宇宙のヤバい奴らが集結した『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ。アベンジャーズの一員として活躍した彼らの冒険も、本作を持って一旦幕を閉じることとなる。最後の彼らの戦いを見逃すな。
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の作品情報
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の作品概要
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の予告動画
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の登場人物(キャスト)
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のあらすじ(ネタバレなし)
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の感想・評価
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前に見ておきたい映画
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の評判・口コミ・レビュー
- 映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のまとめ
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の作品情報
- タイトル
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
- 原題
- Guardians of the Galaxy Vol. 3
- 製作年
- 2023年
- 日本公開日
- 2023年5月3日(水)
- 上映時間
- 149分
- ジャンル
- アクション
SF - 監督
- ジェームズ・ガン
- 脚本
- ジェームズ・ガン
- 製作
- ケビン・ファイギ
- 製作総指揮
- ルイス・デスポジート
ビクトリア・アロンソ
ニコラス・コルダ
サイモン・ハット
サラ・スミス - キャスト
- クリス・プラット
ゾーイ・サルダナ
デイブ・バウディスタ
カレン・ギラン
ポム・クレメンティエフ
ビン・ディーゼル
ショーン・ガン
チュク・イウジ - 製作国
- アメリカ
- 配給
- ディズニー
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の作品概要
『アベンジャーズ』の一員であり、MCUシリーズの中核をなす『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。そんな彼らの三作目にして最後の作品がとうとう公開される。さらに、なんと日本では全米公開よりも2日も早い日程での公開が決定している。ファンであるならば映画公開日初日に足を運び、世界の誰よりも早くその結末を見届けたいところ。メガホンを取るのは、これまでと変わらずジェームズ・ガン監督。本シリーズに並々ならぬ熱量をこめてきた、誰よりもシリーズを知り尽くした同監督が最後に仕掛ける大冒険が平凡な物になるわけがない。宇宙の落ちこぼれ達が自分たちの命を賭して仲間を救い出す。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の予告動画
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の登場人物(キャスト)
- ピーター・クイル(クリス・プラット)
- 地球人として育てられたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのリーダー。
- ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)
- 人類の宿敵、サノスの養女。サノスの手によって殺害される。
- ドラッグス(デイブ・バウディスタ)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー。サノスに恨みを抱いていた。
- ネビュラ(カレン・ギラン)
- ガモーラの義妹。サノスによって、身体の多くをサイボーグ化されている。
- グルート(ビン・ディーゼル)
- 木のヒューマノイド。かつて自らを犠牲に仲間を救うが、奇跡の復活を遂げた。
- ロケット(ブラッドリー・クーパー)
- アライグマの姿をした傭兵兼賞金稼ぎ。武器に精通しており、非常に高い知能を誇る。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のあらすじ(ネタバレなし)
銀河の落ちこぼれ共で構成された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。彼らはサノスとの激しい戦いで、宇宙を救い出した英雄となっていたが、同時に深い喪失感に襲われていた。メンバーの1人でありクイルの恋人、ガモーラの死である。現在はノーウェアを拠点としていた彼らだったが、彼らの前に再び強大な敵が立ちはだかる。その敵の目的は、世界をより完璧なものにする、というものだった。そして、その目的のためにラクーンの命が狙われてしまう。固い絆で結ばれたガーディアンズのメンバーは、ラクーンを救うべく命をかけた戦いに身を投じることとなる。何故ラクーンがこれほどまでに高い知能を持っているのか、一体彼はなぜ傭兵となったのか。これまで隠されていたラクーンの謎が解き明かされる。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の感想・評価
ラクーンの過去
愛すべきおバカ集団、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。その中でも、これまではクリス・プラット演じるピーター・クイルを主軸に物語が描かれてきた。しかし、本作で焦点を当てられるのはロケット・ラクーン。彼は、外見こそ可愛らしいアライグマの姿をしているものの、その実非常に知能が高く、武器に精通しており言葉遣いも汚いという、非常にギャップのあるキャラクター。前作までに、同じくガーディアンズの一員であるグルートとの美しき友情が描かれ、ファンの涙を誘ってきた。しかし、彼自身のことについては、実はこれまであまり語られる機会はなかったのだ。何故彼がこれほどまでに高い知能を得ているのか、何故宇宙で傭兵として活動し始めたのか、その多くは謎に包まれている。本作で、その謎がいよいよ解き明かされる。
クイルとガモーラの関係性
近年、世界を守るアベンジャーズの面々には様々な試練が降りかかっている。彼らは世界を救いながらも、自らの大切な人の命は取りこぼしてきたのだ。ピーター・クイルもその一人。彼は、最愛の恋人であるガモーラをサノスとの戦いの中で失ってしまう。彼女の死によって、サノスは世界掌握へとの駒を大きく進めることとなる。しかし、最新作で彼女は再びクイルの前に立っている。しかも、これまでの彼女とは異なった様相で。一体彼女に何が起こったのか。後述する『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から始まる一連のシリーズに目を通しておくことで、本作でのクイルとガモーラの関係性をより深く理解することができるだろう。2人の種族を超えた愛の行方や如何に。
大団円
近年、アベンジャーズが世代交代の時を迎えている。長年アベンジャーズを率いてきたアイアンマンやキャプテン・アメリカ、ブラック・ウィドウらが引退し、今後はスパイダーマンら新世代がチームを背負っていくこととなる。そして、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも本作を持って大団円を迎えることとなった。非常に大人気シリーズ故、継続を望む声も多い中のこの決断。ダラダラとシリーズを続けるよりも、人気絶頂の中惜しまれつつも完璧に作品を完成させることを優先したのだろう。勿論、宇宙の守護者達の戦いは最後の最後まで超苛烈。彼らの、地球のみならず宇宙全体を巻き込む熱すぎる最後の戦いを見逃すな。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の公開前に見ておきたい映画
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
言わずと知れた、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの始まりとなった作品。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とは、宇宙の守護者達という意味を持つ。同じMCUシリーズにおいてアイアンマン役を熱演したロバート・ダウニー・Jr.も、当時本作を『マーベル史上最高の映画』と称するなど、非常に高い評価を得ている。地球で不自由なく育っていたピーター・クイルは、幼い頃宇宙海賊によって拉致されてしまう。しかし、彼らの一員となり盗みをすることで生きながらえてきたのだった。それから時は流れ、彼はオーブと呼ばれる物体を盗み出す。そのオーブを取り戻すべく派遣されたのが、最強の暗殺者ガモーラだった。さらにはロケットとグルートという賞金稼ぎコンビもその争いに参戦して…?
アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
本作では、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにとって、何よりピーター・クイルにとってあまりにも衝撃的な出来事が降りかかる。メンバーの一員でありクイルの恋人であったガモーラが非業の死を遂げたのだ。映画史に名を刻むあの『アベンジャーズ』シリーズの第三作目に当たる作品で、最終章となる『アベンジャーズ/エンドゲーム』に向けて物語が大きく動き出す、非常に重要なピースを担っている。興行収入的にも大成功を収めており、興行収入ランキングでは2023年現在第6位に君臨している。宇宙制服に向け、順調にストーンを集めていたサノス。しかし、ソウル・ストーンを手に入れるための条件は、愛する者の死で…?
いま、会いにゆきます
ドラマ化もされた人気シリーズの映画版。本作で主演を務めた竹内結子と中村獅童は現実でも結婚するなど、大きな話題を呼んだ。最新作同様に、最愛の恋人、妻を失ってしまった主人公を描いた作品。さらに、その女性が生前と変わらぬ姿で再び彼の前に現れるのだ。しかし、その女性は生前の記憶を全て失ってしまっていた。そんなところまで本作と最新作は共通している。本作で甦ったのは夫と幼い子供を残した先だった妻。しかし、彼女は全ての記憶を失ってしまっていた。そんな彼女と夫と息子は、再び穏やかな生活を始めるが…?目の前にいるのは、一見愛したはずの人間と何の変わりもない。しかし、確かに彼女は亡くなったのだ。果たして、そんな2人が迎える結末とは。
詳細 いま、会いにゆきます
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』の評判・口コミ・レビュー
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』鑑賞。
ロケットの命を救うべくガーディアンズたちが難敵に立ち向かう物語。シリーズに思い入れのある人ほど涙する最高の完結編!シリアスとコメディの塩梅が絶妙で、アクションや選曲も文句無し!泣いて笑ってブチ上がるMARVEL史に残る大傑作!感謝! pic.twitter.com/cKlNWtz4LV— Rocky@六月の狂詩曲 (@rhapsodyinjune6) May 7, 2023
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
MCUの本筋と離れた形で見せるガーディアンズ最終章は、トリロジーの締め括りとしてこれ以上ない出来。
ロケットの過去を下敷きに描かれる仲間の絆に泣かされると共に、笑えるシーンも満載!
選曲の幅が広がったサントラも、相変わらずセンス良い。 pic.twitter.com/vflRcCFzrn— Hidezou (@hidezou777) May 6, 2023
『#ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』の感想です😊
ガーディアンズらしいストーリーにそれぞれの見せ場を加えつつ、笑いと涙を誘う演出で味付けした極上の逸品でした✨
「完璧じゃなくていい、ありのままで良いんだよ」と背中を押してくれるガン監督に感謝です😌#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/M4LkoR8ShR— ゆっけ (@yukke_subcul) May 7, 2023
映画 #ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3 鑑賞
友人を救うためにあらゆる手を尽くす面々。
圧倒的な敵の登場に残酷な過去、絶体絶命な危機とまさに息つく暇もない展開が、秀逸な選曲と抜群の間の笑いで包み込まれ、とにかくお腹いっぱい。
親子、恋人、友人、仲間。離れていても通じる愛。 pic.twitter.com/b5D9GlzY9l— グルミット (@GenyRedWell) May 7, 2023
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
ロケットの沈黙の過去を軸に“ありのまま”を生々しくも、背中を押す様に穏かに肯定し、各々キャラクターの心の拠り所を丁寧に示すJ・ガン監督の手腕に脱帽する。そしてこれほどにスペシャルサンクスに感銘する映画はない。さらば愛しき僕らの家族達よ pic.twitter.com/RT6H9qOUcN
— 映画好きの自転車@映画垢 (@T82665344) May 7, 2023
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のまとめ
思えば、MCUシリーズの数多くある作品の中でも本シリーズは非常に重要な立ち位置にあった。一つの終着点となった『アベンジャーズ/エンドゲーム』までの一連の流れにおけるラスボス、サノスと最も密接な関係にあったのが本シリーズなのだ。サノスの愛娘であり、彼がソウル・ストーンを入手するために必要不可欠であったガモーラという存在。また、彼に冷遇されながらも彼の野望のために尽力したネビュラも本シリーズのキャラクターだ。多くの犠牲のもと、サノスは敗北を喫して消失した。それを思うと、本シリーズの幕引きはこれまでのMCUシリーズが終結し、新たなステージに突入することを案に差し示しているのかもしれない。勿論、彼らの活躍をまだまだ見続けていたい気持ちはあることだろう。しかし、どんなことにも必ず終わりは訪れる。是非スクリーンで、その終わりを見届けよう。
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