この記事では、映画『GTO』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『GTO』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0026574
製作年 | 1999年 |
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上映時間 | 108分 |
ジャンル | アクション |
監督 | 鈴木雅之 |
キャスト | 反町隆史 藤原紀香 田中麗奈 笠原秀幸 |
製作国 | 日本 |
映画『GTO』の登場人物(キャスト)
- 鬼塚英吉(反町隆史)
- 元暴走族のリーダーで、湘南の暴走族2000人をまとめあげた伝説を持つ高校教師。高校中退後に大検を受け、優羅志亜大学を7年かけて卒業。女子高生と付き合う目的で教員免許を取得し、縁あって武蔵野聖林高校に教師として採用された。発想や言動は教師として批判されることが多いが、規律や規則以上に人として大切なものを優先させる生き様は、様々な問題を抱えて手が付けられなかった聖林高校の生徒たちを変えた。無茶苦茶な方法だが、体当たりで問題を解決する姿から、生徒たちに「GTO(グレートティーチャー鬼塚)」と呼ばれる。財布に「愛の2回目コンドーム」を忍ばせており、使う相手は既に心に決めている。聖林高校が、一番優秀な教師を赴任させてほしいと北海道幌美内町の北文館学園高校からの要請を受け、3週間、幌美内町へ赴任することになった。
- 喜多嶋薫(藤原紀香)
- 道内の新聞社で社会部に所属している新聞記者。グラマラスでセクシーな見かけとは裏腹に、スクープを追い求めることに全てをかけるパワフルな女性で、正義感に溢れている。
- 市川楽(笠原秀幸)
- 幌美内町の北文館学園高校に通う高校2年生。酪農を営む両親と3人家族で、気が弱くクラスメイトからいじめられている。同級生の綾乃に想いを寄せているが、自分には無理と諦めて告白できずにいる。唯一の話し相手は、仔牛のパトリシア。
- 桂木綾乃(田中麗奈)
- 幌美内町の北文館学園高校に通う高校2年生で楽の同級生。町長兼理事長の桂木圭介を父に持つ。人間関係に冷めた態度を見せ、日常茶飯事的に問題行動を起こす。
- 桂木圭介(夏八木勲)
- 幌美内町の町長と北文館学園高校の理事長を務める町の権力者。町民からは、桂木に睨まれたら町では生きていけないと言われており、逆らう者は誰もいない。衰退する町を復活させようと、ある計画を企んでいる。
- 中尊寺彰彦(石川伸一郎)
- 幌美内町の北文館学園高校に通う高校2年生で楽の同級生。喧嘩が強く、クラスメイトを味方につけるクラスの中心人物。楽を見下し、いじめている。
映画『GTO』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『GTO』のあらすじ【起】
1999年、冬。手掛けたコラムが好評だった薫は、その年の夏に逃亡中の連続強盗犯と思われる男を追い、男が落とした財布と「愛の2回目」と書かれたコンドームを拾ったことを思い出す。
夏、10年前はカナダ村開業に沸いていた幌美内町は、閑散としていた。町にやってきた鬼塚は、線路に横たわる少年・楽を目撃する。鬼塚は、同級生からカツアゲされる楽の前に現れる。鬼塚が生徒たちにカツアゲの指導をしながら学校に着くと、綾乃が屋上に立っていた。楽を屋上に連れていった鬼塚が、男が見本を見せろと言うと綾乃は冷めた目で屋上を去る。臨時教師として赴任した鬼塚は、楽と綾乃のクラス担任となり、楽の家に居候することになった。鬼塚は、楽の部屋から綾乃宛の手紙を見つけ、楽に恋の告白を促す。その頃、町に連続強盗犯・清二が現れ、しけた町だと呟いた。
連続強盗犯を追う薫は、町で鬼塚と楽が二人乗りした自転車と衝突する。鬼塚は薫が持つ愛の2回目コンドームを見て、自分のだと言った。鬼塚の言葉を聞いた薫は、鬼塚を逃亡中の連続強盗犯と勘違いする。
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映画『GTO』のあらすじ【承】
薫が鬼塚を追って校門前を張り込む。中尊寺が楽に言い寄ると鬼塚が生徒たちを連れて現れ、楽と中尊寺の勝負の行方を賭けた。薫が止めに入るが、楽は中尊寺に立ち向かう。楽が倒れ、鬼塚は中尊寺の勝ちを宣言し楽を賞賛すると、生徒たちは中尊寺を無視して楽を褒めた。鬼塚は、お前らの友情はそんなもんかと一喝する。鬼塚が楽を連れて帰ろうとすると、綾乃がそんなものだと声をあげた。
教室で鬼塚と生徒たちのやり取りを見た綾乃は、くだらないと言い教室を出る。楽が綾乃の後を追うと、綾乃はベンチに座っていた老人に、ロンドンへの留学が決まり週末に出発すると話していた。すると、老人は綾乃を気球に誘う。帰宅した楽は、鬼塚に綾乃の留学と去年、綾乃の親友がカナダ村で働いていた両親の失業により転校したことを話した。
鬼塚はカナダ村で薫から取材を受けるが、薫が自分を連続強盗犯と勘違いしていると気付き、薫から逃げて綾乃が乗っていた気球に乗り込む。その頃、生徒たちは学校の校庭で、カナダ村と旧校舎を取り壊し産廃施設が建設されると知らされた。
映画『GTO』のあらすじ【転】
鬼塚が気球に繋がれたロープを切ると、陰で清二が、やっぱりと呟く。気球は全校集会中の校庭に乱入し、桂木は激怒した。
夜、鬼塚と清二は久々の再会を果たす。清二は、もう捕まっても良いと思っているが、しけた町で最後を迎えることに抵抗があると語った。その頃、警察は鬼塚が道内連続強盗事件の犯人だと疑い始める。
綾乃の留学の出発が今日に早まったと知った鬼塚が、試験中の教室から楽を連れ出すと他の生徒たちも楽に続いて教室を出た。綾乃の見送りから戻った桂木は、すれ違った楽から一年前、綾乃が転校していった親友から出ていくのは綾乃の父のせいで誰も綾乃を友達とは思っていないと言われた話を聞く。鬼塚は、生徒たちを罵った桂木を投げ飛ばし、生徒たちに親や世間で変わる友情は偽物だと告げて学校を出た。その様子を見ていた薫は、鬼塚の後を追う。鬼塚は、綾乃が乗った電車を止めて綾乃を誘拐した。誘拐事件発生の連絡を受けた警察は、鬼塚を追う。
映画『GTO』の結末・ラスト(ネタバレ)
旧校舎へ向かった楽は、取り壊し作業を中断させるため重機の前に立ち塞がると、ショベルカーがぶつかった衝撃で時計塔が動き出した。警察を振り切った鬼塚は、綾乃を旧校舎で待つ生徒たちの元へ連れて行く。楽は鬼塚から、綾乃への手紙を渡すように言われるが、手紙は既に警察が包囲していた旧校舎の外に落ちていた。鬼塚は、手紙を取りに外へ出る。警察が鬼塚を確保しようとしたとき、薫が立ちふさがり鬼塚の無実を訴えた。鬼塚に自分の気持ちを伝えろと言われた楽は、みんなの前で綾乃に告白する。その時、時計塔の鐘が鳴った。綾乃は、桂木に鬼塚を新しい友達だと紹介し、友達がいるなら留学する必要はないと笑顔を見せる。戸惑う現場に、清二の声が響いた。清二は鬼塚に派手な舞台をありがとうと告げ、笑顔で警察に捕まる。桂木は時計台の修理を検討し始めた。
その後、3週間の任期を終えた鬼塚は町を去る。薫は町での出来事をコラムに書き綴り、幌美内町の産廃施設の建設は中止となった。社会部への復帰が決まった薫のデスクでは、社会部キャップの札が光る。
映画『GTO』の感想・評価・レビュー
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映画『GTO』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『GTO』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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