この記事では、映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の作品情報
出典:https://doga.hikakujoho.com/library/00017827.html
製作年 | 2001年 |
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上映時間 | 91分 |
ジャンル | ドラマ ミュージカル |
監督 | ジョン・キャメロン・ミッチェル |
キャスト | ジョン・キャメロン・ミッチェル マイケル・ピット ミリアム・ショア スティーヴン・トラスク |
製作国 | アメリカ |
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の登場人物(キャスト)
- ヘドウィグ(ジョン・キャメロン・ミッチェル)
- 男性から性転換をしたロック・シンガー。優しいが、怒りやすい性格で、周囲の人々と度々トラブルになることもある。
- イツハク(ミリアム・ショア)
- ヘドウィグの現在のパートナー。自身もアーティストであるが、現在のバンドの状態やヘドウィグとの関係に煮え切らない感情を抱えている。
- トミー(マイケル・ピット)
- ヘドウィグのかつてのパートナー。ヘドウィグとは幼いころからの知り合いであり、昔は一緒に活動をしていたが、現在は裁判中である。
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のあらすじ【起】
ヘドウィグは、男性から性転換したロック・シンガーで、かつての夫イツハクやバンドメンバー、マネージャーと共に全米ツアーをしている。演奏客受けが悪く、資金は尽きそうで窮地にあった。隣でライヴをしている人気ロック・ミュージシャン、トミー・ノーシスはかつての恋人であり、ヘドウィグの曲を盗作したことで裁判が進行中であった。マネージャーはトミーと仲良くする場面を隠し撮りし、裁判を有利に進める作戦を提案するが、ヘドウィグは認められなかった。
ヘドウィグは旧東ドイツでの子供時代を思い出す。少年ハンセルとして育ち、アメリカのロックに影響を受けたが、父の性的悪戯により母に追い出され、厳しい母と二人で暮らす。現在に戻り、ヘドウィグはプラトンの哲学を基にした歌“愛の起源”を歌う。
少年ハンセルは東ドイツで大学を中退し、アメリカ人ルーサー軍曹と出会う。その後に性転換の手術を受けて新たにヘドウィグと名乗る。しかしながら、手術は失敗ししてしまい、ヘドウィグの股間には1インチの肉の塊が残された。
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映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のあらすじ【承】
愛するルーサーと結婚したヘドウィグだが、ルーサーはすぐにヘドウィグのもとを去ってしまう。大学を中退したヘドウィグはそのまま母と一緒に暮らし、爆撃跡で全裸の日向ぼっこをする日々を過ごす。
現在に戻り、ヘドウィグはスーパーのレジ打ちの女王となり、カツラやメイクを施すようになったことを歌に乗せて観客たちに伝えていた。ヘドウィグはマネージャーと共にトミーのライヴ会場に行くが、SPに追い出されてしまう。現状に苛立ちを感じるヘドウィグは、ブラジャーを乾燥機にかけたメンバーにとうとう怒りを爆発させる。
その後、数少ないファンの前でトミーとの出会いについて語る。当時ヘドウィグは子守りの仕事をしていて、その家で出会ったもう一人の息子がトミーであった。ヘドウィグが韓国人の妻たちをメンバーにしてライヴをしていた時、トミーがこっそり見に来ていた。トミーの純粋さに感動したヘドウィグは、曲作りやギターなどロックに関する全てをトミーに教え、トミーと共にライヴをしていくとみるみるうちにファンが増えていった。
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のあらすじ【転】
ある日、父に怒られたヘドウィグ。そこへ泣きついてきたトミーとヘドウィグはキスをするのだが、トミーはヘドウィグの股間にある1インチに気づき逃げ出してしまう。ヘドウィグの心にも大きな傷を残す。
現在、ヘドウィグたちのライヴ資金は底をついており、現在の夫のイツハクは、バンドの活動の状況やヘドウィグとの煮え切らない関係に不満を抱いた。そこでイツハクは、ヘドウィグには黙って一人でミュージカル『レント』のオーディションを受ける。イツハクのオーディションの結果は見事に合格。イツハクは、ミュージカルのエンジェル役に合格する。
イツハクがオーディションに合格したことを受けて、ヘドウィグに別れを告げる。イツハクの態度や行動に怒ったヘドウィグはイツハクのパスポートを破り捨ててしまう。驚いたイツハクは、マネージャーと共にヘドウィグのもとから出て行くのであった。
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の結末・ラスト(ネタバレ)
時間が経ち、ヘドウィグは路上で体を売る生活をしていた。
ある日、ヘドウィグのもとにトミーが現れる。トミーは、作成した曲の製作者として、ヘドウィグの名前も加えたことを報告する。問題が解決し、2人は仲直りしようとする。ところが運転中に2人がキスしようとして事故を起こし、逮捕されてしまう。2人の関係は再び悪化するのであった。この騒動でヘドウィグは知名度をグングン上げ、全米で面白い人物100人に選ばれる。このことがきっかけで多くの観客がヘドウィグのライヴに来るようになる。人気を取り戻し、イツハクやマネージャーもヘドウィグのところへ戻ってくる。
ある日、ライヴ会場でトミーに出会う。2人は遠く離れたところから見つめ合う。ヘドウィグはトミーと同じトレードマークの十字架を額に描き、パンツ一枚でライヴを始める。カツラをイツハクに渡し、イツハクは涙ながらに幸せそうな表情を浮かべる。ライヴが終わり、ヘドウィグは全裸で街路地を歩き、最後に“愛の起源”が流れ、幕が閉じる。
映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の感想・評価・レビュー
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映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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