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映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0063839

製作年 2018年
上映時間 138分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 ビー・ガン
キャスト タン・ウェイ
ホアン・ジュエ
シルヴィア・チャン
チェン・ヨンゾン
製作国 中国
フランス

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の登場人物(キャスト)

ワン・チーウェン / カイチン(タン・ウェイ)
有名な女優の名前「ワン・チーウェン」を名乗るが、本名は不明な謎の美女。ヤクザのヅオの愛人だったが、ルオと恋仲になる。ルオが辿り着いたダンマイのパーラーでは、彼女と瓜二つの女性カイチンがいた。
ルオ・ホンウ(ホアン・ジエ)
父の死を機に12年ぶりに故郷の凱里に戻って来た。幼い頃に母親が家を出て行ったり、幼馴染の白猫がヤクザのヅオに殺されたりといい思い出はない。12年前に愛し合った女ワンと母の面影を重ね合わせ記憶を辿るうちに、夢とも現実とも取れない世界に迷い込んでいく。
白猫の母 / 赤毛の女(シルヴィア・チャン)
ルオの幼馴染である白猫の母親。美容院を営んでいる。久しぶりに訪ねて来たルオと昔の思い出話をする。
ヅオ・ホンユエン(チェン・ヨンゾン)
ワンを愛人として囲っているヤクザ。カラオケが趣味。かつて失態を犯した白猫を殺害する。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のあらすじ【起】

父親の死をきっかけに、12年ぶりに故郷の凱里に戻って来たルオ・ホンウ。ルオの母親は彼が幼い頃に家を出て行った。またルオには「白猫」という幼馴染がいた。彼は嘘つきで、借金があるどうしようもない男だった。ヅオというヤクザの男に売るためのリンゴの運搬を頼まれていた白猫だったが、仲間だったルオがそれをすっかり忘れてリンゴを腐らせてしまった。そのことで白猫はヅオに殺されてしまった。

ルオは父親がいつも酒を飲んでいたという廃墟を訪れ、止まった時計を見つける。そして、時計の裏側から一枚の写真を発見した。写真に映る人物は、顔の部分がタバコで焼かれていて誰だか分からない。写真の裏側には、タイ・チャオメイという名前と電話番号だけが記されていた。

12年前、ルオはヅオの愛人だった女に列車の中で出会い、白猫を殺したヅオの居場所を問い詰める。母親の名前が付いた小鳳レストランで食事をした後、軽トラに乗ってしつこく彼女の後を尾けるルオ。ルオが彼女に名前を尋ねると、女は「ワン・チーウェン」だと答えた。ワン・チーウェンは、有名な女優の名前で明らかに偽名だった。

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映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のあらすじ【承】

その後、ルオとワンは逢瀬を重ね深い仲になった。そして、ワンはルオとの子どもを妊娠したと打ち明けるが、すでに堕胎していた。やがてヅオに関係がバレて、二人は外国に逃亡しようとする。しかし、ルオはヅオに捕らえられてしまいリンチにあう。その後、ルオは解放されたが、ワンにそそのかされ映画館でヅオを射殺した。

ルオは、「ポケベル」と呼ばれる情報屋から、写真の裏に書かれていた電話番号は女性刑務所だと教えてもらう。そこにタイ・チャオメイという女が服役していると聞いたルオは、彼女の元へ赴いて面会する。チャオメイによると、写真の人物は15歳の頃一緒に悪さをした仲間でワンという名前だと言う。ある時、二人で金を盗みに入った家からワンが「緑色の本」を持ち出した。ワンはその本を「最愛の人に渡したい」と言っていたらしい。ルオはチャオメイからその本を受け取った。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のあらすじ【転】

チャオメイから聞いた旁海のホテルでワンを探すルオ。ホテルの経営者の男は、かつてホテルに泊まっていたワンが急に部屋から出て来なくなったと言う。結局金が払えなくなったことが分かり、彼女と結婚してホテルに置いてやっていたと話した。しかし、結局離婚することになり、ワンは今ダンマイのパーラーで歌を歌っていると聞き出す。彼女はいつも同じ曲を歌っていて作り話の名人だが、妊娠できない体であることは確かだと言う。

ルオは次に床屋を経営している白猫の母親の元を訪れる。ルオの母親は、昔養蜂家の男と駆け落ちしていなくなったこと、ヅオや白猫とのことを話しながら記憶を手繰り寄せた。

ダンマイのパーラーに到着したルオ。しかし店の前にいた女から、開店まで時間があるので映画館で時間をつぶしてくるように言われる。 ルオは仕方なく場末の映画館に入る。席に着いたルオは、観客達が3Dメガネをかけたので自分も徐にメガネをかけた。

ここから現実と夢が交わり、ルオの記憶を巡るミステリアスな旅が始まる。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の結末・ラスト(ネタバレ)

暗く長い洞窟を抜けたルオは、古い日めくりカレンダーがかかった部屋に辿り着く。そこには白猫の面影を感じる一人の少年がいた。彼はルオに卓球勝負を挑み、ルオが勝利して目的の場所に連れて行ってもらうことになる。バイクに乗ってやって来た高台にはゴンドラがあり、ルオはそれに乗って歌謡ショーが行われているステージに降りて行く。

近くにある遊戯場には、ワンに瓜二つなカイチェンという女店主がいた。閉店になって帰ろうとするカイチェンだったが、鍵がないことに気づき二人は店に閉じ込められた。するとルオは、少年にもらった「回せば空を飛べる卓球ラケット」を取り出し、空を飛んで再び歌謡ショーの会場に降りることができた。

会場にいた赤毛の女の後を追ったルオは、養蜂家の家に辿り着く。赤毛の女はルオの母のように見えた。女からルオは「大切なもの」と言われて時計をもらう。その後、ルオはステージの楽屋にいるカイチェンに再び会いに行く。ルオは女がくれた時計をカイチェンに差し出すと、彼女はお返しにとルオの前で線香花火に火を付けた。

カイチェンはルオを近くの廃屋に連れて行った。そこは母の思い出が残る部屋のようだった。そこでルオが呪文を唱えると、部屋が回転し始める。二人が長いキスを交わす中、楽屋では線香花火が消えることなく光り続けていた。

映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』の感想・評価・レビュー

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映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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