この記事では、映画『サンドラの小さな家』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『サンドラの小さな家』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0061073
製作年 | 2020年 |
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上映時間 | 97分 |
ジャンル | ドラマ |
監督 | フィリダ・ロイド |
キャスト | クレア・ダン ハリエット・ウォルター コンリース・ヒル イアン・ロイド・アンダーソン |
製作国 | アイルランド イギリス |
映画『サンドラの小さな家』の登場人物(キャスト)
- サンドラ(クレア・ダン)
- 夫の家庭内暴力に苦しみつつも、2人の娘たちを守るために奔走する強い母親。
- ペギー(ハリエット・ウォルター)
- サンドラをハウスキーパーとして雇っている。かつては軍医だった。気難しそうに見えて、情が深い。
- エイド(コンリース・ヒル)
- ダウン症の息子と、妻と暮らす建設業者。平凡な中年男性。
映画『サンドラの小さな家』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『サンドラの小さな家』のあらすじ【起】
サンドラは夫のガリーから、日常的に家庭内暴力を受けている。
サンドラの幼い2人の娘・エマとモリーは、両親の実情を把握できなくとも、サンドラが危機的状況に陥り、「家の外に助けを求めなさい」という暗号「ブラック・ウィドウ」を発したときには、サンドラの言う通りに行動した。
娘たちの協力を得てガリーのいる家から、娘たちと一緒に逃げ出したサンドラだったが、ホテルに仮住まいをしながら公営住宅が充てられる順番を待つ状態で、先が見えずに不安はつのるばかり。
公営住宅が充てられる見通しは見えておらず、サンドラは、2人の娘の、学校への送迎をしながら、複数の仕事を掛け持ちして日々をやり過ごす。
サンドラが掛け持ちをしている仕事のなかに、ペギーのハウスキーパーがあった。元軍医のペギーは、サンドラの真面目な仕事ぶりと、誠実な人柄に注目していた。
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映画『サンドラの小さな家』のあらすじ【承】
サンドラの同僚であるエイミーは、サンドラが心を許せる相手で、サンドラの子供たちの面倒も見てくれた。娘たちを通して交流を深めたローザを含め、サンドラの支えとなる仲間は増えて行ったが、ガリーが毎週末、娘と面会、その送迎をしなければいけないサンドラは精神的に追い詰められた。
2人の娘も、ガリーとの面会をこころよしとはしておらず、それを感じるサンドラは、自分がガリーから受けていた暴力の記憶と相まって辛い気持ちに陥り、精神薬を手放せなくなってしまった。
住処が定まらず、その日暮らしをしていたサンドラと娘たちだったが、サンドラはエマとの会話から、自分の家を建てるというアイディアを得る。
自分の家を、自分の力で建てるために必要な費用は35000ポンド。サンドラにとっては大金だったが、娘たちと安心して暮らせる環境を創り出せるのであれば、なりふり構わずその環境を手に入れるために動く、そこに迷いはなかった。
映画『サンドラの小さな家』のあらすじ【転】
「娘たちと一緒に、安心して暮らせる家を建てる」という決意は固いものの、そのための資金の工面に、サンドラは頭を悩ませていた。役所はサンドラの境遇を理解しようともせず、門前払いする。
しかしある日、ペギーがサンドラにある提案をする。「お金は貸すし、家を建てる土地として、裏の空き地を提供するから、家造りをやってみないか?」
同時期に、サンドラがホームセンターで出会ったエイドは建設業者で、サンドラの計画に協力してくれるという。
その他にもサンドラに寄り添う仲間が次々と集まり、サンドラは皆の協力を得て、家を建てる工程を踏み始めた。
一方で、ガリーが裁判を起こし、娘たちの親権をサンドラから奪い取ろうとする。ガリーはサンドラの、公的資金援助を求める姿勢を批判し、サンドラの不注意でエマが怪我をした過去を露呈した。
サンドラは、ガリーの家庭内暴力の事実を訴え、ペギーの支えも得て、最終的には親権を奪われずに済んだ。
サンドラの家は完成間近。サンドラは、家造りに協力してくれた仲間たちを招待してパーティーを開く。
映画『サンドラの小さな家』の結末・ラスト(ネタバレ)
パーティーは盛り上がり、サンドラは美しいアイルランドの歌を歌って、メハル(アイルランドの昔の言葉で『助け合い』を意味する)の精神を共有する仲間に感謝の気持ちを伝えた。
そこへエマがやってきて、サンドラに「ブラック・ウィドウ」という危機を示す暗号を伝えた。
サンドラが慌てて外に飛び出すと、完成間近の家が燃えている。サンドラはすぐにガリーの仕業だと気付きながら、自分の夢が、叶う直前に灰になっていく景色に絶望し、正気を保つことも難しい状態になる。
サンドラがショックで寝込んでいるところに、ガリーの母親が訪れる。彼女はサンドラに、ガリーが、サンドラの建てかけの家に放火した罪で逮捕されたことを告げた後、「ガリーが壊せたのは自分自身だけ。ガリーはサンドラを壊せない。安心して、自由になって」と、サンドラに語りかける。
ベッドから起き上がったサンドラが、表に出ると、2人の娘たちは、灰と化した家から、楽しそうに釘を探していた。娘たちの笑顔に励まされ、サンドラは「もういちどやり直せばいいんだ」と心を立て直した。
映画『サンドラの小さな家』の感想・評価・レビュー
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映画『サンドラの小さな家』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『サンドラの小さな家』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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