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映画『グレートウォール(2016)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『グレートウォール(2016)』の概要:最も強力と言われる黒色火薬を求め、傭兵の友人と宗にやって来た主人公。彼らはそこで、60年に1度襲来する饕餮という怪物と戦う禁軍に捕縛される。国を思い一丸となって戦う兵士の志に感銘を受けた主人公は、彼らと共に戦うことを決意し身を投じていく。

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映画『グレートウォール』の作品情報

グレートウォール

製作年:2016年
上映時間:103分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アドベンチャー
監督:チャン・イーモウ
キャスト:マット・デイモン、ジン・ティエン、ペドロ・パスカル、ウィレム・デフォー etc

映画『グレートウォール』の登場人物(キャスト)

ウィリアム・ガリン(マット・デイモン)
欧州の腕の立つ傭兵。弓の名手で、産まれた時から傭兵軍で育つ。生きるために悪へも手を染めてきたが、リンの志に感銘を受け自分の行いを見直すようになる。
リン・メイ(ジン・ティエン)
禁軍司令官。黒髪の美しい女性で気が強い。産まれた時から禁軍にて育ち、シャオに教えを授けられる。聡明な精神を持ち、シャオが亡くなった後は禁軍の将軍となる。
ペロ・トバール(ペドロ・パスカル)
欧州の傭兵でウィリアムの仲間であり、悪友。口が悪く柄も悪い。傭兵としての腕は逸品だが、ウィリアムには若干及ばない。黒色火薬を持ち帰ることに固執している。
バラード(ウィレム・デフォー)
禁軍にいた白人。黒色火薬を持ち帰るために宗へ来るも、25年経過しても尚、逃亡できずにいる。トバールとは似た者同士。ウィリアム達と共謀し火薬を盗む計画を立てる。
ワン(アンディ・ラウ)
禁軍の軍師。頭の切れる人物で冷静沈着。賢明で研究熱心。饕餮が磁石に弱いことを発見する。
シャオ(チャン・ハンユー)
禁軍の将軍。聡明で忠実な人物。兵士には大変、慕われておりリンの育ての親であり師匠。リンを庇った際、饕餮に襲われて亡くなってしまう。

映画『グレートウォール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『グレートウォール(2016)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『グレートウォール』のあらすじ【起】

宗王朝時代。傭兵ウィリアム・ガリンは仲間のペロ・トバールと共に交易のため、宗にやって来た。しかし、旅の途中で馬賊に襲われ逃亡。彼らはその夜、謎の怪物に襲われそうになる。ウィリアムが腕を切り落とすと怪物が崖下へ落下したため、どうにか助かった。そして、何かに使えるかもしれないと思い、怪物の腕を持って行くことにする。
翌日、再び馬賊に発見され、逃げた一行は万里の長城へ到達するも、そこにいた禁軍に捕縛されてしまう。

禁軍のリン・メイ司令官がウィリアム達を尋問。彼らの持ち物には、怪物の腕があった。話によると、どうやら倒した怪物は饕餮の斥候だったようだ。
軍師ワンの話によると、饕餮とは伝説上の化け物だが、実在する生き物であり予想では、襲撃に9日ほどの余裕があったらしい。しかし、ウィリアムが斥候の腕を切り落として倒してしまったため、猶予はもうほとんどないとのことだった。
ウィリアム達には到底、理解できず信じ難い話である。

ワン軍師の計らいにより、命は助かったウィリアムとトバール。捕縛されたまま、長城の壁に連れて行かれる。
禁軍は戦闘準備を整え、襲撃に備えていた。すると、地平の彼方から、トカゲのような相貌をした怪物が万単位でやって来る。合図と共に戦闘が開始。奴らは群れを成して壁を越え、人間を襲った。

1体が熊以上もある巨体でトカゲに似ており犬のような四肢を持つが、トカゲや犬とは似ても似つかない。これが饕餮なのである。ウィリアムとトバールは縛られているため、このままでは助からない。そう思った矢先、禁軍にいた白人が彼らを開放してくれる。2人は傭兵時代に培った腕を発揮し、襲い来る饕餮を倒した。

饕餮は60年前にも宗へ襲撃に来たことがあるらしい。その時とは違って、統率された動きをとっていた奴らは、どうやら学習し進化しているようだった。

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映画『グレートウォール』のあらすじ【承】

ウィリアムとトバールは、共に戦ったことを将軍シャオに褒められ、丁重な扱いを受けることになる。
2人は名目上、交易で来たことになっていたが、実は火薬を求めて宗へ来ている。軍にいた白人男性バラードも、25年前に同じ目的でやって来たが、未だに火薬を手に入れ脱走できずにいるらしい。それだけ、禁軍から逃れるのは至難の業だと言うのだった。

翌日、身なりを整えたウィリアムとトバールは、軍に歓迎される。ウィリアムは弓の名手だったため、腕前を見せろと乞われ披露。すると、禁軍の誰もが拍手喝采で、彼らを受け入れるのだった。

第2派に備え、再び戦闘の準備を始める。そんな中、バラードから火薬の在り処を聞き出した。更に軍師からは、饕餮についての詳細を聞かされる。饕餮の軍勢には司令塔である女王がおり、小物たちは女王を養うために、宗の北部を60年毎に荒らすのだと言う。

その夜、2匹の饕餮に挟み撃ちを食らったシャオ将軍が、リンを庇い斃れる。シャオはリンにとって親であり、師匠でもある。彼は息を引き取る間際、リンを次の将軍に指名するのだった。
兵士全員が一丸となり、将軍を悼む。西洋の軍とは志がまるで違うのが印象的だった。

その後、軍の作戦会議で、饕餮には磁石が有効ではないかという話になり、ウィリアムは饕餮を捕まえて試してみればいいと発言。翌早朝、軍師は早速、ウィリアムの提案通りに饕餮捕縛を試みるのだった。
一方、トバールとバラードはこの機に乗じて、火薬を盗む計画を企てていた。
ウィリアムはどちらにつくべきか、思い悩む。

しばし逡巡した後、ウィリアムは結局、禁軍側へつくことにした。深い霧が立ち込める中、壁の下へ自ら下りて生きている饕餮を捕縛するウィリアム。視界が晴れない中、饕餮に襲われるもトバールが助けてくれる。2人は息の合った動きで襲撃を回避。禁軍の助けもあり、無事に壁の中へ救助された。

映画『グレートウォール』のあらすじ【転】

饕餮の捕縛に成功した禁軍。ワン軍師は早速、磁石が有効かを試してみる。すると、饕餮は磁石が近くにあると、大人しくなることが判明した。しかし、捕まえた饕餮は調べもそこそこに皇帝の命で、王都へと連れて行かれてしまう。

過去、生きるために汚いことに手を染めて来たウィリアム。リンと接することで、気持ちに変化が起こっていた。彼はトバールとそのことで口論となり仲違いする。バラードとトバールは、火薬庫から最も強力と言われる黒色火薬を盗み、逃亡を図るのだった。

その頃、長城に大穴が発見される。どうやら饕餮は攻撃を仕掛けつつ、壁に穴を開けて王都へと向かったようだ。このままでは、王都が危ない。リンはワンの助けを借りて、饕餮の追跡を行うことにした。

一方、ウィリアムは火薬を盗んだ仲間のことで、リンの信頼を裏切る形となり投獄される。
外では、饕餮追跡隊が天袋を応用した気球で空へ飛び立っていた。牢から出されたウィリアムは自由を言い渡されるも、先に飛び立っていたリンの後を追うことにするのだった。

映画『グレートウォール』の結末・ラスト(ネタバレ)

王都に運ばれた饕餮。調査のために磁石の距離を計測していると、隙を突いて暴れた挙句、仲間に位置を知らせてしまう。饕餮の軍勢はただちに王都へと侵攻。王宮へ怪物の群れが襲い掛かる。そこへ、到着したリンとウィリアムは女王の存在を確認。皇帝に饕餮の女王討伐の許しを得た。

その頃、トバールとバラードは馬賊に襲われていた。トバールはバラードを囮にして、火薬を持って1人で逃亡。

ワン軍師の策に従い、罠を仕掛けたウィリアム達。磁石を持っている間は、奴らも襲っては来ない。そのことはすでに証明済みだ。捕縛した饕餮に大量の火薬を括りつけ、食料を与える。饕餮は腹を満たすと女王の元へ向かうはず。読み通りに饕餮は女王の元へ向かった。

餌付けしている間にウィリアムが爆弾を矢で打ち抜く計画だったが、女王は思いの外賢い。ワン軍師は磁石をリンに託し、自らを犠牲にする。リンとウィリアムは2人で協力し、女王の討伐に成功。饕餮の軍勢は全てが一斉に停止した。

ウィリアムは国を救ったとして、皇帝から破格の褒美をもらう。捕縛されたトバールと黙って帰国するか、友を見捨てて火薬を持って戻るかだ。
ウィリアムはトバールと共に帰国することを選ぶ。彼はリンに別れを告げ、友人と共に帰国の途へと就くのだった。

映画『グレートウォール』の感想・評価・レビュー

中国の万里の長城を舞台に繰り広げられる、人間を襲来するタオティエの攻撃を防ぐため人々が一丸となり戦っていくアクション映画です。

タオティエはとても賢く一筋縄ではいかない、知恵比べの戦い。自らをも犠牲にして仲間のために戦う姿は、この映画で印象的に残る将軍リンの言葉、”信任(信用する)”という言葉にすべて凝縮されています。

ブラックダイアモンドを求めて、中国へやって来たが捕虜として捕まったウィリアムもそんな姿に心を打たれ、一緒に戦い、そして最後には二人の温かい友情も描かれています。(女性 20代)


CGは凄いしアクションシーンは圧巻。映画館の大きいスクリーンで見たら、もっと圧倒されただろうなと思う。ただ、ストーリーにそこまで引き込まれなかった。トバールが改心して一緒に戦っていたら、もう少し感動したかもしれない。友情としては素敵なのかもしれないが、ウィリアムがリンに別れを告げトバールと帰国することを選んだのが腑に落ちなかった。ウィリアムが改心して、リン達と戦うことを決意するところは良かったと思う。(女性 30代)


人の多さと派手な色使い、美しくて鮮やかな色彩は、これぞチャン・イーモウ監督作品と言うべき迫力。ストーリーは少々ありえない設定。60年に一度、人民を襲い喰らうクリーチャーが山から降りてくる。万里の長城はそんなクリーチャーから人々を守る基地だった、という感じです。
無理のある設定かなあと思いましたが、迫力のある映像は観ていて爽快で最後まで楽しめました。万里の長城は何のために作られたのかは未だ解明されていない、世界七不思議の1つである。なんて豆知識も面白かったです。(女性 30代)

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