に自分たちも花火を打ち上げ、それを空から撮影するためだ。
しかし花火は着火せず、さらにドローンはどこかに飛んでいってしまう。
さらにその日の晩、山火事が起きたのだった。
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映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のあらすじ【承】
ロウマたちは、自分たちが山火事の放火犯にされていることを知る。
彼らは、自分たちが映っているであろうドローンの行方を捜すことにした。
どうやらドローンは山奥にあるらしい。
3人は夜中に集まるが、山奥までの道は火事によって通行止めとなっていた。
捜索に乗り気ではなかったトト。
しかし今回が自分の最後の冒険になると考えていたドロップは、別のルートで山奥に向かおうと提案した。
やがて彼らは、携帯電話の電波が圏外になっている場所に入り込む。
そんな時トトは、ロウマが一眼レフを持っていると気づくのだった。
ロウマは中学時代の校外活動の際、一眼レフを持っていった。
その時に「チボリ」と呼ばれる浦安千穂里が、彼に話しかける。
ロウマは密かに想いを寄せていた。
しかし彼女は、家庭の事情でアイルランドに行ってしまったのだった。
中学卒業時、ロウマはチボリのアイルランドでの電話番号を手にする。
電話をかけてみるロウマだったが、何も言えずに通話を切ってしまう。
彼はそれ以来チボリに連絡することも、そして一眼レフを携えることもなくなった。
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のあらすじ【転】
ドロップは『アイスランドには黄金に輝く谷がある』と話す。
さらに『その谷の電話ボックスからの電話に出ると自分にとっての宝物が分かる』『自分もアイスランドに住んでいたときに宝物を見つけた』と続けた。
やがて3人は喧嘩を始め、別行動を取ることに。
トトはドロップに、地元で優秀だった自分が東京ではちっぽけな存在に過ぎなかったことを吐露。
しかしトトにとって、ロウマは唯一の親友だった。
ロウマを裏切ることはできないとして、3人は合流する。
そして流星群が輝く空のもと、彼らは仲直りするのだった。
ロウマとトトは、ドロップが不治の病を患っていることに気付く。
しかし彼は、そんなそぶりを見せない。
3人は、一番最初にドローンのもとに辿り着いた者にコーラをおごると約束した。
そしてとうとう3人はドローンを発見し、回収した。
彼らの無実を証明する映像は撮影されていなかったものの、一番乗りだったドロップにコーラが贈られる。
3人は、また全員で会うことを楽しみにするのだった。
夏が終わり、その頃には人々も山火事のことを忘れていった。
映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』の結末・ラスト（ネタバレ）
夏の後、ロウマはチボリとやり取りを始める。
そして冬に、ドロップが亡くなったことを知るのだった。
ロウマとトトは秘密基地で、ドロップからの「ありがとう」と綴られた手紙を見つける。
そして2人分のコーラも用意されていた。
2本のペットボトルには絵が描かれている。
ボトルを合わせてみると、2つの絵は一つの地図に。
それは、ドロップがアイスランドで見つけた宝物の在り処を示していた。
ロウマとトトはアイスランドを訪れ、黄金色の滝を見つけた。
そこで着信音が鳴る電話ボックスも見つける。
2人が応答する前に電話は切れてしまったが、コーラのラベルを見つける。
そこには『宝物：15歳の最後の旅を見届けてくれる友人』と書かれていた。
この電話ボックスの電話番号は、チボリの電話番号とほとんど同じだったのだ。
かつてロウマは、アイルランドのチボリではなく、アイスランドのこの電話ボックスに電話をかけていたのだった。
たまたまここにいたドロップが、電話を取っていたのだろう。
偶然と間違いが生んだ奇跡を、ロウマとトトは噛みしめるのだった。
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映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『グッバイ、ドン・グリーズ！』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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