この記事では、映画『ロンドン、人生はじめます』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ロンドン、人生はじめます』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0042605
| 製作年 | 2017年 |
|---|---|
| 上映時間 | 102分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ 恋愛 |
| 監督 | ジョエル・ホプキンス |
| キャスト | ダイアン・キートン ブレンダン・グリーソン レスリー・マンヴィル ジェイソン・ワトキンス |
| 製作国 | イギリス |
映画『ロンドン、人生はじめます』の登場人物（キャスト）
- エミリー（ダイアン・キートン）
- 高級マンションに住む未亡人。金銭管理が苦手で、借金に悩まされている。
- ドナルド（ブレンダン・グリーソン）
- 手作りの小さな小屋に住む男性。マンション建設計画のために、立ち退きを要求されている。
映画『ロンドン、人生はじめます』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ロンドン、人生はじめます』のあらすじ【起】
金銭管理が苦手なエミリーは、亡き夫が遺した借金に頭を悩ませていた。
物を売って金を作ろうと思い付き、屋根裏部屋に置いてある夫の遺品を物色していたエミリーは、その中から双眼鏡を発見する。試しに双眼鏡で窓からの景色を眺めてみると、湖で水浴びをする男性・ドナルドが見えた。ドナルドは水浴びを終えると、小さな小屋に帰っていった。
夜、エミリーは再び双眼鏡を覗き込んだ。すると、小屋の前で何者かに襲われるドナルドの姿が見えた。エミリーは警察に通報し、ドナルドを救った。
翌日、夫の墓参りにやって来たエミリーは、墓地でドナルドに遭遇する。エミリーはドナルドに、双眼鏡で昨晩の事件を見ていたと明かし、怪我は無いかと尋ねた。警察に通報してくれたのがエミリーだと知ったドナルドは、エミリーに深く感謝し、礼を述べた。
帰宅後、双眼鏡で小屋を観察していたエミリーは、そこに張り紙があることに気付く。張り紙には「明日の七時にここで夕食を」という、エミリー宛てのメッセージが書かれていた。
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映画『ロンドン、人生はじめます』のあらすじ【承】
翌日、エミリーは約束の時間に小屋を訪ねた。ドナルドの手によって建てられた小屋は、小さいながらも温かみがあった。エミリーとドナルドは共に夕食を楽しみ、仲を深めた。
エミリーはドナルドから、ブレヴォン社から立ち退きを要求されていると明かされる。ブレヴォン社はマンション建設計画を進めており、そのためにドナルドの小屋を取り壊す必要があるのだという。エミリーは裁判で戦うようドナルドに助言する。
エミリーはドナルドを連れ、弁護士に会いに行った。二人から事情を聞いた弁護士は、十二年以上土地を占有していれば、その土地の時効取得が認められると説明する。
エミリーとドナルドが弁護士との打ち合わせから帰ると、小屋が酷く荒らされていた。エミリーは「片付けは明日にしましょう」と提案し、ドナルドを家に招いた。
その夜、エミリーとドナルドは屋根裏部屋のベッドで結ばれた。
翌日、エミリーとドナルドは小屋を修復した。エミリーはドナルドに「今夜はご馳走を作るから、後でマンションに来て」と伝え、合鍵を渡した。
映画『ロンドン、人生はじめます』のあらすじ【転】
帰宅したエミリーを、マンションの住人たちが出迎えた。住人たちはエミリーに「誕生日おめでとう」と声を掛け、この日のためにサプライズパーティーを計画していたと明かした。エミリーは住人たちの親切心を無下にできず、パーティーに参加することにした。
パーティーの最中、住人の一人が「屋根裏部屋に男が侵入するのを見た」と言いだした。その男はきっとドナルドだろうと察したエミリーは、住人たちに事情を説明しようとするが、屋根裏部屋へと急ぐ住人たちの耳には届かなかった。
エミリーが住人たちに続いて屋根裏部屋に入ると、そこにはやはりドナルドがいた。ドナルドは住人たちに不審者扱いされ、責め立てられていた。しかし、エミリーは住人たちにドナルドとの関係を打ち明けることができず、黙り込んでしまう。そんなエミリーに失望したドナルドは、何も言わずに屋根裏部屋を出ていった。
エミリーは屋根裏部屋を飛び出し、小屋に帰っていくドナルドを引き止めた。エミリーの必死の謝罪の末、二人は仲直りをする。
映画『ロンドン、人生はじめます』の結末・ラスト（ネタバレ）
ドナルドはエミリーと共に、ドナルドの立ち退きを巡る裁判に出頭した。
ドナルドは「あの小屋は十七年前に建てた」と説明し、土地の時効取得を主張した。エミリーとドナルドが証人として連れてきた男性・ファイフも、「十七年前にドナルドの小屋作りを手伝った」とドナルドの主張を後押しする。さらに、ファイフは「小屋作りの最中に怪我をして、病院に行った」と話し、その際の領収書を見せた。それが証拠となり、ドナルドは裁判に勝利した。
エミリーは借金返済のため、マンションを売り払うことを決意する。ドナルドとの結婚を考えていたエミリーは、二人で一緒に住む家を探そうとドナルドに持ち掛けるが、小屋を離れたくないドナルドはその誘いを断った。
その後、エミリーはドナルドと別れ、郊外の小さな家で暮らし始めた。
ある日、エミリーの家の近くにある湖に、一隻の船がやって来る。エミリーが様子を見に行くと、船からドナルドが下りてきた。ドナルドはエミリーに、土地と船を交換してもらったと話し、「君と離れたくない」と告げた。二人は再び結ばれ、共に暮らし始めるのだった。
映画『ロンドン、人生はじめます』の感想・評価・レビュー
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映画『ロンドン、人生はじめます』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ロンドン、人生はじめます』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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