この記事では、映画『フラッド』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『フラッド』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019052
製作年 | 1998年 |
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上映時間 | 96分 |
ジャンル | アクション |
監督 | ミカエル・サロモン |
キャスト | クリスチャン・スレイター モーガン・フリーマン ミニー・ドライヴァー ランディ・クエイド |
製作国 | アメリカ |
映画『フラッド』の登場人物(キャスト)
- トム(クリスチャン・スレイター)
- 現金を輸送中の警備員。2か月前に警備員になったばかりの若者。相棒の老人チャーリーと現金輸送車で現金を運んでいたところ、洪水で身動きが取れなくなった。カレンと出会い、彼女に惹かれていく。
- ジム(モーガン・フリーマン)
- ハンティングバーグに住む強盗。落ち着いた雰囲気の初老の男性。洪水になった町で現金輸送車を襲う計画を立て、ケニー、レイ、メラーと共に実行に移す。金が欲しいだけの強盗で、けが人や死人を出すことは望まない。
- カレン(ミニー・ドライヴァー)
- ハンティングバーグに住む若い女性。洪水で避難命令が出ているが、教会をそのままにして逃げることができず残っていた。迷い込んできたトムを泥棒だと勘違いする。しっかり者で困っている人を放っておけない性格。
- マイク(ランディ・クエイド)
- 最近保安官選挙に落ち、退任時期が迫っている保安官。長年保安官を務めてきたが、住民からは陰口を叩かれている。洪水の晩、住民を全員避難させようとムキになっている。
- ケニー(マイケル・グールジャン)
- ジムの仲間の若者男性。父とジムが友達だったことで、ジムから面倒を見てもらっている。考えが足らず、軽率な言動が目立つ。
- ドリーン(ベティ・ホワイト)
- ハンティングバーグに住む老人でヘンリーの妻。過去の洪水で泥棒に入られた経験があり、家に罠を仕掛けてから避難しようと考えている。攻撃的な言動が目立ち、保安官にも反抗的な人。
- ヘンリー(リチャード・ダイサート)
- ハンティングバーグに住む老人でドリーンの夫。優しい老人で、ほとんどドリーンの言いなりである。洪水の際すぐに避難しなかったため、災難に巻き込まれていく。
- ウェイン(マーク・ロルストン)
- 保安官の部下の男性。保安官と常に行動を共にしている。皮肉屋で何を考えているか分からない。町が大洪水に遭った日が、たまたま誕生日だった。
- フィル(ピーター・マーニック)
- 保安官の部下の若造。気弱そうな青年だが、優しく正義感も強い。町が水害に遭い、保安官と一緒に住民を避難させている。以前からカレンに思いを寄せている。
- ハンク(ウェイン・デュヴァル)
- 洪水の晩、ハンティングバーグのダムをたった1人での管理しているやや肥満体型の男性。保安官と親しく、射撃の腕前を買われている。
映画『フラッド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『フラッド』のあらすじ【起】
小さな町ハンティングバーグでは、大雨のせいで洪水が起きていた。保安官のマイクは、住民に避難するよう誘導している。だが中には老夫婦のドリーンやヘンリー、教会が心配なカレンなど速やかに避難しない住民もいた。
一方警備員の青年トムは相棒のチャーリーと、現金300万ドルを輸送中だった。だが洪水のせいで道路が見えず、現金輸送車が水路に嵌ってしまう。すると向こうからジムやケニーら4人組がやってきた。彼らを不審に思ったトムは拳銃を抜く。するとケニーが早まって発砲し、チャーリーを撃った。4人組は強盗だったが、人を傷つけず現金を盗むつもりだった。リーダーのジムは、ケニーを責める。撃たれたチャーリーは死亡し、残されたトムは現金を守るため持ち逃げした。
トムは膝ぐらいまである水をかき分けながら、現金入りの袋を引きずって歩いた。そして墓地に現金を隠し、学校の校舎へ逃げ込む。4人組はボート店でボートや水上バイクを盗み、学校にいるトムを追い回した。
トムは彼らから水上バイクを奪い逃走し、陸に上がると教会へ入る。教会にいたカレンはトムを泥棒だと思い、十字架で殴った。
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映画『フラッド』のあらすじ【承】
殴られて気絶したトムは、警察の檻の中で目を覚ます。そこには保安官と部下のウェインやフィル、通報したカレンがいた。トムは自分が現金を輸送していた警備員だと保安官らに説明し、相棒が射殺されたことも話す。トムが「現金をポートマンという男の墓に隠した」と話すと、保安官は真偽を確認するため墓地に行くと言った。
保安官とウェインがボートで墓場へ行き、フィルはカレンを避難所へ送ることになった。檻には再び鍵が掛けられ、トムは出られないままである。教会のことが心配だったカレンは、フィルをボートから突き落とし教会へ戻った。
ダムの水位が増し管理人のハンクは慌てる。大量の水が町に流れトムの所も水浸しになったが、檻に閉じ込められたままである。トムはなるだけ高い所に登り、水面から顔を出した。いよいよ息ができなくなった瞬間、カレンが天井からトムを救出する。
町中が水浸しになっていた。トムとカレンはケニーに見つかり、老夫婦の家に逃げ込む。その後ケニーは感電死した。ドリーンは不法侵入したトムたちを責め、ヘンリーはそんな妻をなだめる。
映画『フラッド』のあらすじ【転】
トムはヘンリーからボートを借りて外へ出た。だがジムたちに捕まり、その後老夫婦も人質としてボートに乗せられた。トムは老夫婦の解放と引き換えに、金の在処をジムに教えることにする。老夫婦は手漕ぎボートで逃げた。
保安官はダム管理者のハンクに、銃を持って来いと命令した。ダムの決壊を心配するハンクだが、仕方なく保安官に従う。
トムはジムたちと墓地に行ってみるが、そこにあったはずの現金がない。なぜなら保安官があらかじめ回収し、ジムやトムを待ち受けていたからだ。そこには呼び出されたハンクやカレンの姿もあった。
保安官はジムたちを銃撃し、レイとメラーが死亡した。トムを守ろうとしたカレンは、保安官にボートから突き落とされる。カレンに惚れていたフィルは、彼女を助けた。保安官は部下やハンクに回収した現金を山分けしようと提案し、トムに向けて発砲した。フィルは「トムやカレンは強盗じゃない」と言い保安官を責める。だが保安官は目撃者であるトムたちを殺し、現金を持ち逃げするつもりだった。保安官の狂気じみた言動を見たトムとジムに、仲間意識が芽生える。
映画『フラッド』の結末・ラスト(ネタバレ)
ウェインはカレンをボートに乗せ、彼女の家へ連れていく。そしてどさくさに紛れ、カレンを強姦しようとした。カレンは手錠で階段の手すりに繋がれたが、隠し持っていたナイフでウィンを刺し殺す。
トムとジムは再び教会へ逃げ込んだ。ジムの話から、チャーリーもジムの仲間だったと分かる。保安官たちがボートで突入してきて、再び銃撃戦がはじまった。ハンクが味方のフィルを撃ち、トムは保安官にカレンの居場所を問い詰めた。その時警報が鳴り、遂にダムが限界だと分かる。撃たれたフィルが声を振り絞り、カレンの家をトムに教えた。
トムはカレンの家に行き、手すりに繋がれたままの彼女を見つける。ダムが決壊し、より一層水位が高くなった。トムは銃でカレンの手錠を外し、2人で屋根の上に逃げる。だがそこには保安官が待ち構えていた。
保安官はトムとカレンに銃を向け、容赦なく発砲する。ジムが2人を助けに来て、トムがカレンを守るため保安官を射殺した。州警察が来たのでトムはジムに「逃げなよ」と言う。ジムは微笑み、現金の袋を1つだけボートに積んで逃げた。トムとカレンは州警察から包囲され、仕方なく両手を上げた。
映画『フラッド』の感想・評価・レビュー
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映画『フラッド』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『フラッド』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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