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映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の概要:元傭兵のゴールは表向き肉屋を経営していたが、裏で誘拐された子供達の救出など、警察だけでは対処できない事件の解決に力を尽くしてきた。だがある日、ゴールが仕掛けた爆弾のせいで、幼い少女達が巻き込まれて犠牲になってしまう事件が起きる。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の作品情報

ハード・ソルジャー 炎の奪還

製作年:2012年
上映時間:115分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:アーニー・バーバラッシュ
キャスト:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ジョー・フラニガン、アンナ=ルイーズ・プロウマン、シャーロット・ボーマント etc

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映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の登場人物(キャスト)

サムソン・ゴール(ジャン=クロード・バン・ダム)
元傭兵。表向きは肉屋を経営しているが、裏で誘拐された子供の救出や、警察だけでは対処できない事件の解決に尽力を尽くしている。ある事件で幼い少女達が犠牲になってしまい、自責の念から裏稼業を辞める。その犠牲になった少女達の幻覚を見るようになる。
アンドリュー・フェイデン(ジョー・フラニガン)
元総合格闘技王者。復帰戦に出るために家族で訪れたモルドバ共和国で、14歳の娘のベッキーが誘拐されてしまう。
モニカ・フェイデン(アンナ=ルイーズ・プロウマン)
アンドリューの妻。父が軍人で訓練されていたため、銃を撃つことができる。
セルウィン(クリストファー・ヴァン・ヴァレンバーグ)
モルドバ共和国のアメリカ大使館で働いている。ゴールの息子。裏稼業を辞めて幻覚を見るようになった父を心配し、娘を探していたアンドリュー達に“ゴール”の存在を教える。
クビトコ(スティーブ・ニコルソン)
モルドバ共和国の刑事。裏でゴールに情報を流し協力していたが、ある事件で幼い少女達が犠牲になったのをきっかけに袂を別つ。
ステル(ルイス・デンプシー)
表向き国家保安次官として働いているが、その実情は秘密警察のナンバー2。“アル・カビリ”というアラブの王族と、武器の売買を行っている。
ブラッド(ウリエル・エミール・ポラック)
ステルの部下。人身売買を取り仕切っている。手下のアマリアを使い、ベッキーを誘拐する。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のあらすじ【起】

傭兵のサムソン・ゴールは、少年(ビクター)の救出を依頼され娼館を訪れた。しかし、敵に素性がばれてしまう。ゴールは銃で撃たれそうになるが、用意していた劇薬を掛けて反撃し、ナイフを拾って敵を倒していった。そして、用意していた爆弾を爆発させて見張りの敵を混乱させると、ビクターと共にバイクに乗って逃走した。

翌日、ゴールは協力関係にあったクビトコ刑事から呼び出しを受ける。昨日ゴールが爆弾を爆発させたせいで、娼館の床下に隠されていた少女達が、煙を吸って亡くなってしまったのだ。ゴールは少女達の遺体を前に、言葉を失くした。

総合格闘家のアンドリューは妻のモニカと娘のベッキーを連れ、復帰戦に出るためにモルドバ共和国を訪れた。アンドリュー達は気づいていなかったが、1人の美しい女性が空港に降り立ったベッキーを盗撮していた。その女性はアマリアと言い、ベッキー達の隣の部屋に泊まっていた。そして、何食わぬ顔でベランダに出てきたベッキーに声を掛け、交流を深めた。同じ国で、ゴールは肉屋を経営していた。あの日から6か月経っていたが、未だに亡くなった少女達のことが忘れられず、幻覚を見るようになっていた。ゴールは酒を飲んで気を紛らわした。

ベッキーが行方不明になった。アンドリュー夫妻は記者会見を行い、1万ドルの懸賞金を用意して情報を求めた。そして、大使館の勧めでゴールに協力を求めに行くが、拒まれてしまう。アンドリュー夫妻は心痛な気持ちで店を出た。ゴールが店を出ると、セルウィンが待っていた。アンドリュー夫妻が言っていた大使館員とは、ゴールの息子のセルウィンのことだった。セルウィンは父が苦しんでいることを知っており、事件を通して過去の痛手を乗り越えて欲しかったのだ。しかし、ゴールはセルウィンの気持ちを拒み、家へと帰って行った。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のあらすじ【承】

アンドリューはベッキーの情報を求め、街を彷徨い歩いた。すると、1人の路上に座っていた女性から、“ゴールデン・ガールズ・クラブ”で見たと教えられる。アンドリューはクラブに入りバーテンダーや客達にベッキーのことを尋ねるが、知らないと言われる。“ゴールデン・ガールズ・クラブ”はベッキーと同じ髪色の金髪の女性しか働いておらず、女性が見間違えたのだ。アンドリューは肩を落として帰ろうとするが、客達から娘をクラブで働かせるなんて最低の親だと誤解を受け野次られたため、思わず殴り掛かってしまう。警備の男から反撃されボコボコに殴られていると、ゴールが現れ救出される。

ゴールは協力することをアンドリューに約束した。気が変わったのは、かつて救出した子供達を思い出し、それが正しいことだと思い直したからだった。しかし、捜索は1人でやると、アンドリューの協力を拒んだ。誘拐犯に見つからないように情報を集める必要があったからだった。

警察が新たな手掛かりを見つけるが、すでにベッキーが行方不明になってから2日も経っていた。モニカは捜査の遅い警察に怒り心頭だった。身代金の要求もなく、人身売買組織に攫われた可能性が高いと、ネット上では意見が溢れていた。クビトコはアンドリュー達がゴールを雇ったことを知り、任せるのは危険だと忠告した。そして、ゴールが最後に行った仕事で、4人の少女を死なせていることを教えた。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』のあらすじ【転】

ゴールは人身売買を行っている組織のボスであるボグダノフの家に侵入するが、ベッキーについての情報は得られなかった。そのため、殺されたくなければ24時間以内に部下を使ってベッキーを探し出すよう、ボグダノフに脅しをかけた。ボグダノフが頷くのを見た後、ゴールは家を出るが、盗聴器をつけるのを忘れなかった。ボグダノフはゴールが出て行った後、男(ブラッド)に電話をしていた。ゴールは電話をした相手(ブラッド)と、ブラッドが呟いた“アル・カビリ”について、セルウィンに調査を依頼した。

ブラッドは計画を変更することをアマリアに伝えるが、アマリアは大金が手に入るのに止めるのは嫌だと言って納得しなかった。ブラッドはそんなアマリアの態度に腹を立て、射殺した。近くの部屋にはベッキーがいた。ブラッドが薬品を持って入ってきたのを見て、ベッキーは悲鳴を上げた。その後、セルウィンからの情報を得たゴールがブラッドの携帯を追跡すると、警官達が現場を調べていた。ベッキーに似た金髪の女性の遺体があったのだが、顔が判別できないように薬品で溶かされていた。DNA検査をすると、ベッキーの物と一致した。ゴールはモニカから顔を叩かれ、非難される。

ゴールはベッキーを死なせたことにショックを受け、酒を浴びるように飲んだ。するとそこに、ボグダノフが手下を連れて現れる。ゴールは罰を受けるために、手下からの攻撃を甘んじて受けていたが、現場を思い返し、遺体がベッキーのものではないことに気づく。すると、そこにセルウィンが銃を持って現れ、助けられる。ゴールはセルウィンにバイクの運転を頼み、アンドリュー夫妻に会いに行った。そこで、写真では右手首にしていたブレスレットを、遺体の少女は左手首にしていた事実を教えた。アメリカ人の誘拐は捜査の手が厳しいため、ベッキーの身代わりに他の少女を殺し、捜査をかく乱したのだ。その後、ゴールとアンドリュー夫妻はDNA検査をした医師を誘拐して脅し、“ステル”に頼まれて嘘を吐いたことを白状させた。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゴールは“ステル”についての情報をアンドリュー夫妻に教えた。ステルは表向き国家保安次官として働いていたが、その実情は秘密警察のナンバー2という男だった。ステルは自分の身を守るため、ゴール達を殺しにくるはずだった。ゴールはアンドリュー夫妻を隠れ家に匿い、クビトコに協力を求めに行った。

ベッキーは古びた建物の一室に監禁されていた。部屋の中で不安な気持ちで過ごしていると、世話役の女性がドアの鍵をかけ忘れて出て行ったことに気づく。部屋の外を覗くと、偶然見張り役の男性もいなかった。ベッキーはその隙に自分の携帯を探すと父親に連絡を取り、パソコンから位置を調べてくれと頼んだ。アンドリューはベッキーの居場所を特定するが、通話が切れてしまう。見張り役の男性に見つかってしまったのだ。

セルウィンは“アル・カビリ”についての情報を父に教えた。“アル・カビリ”はアラブの王族で、スータン軍の武器調達や密輸を手伝うスポンサーだった。ステルはそのアル・カビリと武器の売買を行っていた。今回ベッキーを誘拐したのは、アル・カビリへのサービスの一環だった。2人が話しているとアンドリューから電話があり、ベッキーが使われなくなった刑務所にいることが分かったと告げられる。しかも、アンドリュー夫妻はベッキーを助けに向かっていた。ゴールは2人を止めようとするが、電波が悪く電話が切れてしまう。

モニカが見張りの男の気を逸らした隙にアンドリューが倒し、刑務所内に侵入した。だが、他の護衛の男達に見つかってしまう。撃たれそうになるが、そこにゴールが現れ救出される。ゴール達は途中で出会ったターニャに道案内を任せ、ベッキーの救出に向かった。敵を倒しながら進んでいたが、ブラッドがターニャとベッキーの交換を申し出てきた。モニカ達の気持ちは揺れ動くが、ターニャの妹がベッキーのために殺されたことを知り、何も言えなくなってしまう。ゴールはターニャも含めてベッキーを救うため、ある作戦を思いついた。それは、ブラッドが見ている監視カメラの映像を機械でループさせ、その隙に狙撃手をゴールが倒すというものだった。作戦は上手くいき、両親の元にベッキーが戻った。やって来た敵に囲まれ撃たれそうになるが、そこに警察が現れ救出される。ターニャはブラッドの元に連れて行かれ撃たれそうになるが、渡されていた銃で反撃し、ブラッドを射殺した。ゴールは戻って来たターニャを抱きしめた。警察に通報してくれたのはセルウィンだった。ゴールは息子と、部下を引き連れて駆けつけてくれたクビトコに感謝した。

ゴールとセルウィンに見送られ、アンドリュー一家は帰って行った。その後、教会の懺悔室にやって来たステルを、ゴールが射殺した。

映画『ハード・ソルジャー 炎の奪還』の感想・評価・レビュー

肉屋をしながら、裏で誘拐された子供達の救出に力を尽くしているサムソン。正義感が強く、優しい男なのだろうと思う。だからこそ、物語の始めで起きた事件が切なかった。自分の仕掛けた爆薬によって子供達が犠牲になってしまうなんて、悔やんでも悔やみきれないだろう。過去を悔い傷ついている主人公だからこそ、人間味があって非常に魅力的なキャラクターだった。
子供を誘拐された両親の姿が丁寧に描かれていたのが良かった。両親の姿があることによって、緊迫感が増したストーリーになっていた。(女性 30代)

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