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映画『幸せは、ここにある』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『幸せは、ここにある』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『幸せは、ここにある』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0063696

製作年 2021年
上映時間 116分
ジャンル ドラマ
監督 ビリー・クリスタル
キャスト ビリー・クリスタル
ティファニー・ハディッシュ
ペン・バッジリー
ローラ・ベナンティ
製作国 アメリカ

映画『幸せは、ここにある』の登場人物(キャスト)

チャーリー(ビリー・クリスタル)
ベテランのコメディ作家。業界で一目置かれる存在。妻を亡くし、子供とは離れて暮らす。
エマ(ティファニー・ハディッシュ)
マイナーバンドの歌手。元彼がチャーリーのファン。明るく誠実な性格。
レックス(ペン・バッジリー)
チャーリーの息子。設計士。時々父とテニスをする。
フランシーン(ローラ・ベナンティ)
チャーリーの娘。父とは距離を置いている。
キャリー(ルイーザ・クラウゼ)
亡くなったチャーリーの妻。絵を描くのが好きだった。
リンジー(オードリー・シェー)
フランシーンの娘。チャーリーの孫。まもなくユダヤ教の成人式を迎える。

映画『幸せは、ここにある』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『幸せは、ここにある』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『幸せは、ここにある』のあらすじ【起】

コメディ作家のチャーリーは、テレビ局へ規則正しく出勤している。ドアが開くと警官の幻を見た。誰もいないスタジオに行き、会議を忘れたことに気づく。

その日はランチ権を競り落としたファンと食事をすることになっていた。そこに現れたエマは、代理で来たのでチャーリーのことを知らなかった。しかし、機転が効いて、ユーモアのあるエマのトークはチャーリーを楽しませる。

食事を始めると、シーフードにあたったエマの顔がみるみる腫れていく。緊急搬送された病院の治療費をチャーリーは支払った。エマは必ず返すと約束した。

ある日、チャーリーは息子のレックスとテニスを楽しんだ。そこで孫娘・リンジーのバット・ミツバ(ユダヤ教の成人式)の話題になった。母のフランシーンが返事を待っていると聞くと、チャーリーは幼いフランシーンが泣き叫ぶ幻を見る。レックスが去ると、チャーリーはスタッフにロッカーの場所を忘れたと相談した。

チャーリーは医者を訪ねて、ロッカーのことを報告した。フラッシュバックも物忘れが多いのも認知症が引き起こすものだった。

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映画『幸せは、ここにある』のあらすじ【承】

ある朝、チャーリーは、エマの大声で目を覚ました。エマは律儀に治療費の返済に来たのだった。家族の写真に名前が書いてある理由をエマが聞くと、チャーリーは作品のためだとごまかす。また、絵が外された跡についても質問するが、失くしたと言う。

コメディ映画の試写会で、トークショーが開催された。脚本家として出演したチャーリーは、監督や女優の名前を忘れてしまう。エマは客席でその様子を見て不審に思う。

エマは自分が歌うショーにチャーリーを誘った。その帰り道で立ち止まり「話相手が必要なら言って欲しい」と告げる。名前を忘れたチャーリーに本当のことを話すように頼んだ。

チャーリーは真実を語った。息子の名前さえ分からなくなったことも。そして、亡くなった妻・キャリーのことを忘れる前に書いておきたいと願いを話した。エマはそれを助けることにした。

チャーリーが悩んでいると、エマから「馴れ初めは?」とメッセージが入って、キャリーとの出会いを思い出す。キャリーの美しい表情や絵を描く姿をイメージするうちに、チャーリーの手は、ぐんぐんと物語を書き始めた。

映画『幸せは、ここにある』のあらすじ【転】

チャーリーは物語が進んだことをエマに報告した。すっかりエマに心を許したチャーリーは、リンジーのバット・ミツバに一緒に行こうとエマを誘った。

バット・ミツバの日が来た。娘・フランシーンは日頃から、チャーリーと距離を置いて接していたが、エマの存在が気に入らないようだった。フランシーンの感じが悪い理由を聞くと、妻の死のことで子供たちに恨まれているとチャーリーは答えた。
テレビ局に出勤したチャーリーにエマから失くした絵を見つけたと電話が入った。チャーリーは絵を見たくないと怒り出す。

その後、チャーリーはタレントが気に入らず、生放送中のスタジオに乱入して番組を乗っ取ってしまう。テレビを見ていたエマは異変を感じて、テレビ局へ急いで駆けつけチャーリーを連れ帰った。

医師に相談すると病気のため1年後には全て忘れてしまうだろうと診断される。エマは自分が世話をすると宣言する。反対するチャーリーだったが、エマはそばにいることを約束する。チャーリーは心から感謝して「愛している」と告白した。

映画『幸せは、ここにある』の結末・ラスト(ネタバレ)

隠していた絵についてチャーリーは由来を語り始めた。湖のそばに建てた家をキャリーが描いたものだった。妻も子供たちもその家で過ごしたがったが、チャーリーは劇場で上映される自分の作品に夢中で、家族を顧みなかった。キャリーは怒って湖に向かい、途中で事故に遭って即死した。妻を怒らせたことを、チャーリーはずっと引きずって生きてきた。

エマが買い物に出かけている間に、リンジーが駆け込んできた。祖母が死んだ理由を教えて欲しいと言う。エマが帰ると二人の姿は消えていた。フランシーンとレックスが探しに来て、エマはチャーリーが認知症であることを話す。三人は急いでチャーリーたちを追いかけた。

リンジーから着信があり、チャーリーが突然山の中に走り出したと言う。チャーリーは湖の家にいた。病気を隠していた理由を子供たちに聞かれ、無視されるのが怖かったと告白した。親子は仲直りすることができた。

3ヶ月後、チャーリーは家族やエマと湖の家でくつろいでいた。夕日を眺めながら、チャーリーとエマはそっと手を繋いだ。キャリーの幻も太陽と共に消えた。

映画『幸せは、ここにある』の感想・評価・レビュー

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映画『幸せは、ここにある』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『幸せは、ここにある』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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