この記事では、映画『ジムノペディに乱れる』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ジムノペディに乱れる』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0027768
製作年 | 2016年 |
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上映時間 | 82分 |
ジャンル | ロマンポルノ |
監督 | 行定勲 |
キャスト | 板尾創路 芦那すみれ 岡村いずみ 田山由起 |
製作国 | 日本 |
映画『ジムノペディに乱れる』の登場人物(キャスト)
- 古谷慎二(板尾創路)
- 低予算映画でやとわれ仕事をしている映画監督。かつては海外の映画祭で受賞するなど才能を認められていたが、客の不入りが続き落ちぶれている。
- 結花(芦那すみれ)
- 古谷が講師を務めている映画学校の生徒。実家が金持ちで、豪華な一軒家に住んでいる。
- 安里(岡村いずみ)
- 古谷が監督を請け負った低予算映画の主演女優。ベッドシーンで相手役に不満があると言い出し、映画を降板してしまう。
- 倫子(田嶋真弓)
- 古谷の別れた元妻。映画の撮影所で美術スタッフとして働きながら、古谷との子供を女手ひとつで育てている。
映画『ジムノペディに乱れる』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ジムノペディに乱れる』のあらすじ【起】
映画監督の古谷慎二は、かつては海外の映画祭で受賞するなどその才能を認められていたが、手がけた映画は客の不入りが続き、今は低予算映画でやとわれ監督をする状態に落ちぶれていた。
そして古谷は、知人のプロデューサー・早川の紹介で久し振りに監督を務めることになる。しかし主演女優の愛里が、ベッドシーンで相手役に不満があると言い出し、古谷はそんな愛里に業を煮やして、強引な説得を試みる。
結局撮影はそのまま中断し、その後古谷は愛里が映画を降りたという連絡を受ける。主演女優が降板したことで、映画の企画自体がボツになってしまうが、その一方で古谷は、出会った女性たちとの愛欲に溺れていく。
古い付き合いである映画スタッフの女性とベッドを共にした次の日、映画学校で講師を務めた時の生徒・結花に駅前で声をかけられた古谷は、誘われるままに結花の家へと向かう。
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映画『ジムノペディに乱れる』のあらすじ【承】
まだ若い結花は意外にも一軒家で1人暮らしをしていて、結花の実家が金持ちであることを知った古谷は、結花を抱いた後に、金を借りようと考える。そこに結花の恋人が突然やって来て、一軒家を逃げ出した古谷は、そのついでに結花の貯金箱を盗み出していく。
貯金箱を叩き壊して小銭をポケットに入れる古谷に、1人の青年が声をかけてくる。その青年は、以前古谷の映画に出演したことがあるという俳優だったが、古谷はその青年の名前が思い出せないまま、若手俳優が集まっているという飲み会に誘われて行く。
その飲み会には愛里も参加していて、愛里は古谷を誘った青年から、古谷が以前車の事故に遭い、今も片足を引きずる状態であることを聞く。そしてその事故で一緒に乗っていた古谷の妻が亡くなったのだが、どうやら無理心中らしいというウワサがあると知る。
古谷のことが気になり出した愛里は、飲み会を後にする古谷の後をついていき、誰もいない廃墟のような工事現場跡に差しかかったところで、古谷は愛里を抱く。
映画『ジムノペディに乱れる』のあらすじ【転】
次の日古谷は愛里と共に、自分の作品が上映される映画のイベントに向かう。古谷はゲストとしてまばらな入りの客に挨拶するが、客の中には結花とその恋人も来ていて、恋人は他の客たちの前で、古谷が結花と寝たことを追求し始める。
自分を抱いた古谷が他の女と寝ていたと知り、愛里はステージにあがって古谷にビンタをかます。そこに結花や恋人もあがってきて混乱状態になる中、古谷はイベント会場から逃げ出していく。
その後病院からの電話で「入院費が溜まっている」と告げられた古谷は、映画の撮影所に向かう。そこには美術スタッフをしている元妻の倫子がいて、古谷は滞納している入院費を借りれないかと倫子に頼み込む。
古谷との子供を1人で育てている倫子は、本来なら古谷から養育費をもらいたい立場だったが、「ちょっと待ってて」と古谷に告げると、自分に気がある男性映画スタッフの元へ向かう。
映画『ジムノペディに乱れる』の結末・ラスト(ネタバレ)
倫子は控室で男性スタッフに抱かれることで金を入手し、その金を古谷に渡す。古谷は次の日病院で入院費を支払うと、ある病室に向かう。その病室には、意識不明のままベッドに横たわる古谷の妻・雪子の姿があった。
そこに若い女性看護士が入って来て、「なぜ私を抱いたんですか」と古谷を問い詰める。すると古谷は、その場で強引に看護士を抱き始める。嫉妬深かった雪子の前で看護士を抱くことで、雪子が意識を取り戻すきっかけになるかもと考えたのだ。
騒ぎを聞いてベテラン看護士や医師が駆け付ける中、古谷は意識不明だったはずの雪子の手が動いているのに気付く。古谷はその手をぎゅっと握りしめて、涙を流す。
家に帰った古谷は、玄関前で待っていた結花を家に入れる。結花が部屋にあったピアノを弾き始めると、古谷はその姿が、雪子が自分の好きな曲「ジムノペディ」を弾いているように錯覚する。そこで結花が突然、「奥さんの姿を見た」と言い出す。
その頃病院では、雪子の容態が急変し、危篤状態に陥っていた。何かを察した古谷は、叫び声を上げながら病院へと走り始めるのだった。
映画『ジムノペディに乱れる』の感想・評価・レビュー
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映画『ジムノペディに乱れる』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ジムノペディに乱れる』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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